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GS進学教室

<号外>大学入試の達成度テストは今の小6生から

  • 投稿者: gs_staff
  • 2014年6月24日 4:18 PM
  • 未分類

大学入試の新しい制度について、中央教育審議会の答申がまとまりました。このあと文科大臣に答申して委員会で審議という流れになるようですが、導入時期等、柱となるところはこれで確定となるようです。
大学入試でセンター試験の代わりとなる「達成度テスト(発展編)」は、平成33年(2021年)入学者からの適用となります。今の小6生からです。早ければ今の中2から変更という話も出ていましたので、予定よりは遅くなったということです。特に学校現場等での反対意見が多いため、慎重に審議を進めようということだと思います。内容については、高2から年に2回実施すること、点数を細かく出さないでABC…等の達成度で評価すること、知識偏重の傾向を改めること等が触れられていますが、その詳細についてはまだ判明していません。

ということは、今の中1生までは、現在のセンター試験が継続して行われるということです。ちょっとホッとした保護者の方もいると思いますが、今の中1生は大学入試の時に絶対に浪人できない戦いが待っているかもしれません。浪人したら翌年は大学入試の体制・傾向がまったく変わってしまう可能性があるのです。(それを踏まえて、私立付属高校志向が一時的に高まることも考えられます)

私立大学の推薦入試や専門学校進学の際に参考とされると言われている「達成度テスト(基礎編)」については、この発展編よりは何年か早く導入を検討しているとのことです。これも詳細はまだ明らかになっていません。
今年の秋くらいから本格的な審議に入り、来年にはある程度具体的な方向性が示されるようです。
とにかく、今の小6生からは、大学入試が大きく変わるのだということを知っておいてください。

都立進学重点校「受験者12名全員合格」の秘密<その9>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2014年6月23日 11:56 AM
  • 未分類

<秘密その7>「合格したいという思いが強く、苦しい時にも諦めなかった」
1年間振り返ってみると、決して順風満帆な戦いではありませんでした。中3の夏前までは、成績的に(内申も偏差値も)合格ラインにほど遠い生徒が多く、部活を一生懸命にやっていた生徒も多かったため(GSはなぜかハードな運動部の生徒が多いのです…)なかなか苦しい戦いが続いていました。やはり、夏期講習が1つのターニングポイントとなったと思います。3年分の内容を(入試レベルで)ほぼすべてやり切りましたし、過去問演習を積み重ねる中で、テストでの点数の取り方もだいぶ身についてきました。かなりハードな戦いだったと思いますが、生徒たちは本当によく頑張りました。毎日授業が7時間くらいあるのですが、当然宿題や復習もかなりの量こなさなくてはなりません。朝の開校時から夜の閉校時まで11時間くらい校舎に入りびたっていた生徒たちがたくさんいました。(もちろんお弁当は2食持ち…) ただ長い時間勉強すればいいというわけではありません。毎日確認テストがあって、その学習の「成果」を追及されてしまうわけです。体力的にはもちろん、精神的にもきつかったと思います。しかし、途中で誰1人挫折することなく、最後までやり通しました。そのおかげで、前述した通り、夏の終わりには過去問でもある程度結果が出てきた生徒が多かったのです。

せっかく夏で頑張ってほとんどの生徒が成績が上がってきたのですが、秋以降また大きな壁にぶつかります。学校行事(何で修学旅行が秋にあるのよ!)や中間テスト・期末テストに追われ、陸上部やブラバンの生徒も多く(冬まで活動があるんです)、夏ほど勉強量が確保できなくなり(これはある意味当然なのですが…)成績が急降下したり… 日曜特訓も含めて、授業の中でも進学重点校の過去問を解く機会が増えてくるのですが、それこそ壊滅的な点数を叩き出してしまったり… 
冬期講習会を挟んで、実戦的な訓練の時期になっても一進一退を繰り返します。進学重点校の過去問バトルでは、だいたい半分~2/3くらいの生徒しか合格点に届きません。毎回、クラスで1/3以上の生徒は不合格の事実を突きつけられていたわけです。結局、最後まで1度も合格ラインを越えられずに、入試本番を迎えてしまった生徒も何名かいました…

なぜあの苦しい中で頑張り切れたのでしょうか? 私は2つあると考えています。
1つは、やはり志望校への思いが強かったことです。前述した通り、夏の前の時点で明確な志望校を持たせられたことが大きかったと思います。そこがあやふやな状態だったら、生徒たちはあそこまで頑張り切れなかったはずです。苦しい時に、「絶対に〇〇高校に合格する!」という思いを持って踏ん張っていました。夏の終わり頃から、過去問バトルを行って模擬合格発表を行うと、毎回必ず何名かの生徒が涙を流していました。「合格して嬉しい」という涙もありましたが、ほとんどが「落ちて悔しい」という涙でした。(このことだけ見ても、生徒たちがどれだけ本気で戦っていたかがお分かりいただけると思います) 悔し涙を流しながら、「次は絶対に合格点を取る!」とか、「絶対に〇〇高校に行きたい!」と叫んでいる生徒もいました。こちらで、「もう無理だと思うなら諦めたら?」というような煽りを入れたこともありましたが、これも志望校への思いが強いということが分かっていたからこそできたことでした。
いずれにしても、「進学重点校に合格したい」という思いの強さが、彼ら12名を支えていたことは間違いないと思います。

もう1つは、苦しい時に、「このまま頑張っていけば絶対に成績が上がる、入試問題でも点数を取れるようになる」ということを、生徒たちが確信を持てて勉強に取り組めていたことです。夏の終わりにある程度結果が残せたことが大きかったと思うのですが、そこで「あれだけやったからこれだけ結果が残せた」という感覚を、ほとんどの生徒が実感としてリアルに持てたのだと思います。それ故に、秋以降成績が停滞している時も、また今後それだけのことをやり切れば点数が取れるようになると信じて立ち向かえたのです。
もちろん、取り組んでいる学習内容が的確であるという大前提が必要になります。そこは生徒本人というよりも、はっきり言って塾の力量です。(最近は、大手塾でもここがズレてしまっているところが多いのです…) 生徒たちの中に、その部分の安心感があったことも大きいのかもしれません。「自分たちがやっていることに間違いはない」と思えていたということです。
そう言えば、何人かの保護者の方から聞いた話を思い出しました。「本人が、GSに通っているんだから大丈夫だよね?合格できるよね?って言うんです」と… ありがたい話ではありますが、「違うでしょ!」と突っ込んだことは言うまでもありません。

期末テスト対策

  • 投稿者: gs_staff
  • 2014年6月22日 1:53 PM
  • 未分類

本日は日曜日。「期末テスト対策デー」です。雨がかなり激しく降っていますが、すでに多くの生徒たちが集まってきています。
最近は2期制の中学校も多いため、期末テストの時期もバラバラです。一番早い中学校は先週末に終わってしまいました。一番遅い中学校は7月に入ってからです。
生徒たちには、中学校のものとは別に、もう少しレベルが高い教科書準拠ワークを持たせています。ほとんどの生徒は日常的にコツコツと取り組んでいますが、定期テストの前にまとめてやろうと考えている生徒もいるので、まずはそれをきちんとやり切らせることが一番重要です。
あとは、分からないことを抱えている時に、それを少しでも早く解消してドンドン量をこなしていくことが大切です。そういう意味では、塾に来ていればその場で質問ができるので、勉強を進めやすい環境が整っています。もちろん、すべての科目の講師が勢揃いしています。ちなみに、私の担当は理科と体育!(笑)です。
期末テストはありませんが、小学生もたくさん勉強しに来ています。都立中の作文の添削も頑張ります。

都立進学重点校「受験者12名全員合格」の秘密<その8>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2014年6月21日 11:54 AM
  • 未分類

<秘密その6>「最後に内申が上がった生徒が多かった」
進学重点校の入試では、本番の点数と内申点の比重はすべて7:3に設定されています。1000点満点のうち、当日点が700点(500✕1.4)、内申点が300点(5✕5+5✕4✕1.3)ということです。たたし、内申点の比重3割という言い方は私は理論上おかしいと考えています。なぜかと言うと、オール1でも60点はもらえるので、実質は60点~300点の240点分しか差がつきません。それも含めて考えれば、本番の点数の方が重要であることは間違いありません。
しかし、そうは言っても、内申点(通信簿)の1点分が本番のテストで5~6点にあたります。漢字3問、計算1問分です。特に学力的にぎりぎりの戦いをしている生徒は、内申点は1点でもいいにこしたことはありません。

今年のGSの受験生(卒業生)たちは、決して内申点が良い生徒ばかりではありませんでした。進学重点校に合格した12名の生徒の、中3の1学期時点での内申点(9科素点)の平均は39でした。45・44は1人もいません。43も1人だけ。42~39あたりが多かったのですが、36(オール4)ない生徒が3人も含まれていました。普通に考えたら、進学重点校を受験する集団じゃないですよね… 特に実技科目で5を取れている生徒が少なかったのです。
中3の夏の時点である程度得点力が見えてきた段階で、2学期に少し内申点を挙げに行こうという作戦会議を生徒ごとに開きました。生徒面談を行い、志望校合格のために、今何点のものを何点にする(上げる)という目標設定を行い、そのためにどの科目を上げられるのか、どの科目は現状維持をしっかりするのかという点をしっかり確認しました。もちろん、そのために必要なことを確認したことは言うまでもありません。(定期テストのこと、提出物、授業態度、先生との関係… 特に八王子地域は、定期テストの点数以外の要素がとても大きいように感じています)
結果、2学期の最終内申が確定した時はちょっと驚きました。12人の平均が41まで上がったのです。(平均で2点以上!) 45はいませんでしたが、44が2人、43が2人、42が3人… 「何だよ、できるならもっと早く頑張っとけよ!」と突っ込んだことは言うまでもありません。
今になって振り返ってみると、最後にほとんどの生徒が内申点が数点上がったこともとても大きかったと思います。ただしそのために、当初は受験する予定をしていなかった推薦入試を急きょ受けることにした生徒が何名か出たりして、慌ただしい年末・年始となりました。(内申素点43や44だと、推薦入試を受けないという選択肢はありません。結果その中で1名しか受かりませんでしたが、第一志望校に受験に行って場馴れできたことは、一般入試に向けても大きかったと思います)

都立進学重点校「受験者12名全員合格」の秘密<その7>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2014年6月19日 1:50 PM
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<秘密その5>「5教科トータルでの点数を常に意識させられた」
これは前回書いた過去問の仕掛けが早かったこととも絡んでくる話なのですが、5科目トータルで戦いなのだということを早い時期に意識させられたことが大きかったと思います。毎月の模試や過去問バトルにおいて、5科目で合格ラインまであと何点足りないということを毎回見つめさせていました。普通はどうしても、苦手科目(点数を取れない科目)の点数を上げることばかりに頭が行ってしまうのです。中3の秋頃まではそのつもりで進んで行けばいいでしょう。しかし、冬期講習会頃になると、現実的にはなかなかそれが難しくなってくるケースが出てくるのです。そんな時は、5科目トータルであと何点ということを常に意識させてきました。「時間対効果」という視点での勉強の組み立ても徹底していました。時間をかけたら、かけた分だけ点数につながる科目に時間をかけろということです。

具体的に例を挙げましょう。数学がとても苦手で、志望校の過去問を何度やってもなかなか結果が出ない生徒がいました。冬頃になっても、進学重点校の問題をやると、ひどい時はそれこそ10点とか20点とかの点数を取ってしまうこともあるわけです。そんな時は、もちろん数学をどうしていくかという話もするわけですが、時と場合によっては、「数学はこれでいい。その代わり、得意の英語と国語であと5点ずつ、理科と社会であと10点ずつ上積みしよう。そうすれば5科目で合格ラインは超えられる」というような話をすることもあります。ある生徒には、入試直前期に数学の過去問で大はずしした時に、「数学は気にしなくていい。5科目トータルで受かればいいんだ」とまで言い切りました。入試に向かう時に、「数学が…」というようなマイナス思考を抱えて行っても、何もいいことがないと考えたからです。結果、その生徒は入試本番、数学で今まで取ったことがないような点数(半分以上!)を取って帰って来て、我々を驚かせてくれました。

常に、3教科・5教科トータルで合格ラインを見つめさせて勉強させることが大変重要だということです。ただし、それは生徒本人がなかなか判断できることではありません。入試直前期になっても、苦手科目ばかりに時間をかけてしまったり、そのことが精神的なストレスになって勉強が手につかなくなってしまったりするようなケースが出てきたりします。その部分を、塾講師の側が、トータルでコーディネートしてあげないといけないのです。
塾の力量はここでも測れると思います。素人講師集団は、自分の科目ばかり勉強させようとしてしまうので、すぐ分かります。

都立進学重点校「受験者12名全員合格」の秘密<その6>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2014年6月18日 10:32 AM
  • 未分類

<秘密その4>「過去問の仕掛けが早かった」
都立進学重点校は、英・数・国の3教科について、自校作成(グループ作成)問題を使用しています。相変わらず問題はかなり難度が高く、生半可な勉強ではほとんど太刀打ちできません。あのレベルの学習を本格的にやり始めてから点数を取れるようになるまでには、(かなり優秀な生徒でも)相当時間を要します。
GSが他塾に圧倒的にアドバンテージを持っている点の1つが、入試問題(過去問)への取り組みが早いことだと思います。逆に言うと、最近は大手塾ですらここの仕掛けがとても遅いところが増えていて、この点についてのみ見ても負ける訳がないと考えてしまいます。

中1・中2のうちから先取りカリキュラムになっていて、中3の夏前には中3のすべての単元が終了します。昨年は比較的早めにカリキュラムを消化していたこともあり、昨年のこの時期には、国語はもちろん、数学も授業中に過去問を解き始めていました。もちろん、単元学習を終えたからと言って、過去問で点数を取れるわけがなく、この時期は志望校より1~2ランク下のレベルの問題でもメロメロになっていました。初めて第一志望校の問題をやった時は、それこそ1桁とか10数点とかいう点数を取っていた生徒もいました。(最終的に合格した生徒でも…)
それでも、この時期から過去問を解き始めていたことにより、最終的なゴールのレベルのイメージを持てたことが大きかったのです。夏期講習で3年分の内容をすべてやり直すわけですが(もちろん入試問題レベルで)、あのレベルで点数を取るためにはこの時期にこれは仕上げておかないと…というような感覚が生徒たちの中にリアルに芽生えていたのだと思います。
「早い時期に過去問をやっても、全然点数を取れないから意味がない」というようなことを言っている生徒は、その時点で大きなハンディを背負ってしまっているわけです。

夏の終わりには、ある程度の「結果」を出すことを要求していました。自分の第一志望校より1ランク下の高校の過去問で点数を取り切ることを厳命していたのです。特定の科目だけではなく、3教科・5教科トータルでです。具体的に言うと、早慶やICU・明大明治等の私立最難関校志望者は中付・中杉の過去問で、都立進学重点校志望者は国分寺の過去問で合格点を取ることでした。授業中に同じ年度の問題を揃えて解いて、その年度の合格最低点を基に合格発表を行ってしまうという念の入れようです。
今改めて結果を見返してみたのですが、中大レベルではクラスの2/3の生徒が、国分寺ではクラスの半分の生徒が最終合格ラインを超えていました。国分寺では、不合格だった生徒のうちさらに半分の生徒は合格まであと1~2問圏内につけていました。理科の平均点は(比較的簡単な年だったのですが)すでに80点を超えていました。

夏の終わりにここまで到達できていたら、残り半年じっくり腰を据えた対策に入れるようになります。
この過去問に対する仕掛けの速さが、GSの生徒たちが勝利できた要因の大きな1つだと考えています。こんな重要な情報を公開していいのかな…?とお感じになっている方もいるかもしれません。ご心配なく、こういう組み立ては普通の塾では真似ができませんから… 真似しようとしても、具体的に行動に移せないと思います。
授業を数週間もつぶして定期テスト対策を行ったりしている塾が増えていますが、我々からすると、「どんどん合格から遠ざかること」をしているように見えてしまいます。特に進学重点校のレベルを目指す生徒にとっては、百害あって一利なしと断言してもいいでしょう。

都立進学重点校「受験者12名全員合格」の秘密<その5>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2014年6月17日 12:38 PM
  • 未分類

<秘密その3>「受験校の最終決定を慎重に行った」
前回書いたように、特に都立高校については高い目標を持たせて取り組ませていました。しかし、12月の最終三者面談の場では、まったく逆の話を進めなくてはならない場合が出てきます。可能性が0に近い高校の受験は基本的にはさせられません。私立高校であれば、それこそダメ元チャレンジ受験をさせてもいいケースがあると思います。日程的に受験機会が何日もあるからです。しかし都立高校の場合は、チャンスが1回しかありませんし、(経済的な部分も含めて)どうしても都立高校に進学したいと考えている生徒も多いため、無謀な受験はさせられないのです。私の中の感覚では、様々な要素を総合して考えた時に、合格率40%はないと受けさせられません。それでも5回受けて2回しか合格できないのです。

八王子地域で都立進学重点校を志望する場合、成績も含めて志望順位で言うと、だいたい西→国立→八王子東→立川という順番になります。(日比谷は地理的に通えないので…) 中2の頃や中3の夏前までは、西や国立を志望している生徒が多いのです。こちらで誘導する場合も、まずはその2つを視野に入れさせます。学校見学に行くと、だいたい気に入ってしまう場合が多いので楽ですね。八王子東は地理的な要因(駅から遠いこと等)と、大きな声では言えませんが制服の評判が…(笑) しかしその人気と比例して、入試のレベル(合格ライン)にもだいぶ差があるのです。国立と八王子東の間で差があって、さらに立川とは差があります。ここの選択を間違えると、入試本番でかなり厳しい戦いになってしまうわけです。
今年の受験生で言うと、ここの最終的な選択・決断が的確にピタッとはまったという言い方ができると思います。西や国立を志望していた生徒で、最後の最後で八王子東に変更させた生徒が何人かいます。今年最後まで迷ったのは、国立高校が募集人数を1クラス増やしたことでした。それにより合格ラインが下がることが予測されていたからです。(実際、結果としても少しラインは下がりました) しかし、もう1つ上の高校にチャレンジしていたら受かっていなかった生徒も多かったですし、入学した後の位置づけのことを考えても、ここの最終的な判断は正しかったのではないかと分析しています。
中3の秋くらいまでは1つでも上を目指して取り組ませますが、(特に都立高校は)最後の出願の段階では心を鬼にして対応しないとならないケースがあるのです。そういう意味では、塾講師として生徒の力や合格可能性を見極める力量はもちろん、生徒や保護者との信頼関係が築けていないと、本当の意味での進路指導は難しいと思います。最後に1ランク志望校を下げさせようとしても、生徒が納得しないでしょうから… 「〇〇先生にそう言われるなら仕方ない…」と言ってもらえるような関係を作っておかないとダメだということです。

ただしそれでも、模試での合格率40%程度、過去問では1度もボーダーを超えたことがないという生徒が何人もいたので、決して安心できた戦いでなかったことは前述した通りです。

都立進学重点校「受験者12名全員合格」の秘密<その4>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2014年6月16日 11:46 AM
  • 未分類

<秘密その2>「早い時期に高い目標を持たせられた」
GSでは、中2のうちに明確な志望校の目標を持たせています。
よくありがちなのが、「成績が悪いのでまだ志望校は決められません」とか、「成績が上がったら志望校を決めます」というようなことを生徒や保護者の方が言っているようなケースです。私の経験で言えば、そんなことを言っていて成績が上がった生徒はほとんどいません。いや、そんな意識だから成績が上がらないのです。
何だかんだ言っても、受験勉強は大変な戦いです。(真剣に成績を上げようとすれば、の話ですが…) 明確な目標がなければ、日々のきついところで頑張れるわけがないのです。GSでは、中2のうちに必ず高校を見に行くように指示をしています。学校説明会や、文化祭等の学校行事に行って、学校の雰囲気や、先輩たちの様子を目の当たりにして、それこそ学校に惚れてしまう生徒が出てきたりします。そうすれば、もうこっちのものです(笑)。

その時に重要なことは、塾の方で目標を高めに誘導する必要があるということです。
今年進学重点校に合格した12名のうち、半分くらいの生徒は中2の時にはそのレベルの高校の受験は考えていませんでした。日野台や町田という2番手校を志望校として挙げていた生徒が多かったのです。成績が今ひとつだったということもありましたが、トップ校を受けに行って合格を勝ち取ってくるというような自信は持てていなかったと思います。それを変えてあげるのが、塾講師の腕の見せどころなのです。ただ高い目標を持てということは誰でも言えます。大学受験やその後のことを考えさせて、進学重点校に合格できたらどんなにいいだろうということをイメージさせるところから始まります。その上で、これから1年間の道程を具体的に示して、「お前なら絶対にやれる!」ということを説得力を持って伝えきらなくてはなりません。今、何人かの生徒とバトルをした場面を思い出しました。志望校を1ランク上げるための生徒面談では、ほとんどの生徒は涙を流します。それほど葛藤があるのだと思います。言っちゃったらやらなきゃならなくなることを生徒たちも知っていますからです(笑)。ある生徒は、「私が無理だって言ってるのに、先生は何でやれるって言うの!?」と言っていました。「うるせぇ、俺がやれるって言ってんだからやれるんだよ!」と返したら納得してましたが…(笑) その生徒は結局進学重点校に合格しましたが、あの時に志望校を変更していなかったら、真剣に進学重点校を目指していなかったら、今はなかったわけです。

都立進学重点校「受験者12名全員合格」の秘密<その3>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2014年6月14日 7:36 AM
  • 未分類

では、なぜGSの生徒たちは12名全員が進学重点校の合格を勝ち取れたのでしょうか? 何回から渡って、その「秘密」を少しだけ暴露したいと思います。

<秘密その1> 「理社で勝った」
何度もお伝えしている通り、今年は理科・社会の問題がとても難しかったのです。2科目トータルの平均で言うと、今までで一番低くなるかもしれません。記述問題や計算問題の割合が多くなりましたし、問題文が長く題意をつかみにくい問題もあります。(理科については、出題ミスも含めてひどい問題だったことはすでにこのブログでも書きました…) 中学校では学習しない内容がいくつも出題されていたこともあり、上辺だけの勉強では歯が立たなくなってきています。法則や背景等の本質をきちんと理解していないと点数を取れない問題が増えてきているのです。そういう意味では、入試問題としては良い方向に向かっているのだと思います。(今後もこの難化路線は踏襲するようです) 以前のように、トップ校を受験する生徒の中では100点が続出し、90点をはずしたら相当まずいというような問題だと、ミスのあるなしで決まってしまい、本質的な力を測ることができませんでした。勉強のし甲斐もなかったのです。

GSの12名の生徒たちの(得点開示による)平均点は、理科が87点、社会が90点でした。社会は100点も何名かいます。これは、進学重点校を受験した生徒たちの中でも、かなり上の方に位置する成績です。進学重点校受験者の中で見ても、理科も社会も90点以上はそうは多くなかったのです。GSの生徒たちが「理社で勝った」ということは、間違いのない事実だと思います。逆に言えば、今年は理社で負けた生徒が周りには結構いたのではないかと感じています。
ひと言で言うと、1年間振り返っても、理社を後回しにしなかったということが言えます。ほぼ全員が都立第一志望だったということもあり、ほとんどの生徒が理社の授業も受講していました。難関クラスの生徒は、(私立高校に推薦で決まった生徒も含めて)最後まで全員が理社をやり切りました。国立大学を志望している生徒が多いため、大学入試のことを考えても理社をないがしろにしてはいけないという意識があったことも大きかったと思います。ある場面では、大学入試のことを考えて中学校の範囲を逸脱して授業を行いました。それが都立高校の本番に活きている部分があります。(理科で例を挙げると、「イオン化傾向」や、「コイルの内径」等…) 

夏期講習では、1学期までの総復習と共に、2学期以降の単元をすべて終了しました。9月の時点で「一問一答問題集」を全員に持たせて、家で時間があいている時にはひたすらやらせました。12月冬期講習会前までに一巡は完全に終了し、授業の中で確認テストも行いました。その後入試直前まで、一問一答にはよく取り組んでいたと思います。この一問一答レベルのことがきちんとできない生徒は、合格点を取ることはできません。
過去問については、直近5年分は過去問集を持たせて自分たちで取り組ませましたが、それ以前の15年分くらいは、授業の中ですべてやり切りました。時間を計って(30分!)でやって点数を出したことも多かったですし、単元別・レベル別に組み直してローラーをかけました。過去問については、進学重点校を受験する生徒は、夏の終わりの時点で85点、冬期講習以降は95点を目指させていました。1月以降は、88点を取ったりすると落ち込んでいた生徒が多かった記憶があります。今振り返ってみると、この部分の「クラス標準」がとても大きいように思います。早い時期から、理社は常に90点を取って当たり前という雰囲気がクラスの中に出来上がっていました。多少問題が難しい年でも… 
2月私立高校の入試が終わってからはもちろんですが、その前から、生徒たちの意識がかなり理社に行っていたように思います。もちろん、我々が誘導したことでもあるわけですが… 時間帯効果で、かけた時間がそのまま点数になるのは理社であるということと、自校作成問題がグループ作成になり難化するためにあまり差がつかず、3科の方ではあまり稼げないという読みもありました。
最後の2週間は、理社の授業時間を通常の3倍にして追い込みをかけました。特に社会で、その期間に授業でやったことが本番でかなり出題されています。このあたりの「運」もあったことは確かですが、とにかく生徒たちが理社を最後まで手を抜かずにしっかりと取り組んだことが、本番でのあの結果につながっていることは間違いありません。
(次回に続く…)

都立進学重点校「受験者12名全員合格」の秘密<その2>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2014年6月12日 6:03 AM
  • 未分類

「進学重点校12名全員合格」という結果はもちろんですが、それ以外の高校の結果も含めて、今年の中3受験生(卒業生)たちは本当によく頑張りました。ほとんどの生徒が第一志望校合格を果たしてくれました。決して手堅い入試に向かったわけではありません。その証拠に、在籍生徒の2/3が、都立進学重点校や早慶・ICU・明大明治等のいわゆる最難関校に進学します。

こういうことを書くと、皆さんの中には、「きっとみんな最初から相当優秀な生徒たちだったんたろう」とか、「内申が良い生徒が多かったのではないか」と思っている方も多いと思います。しかし、事実はそうではありません。確かに、相対的に優秀な生徒たちだったことはその通りだと思いますが、進学重点校の合格者12名について見てみても、内申点でオール5の生徒はいませんでしたし、素点44(4が1つだけ)という生徒も1人しかいませんでした。合格者の中には、オール4にすら届いていなかった生徒が3名も含まれています。偏差値的にも足りなかった生徒も少なくありません。模試でA判定・B判定を一度も取ったことがない生徒もいますし、過去問では5科トータルで合格ラインを一度も超えたことがないという生徒が半分近くいます。
正直我々も、戦前はこの「全員合格」は予期していませんでした。もちろん目の前の生徒たちは全員合格させるつもりで最後まで指導していましたし、本番に向けて期待もしていましたが、今だから言えることで言うと、「12名中10名受かれば…」というような感じでいました。それほど、内申点や普段の成績では合格ラインに届いていない生徒が少なくなかったということです。みんな、最後の最後まで諦めずに取り組んだことと、入試本番に強かったというのが嘘偽りのない真実です。
(次回に続く…)

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