- 2025年5月18日 12:01 AM
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私の40年近い塾講師人生の中で確信していることは、受験勉強において努力は嘘をつかないというのは本当だということです。ちょっと誤解を恐れずに言えば、余程無謀な受験でない限り、努力で何とでもなるとすら思っています。今の子どもたちは、「本気で頑張る」という基準がとても低いと感じています。だから少し頑張ったくらいで結果が出ないと、もうダメだ…と諦めてしまったり、自信をなくしてしまったりするのです。
中学受験でも高校受験でも、入試の1年前の時点で偏差値40台(つまり平均点も取れなかった)だったのに、最難関校に合格した生徒たちは数えきれないくらいいます。私が直接教えて顔と名前が浮かぶ生徒に限定しても、桐朋中・女子学院中・早実高・慶應義塾高・慶應女子高・都立西・都立国立… 都立中はGSを開校してからだけでもたくさんいます。1年間で全科目トータルの偏差値で少なくとも20くらいは上がっている生徒たちです。1科目だけで見れば、偏差値30以上上がった生徒もいました。(元がどんだけやばかったんだということでもありますが…) その生徒たちの1年間の努力を思い出すと、本当に今でも頭が下がる思いがするくらいです。特に夏以降は、止めないと夜中~朝まで勉強し続けているような生徒も少なくありませんでした。保護者の方に心配だからと相談されて本人と話をしたら、「だって絶対に合格したいんですよ! 何で邪魔するんですか?」と言われたこともありました。そういうゾーンに入った状態になると、大変なことをしているという感覚すらなくなって、毎日限界まで頑張り切れること、少しずつ成果が出て行くことが、楽しくて仕方ない状態になるのだそうです。
どんなに遅くても、受験学年の夏前くらいからは「100%本気モード」に入ってもらわないといけせん。もちろん、少しでも早くそうしたいのですが、この時期はまだなかなか難しい要因がたくさんあります。学校行事も様々忙しいですし、中学生・高校生は部活が最大の障害となります。(誤解のないように書いておきますが、私はバリバリの体育会系でハード部活の推進派です。それを、勉強ができないことの言い訳には絶対にさせたくないいう思いが強いのです) 最近私が感じているのは、保護者の方の覚悟が決まていないために、子どもをスポイルしてしまっているご家庭が少なくないということです。簡単に言うと、我々が本気で頑張らせようとしても、保護者の方がセーブさせてしまうのです。家庭での学習時間が確保できないこともそうですが、簡単に塾を休ませてしまったり、本人から泣き言が出て来た時に、それをそのまま聞き入れて逃げさせてしまったり… 我々が見ていると、ここで踏ん張らせれば成績も上がるし、もう1つ~2つ上の志望校にチャレンジさせられるのに…と感じている場面で、保護者の方に「いいよ、無理しないで」と逆に引っ張られている感じを受けることが少なくないのです。そんな状況で、「もっと成績を上げさせたい」「レベルが高い学校に行かせたい」と言われてしまうと、塾講師たちは脱力してしまうことになります。
(次回に続く…)
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