- 2014年6月14日 7:36 AM
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では、なぜGSの生徒たちは12名全員が進学重点校の合格を勝ち取れたのでしょうか? 何回から渡って、その「秘密」を少しだけ暴露したいと思います。
<秘密その1> 「理社で勝った」
何度もお伝えしている通り、今年は理科・社会の問題がとても難しかったのです。2科目トータルの平均で言うと、今までで一番低くなるかもしれません。記述問題や計算問題の割合が多くなりましたし、問題文が長く題意をつかみにくい問題もあります。(理科については、出題ミスも含めてひどい問題だったことはすでにこのブログでも書きました…) 中学校では学習しない内容がいくつも出題されていたこともあり、上辺だけの勉強では歯が立たなくなってきています。法則や背景等の本質をきちんと理解していないと点数を取れない問題が増えてきているのです。そういう意味では、入試問題としては良い方向に向かっているのだと思います。(今後もこの難化路線は踏襲するようです) 以前のように、トップ校を受験する生徒の中では100点が続出し、90点をはずしたら相当まずいというような問題だと、ミスのあるなしで決まってしまい、本質的な力を測ることができませんでした。勉強のし甲斐もなかったのです。
GSの12名の生徒たちの(得点開示による)平均点は、理科が87点、社会が90点でした。社会は100点も何名かいます。これは、進学重点校を受験した生徒たちの中でも、かなり上の方に位置する成績です。進学重点校受験者の中で見ても、理科も社会も90点以上はそうは多くなかったのです。GSの生徒たちが「理社で勝った」ということは、間違いのない事実だと思います。逆に言えば、今年は理社で負けた生徒が周りには結構いたのではないかと感じています。
ひと言で言うと、1年間振り返っても、理社を後回しにしなかったということが言えます。ほぼ全員が都立第一志望だったということもあり、ほとんどの生徒が理社の授業も受講していました。難関クラスの生徒は、(私立高校に推薦で決まった生徒も含めて)最後まで全員が理社をやり切りました。国立大学を志望している生徒が多いため、大学入試のことを考えても理社をないがしろにしてはいけないという意識があったことも大きかったと思います。ある場面では、大学入試のことを考えて中学校の範囲を逸脱して授業を行いました。それが都立高校の本番に活きている部分があります。(理科で例を挙げると、「イオン化傾向」や、「コイルの内径」等…)
夏期講習では、1学期までの総復習と共に、2学期以降の単元をすべて終了しました。9月の時点で「一問一答問題集」を全員に持たせて、家で時間があいている時にはひたすらやらせました。12月冬期講習会前までに一巡は完全に終了し、授業の中で確認テストも行いました。その後入試直前まで、一問一答にはよく取り組んでいたと思います。この一問一答レベルのことがきちんとできない生徒は、合格点を取ることはできません。
過去問については、直近5年分は過去問集を持たせて自分たちで取り組ませましたが、それ以前の15年分くらいは、授業の中ですべてやり切りました。時間を計って(30分!)でやって点数を出したことも多かったですし、単元別・レベル別に組み直してローラーをかけました。過去問については、進学重点校を受験する生徒は、夏の終わりの時点で85点、冬期講習以降は95点を目指させていました。1月以降は、88点を取ったりすると落ち込んでいた生徒が多かった記憶があります。今振り返ってみると、この部分の「クラス標準」がとても大きいように思います。早い時期から、理社は常に90点を取って当たり前という雰囲気がクラスの中に出来上がっていました。多少問題が難しい年でも…
2月私立高校の入試が終わってからはもちろんですが、その前から、生徒たちの意識がかなり理社に行っていたように思います。もちろん、我々が誘導したことでもあるわけですが… 時間帯効果で、かけた時間がそのまま点数になるのは理社であるということと、自校作成問題がグループ作成になり難化するためにあまり差がつかず、3科の方ではあまり稼げないという読みもありました。
最後の2週間は、理社の授業時間を通常の3倍にして追い込みをかけました。特に社会で、その期間に授業でやったことが本番でかなり出題されています。このあたりの「運」もあったことは確かですが、とにかく生徒たちが理社を最後まで手を抜かずにしっかりと取り組んだことが、本番でのあの結果につながっていることは間違いありません。
(次回に続く…)
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- 都立進学重点校「受験者12名全員合格」の秘密<その3> - GS進学教室 より

