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2024年7月のアーカイブ
16タイプの性格診断<その2>
- 2024年7月31日 11:06 PM
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保護者の方からも反響が大きく、「私は〇〇〇〇でした!」と結果を送っていただいた方、後藤のタイプを知りたいとおっしゃる方、ご丁寧に講師たちのタイプ予想をしていただいた方もいました。やはりすでに診断をやっていた方が多い印象ですが、今回初めてやってみて、「これ当たってる! すごいですね~」と感動していた方もいました。
ちなみに、私のタイプは数週間の間に変遷しました(笑)。最初妻にやれと言われて慌てて取り組んだ時は、「INFJ-A 提唱者」でした。今回再度じっくり取り組んでみたら、「ISTJ-A 管理者」でした。特に、いい評価を得ようとして手心を加えたつもりはないのですが、その時の環境や感情によって、だいぶ左右されることも分かりました。両方に共通するのは、私はとにかく内向的だということです。保護者やママ友の皆様からは、とても意外だと言われるのですが、妻や友人等私をよく知る方からは、「そりゃ、そうだよね」と言われます。自分でもそう思うので、当たっているはずです。私の本質は「根暗で孤独を好み、人前で話をするなんてとんでもない」というタイプです(苦笑)。塾講師や講演の仕事をやっていなければ、今でもそういうおじさん(おじいちゃん?)だったと思います。職業や立場が、(見た目の)性格を変えるという好例だと思います。
私がちょっと気になっているのは、企業が採用活動に(参考として)利用しているケースが多いことです。私が耳にしている範囲で言えば、4つのアルファベットの後ろについているAかTの判定を重視している感じがします。企業の採用担当から1件、就活を終えた教え子から1件別ルートで聞いたので、信憑性は高いでしょう。あまり細かい分析をここでは書きませんが、Aの人の方が組織でうまくやって行けるタイプが多いと言われています。企業側としても、この診断を基に(参考にして)採用すれば、結果的に良い人材が採れると感じている可能性があります。であるならは、就活に臨む前に、この性格診断をその場でやらされることを想定して、企業が求めるタイプの判定が出るように(少なくとも最後がA判定となるように)練習をしておくべきでしょう。すべて正直に答えて、ありのままの性格診断を受け取るという本来の趣旨からは大きくはずれてしまいますが、背に腹は変えられません。
実際、この診断を戦略的に利用するための対策本やネット記事もだいぶ出回っています。「こう答えれば、こういう結果になる!」という裏技も… ここまで来ると、「何だかなぁ…」と思いますが、それほど社会に影響力を与えているツールになっているということは理解しておく必要があると思います。
16タイプの性格診断<その1>
- 2024年7月27日 11:28 PM
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読者の皆様は、16タイプの性格診断をご存知でしょうか? もうすでにやってみたという方も多いのでしょうか?
私はしばらく前に妻に聞いて初めて知ったのですが(というかその場でやらされた)、その後有名人がSNSで結果を公表しているのを目にしたり、リアルでも様々な場面で話題に出ることが多く、あー流行っているんだな…くらいの認識を持っていました。最近教え子たちから、就活の中で聞かれたりやらさせたりしたことがあると聞いたり、婚活のお見合いやデートの時にその話題が出てお互いの結果を交換したりすることがあるという話を聞いて、これはもうただ流行っているというレベルではなく、社会の中に取り込まれて来ているということを感じました。実際ある企業の人事担当は、採用選考の過程の中でこの性格診断を全員にやらせて、選考の参考資料にすると明言していました。婚活のお相手探しの際にも、相手の診断結果を交際をするかどうかの判断材料にしている人はいるかもしれません。もしかすると、そのうち「あなたのタイプは何?」というのが挨拶代わりになるのかもしれません。それほど、影響力が大きくなって来ているのを感じます。
このサイトは世界各国で使われているものですが、怖いくらい当たるという評判です。ものは試しで、ぜひ皆様にもやってみていただきたいと思います。93個の質問に応えなくではならないので、通常10分以上はかかります。お時間に余裕がある時に取り組んでみてください。
https://www.16personalities.com/ja
夏期講習会第1クール終了!
- 2024年7月25日 11:24 PM
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本日で夏期講習会の第1クールが終了しました。受験学年の生徒たちのほとんどが、朝から夜まで10時間以上校舎に籠って頑張っています。お弁当を2食(1つは軽食)持って来ている生徒もいます。1食は保護者の方が校舎にお届けに来ていただくご家庭もあります。皆様、ご協力本当にありがとうございます!
当然、宿題等家庭での学習もあるので、かなり長時間勉強しています。校舎にいる時はみんな集中して取り組んでいますが(一部眠そうな生徒はいます)、家に帰ってからはどうなのでしょう…
形に見える生徒という視点では、同じことをやっていても、クラスの中でだいぶ差がついて来ています。確認テストで各教科常に満点近く取る生徒と、毎日点数が今イチで「頑張ったんですけど…」と言い訳している生徒と… クラスによっては、早くも過去問バトル(同じ年度の問題をすべて解いて合格発表)が行われていますが、今まで苦労していたのに、初めて合格最低点をクリアした生徒もいます。一方で、まったく成果に繋がっていない生徒もいますが、よくよく答案を見てみると、夏期講習中に授業で出て来た問題とほぼ同じ内容の問題の出来具合や、問題を読んでいなかったりというケアレスミスの有無で大きな差がついていることに気付きます。そういうことなのだと思います。
私が今日一番生徒に伝えたのは、「点数が思うように取れなかった時に、悔しさを感じていない生徒は伸びないよ」ということです。照れ隠しもあるでしょうが、自分の受験・合格について、まだまだリアリティを感じられていない様子が見て取れたので、ちょっと厳しい話をしました。
講師たちも、朝から夜までハードワークですが、よく頑張ってくれています。昨日の夜は、スタッフ全員で「うな重」を食べてエネルギーチャージしました。八王子の老舗「志乃ざき」さんのお弁当です。実は大将が私の高校の同級生なんです。ここのうなぎはとても美味しいので、ぜひ。
私は朝から夕方まで結構授業が詰まっていますが、授業の合間に小学校の面談が3件、夜授業後に出かける用事が2件入っていたりして、なかなかハードな毎日でした。明日1日お休みなので、体調を整えて次の戦いに備えようと思います。
夏は体力勝負!
- 2024年7月22日 11:08 PM
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明日からいよいよ夏期講習会がスタートします。毎年のことですが、何か前日の夜はとてもわくわくします。私は(ここ数年)普段は担当する授業がとても少なくなっているのですが、講習中は人手が足りなくなることもあり、明日からも結構授業に入っています。特に受験学年の生徒たちの顔を思い浮かべて、あーしよう、こーしよう、どれだけ成績を上げられるか、過去問でいつ合格点を取らせられるか、とか考え出すと止まらなくなってしまいます。(病気だ…笑)
今日は明日からに備えて1日完全休校日だったのですが、無茶苦茶忙しく、大袈裟ではなく朝から夜まで1分足りとも休む暇なく走り続けた感じでした。その前提には、子どもたちの魔の夏休みが始まってしまい(苦笑)、(妻が1日ダンスで出かけているので)私が昼も夜も食事の用意をしなくてはならないということがあります。午前中は子どもたちの病院を2件梯子し(例の小学校からもらって来た赤紙の対応です)、その合間に校舎に寄って明日からの準備を少しして、昼食後はすぐに顧問をしている学校のコンサルに出かけました。明日からはほとんど動けなくなってしまうので、先週・今週で3件予定が入っていました。数時間先生方とのMTを行い、帰宅後夕食の準備をしている間に、サッカーの練習に出かけている次男を急きょ迎えに行く羽目になり(ゲリラ豪雨のせいです)、帰って来て食事を済ませ、帰宅した妻と合流してスーパーとドラックストアに買い物に行き…
明日から3日間しんどいのは、小学校の面談が(3人分)入っていることです。毎日授業の空きコマの時間帯に入れてもらったのですが、授業が終わったらすぐに出かけて(学校まではちょっと早歩きで15分)、15分の面談を終えたら急いで帰って来てすぐに次の授業に駆け込むという強行軍です。これだけ暑いと移動もしんどいですね。予報にないゲリラ豪雨は本当にやめてほしい…
いずれにしても、夏は体力勝負ですね… そのことを早くも痛感しています。それは受験生についても当てはまります。体調を崩したりするとしんどくなりますし、健康で体力・元気さえあれば、勉強量をこなすことで何とかなってしまいます。保護者の皆様には、まずは健康管理をお願いしたいと思います。特に、食事・睡眠・規則正しい生活が重要です。
お見合いラッシュ
- 2024年7月21日 11:21 PM
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今日は午前中から、「京プラ」でお見合いの立ち会いが3件(GSの会員3名です)ありました。夏休みに一緒に出かけるために、その前にお相手を見つけたいと考えている方が多いようです。事前にお相手の情報を共有して、入念な打ち合わせをしてから臨むので、なかなか大変です。一応立場上、スーツにネクタイで出かけないといけないので、真夏の立ち会いはなかなかしんどいです。ホテルの中はとても快適ですが…
結果、3名中2名が(お見合いがうまくいって)交際スタートとなりました。夕方には相手の仲人を通して結果連絡をしてお互いの連絡先を交換し、その後は会員同士が直接やり取りをできるようになります。みんな、もう次のデートの約束を取り付けたようです。良いご縁になることを祈念しています。
東京都の婚活アプリに続いて、国も婚活支援に乗り出すことが公表されました。少子化の大きな要因の1つが、結婚しない・できない若者が増えていることにあるので、そこの支援に注力して行くとのことです。どんだけ税金を投入するのか分かりませんが、まったくうまく行くイメージがありません。GSは成婚率がとても高いですが(10年間で40%くらいです)、本当に1人ひとりと向き合って、(それこそ夜中だろうが休日だろうが)日々のコミュニケーションを取りながら、綿密な作戦を立てて進めていての結果です。婚活においては、本当にスピード感が要求される場面が多く、ここぞというタイミングを逃すと、決まるものも決まらなくなってしまいます。官製の婚活支援では、そこまではできないでしょう。単に出会いの場を提供するだけでは、婚姻率の上昇には繋がりません。
勝負事において流れが変わることの怖さ<その2>
- 2024年7月18日 10:36 PM
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何度かこのブログで書いていますが、私自身も高校でバレー部に所属していて、似たような経験をしています。全国大会の常連校で、日々かなりハードな練習をしていました。高校でバレーボールをやっている者にとっての憧れは、春の高校バレー(略して春高)に出場することです。そのために、高校生活のほとんどを犠牲にして3年間体育館に籠っていた訳です。結局1度も出場できずに終わってしまったのが、今でも痛恨の極みなのですが、3年間のうちに2度も、あと1勝(あと1セット)で春高に出られるというところまで行って負けています。そのうち1度は、「あと1点」取ればというマッチポイントまで握ったのに… 確か、15点制の時代に14対8から逆転されたような記憶があります。40年以上経った今でもリアルに思い出すのですが、楽勝ペースで進んでいた試合の途中で(あと1点のところまで行ってからも)、明らかに試合の流れが変わったと感じた瞬間がありました。「これは楽勝だ」という慢心もあったと思います。「これでテレビや雑誌に出られる」という獲らぬ何とかが頭に浮かんでしまって、集中力を欠いたのもあると思います。その後こちらのミスも続いたのですが、個々の選手たちの気持ち・チームの雰囲気が、とても勝っているとは思えないほど追い込まれている感じになりました。あの時、だれか1人でも、「最後まで気を引き締めて行こう!」とか、「まだ勝っているんだから大丈夫。相手の方が苦しいはずだから落ち着いて行こう!」というような声かけができていれば、結果は違ったはずです。(春高に出ていたら、もしかしたらその後の人生も変わったかもしれませんね…)
塾講師としての仕事を振り返っても、同じことを感じる場面がたくさんあります。受験生の1年間の中で、あるいは入試期間の短い期間の中でも、大きく流れが変わってしまうことがあるのです。せっかく順調に推移していたのに、体調を崩して数日寝込んだだけですっかり調子が崩れて立て直せずに終わってしまった生徒、入試直前に親とバトルをしてすっかりやる気をなくしてしまった生徒、スマホを持つようになってから身を崩してしまった生徒等、悪い方で思い出すケースの方が圧倒的に多いです。そういう場合は、入試が終わった後に「あの時のあれさえなければ…」と悔やんでしまうことになります。良い方に流れが変わるケースもあります。転塾して環境を変えたら見違えるように頑張り出して成績が爆伸びした生徒、模試でたまたま得意な単元がたくさん出て(まぐれに近い)良い成績が取れたことによって自信を持って取り組めるようになった生徒、学校見学に行った際に憧れの先輩にたまたま出会って、「頑張ってね、待ってるよ♡」と声をかけてもらったことで急にやる気になって奇跡の合格を果たした生徒… こちらの場合は、「あの時のあれがなかったらやばかったよね…」という総括になります。
これらの勝負事における流れの変化には、運・不運もあると思いますが、その運もやはり普段の努力の積み重ねによって蓄積されて行くのだと思います。チャンスは準備が整っている人にしか来ないということだと思います。具体的に言えば、自分から能動的・積極的に行動している受験生は、何らかプラスになる出会いやきっかけに遭遇することが多いです。逆に、様々他人事・他責になっているような受験生は、そのチャンスを掴めずに終わってしまいます。普段から他人に優しくしている人は、本当に困った時に助けてくれる人が出て来ます。自分本位で人に迷惑をかけても平然としている人は、足を引っ張られることもあるでしょう。そういう意味では、すべて自分が源泉なのだと思います。
勝負事において流れが変わることの怖さ<その1>
- 2024年7月17日 11:14 PM
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長男が野球を本格的に始めたので、この夏も高校野球を一度見に行きたいと言っていました。今日学校から昼過ぎに帰って来て、私も少し時間があったので、富士森公園(スリーボンドスタジアム)に2人で出かけて来ました。日大三高対国士館という決勝戦でもおかしくない優勝候補同士の対戦で(まだ4回戦です)、とても盛り上がっていました。座席があるスタンドはほぼ満席、学校の応援席もぎっしり詰まっていて(特に国士館は)大音量でブラバン演奏をしていました。バックネット裏の特等席に座ることができたのですが、息子はプレーの迫力はもちろん、球場全体の雰囲気に圧倒されていました。でも様々勉強になったようで、「ぼくもここで試合をできるようになりたい」と言っていました。
試合は4回までは完全に国士館ペースで進んでいました。初回に日大三高のミスが失点につながり、国士館が早々2点を先制しました。日大三高はランナーは出すもののあと一本が出ず、4番打者の逆転ホームランかと思われた大飛球もフェンス手前で好捕されたりして、嫌な雰囲気が漂っていました。そんなタイミングで、急に大雨(雷も)が降って来て、試合が一時中断しました。雨はすぐに止んで数十分の中断で試合が再開したのですが、再開直後に明らかに雰囲気・流れが変わり、5回に日大三高が打者一巡の猛攻で一挙6点を奪い逆転、後半は完全に日大三高ペースで試合が進み、終わってみれば9対3と大差で勝利しました。国士館の選手たちの動き・雰囲気が、明らかに前半と後半で違ってしまったように見えました。
間近で試合を見ていて、球場全体の雰囲気を肌で体感していた私が言うのですから、おそらく間違いないと思うのですが、雨の中断の前後で、確実に球場の雰囲気・試合の流れが変わりました。勝負事に「たら・れば」は意味がないことは重々承知していますが、もしあのタイミング(逆転ホームラン性の大飛球を捕られて、日大三高に嫌な雰囲気が漂って来たところ)で雨が降って来なければ、中断せずにそのまま試合が進んでいたら、結果はどうなっていたか分からないと私は感じました。ああいう場面では、勝っているチームの方が嫌だという話を聞いたことがありますが、今日の試合でもそうだったのでしょうか? 監督(もう小倉さんではありません)からどんな話があったのか分かりませんが、日大三高の選手たちが、あの中断の間に気持ちをリセットできたのは間違いないと思います。改めて、勝負事における流れが変わることの怖さを、正に体感してしまった感じがします。
(次回に続く…)
夏に向けて気持ちを高めよう!
- 2024年7月15日 11:14 PM
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夏期講習会開講まであと1週間となりました。受験生にとって、1年間で最も重要な期間であることは間違いありません。短期間で偏差値で10以上上がり下がりする時期は他にはありません。土曜日に中3、本日小6の親子ガイダンスを行い、夏に向けての具体的なイメージ作りと、気合入れを行いました。生徒たちはもちろん、保護者の皆様も気合が入ったようです。
生徒たちは、GSシートを作りながら、夏の目標と計画を立てています。我が家の娘も、この週末家でうんうん唸りながら書いていました。(明日提出だそうです) 私は(妻も)学習計画のところはまったくノータッチで娘に任せていますが、志望校のところは親の責任として一緒に相談しました。(妻はほとんど出張で家にいなかったため、私に任せると…) 結論から言うと、志望校(併願パターン?)はほぼ固まりました。今までと少し方向性が変わって来ました。(本人と親の意識がだいぶすり合って来た感じがします) 最終的には、この秋に学校見学(説明会や文化祭)に出かけて最終確定となりますが、おそらく大きくは変わらないと思います。
志望校が決まると、本人もさすがに気合が入って来ます。「〇〇ちゃんと一緒に受かりたい!」とか、「全部受かって、学校を選ぶのに悩みたい!」とか言い出しましたので、だいぶリアリティを持てて来たのだと思います。あとは成績を上げるだけですね…(苦笑) 夏期講習、頑張ってもらいましょう。幸い(?)、私は授業を担当していないので、講師たちにお任せするしかありません。よろしくお願い致します。m(__)m
塾がどんどん潰れています<その3>
- 2024年7月12日 8:45 PM
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この1ヵ月くらいに限っても、それなりの規模の塾が潰れたというニュースを2件見ました。1つの塾は、6月末まで普通に授業をやっていたのに、翌日になって「閉校のため本日より校舎に入れない」という連絡が生徒にあり、塾とも連絡が取れなくなっているそうです。運営会社が破産手続きに入っているため、すでに支払っている授業料(年間分払っていた生徒もいる)も返金されないとのことです。特に受験学年の生徒たちは、この時期突然通っていた塾がなくなってしまうと、途方に暮れますよね… 授業料が払い損の状態であれば、すぐに他の塾に…というのも難しいのではないかと思います。せめて、年度の終わり(入試)まで頑張れなかったのだろうか…と思いますが、そうは言っても、毎月赤字が膨らんで行く状態になっていて、支払いや返済が滞ってしまったら、会社としてはもうどうにもならないことも理解はできます。
今の経済状況が続けば、全国的に今後も潰れる塾は増えて行くと思います。大手塾の場合、会社としてはなくならなくても、校舎単位で採算が取れず閉校となるケースも増えて来るでしょう、ここ数年、八王子南口でも1件ありましたし、西八王子や豊田も含めて、塾(校舎)が閉校となって、GSに生徒が流れて来たケースが何件かありました。それらのケースに共通するのは、閉校にあたってきちんとした対応をしている塾はほとんどないということです。在籍生徒が少ないのですから、次の塾を紹介して、それこそ校長がその塾に出向いて頭を下げて(入学金免除等何らかの優遇も含めて)話をつけて来て、成績や志望校等のところの引継ぎをするくらいのことはするべきだと思うのですが(それが最低限の誠意でしょう)、今まで転塾して来た生徒たちは、正に放り出されてしまった感じでした。
これらのニュースに接して、改めて長い目で生き残れる塾はどんな塾なのだろう?ということを、真剣に考えています。成績を上げられる(合格させられる)ことは大前提ですが、これは必要条件ではあるけども、十分条件ではないと感じています。「受からせていればいい」という訳ではないのです。生徒たちが楽しく通えることも重要です。生徒たちが嫌々通っているような塾は、早々に淘汰されるでしょう。保護者との関係も重要な要素です。何でも話ができて、安心感を与えることができて、日常的に保護者の方のガス抜きができるのが理想です。(現実的にはそんなレベルの塾はとても少なくなっているので、これができれば即差別化できます) 最近感じているのは、学習環境とクラスの秩序の整備・確保ができているかどうかという点です。そんなの当たり前じゃないか、と感じる方は多いと思いますが、近隣の塾の様子をよく聞いてみてください。騒がしい生徒がいて授業が成立していなかったり、常に雑然としている雰囲気の塾はたくさんあります。GSは、毎日100名近くの生徒がそんなに大きくない校舎に集まっていて、5つある教室が常にほとんど埋まっている状態ですが、来校した方が本当にそんなに生徒が入っているの?と感じるくらい、整然としています。(生徒たちを脅かしている訳ではないので、念のため苦笑)
他にあと2つくらいとても重要だと感じている要素があって、実はこれがとても大きいと思っているのですが、ここは「企業秘密」としておきます。
塾がどんどん潰れています<その2>
- 2024年7月10日 11:58 PM
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これは塾だけに言えることではありませんが、会社が倒産する場合、赤字で借金が増えてしまって…というイメージをお持ちの方が多いと思います。しかし最近の倒産事例を細かく調べてみると、必ずしもそうでないことが分かります。まず、黒字(利益が出ている)なのに倒産しているところが結構あるということです。
①利益が出ていてもキャッシュフローが回らなくなっての倒産
→これは一般の方にはなかなか分かりにくいと思いますが、売上が入って来るタイミングと、支払いをしなくてはならないタイミングの時間差によるものです。売上は掛売が多かったりして数ヵ月後にしか入って来ないのに、仕入れの支払いや借入の返済を先にしなくてはならないようなケースです。そのために、さらに借入額を増やして…という悪循環に陥って、最後には売上が入るまで待てずに支払いや返済が焦げ付いてしまうことになります。そういう意味では、塾はとてもキャッシュフローを回しやすい商売です。授業料は基本的に現金で前払い(当月の授業料は前月末までにお支払いいただく)をしてもらいますし、逆に教材費や人件費は後払いが基本なので、黒字なのにキャッシュが回らないということがあり得ないからです。なので、他の業種に較べると、黒字倒産のケースは少ないと思います。
②人手不足による倒産
→最近は、塾でもこのケースをよく聞きます。生徒はそれなりにいるのに、メインの講師が急に辞めてしまい、代わりの講師が見つからずに…というケースです。文字通り、授業に穴が開いてしまっているような場合もありますが、何とか講師を採用しても、今までと同じレベルでの指導が継続できず、生徒がみんな辞めてしまったというような事例もありました。この視点では、GSは今現在逆の悩みを抱えています。生徒数に比して社員講師を多く抱えているのは知れ渡っていると思います。各教科、難関校レベルの指導をできる講師が2~3人ずついるので、かなり手厚い指導ができているはずです。講師の体調不良や、生徒の急な質問等にも、あまり慌てずに対応できるのが強みです。講師同士で様々相談・作戦会議をしながら、入試に向かって行けるのも大きいですね。で、ここに来て、以前一緒に働いていた講師たちから、「GSで仕事ない?」という売り込みが相次いでいるのです。それこそ、ここ数ヵ月で、各教科ごとに複数の逆オファーをいただいている状況です。皆さん講師としては一流の方々ですが、期の途中で言われてもなかなか難しく… 今の校舎がもう手狭になって来ていることもあり、そろそろ2校舎目開校という話が現実味を帯びて来ています。現段階では、八王子北口が第一候補です。物件次第ですね…
➂後継者不在による倒産
→先日、「私塾界」という雑誌の取材で、「若手」塾長特集のページに取り上げられたということを書きましたが、これは決してギャグ的な意味ではなく、特に大手塾の経営者は高齢化していて、私などまだ本当に若造の方に入ってしまうのです。(そういう意味では政治の世界と似ていますね…) 雇われ社長は比較的若い者にバトンタッチしていても、実質(株を持って)経営権を握っているのは、高齢の方が多いのです。大手塾でも、実際の後継者問題でかなり悩んでいる塾が多いようです。大手塾はそれ(後継者不在)で潰れるということは考えにくいですが、株価を上げられるだけ上げて、最後には売ってしまおうと考えているケースは結構あると思います。中小塾の場合はもっと深刻で、創業者(塾長)のカリスマ性で塾を大きくして来たところが多いので、塾長が引退した後に、その塾を引き継いで…という形でやって行くのはなかなか大変だと思います。身内に相続できればまだ何とかやりようがあると思いますが、最近はそれもなかなかしんどいようです。ここについては、GSも他人事ではありません。子どもで言えば長女ですら私と50歳近く離れているので、私が90歳近くまで現役で働かないと、親子継承という話にはならない状況です(苦笑)。妻はダンスの世界から身を引くことは当面できないでしょうし、身内継承の線はほぼないと言えます。私はまだまだしばらくは(少なくともあと10年以上は)頑張る予定ですが、バトンの行先を考えて行かなくてはならないことは間違いありません。
(次回に続く…)
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