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2025年5月のアーカイブ

本当の平等とは?<その4>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2025年5月29日 8:17 PM
  • 未分類

中学校の内申については、その存在自体もそうですが、学校や先生による基準の違い、(はっきり言えば)えこひいき等、理不尽な側面が大きいことは前述した通りです。

特に社会に出た後は、世の中理不尽なことだらけです。会社の上司及び指示はだいたい理不尽ですし(苦笑)、結婚したり子どもができたりすると、毎日理不尽なことだらけです(泣)。

どんな組織においても、仕事はできる人に集中します。その裏には、やるべきことをやらず、成果を出していないのに、周りが不公平だと感じる給料や評価を得ている人たちがいます。頑張ったことが、いつでも報われるとは限りません。身を粉にして組織のために努力しているに、誰も見てくれていないと感じたり、成果を横取りされたと感じることもあるでしょう。自分にはまったく非がないのに、理不尽に叱られたり責められたりすることがあると思います。時には、降格や左遷と言った実質的な被害を被ることがあるかもしれません。

人間関係においても、どんなに頑張っても相手に思いが伝わらないことはあります。それどころか、こちらの好意が無にされて、逆恨みされるような経験をするかもしれません。様々順風満帆に行っているような時に、病気や怪我をしたり他人に足を引っ張られたりしてチャンスを失い、「なぜ自分だけ?」と感じる時もあるでしょう。

世の中は何でこんなに理不尽なんだろう… 自分は何て不幸なんだろう… と思い悩んで落ち込み、何もやる気がなくなってしまう時が来るかもしれません。

以上、ちょっと読んでいて気持ちが暗くなってしまった方もいるかもしれませんね… 実は、上に書いたような「理不尽さの感覚」は、社会に出たり、何かの組織に所属したり、家庭を持ったりした人の、ほとんどの人が感じたことがあると言われる項目をまとめたものです。世の中の多くの人が、このレベルの理不尽さを常に感じながら生きていると言っても過言ではないのでしょう。

もし、理不尽さを感じて辛くなった時は、「みんながそう感じている」と考えるだけでも少し楽になるかもしれません。

(次回に続く…)

本当の平等とは?<その3>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2025年5月28日 12:09 AM
  • 未分類

この仕事をしていると、受験が全部終わった後に、残念な結果となってしまった生徒の保護者の方から、「うちは全部落ちたのに、〇〇くんは全部受かって、ほんと不公平ですよね。1つくらい分けてくれればいいのに…」というようなことを伺うことがあります。受からせてあげられなかったことは申し訳ないと思いますし、保護者の方の気持ちは痛い程分かりますが、やはり受験は公平な戦いなのだと改めて感じることが多いです。

出題される内容は(過去問等によって)事前に提示されていて、合格に向けて準備をするのに与えられた時間は皆平等で、入試本番で点数を取れた生徒は合格となり、点数を取れなかった生徒は不合格となる… もちろん個々生徒によって能力の差は厳然とありますが、1年~2年単位で見れば、努力によって十分に逆転が可能な範囲であることが多いです。そういう意味では、受験は本当に公平な戦いだと思うのです。

今は、特に性別や家庭環境・学歴等による差別にとても敏感な世の中になっていると感じます。「不当な差別を禁じて平等な世の中に!」という考えは間違っていないと思いますし、これからもどんどん推進するべきです。ただし、私が違和感を感じているのは、「機会の平等」と「結果の平等」を混同してしまっているケースが増えていると感じるからです。とても分かりやすく言えば、頑張った人と頑張っていない人が同じ成果を受け取ることは、本当に平等なのだろうか?ということです。入試や就活において、全員の希望が叶えられない状況がある以上、何らの選抜が行われるのは必然です。それをすべて抽選にして、時の運だけで決めたらそれは平等と言えるのでしょうか? 就活においては、「学歴フィルター」は今も厳然と存在します。「〇〇ナビ」等システムの進化により、誰でも多くのエントリーをできるようになってしまったので、超人気企業は、それこそ数百倍の採用倍率になることもあるそうです。何万人も応募が集まってしまえば、すべての学生に丁寧な選考はできないので、まずは何かの要素で絞り込まなくては選考が進みません。その1つのファクターがまず「学歴」だとされている企業が少なくないのです。これは本当に不平等なことなのでしょうか?

就活はちろん、高校や大学の推薦入試でも、「人物重視」を謳っているところが結構あります。私はこれってとても怖いことだと思うのです。「人物重視」の入試で不合格となった生徒は、人物として劣っているということになるのでしょうか?   私の教え子でも、就活の面接でいくつも落ち続けた学生が、ちょっと鬱っぽくなってしまうケースがあります。正に人格を否定されたような気持ちになってしまうのだと思います。入試の学力試験で不合格となっても、落ち込んでしまうことはありますが、そうはなりません。単に、「当日合格点を取れなかった」ということで、その根本原因は「自分の努力不足」とか、「当日緊張して力を出せなかった」というようなところに落ち着くからです。

私は、特に高校入試は推薦入試を一切廃止して、すべてペーパーテストのみで判定するべきだと考えています。その根底には、推薦入試では「内申」という超不公平なものが大きな要素となっているからです。もっと言ってしまえば、この内申の存在が、中学生たちのメンタルにまで大きな悪影響を与えていると確信しています。内申を廃止したら、中学校の授業が成立しなくなるとか、実技科目を真面目に勉強しなくなるとかいう言説がありますが、だからと言って内申で子どもたちを押さえつけることが本当に健全だと考えているのでしょうか? 

ちょっと話が逸れました。私が一番お伝えしたいのは、世の中は相変わらず理不尽で不公平だということです。また波紋を呼ぶ終わり方になってしまいました…

(次回に続く)

本当の平等とは?<その2>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2025年5月26日 7:14 PM
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今回の運動会の徒競走の男女混合への変更について、私は「まあ、ありかな…」と思っています。小学生のうちは男女の体力差(特に走ることに関して)はそんなに大きくないですし、学年によっては女子の方が速いケースもあると聞きます。事前にタイムを計測して同じくらいのタイムの児童が一緒に走ることにもなっていましたし、そういう意味では性別による不平等感は感じませんでした。

しかし、中学生・高校生になると明確に男女の体力差は大きくなって来ますし、ましてや身体的コンタクトがある競技を男女混合でやるというのは大きな問題があります。オリンピックレベルの競技でも、テニスやバドミントン・卓球等は「混合ダブルス」がありますね。最近はバレーボールでも、(レクリェーションレベルでは)男女混合大会が増えて来ているようです。これらは、相手チームとの身体的コンタクトはありませんし、パワー等で多少男女差があることを前提にして、そのあたりも競技の面白さとして定着しているように思います。

入試では男女枠を設けないことが完全に主流になって来ています。大学入試は昔からそうでしたが、高校・中学においても、公立はほぼすべての都道府県で男女枠が撤廃されています。東京都は都立高校が昨年から、都立中が今年から男女混合選抜となりましたが、これは全国的に見るとかなり遅れていたのです。私立中高は、男子校・女子校はもちろんですが、共学校でも依然として男女枠を明確に設けている学校が多いです。私立は、学校により特徴的な経営方針を打ち出すことが許されているので、なかなか進んで行かないと思います。特に高校受験について、私立高校の先生方からこの1年くらいよく話を伺うのは、都立併願組の歩留まり(入学者)が、女子がかなり減ってしまって、男子の割合がかなり多くなっているということです。どういうことかと言うと、都立高校の合格ぎりぎりのラインにおいては、男女枠の撤廃によって、女子がたくさん受かって、男子がはじかれてしまうことになったからです。女子の方が内申の平均が良いことが大きいのですが、多くの都立高校で女子の方が入学者が多い状況になっています。都立中も、男子と女子の割合は6:4くらいの学校が多いようです。一部上位校は男子の方が多いところもあります。

(次回に続く…)

本当の平等とは?<その1>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2025年5月24日 11:54 PM
  • 未分類

この2日間ですっかりくたばっています。昨日は幼稚園の親子遠足、今日は小学校の運動会と連日イベントが続いたからです。数日前に較べると、気温が下がって少し過ごしやすかったことには救われましたが、朝6時起きで準備をして、朝から何時間も外に出ずっ張りとなってしまいます。それで終わりならいいのですが、両日ともその後授業があり夜まで仕事ですから、ちょっとヘロヘロです。かなり日焼けもしてしまい、お風呂に入るとひりひりします。明日も朝8時から町内会の清掃が入っていますが、雨で流れますように…(苦笑)

昨日は多摩動物公園で、結構歩きました。午前中は集団行動でしたが、午後の自由時間も4歳児がすっかり体力がついてしまって、自分で地図を見ながらまずこれ、次はこれと動物を見て回り、園内をほとんどコンプリートしてしまった感じです。これだけは絶対見たいと言っていたコアラとライオンが至近距離で見られたので良しとしましょう。例によってママは仕事がどうしても休めず、パパと2人で行ったので、クラスで集まってレジャーシートを敷いてのお弁当の時間は、我々だけちょっと離れ小島の感じになってしまいました。さすがにママたちの車座の中に入る勇気はありません…(苦笑)  私が見渡す限り、パパが1人で連れて来た家は他には見当たりませんでした。平日なので、パパの参加率自体も低かったですね…

今日の運動会は、保護者は学年ごとの入れ替え制でした。スペースが限られているので仕方ないと思いますが、自分の子どもの出番が終わったら校庭から追い出されてしまうのです。各学年にGSの生徒たちが多いので、みんなの活躍を見たいところですが、それも叶いません。朝一で長男の学年だったのですが、その後1時間近く空いて次男の出番があり、時間的に一旦帰ることもできず、近くの公園で時間を潰してまた校庭に戻るという感じになりました。兄弟姉妹が在籍しているご家庭は、皆さんこんな感じの動きになっていました。

私も当日まで知らず、ちょっと驚いたのですが、今年から徒競走やリレーが男女混合になりました。同じレースで男子と女子が一緒に走るのです。事前に計測したタイムでほぼ同タイムの児童たちで走ることになっているという説明はありましたが、ちょっと違和感がありました。私が見ていた限り、女子が1位を取っていた組が多かったような印象があります。確かに、都立中高の選抜が男女混合になったりして、時代の流れはそうなのだと思います。学校の名簿も、数年前からようやく男女混合になりました。ちなみに塾では、昭和の時代から男女を分けるという発想はありませんでした。

生徒から聞いた話ですが、最近は中学校の体育の授業も男女混合で行うケースが増えているのだそうです。これは例外かもしれませんが、サッカーやバスケ等、身体的コンタクトがある種目でも男女混合で行う場合があるそうです。ニュースで見た記憶がありますが、それで女子が男子に蹴られて大怪我をしたという報道もありました。

皆さんは、この変更の流れについてどう思われるでしょうか?   ちょっと問題提起です。

 

努力は嘘をつかない<その4>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2025年5月20日 12:11 AM
  • 未分類

受験勉強については、「いつ」「何をやるか」がとても重要なのですが、逆に言えば「何をやらないか」がとても重要になって来ます。子どもたちは忙しくて時間は限られているので、無駄なことに時間を取られていると、大事なことをやり切れなくなってしまうのです。非常に分かりやすく言えば、易しすぎたり難しすぎたりすること、入試に出ないこと、タイムパフォーマンスがあまりにも悪いことの3つになると思います。今これを勉強することによって、テストの結果に少しでも繋がるかどうかという視点が大切です。いくらたくさんやっても、まったく成績アップに繋がらないのであれば、それは無駄な努力になっている訳です。(あくまでも、「入試で合格するために」という観点での話です。人生の中では、一見無駄と感じるようなことでも粛々と取り組まなければならないことはたくさんあります)

矛盾したことを言っているように聞こえるかもしれませんが、受験勉強では「絶対量」は必要です。量が質を凌駕すると言っても言い過ぎではありません。ただ、その量をこなすにしても、無駄な労力をかけていると、得られるはずの成果に繋がりません。1つ例を挙げると、漢字や英単語を覚えるのに、「すべての漢字・単語を20回ずつ書く」というような勉強は無駄な勉強です。そんなことをしなくてももうすでに書けるものもあるでしょうし、2~3回集中して書いたら(もっと言えば眺めるだけでも)完璧に覚えられてしまうものもあるでしょう。逆に、20回書いただけでは覚えられないものは書けるまで練習しなくてはなりません。

入試対策の問題を解くことを考えても、満点近く取れるもばかりやっていても意味がありませんし、逆に正答率が異様に低い難問ばかり解いていても成績は上がりません。理想は、正答率50%くらいの問題をたくさん解いて、間違えた問題を「その場で」「次に出たらできるようにして行く」勉強です。そういう教材を見つけて来るところから勝負は始まっているのです。

塾の授業は当日(おそくても翌日)には復習するべきですし、テストの直しはそれこそ解いた当日、無理であれば1週間以内には解き直し(間違い直し)を完了しなくてはなりません。2~3週間経ってテストの成績が返却された頃には、解いた内容を忘れてしまっているので、それから復習しても学習効果はかなり下がります。

入試(自分の志望校)に出るか出ないかというのは、受験生本人が把握するのは難しいはずです。ここは塾の講師を頼るしかない訳ですが、過去問を解き始める時期がとても重要です。GSでは、小6都立中クラスと中3は(単元学習がすべて終了しているので)、もうすでに過去問をかなり解いて来ています。(小6私立中クラスももう少しでスタートします) その中で、何が出題されて何が出ないのかということが何となく掴めて来ているようです。もちろん今の時期は、志望校の過去問ではまったく点数を取れないのですが、それでもやる必要があるのです。ゴールのレベルと、今後重点的に学習するべき内容を把握するためにです。もし、点数を取れるようになったら過去問を始めようと思っている受験生(保護者)がいるとしたら、受験勉強で一番重要なところを間違えてしまっていると思います。

努力は嘘をつかない<その3>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2025年5月19日 12:03 AM
  • 未分類

この「努力」について、ここで触れておかないとならない重要なことが2つあります。

1つは、努力をし始めたからと言って、すぐに結果が出る訳ではないということです。今回の基礎力コンテストのように、数週間頑張れば必ず結果が出るようなテストもあります。日々の確認テストや、中学校の定期テストなどもそうですね。ただし、受験用の模試や過去問の点数等、本質的な力を問われるテストについては、通常3~4ヵ月、下手をすると半年以上経たないと結果に現れて来ません。(唯一の例外が、受験学年の夏休みです。通常の3~4ヵ月分の学習をしますし、過去問レベルの本数を相当こなせるからです) そのことを分かっていないと、「自分は頑張っているのに結果が出ない」というような泣き言が出て来てしまうことになります。

もう1つは、「適切なタイミング」と「正しい方向性」で努力をしないとダメだということです。分かりやすく言えば、無駄な努力はいくらしても結果に繋がらないということです。いつ、何を、どれだけ努力するのかということがとても重要なのです。そういう意味では、「塾選び」が受験を成功させるための最大のポイントとなることは間違いありません。もちろん、講師の質や、入試から逆算した指導をしっかりしているかということもありますが、子どもの学力レベルや目標、さらには性格的に合っているかということも大きいです。学力的にかなり足りないのにハイレベルの塾に入ってもついて行けませんし、体育会系の雰囲気が嫌なのに〇〇アカに入ったり、合宿に行くのが嫌なのにe〇〇に入ったりすると、本人が辛い思いをしてしまうことになります。保護者の方は、支払う費用のところもしっかり見てください。ちょうどどこの塾でも夏期講習会の要項説明会が開かれている時期ですが、特に今年はちょっと目を疑うような金額が提示されいる塾が多いような気がします。「今通っている塾の夏期講習の費用が高過ぎるので…」という理由での入塾問い合わせがここ数日だけで3件もありました。GSのコスパがとても良いことは知られているようです。ちなみに、小6・中3は、夏期講習すべての科目をフルに取っても16万円です。小6都立中クラスと、中3の私立コースは12万円余りです。総時間数は他塾と比較しても多い方に入ると思うので、時間単価はかなり安いはずです。

すみません。ちょっと筆が滑りました。

(次回に続く…)

努力は嘘をつかない<その2>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2025年5月18日 12:01 AM
  • 未分類

私の40年近い塾講師人生の中で確信していることは、受験勉強において努力は嘘をつかないというのは本当だということです。ちょっと誤解を恐れずに言えば、余程無謀な受験でない限り、努力で何とでもなるとすら思っています。今の子どもたちは、「本気で頑張る」という基準がとても低いと感じています。だから少し頑張ったくらいで結果が出ないと、もうダメだ…と諦めてしまったり、自信をなくしてしまったりするのです。

中学受験でも高校受験でも、入試の1年前の時点で偏差値40台(つまり平均点も取れなかった)だったのに、最難関校に合格した生徒たちは数えきれないくらいいます。私が直接教えて顔と名前が浮かぶ生徒に限定しても、桐朋中・女子学院中・早実高・慶應義塾高・慶應女子高・都立西・都立国立… 都立中はGSを開校してからだけでもたくさんいます。1年間で全科目トータルの偏差値で少なくとも20くらいは上がっている生徒たちです。1科目だけで見れば、偏差値30以上上がった生徒もいました。(元がどんだけやばかったんだということでもありますが…) その生徒たちの1年間の努力を思い出すと、本当に今でも頭が下がる思いがするくらいです。特に夏以降は、止めないと夜中~朝まで勉強し続けているような生徒も少なくありませんでした。保護者の方に心配だからと相談されて本人と話をしたら、「だって絶対に合格したいんですよ!  何で邪魔するんですか?」と言われたこともありました。そういうゾーンに入った状態になると、大変なことをしているという感覚すらなくなって、毎日限界まで頑張り切れること、少しずつ成果が出て行くことが、楽しくて仕方ない状態になるのだそうです。

どんなに遅くても、受験学年の夏前くらいからは「100%本気モード」に入ってもらわないといけせん。もちろん、少しでも早くそうしたいのですが、この時期はまだなかなか難しい要因がたくさんあります。学校行事も様々忙しいですし、中学生・高校生は部活が最大の障害となります。(誤解のないように書いておきますが、私はバリバリの体育会系でハード部活の推進派です。それを、勉強ができないことの言い訳には絶対にさせたくないいう思いが強いのです)  最近私が感じているのは、保護者の方の覚悟が決まていないために、子どもをスポイルしてしまっているご家庭が少なくないということです。簡単に言うと、我々が本気で頑張らせようとしても、保護者の方がセーブさせてしまうのです。家庭での学習時間が確保できないこともそうですが、簡単に塾を休ませてしまったり、本人から泣き言が出て来た時に、それをそのまま聞き入れて逃げさせてしまったり… 我々が見ていると、ここで踏ん張らせれば成績も上がるし、もう1つ~2つ上の志望校にチャレンジさせられるのに…と感じている場面で、保護者の方に「いいよ、無理しないで」と逆に引っ張られている感じを受けることが少なくないのです。そんな状況で、「もっと成績を上げさせたい」「レベルが高い学校に行かせたい」と言われてしまうと、塾講師たちは脱力してしまうことになります。

(次回に続く…)

努力は嘘をつかない<その1>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2025年5月17日 6:29 PM
  • 未分類

先週から今週にかけて実施した、受験学年のGSテスト(全国模試)と、各学年の基礎力コンテストの結果が出揃いました。基礎力コンテストは毎年GW明けに実施していますが、各科目で範囲を指定しておいて取り組んでもらい、その成果をテストで競うという企画です。基本的には、頑張った生徒は満点近くが取れるような内容にしています。逆に言えば、ある程度時間をかけて頑張らないと点数が取れないようにもなっています。

この結果をつらつら見ていて感じるのは、やはり頑張った生徒と頑張れなかった生徒の差が如実に開いてしまっているということです。必ずしも普段の成績と相関していないことも特筆すべきことだと思います。普段苦手で苦労している科目でも、GWの期間相当頑張って来て満点近く取った生徒もいます。逆に、普段はそこそこ良い成績の科目で、明らかに手を抜いたために結果がボロボロだった生徒もいます。偏差値で20くらいの差が、簡単に逆転してしまっています。短期間の努力の差が結果となって出たということです。苦手科目でも「やればできる!」ということ、逆に手を抜いていると痛い目に合うよということを分かってほしいという狙いもあるので、そういう意味ではコンテストの目的を果たしていると言えます。

点数が悪かった生徒で言い訳をしている生徒たちは、率直に言って「ダサいなぁ」と思います。「体調が悪かった」「部活が忙しかった」「家族で出かけていた」etc… 数日間でやらせたものではありません。3週間くらい前から範囲を指定したり教材を配って予告していたのです。その時点できちんと計画を立てて、1日これくらいやればやり切れるというイメージをしておけば、そんなに苦労せずにできている分量です。実際、普段の成績と較べて点数が良かった生徒たちは、かなり計画的に取り組んでいた様子が伝わってきます。サボってしまった生徒たちは、一夜漬けをしようとして失敗し、できなかった言い訳を後付けしている感じがします。サボった分は、追試等で追いかけられたり、内容的に今後数ヵ月に渡ってしんどい思いをしなくはならなくなります。最初の時点でやり切ってしまった方が、ずっと楽なのです。

(次回に続く…)

少子化がさらに加速<その5>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2025年5月14日 9:47 PM
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私は10年以上結婚相談所を運営しています。今までに数十人の会員をお世話していますが、現在までの成婚率は40%程度です。大手の結婚相談所と較べると、かなり高いはずです。会員に教え子が多いこともあり、何でも本音で話ができることと、お見合いを組んでその後交際の進捗・プロポーズ・指輪の購入・結婚式の段取りに至るまで、かなりおせっかいに関われているからだと自負しています。

しかし、特にここは数年は結婚まで辿り着く過程で、結構苦労するケースが増えています。ここではっきり書いてしまいますが、女性の方がスペックが高く、男性が頼りないことが大きな要因です。現在私がお預かりしている会員の中だけで見ても、平均年収は女性の方が高い状況です。皆さんちょっと信じられないかもしれませんが、どうしてこんなことになるのかと言うと、男性は年収の高い方から結婚が決まって行くのに、女性はそうならないからです。年収が高いキャリアウーマンたちも、結婚したい・子どもを欲しいと思っているのですが、それに見合った男性と出会えないのです。同世代や少し年上くらいだと、年収も自分より低く、話をしていても、とても幼く感じてしまうようです。10歳以上(できれば15歳~20歳くらい)年上でもOKと言ってくれれば、(年収・包容力等含めて)探しようはあるのですが、「それはちょっと…」という方が多いので、難儀してしまうことになります。

特に男性側で、30代後半~40代になっても、今までに真剣な交際経験がないという方が増えています。なので、デートに行ってもどう振舞ったらいいいのか、どんな話をしたらいいのか分からないという状態だったりします。ましてや、口説かなければいけない場面で、まったくそんな素振りもなくデートが終わってしまうようなことも増えています。帰宅してから、私に「何しに行ったのよ!」と叱られてしまうことになる訳です(苦笑)。再度確認しておきますが、結婚相談所に入会して、数ヵ月で結婚相手を見つけようとしているのにも関わらず…です。

私が20代の頃は、「ポパイ」や「ホットドックプレス」のデート必勝法を熟読していました。どんなお店を予約して、どんな話をして、その後どうするか…というようなプランをかなり時間をかけて考えていた記憶があります。それでもうまく行かなかったのは、偏に私個人に問題があったからですが…(泣) 今の30代・40代の未婚者たちは、こちらで誘導しないとそういう予習もほとんどしないのです。正に「教えてもらわないと、どうしていいか分からない」という状態で婚活に臨んでいるような気がします。

私の担当の成婚率が高い秘密の一端をばらしてしまうと、女性側にリードさせてしまうからです。男性がもたもたしている時は、女性の方からデートプランを提案させたり、それこそお泊りのお誘いや、最終的なプロポーズのところまで女性主導で進めることも少なくありません。その方がうまく行く場合が多いんですよね… 男性側が待っていて、「よろしくお願いします…」みたいな。(おい!)

少子化の根本的な要因をここまで深掘りしている論考は、私は読んだことがありません。当たっていると思います。たぶん。

少子化がさらに加速<その4>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2025年5月13日 10:30 PM
  • 未分類

前述の「出生動向基本調査」と「世界価値観調査」という統計の中に、今回のテーマを紐解く鍵となりそうな特徴的データが2つ見つけました。

①年収別の未婚率を見ると、男性は収入が低い程未婚率が高くなるのに対し、女性は年収が高い方が未婚率が高い傾向にある。これは学歴についても同じことが言える。

②男性は既婚者より未婚者の方が圧倒的に不幸感が高いが、女性は(あまり差は大きくないが)未婚者より既婚者の方が不幸感が高い。(これは特に日本で際立っている傾向です。ほとんどの国で、結婚したら男女共に不幸感は低下しています)

この2つのデータが、すべてを語っているように感じるのは私だけでしょうか? 

数十年前と較べると、女性が社会に進出して1人で暮らせるようになってしまったのです。ひと昔前は、女性が結婚したら仕事を一旦辞めてしまい。子育てが終わったら再び仕事を始めるといういわゆるM字カーブが顕著でしたが、近年はキャリアを大事にする女性が増えたために、30代前半くらいでもあまり就業率の凹みが見られません。特にバリバりのキャリアウーマンとして働いている女性は、40過ぎても結婚せずに仕事を続けている方の割合が(以前に較べると)とても高くなっています。

(特に日本では)結婚したら、家事・子育ては女性の仕事になってしまうのです。男性の子育て参画が叫ばれていますが、まだまだここのハードルは高いです。出産の前後は、女性が仕事を休まざるを得ないので、仕事のキャリアにブランクができてしまいます。それを避けたい女性は、自然と結婚から遠ざかってしまうことになります。仕事も続けながら家事・育児に奔走していたら、疲れ切って不幸感が高まってしまうのは必然と言えます。逆に男性は、結婚したら家のことを女性がやってくれるようになり、子どもができても所謂「いいとこ取り」をしてしまっているために、幸福度が上がっているという構図は否定できないでしょう。

(次回に続く…)

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