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2025年1月のアーカイブ
点数へのこだわり
- 2025年1月30日 9:36 AM
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中学入試が目前に迫って来ました。都内の私立中入試まであと2日、都立中入試まであと4日ですから、校舎の中もさすがに緊張感が高まって来ています。幸いみんな体調はいいようですが、とにかく全員を万全の状態で送り出したいという思いが一番強いです。週末雪が降るかもしれないとの予報が出ていてちょっと心配です。過去には、交通機関が止まったり、それこそ大雪で歩くのにも難儀したような時もありました。何があっても慌てないで済むように、事前の準備をしっかりしておくことが重要です。
今年の小6生たちも、本当によく頑張って来ました。私立中クラスも、都立中クラスも、1年間の成績の伸びではGS史上でもトップレベルです。埼玉県の前受験で、特待(成績優秀者)を獲得して来た人数も過去最多でした。特に、年末から冬期講習会にかけて得点力がぐっと伸びて来た生徒が多いです。1年間苦しかったと思いますが、歯を食いしばって頑張って来た成果がようやく最後に花開いて来たように感じています。そういう意味では、生徒たちも当然緊張感はありますが、今までやり切って来たという手応えと、成績を大きく伸ばして来たという自信は持てているようで、入試本番に向けて何か楽しみだと思えている部分もあるように感じます。いい意味での開き直りができている生徒が多いのだと思います。我々も、楽しみで仕方ありません。前日まで最後の詰めをしっかりさせて、送り出したいと考えています。
非受験学年の生徒たちも、冬期講習会を挟んでよく頑張っています。1月のGSテスト(全国模試)の成績が返って来て、成績表を返却しています。前回と較べると、大きく成績を伸ばした生徒が多いです。(毎回、講習明けはこういう状況になります。逆に言えば、短期間で大きく成績を上げられるチャンスは、年間に3回しかありません) 特にクラス平均で一番上がったのは小6公立中クラスと中2なのですが、何と全科目トータルのクラス平均偏差値が前回より5ポイント以上上がっています。(これはなかなかあることではありません)中には、今までずっと足を引っ張っていた苦手科目の成績が上がって、今回は全科目の中で一番良い成績を取ったというような生徒もいます。正に世界が変わった瞬間です。実際、これらのクラスの生徒たちは、授業中の集中力(表情)や勉強量等が、かなり変わって来ていて、授業中の問題演習や確認テストの点数に変化が見られていました。私が一番の変化を感じているのは、「点数へのこだわり」です。以前は確認テストやGSテストで点数を取れなくてもへらへらしていた(と私には見えた)生徒たちが、点数を取りたくで必死に取り組むようになりました。普段から「どうしたら点数を取れるようになるのか?」ということを考えながら勉強に取り組むようになりました。受験生にとって、これが一番重要な要素であることは間違いありません。入試本番では、点数を取らないと合格できないのですから…
そういう意味では、入試直前の小6生たちの点数へのこだわりはなかなかのものです。1年前、過去問でほとん点数を取れなかった直後の休み時間にチャラチャラしていて、「お前ら悔しくないのか!?」と私に一喝された生徒たちの姿はもうありません。点数を取れないと悔しくて涙を溜めて、唇を噛みしめています。すぐに気持ちを切り替えて、放っておいても必死に復習に取り組んでいます。本当に成長したなぁと感じます。合格発表後、全員の笑顔が見られますように…
都立中の入試問題の特殊性
- 2025年1月29日 1:01 AM
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昨日の話題の続きです。都立中の入試問題(適性検査)はとても特殊な世界なのです。
1科目目は作文ですが、数十字の要約が2題程度あり、最後に500字程度の作文があります。実質は小論文です。本文を読んで、自分の経験に基づいた考えを明確に述べなくてはなりません。私立中型の国語で成績が良いからと言って、都立中の作文で点数を取れるとは限りません。専用の対策をある程度の期間やっていかないとダメなのです。もちろん、基礎学力がない生徒に較べれば仕上がるのにかかる時間は短くて済みますが、逆に鼻につくような偉そうな作文を書いてしまい、模試で散々な成績を取って落ち込んでしまうようなケースも多いです。都立中で点数を取れる作文の型というものがあるので、それに順応して行かないといけないのです。子どもらしい文章でいいのですが、学校で書かされるような作文を書いているうちはほとんど点数になりません。
2科目目は算数・理科・社会の融合問題です。一応大問で1問ずつ計3問の出題となっていますが、それぞれの問題で科目横断的な知識が問われることもあります。(例えば社会の資料の読み取り問題でかなり面倒くさい割合計算をさせられたり…) 最近は算数・理科で答えだけ書けばいい問題も増えて来ましたが、依然としてほとんどが記述問題なので、普段の授業から式や考え方をきちんと書く練習が必要になります。問題文は相変わらず会話文です。先生と生徒たちの会話や実験結果の中に問題が散りばめられています。最初慣れるまでは、この形式で面食らってしまう生徒も少なくありません。一番のポイントは、1つのテストに3科目の問題が入っているということです。生徒ごとに科目による得意・不得意もあるので、問題を解く順番や時間配分の見極めがとても重要になります。このレベルのことは、生徒が自分で過去問を何本か解いたくらいではどうにもならないので、(かなり本数をこなした上で)塾講師の指導が必要になります。GSの生徒たちは、1年間で100本程度の適性検査問題を解いています。もちろん、すべて講師が採点しています。これくらいやり込んでいる生徒(塾)は他にないでしょう。そこで重要になるのが、1つのテストを1人の講師が科目の垣根を越えて指導できるか(採点できるか)ということです。算数・理科・社会の問題のすべてを俯瞰して見て、時間配分や捨て問の選び方を指導して行く必要があります。解説の途中で講師が入れ替わっているようでは、この部分の指導ができません。GSでは、私ともう1人の講師が3科目トータルでの指導が可能です。(私は作文も含めて4科目の指導経験が豊富です) 客観的に見ても、これはとても大きい強みだと感じています。他の塾でこういう指導ができているところはほとんどないでしょうから。
適性検査問題で合格最低点を超えるために、問題を解く順番を指導したり、「この生徒は算数が苦しいから、社会をもっと鍛えて高得点取れるようにしておかなければダメだ」とか、「どう考えても理科でもう少し取らせないとまずいから、理科の対策に注力させよう」とか、そんな指導ができることが大きいのです。これは私立中や高校受験でも同じですが、全科目合計でボーダーラインを超えられるように、科目ごとのバランスを見ながら指導して行く必要があるということです。そのトータルコーディネーターの役割を的確に果たせるようになれば、塾講師として一流の仲間入りです。経験の浅いうちは、どうしても自分の担当科目だけにしか目が行かないのです。
私はここ数年だけでも、小中学生の9科目のうち7科目の授業を担当しています。前の年理系科目を教えていた生徒に、今年は文系科目を教えているというようなケースはざらにあります。生徒の方もそう感じているかもしれませんが、同じ生徒でも、担当する科目が違うとまったく印象が違ったりします。自信のある科目とない科目では、授業中の表情や取り組みが違います。これも複数科目を担当しているからこそ気付けることです。
GSが都立中に強い(私立中も強いけど…)理由の1つを開示してしまいました。
大手塾も都立中から次々撤退
- 2025年1月27日 10:03 AM
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都立中の応募者が大きく減っているわけですが、昨年くらいから大手塾でも都立中の指導から撤退するところが増えています。都立中コース自体を閉鎖したり、私立中コースの授業にプラスして個別で対応していたのを完全に止めたり、逆に都立中専門だった塾が私立中コースを新設したりと、都立中離れは塾業界でも確実に進行しています。都立中の受験者が減っている→大手塾が撤退する→さらに受験者が減るという悪循環になっているように感じます。
小4・小5あたりでGSに問い合わせをいただく方で、(大手の)〇〇塾で都立中志望だと言ったら他の塾をあたってくれと断られたという相談が何件かありました。八王子近辺で少なくとも2つの塾がそうです。(両方とも2年前くらいまでは対応していたのに…)
埼玉県で適性型(都立中型)入試を実施している中学校の先生方からも、最近同じような話を2件聞きました。「出願の際に塾名を記入する欄があるのですが、いくつかの大手塾の名前が昨年くらいから減って来ていて、今年はほとんどいなくなった」「パンフレットを持って塾に挨拶に行った際に、いくつかの大手塾で今年は都立中対応は完全に止めたと言われた」というような話ですが、このことからも上記の状況が裏付けられると思います。
逆に、大手塾の1つが昨年くらいから都立中のコースを新設して注力し始めました。(八王子にも南多摩コースがありますね…) 都立中の受験者(埼玉県の前受験者も)は増えているようですが、校舎が少ないので、まだ大きな数にはなっていないようです。こちらは逆に、私立中受験のところで他の大手塾に完全に水を開けられてしまったので(多摩地区は校舎を閉校したところが多い)、窮余の一策としてスタートしたという背景があるようです。GSにもこの塾からの転塾生がいるので指導内容等確認しましたが、他の大手塾に較べるとまともな(上から目線の言い方ですみません💦)指導をしているように感じます。もしかすると、優秀な講師をそれらの拠点校に集めているのかもしれません。先日もそういうケースがあったのですが、(習い事の曜日の関係等で)GSに通いたいけどどうしても難しいという方には、こちらの塾をお勧めしました。
もう1つの大きな理由として、塾で私立中と都立中の指導を両方きちんとできる講師がほとんどいないということがあると思っています。入試問題の質・内容がまったく違うので当然ですが、年間通しての指導もまったく別のものになります。予習・準備等、負担がとても大きくなってしまう訳ですが、一定のレベル以上の指導を両方できめ講師は、都内全域を探してもとても少ないはずです。だからといって、講師を(私立中と都立中別に)2セット配置できるような余裕も大手塾にはありません。大手塾の講師で、私立中の指導で言えばとても優秀だと言われている講師がはたくさんいますが、その中で都立中の指導も同じレベルでできる人はほとんどいません。その逆も然りです。都立中の適性検査が、科目横断型(3科目・4科目の内容が1つのテストに詰まっている)ことも要因になっています。私立中専門の講師が対応可能なのは、せいぜい2科目まででしょうから。
GSでは、私も含めて同じ講師3名が私立中・都立中両方指導しています。(塾での指導経験年数は3人で80年!苦笑) 年間通してきちんとした指導ができているかは、今までの合格率が証明してくれていると思っています。もちろん、生徒たちの頑張りがあってのものですが…
(次回に続く…)
都立中応募者数確定!
- 2025年1月26日 6:34 PM
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都立中の入試まで、あと1週間余りとなりました。応募者数が確定しています。予測されていたことですが、前年よりさらに686名も減り、応募者数は過去最少を大幅に更新しました。2年続けて同じくらいの数減っているのですが、ちょっと衝撃的な数字です。ピーク時は1万人を越えていた応募者数が、今年は5600名余りまで減っています。もうそろそろピーク時の半分になってしまう状況です。
私の周囲の状況だけから推測するに、私立中の授業料の補助金、私立高校の完全無償化(年収制限撤廃)、多子家庭の大学授業料無償化等の施策が一気に進んだことにより、都立中→私立中へのシフトが大きく進んでいることは間違いありません。実際、首都圏の私立中の応募者数は今年も増えていて、近年では最多の数となる見込みです。GSの小6生も、数年前までは都立中コースの生徒の方が圧倒的に多かったのですが、最近は私立中コースの生徒の方が多くなっています。
トータルの倍率も3.6倍と、初めて4倍を切ってしまいました。一昔前、平均倍率7倍と言われていた面影はもうありません。今年から男女合同選抜となるため、男女の増減比率は分かりません。入試において、この合同選抜の影響はかなり大きいです。都立中は、(一部の例外を除いて)女子の方が倍率が高く、ボーダーラインも高いので(補欠繰り上げは女子ばかりなのでそれが分かる)、男子のボーダーは上がり、女子のボーダーは下がることになります。都立高校もそうですが、「男子受難」の時代が来てしまったということです。男子はますます私立中への流れが加速することになるかもしれません。
今年も、いくつかの業者が運営している適性型(都立中型)の模試や、埼玉県の中学校の適性型(都立中型)入試の結果を分析すると、明らかに例年より(同レベルの問題でも)平均点と合格ラインが下がっています。私は、都内(特に多摩地区)の都立中受検者のレベルが落ちて来ていると見ています。何をお伝えしたいのかと言うと、「過去問等で結果が今イチの生徒も、本番次第ではチャンスがあるよ!」ということです。最後まで諦めないで、頑張りましょう!
応募者数の昨年比と倍率をまとめておきます。ほとんどの学校で前年より大きく減らしていて、過去最低倍率となった学校が多いのですが、三鷹の人気が高く、唯一4倍を超えています。南多摩が減らなかったのは、昨年の大学入試の合格実績効果だと思います。現役で東大11名はすごいことです。武蔵は倍率は低いですが、私立難関中との併願者が多いので注意が必要です。それでもきちんと勉強して来た生徒の中での実質倍率は2倍を切っているはずなので、以前に較べるとかなり広い門となっています。
24年 25年
一般全体 6339→5653 3.6倍
南多摩 596→599 3.7倍
立川国際 529→431 3.3倍
武蔵 421→381 2.4倍
三鷹 769→706 4.4倍
富士 566→526 3.3倍
大泉 667→590 3.7倍
桜修館 705→612 3.8倍
白鴎 688→640 3.9倍
両国 700→608 3.8倍
小石川 684→551 3.6倍
都立高校推薦入試応募者数確定!
- 2025年1月21日 12:06 PM
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都立高校推薦入試の応募者数が確定しました。推薦入試については願書の差し替えがありませんので、これで最終確定となります。事前に予測されていたことですが、全体の倍率は2.28倍と過去最低となりました。一昔前は、推薦入試で倍率4倍・5倍が当たり前だったのですが、そんな倍率になっているのはごく一部の人気校のみとなっています。
進学指導重点校と多摩地区の学区2~3番手校について、倍率の3年間推移を列挙しておきます。合格者は定員ピッタリしか出さないので、これが実質倍率になります。
23年→24年→25年
日比谷 3.3→2.6→3.2
戸山 3.7→3.3→3.6
青山 3.8→3.8→4.3
西 4.4→3.0→2.8
八王東 1.6→2.3→2.0
立川 3.5→3.0→3.4
国立 3.3→3.6→3.4
町田 1.8→2.5→1.8
日野台 2.8→2.5→1.6
昭和 3.4→3.3→3.2
武蔵北 2.4→2.0→1.7
小金北 1.7→2.6→2.0
調布北 2.2→1.8→1.9
今年は、進学指導重点校の応募者数はほぼ横這いですが、学区2番手・3番手校でかなり減らしているところが多いです。(特に多摩地区の高校)
今週末の日曜日が入試日です。合格発表や事務処理は土日を回避するのに、入試本番だけは日程をずらさず日曜日に行うのが不思議です。
入試が本格的に始まっています!
- 2025年1月19日 10:53 PM
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昨日・今日と、大学入試の共通テストが行われました。昨日から中学入試の適性型入試が始まり、GSの生徒は全員が受験しています。私立高校の推薦入試が水曜日からに迫っています。埼玉県の前受験を受ける生徒が多いのですが、都内の高校を第一志望として受験する生徒もいます。その翌週は都立高校の推薦入試が控えています。校舎の中はさすがに緊張感が漂っています。
高3生は共通テストは自己採点を正確に行った上で、2次試験の出願大学・学部を決定しなくてはなりません。2月に入ると私立大学の入試が五月雨式に続いて行きます。
中学入試の前受験は、自分が取った各科目の点数が公表される学校が多く、また適性型については問題ごとの出来具合や、どこでどんなミスをしたかまで教えてくれる学校もあるので、その結果をもとに2週間後の本番に向けて対策の練り直しです。
昨日も今日も、入試を受けて来た生徒も含めて、多くの受験生たちが校舎に籠って集中して取り組んでいます。早朝から入試に出かけているのに、みんな疲れいる素振りを見せないのが凄いなぁと思います。保護者の方や講師等、大人の方が疲れが滲み出ていますね…苦笑
私は入試結果の情報収集等で、昨日・今日と各学校を飛び回っていました。入試問題をもらって来ることも重要な仕事です。この時期は、学校の先生方も大変そうですね… 早朝から入試があり、終了後すぐ採点に入って、夜中まで戦場と化している学校が多いです。早い学校は翌日(2月1日以降は当日の夜のところも多い)、適性型等時間がかかる学校でも3日後には合格発表となるので、なかなか大変そうです。1日で終わるならともかく、何日にも渡って入試が行われている学校もあるので、想像を絶する激務となっています。
すべての入試が終了するまで、あと1ヵ月余り。受験生たちはもちろんですが、我々も健康に注意して走り続ける覚悟です。
塾の新年度は2月からです!
- 2025年1月17日 10:08 AM
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新規でお問い合わせいただく方、特に塾に通わせるのが初めてという方はご存知ない方が結構いらっしゃるのですが、塾は2月から新学年としての授業がスタートします。1月から2月にかけて入試が行われるので、そこから逆算して1年間のカリキュラムが組まれているということもありますが、正直にお伝えしてしまうと、小6生は1月まで、中3生・高3生は2月まででいなくなってしまうので、それと交代で2月から次の生徒たちを呼び込まないと、経営的にしんどくなってしまうという事情があります。
これはGSに限ったことではなく、進学塾であればどこも同じだと思いますが、2月からカリキュラムがどんどん進んでしまうので注意してください。例えば新中1の英語と数学で言うと、2月から春期講習までで、中学校の1学期の範囲がほとんど終了してしまいます。なので、4月中学校が始まってから塾を探そうなどど考えていると、すでに満席になっていたり、カリキュラム的にまったくついて行けなくなってしまうようなことが起こってしまうわけです。中学入試で残念ながら夢破れて、高校受験でリベンジすることを決めた生徒も同様です。ひと休みして4月落ち着いてから…などと考えていると、特に英語がまったくついて行けなくなってしまうケースが多いです。
なぜ進学塾ではそんなにカリキュラムが速いのかと言うと、入試問題がかなり難しいからです。高校受験の補習塾などでは、中3の2学期の期末テスト後くらいにようやく中3の単元がすべて終了して、最後2ヵ月くらいで過去問対策を行うところが多いですが、それは都立の共通問題の対策が中心で、私立は滑り止め程度という生徒がほとんどだからできるのです。都立の入試問題自校作成校やMARCH以上の私立難関校のレベル、そして中学入試では、そんなのんびりしていては絶対に間に合いません。
GSでは、小6都立中クラスと中3では、入試1年前の春の段階から実際の過去問を使って入試問題対策を徹底して行きます。小6私立中コースはカリキュラムが相当しんどいので、夏期講習からのスタートです。それくらいじっくり時間をかけて対策を立てて行かないと、入試問題レベルを手の内に入れることはできないのです。GSの生徒たちの合格率が高いのは、この徹底した過去問対策に1つの要因があると思っています。例えば小6の都立中クラスで言えば、自分が受験する中学校の過去15年くらいの過去問はすべてテスト形式で解いてやり直しまで完了しています。(今は2周目に取り組んでいます) いわゆる銀本を使って、全国の県立中の過去問もかなりの数こなして来ました。この前数えたら、1年間で過去問を200本くらいは解いています。こんな塾は他にないと思いますが、これも1年間かけて過去問対策を徹底して来ているからできることなのです。
すみません。またちょっと話が逸れました。お伝えしたかったのは、2月から新学年としての授業がスタートするので、入塾をお考えの方はお急ぎくださいということです。
<GSの新年度(新学年)授業開校日>
新小3 → 2月1日(土)
新小4~新小6 → 2月3日(月)
新中1 → 2月11日(火・祝)
新中2・新中3 → 途中入塾となるので随時
新高1 → 3月6日(木)
新高2・新高3 → 途中入塾となるので随時
現在の生徒募集状況
- 2025年1月16日 9:01 PM
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新年度からの入塾について、お問い合わせ・手続きがピークを迎えています。この10日くらいは、毎日1~2名は新規のお問い合わせをいただき、毎日1名ずつは手続きをいただいている感じになっています。他の塾もそういうところはあると思いますが、特にGSはこの時期にたくさんの方に入塾をいただき、ほとんどの学年・クラスが満席近くなってしまうこともあり、逆に4月以降の入塾者はとても少なくなっています。2ヵ月くらいで1年間の営業活動がほとんど終了してしまうのですから、ある意味とても楽です。逆に言うと、この時期は入試直前期でもあるので、(特に私が)なかなかしんどくなってしまうのですが…
すでに満席一歩手前となっている学年もあるので、お知らせしておきます。
<現在の残席~1月16日現在~>
※現在入塾テストのご予約をいただいている方の席は確保していますのでご安心ください。
新小3→あと4名
新小4→あと4名
新小5→あと2名
新小6→2月からクラス増設のため余裕あり
新中1→あと1名
新中2→あと3名
新中3→あと4名
新高1→あと2名
新高2→余裕あり
新高3→講座制のため科目によっては残席僅少
都立高校復活のために<その3>
- 2025年1月12日 4:51 PM
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都立高校復活のためには、入試制度だけでなく、内部の改革も絶対に必要です。誤解のないように最初に書いておきますが、各高校の先生方の多くは本当によく頑張られていると思います。なぜか開校当初からGSの保護者の方の中には都立高校の先生が多いのですが(都立中や進学指導重点校にお勤めの方も何人かいらっしゃいます)、だからフォローしているというわけではありません。面談等の場で、その先生方からも様々リアルなお話を伺うのですが、制度として、あるいは都教委や校長が〇〇すぎるために、生徒たちが可哀想な状態に置かれていると感じることが少なくないのです。
①進学指導重点校等の合格実績のノルマを廃止せよ!
→改革当初は良かったのかもしれませんが、近年の状況を見ていると、これが諸悪の根源だと確信しています。まずは、進学指導重点校を例に挙げて、どんなノルマが課されているのかをまとめておきます。
【進学指導重点校に関する選定基準】
〔基準1〕共通テスト試験結果(現役)
[1]5教科7科目で受験する者の在籍者に占める割合が、おおむね6割以上
[2]難関国立大学等に合格可能な得点水準(おおむね8割)以上の者の受験者に占める割合が、おおむね1割以上
〔基準2〕難関国立大学等(*)現役合格者数 15人
(*)東京大学、一橋大学、東京工業大学、京都大学、国公立大学医学部医学科
で、近年の結果が以下のリンクの通りです。少し前は立川高校が、近年では八王子東高校が「脱落」の危機にありましたが、何とか踏み留まっている状況です。
https://www.kyoiku.metro.tokyo.lg.jp/press/press_release/2022/files/release20220922_02/bessi.pdf
これによりどんな弊害が起きているかと言うと、優秀な生徒で早慶等の指定校推薦を取ろうとすると「お前は国立大学を受けなくではダメだ」と誘導されたり、無理無理に5教科7科目の受験を強要されたりというようなことが起きているのです。真剣にその生徒のためを考えての助言ならいいのですが、明らかに合格実績ノルマを気にしている感じだったという生徒たちの証言は少なくありません。最近は分かりませんが、一昔前は都教委から校長にかなりプレッシャーがかかっていたようです。某高校の校長先生が、都庁で会議があった当日にお会いした時に、顔をしかめて胃が痛いとおっしゃっていた様子が忘れられません。確かに、進学指導重点校をはずされてしまったら一大事ですし、都立高校にとっても合格実績はとても大切です。しかし、都教委の顔色を伺って、生徒たちの意に沿わない指導をしている状況では、「どっちを向いて仕事してるの!?」と言われても仕方ないでしょう。
②教師の配置をもう少ししっかり考えて!
→進学指導重点校等に指定されると、特別な予算が付いたり、全都から選抜された教師を配置できたりと、メリットがかなりあります。しかし実態をつぶさに見ていると、特に近年教師配置で???と感じる場面が多いのです。GSで高校部を本格的に始めて、進学指導重点校の生徒が一番多いので、高校のカリキュラムや教師の指導の様子が手に取るように分かるようになったからかもしれませんが、あまりにも酷いと感じることが多くなりました。具体的に言うと、意味のない(まったく力がつかない)時間がかかる課題を大量に与えられていたり、教師の趣味としか思えないプリントを使って授業をやっていたり、発言の1つひとつが生徒のやる気を削ぐ感じだったり… はっきり言ってしまえば、「頼むから学校では余計なことをしないで!」と言いたくなるような場面が増えています。夏休みに半強制参加で受験対策の講習会を実施している高校も多いのですが、まったく役に立たないレベルのものもかなりあります。我々の目から見ていると、アリバイ作りでやっているとしか思えない講座も存在します。一部には優秀でとても熱心な指導をされていると感じる先生もいますが、残念ながら割合は減っているようです。塾の業界も同じ問題を抱えていますが、世代交代に失敗している高校が苦しいようです。50代の優秀な教師が一線を退き、40代の油が乗っている世代の教師の数が少ないために、30代以下の若手に必要以上の負荷がかかっているような状況をよく見聞きします。
➂塾や予備校の力をもっと使ってください!
→改革当初、都立高校(特に進学指導重点校)が塾と結託して勢力を伸ばして行ったことは前述しました。今も塾に校長先生が出向いて講演会を行ったり、情報を交換したりというようなレベルのことは行われています。一番塾や予備校の力を借りるべきところは、大学入試で合格させるためのノウハウのところです。進学指導重点校の一部の先生方は頑張っていますが、そうでない先生も混じってしまっていますし、やはり餅は餅屋です。私立高校では、土曜授業や夏期講習で予備校講師による特別講座を取り入れているところも少なくありません。予備校講師による(合格させるための)研修会を行っている高校もあります。都立高校でも一部そういう動きが出始めていますが、まだまだ敷居が高いようです。無駄な税金をかけるなら、こういう部分に回すべきでしょう。もう学校と塾の棲み分けとか言っている時代ではありません。目の前の生徒をどうやって良い方向に導いて行くかを、一緒に考えて行くべきだと思います。それは高校だけでなく、地域の小中学校との関係においても同様だと思っています。
④教師と生徒の適切な距離感を!
塾講師の力をもっと借りて!と書きましたが、実は私は都立高校にかなり出入りしています。20年以上前の改革当初は、都立中や進学指導重点校の先生方の研修会を担当したこともありますし、職員会議に出席させていただいたこともあります。当時は現場の先生方からとても熱を感じました。〇〇高校の職員会議では、(前向きな議論でしたが)先生方が喧嘩を始めてしまい、私と一緒に第三者的に見学していた校長が割って入った場面にも遭遇しまた(笑)。近年は、生徒相手の単発の授業をあちこちの高校で行っています。(主に将来のお金・ライフプランの組み立てや奨学金の説明が多いです) 八王子の高校が一番多く、平均して毎年1~2つの高校にお邪魔している感じです。都立中で授業を担当したことがありますが、一番多いのは学区2~5番手くらいの高校です。授業の前後で先生方と打ち合わせをしたり、先生と生徒との関係(やり取り)を観察したりする機会が多いのですが、正直言って距離感がおかしいと感じる場面がとても多いのです。学校というより先生の個性によるところが大きいのだと思いますが、とても高圧的に生徒たちを管理していたり(私の授業の前に生徒が委縮しているじゃん…)、逆に完全な放置を決め込んでいたり(授業中に立ち歩いている生徒や寝ている生徒は注意しましょうよ…)と、最低限の生徒管理・指導ができていないと感じる高校が少なくないのです。事前に打ち合わせをしたことが徹底されていなかったり、授業開始時刻が10分近く遅れるのが当たり前だったりと、先生方がとてもルーズ(当然生徒もルーズになります)だと感じる高校もありました。私立高校にもお邪魔する機会は多いですが、それなりのレベルの高校でこういうことはほとんどありません。
➄学校行事は高3の7月までに終えましょう!
これについては異論があるのは重々承知しています。多くの高校で9月に文化祭等があって、そこに向けて高3の夏休みにもかなり時間を取られるケースが多いのです。そういう高校は以前は1浪は仕方ないという雰囲気でしたが、時代は変わりました。浪人してまで大学受験の準備をしようという生徒の割合が大きく減っています。結果としてどうなっているかと言うと、言葉を選ばずに言えば、学校行事(や部活)のために受験を犠牲にしてしまっている生徒の割合が高くなさっているのです。基礎学力と集中力があれば、9月以降本気でやれば難関大学でも間に合うという言われ方をすることもありますが、それは本当に優秀な一部の生徒のことです。高3の夏期講習で本腰を入れられないと、普通の生徒は(特に国立大学は)なかなか厳しいのが現状です。GSでも、結局間に合わず、最後になって3科に絞って私立…という生徒が毎年出てしまいます。もう少し早く本気モードに入れられていれば…ということになるわけですが、9月に学校行事があるとなかなかしんどいのです。そういうことがだいぶ知れ渡ってしまっているので、(特に保護者の方が)そういう都立高校を敬遠するケースが増えています。
都立高校復活のために<その2>
- 2025年1月11日 3:04 PM
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数年前ですが、都教委の幹部の方がこのブログを読んでいて、結構気にしているという話を伺いました。(ご本人からご連絡をいただきました) 今の幹部の皆様が読んでいるか分かりませんが、私なりの建設的な改革素案を示しておきたいと思います。これをすべて実行に移してもらえれば、少なくとも今の状況は打開できます。それについては確信があります。ただし、今の都教委にそんな勇気が持てないであろうことも確信できます。座して死を待つつもりなのか?とすら感じるくらいです。
<都立高校復活のための改革素案>
①内申点の実技科目2倍の即刻廃止
→こんなバカげた制度は聞いたことがありません。5教科の方がオール5くらいあっても、実技がオール3とかだとトップ校は難しくなってしまいます。しかも、導入の経緯が酷いのです。生徒たちが入試に関係ない科目の手を抜かないように縛りつけようとしているわけですが、当時体育の先生上がりの校長や幹部の方が多く、その方々の声が大きかったそうです。内部の方に伺った話なので、信憑性は高いと思います。
→私の本音を言えば、「内申廃止」です。中学校(先生)間の格差が酷く、不公平感が否めません。生徒たちが常に内申を気にして中学校生活を送っているのは健全ではありません。塾が中学校の定期テストの過去問を収集して生徒に配って対策をしているというような、くだらない(本質的には生徒のためにならない)こともなくなるでしょう。しかし、公立高校という性格上,制度的にも内申は廃止できないのでしょうね… そこで提案は、以前存在した「特別枠」の復活です。定員の2割くらいは、内申に関係なく入試の点数だけで合格者を決定するのです。この枠が廃止になってから、内申がない優秀生は都立高校を選択枝からはずしてしまうケースが増えてしまいました。
②スピーキングテストの廃止
→本当にくだらなすぎる… リスニングはいいでしょう。でもスピーキングはまったく必要ありません。誤解のないように書いておくと、私は英語を話す力の養成はとても重要だと思っています。でもそれは、機械に向かって話すことではありません。人との瑞々しいコミュニケーションの中で、会話のキャッチボールをしながら話す力・表現する力を身につけることです。まさか、ポケトークの使用を推奨しているわけではないと思いますが… そんなにやりたいのであれば、リスニングも廃止して、入試当日先生との面接形式で英会話のやり取りをすればいいと思います。そういう手間をかけるつもりはないのに、受験生や塾に無用の手間をかけさせて対策を立てさせているのです。入試で点数化される以上、GSでも本番と同じ形式で対策を徹底していますが、その意味のなさに毎年悲しい思いをしています。来年から廃止してください。
➂合格発表までの期間短縮
→今は入試から合格発表まで1週間以上間が空きます。税金を使ってマークシートを導入したのですから、入試の3日後には合格発表をしてください。できないはずはありません。受験者が都立高校より多い私立高校でも、ほとんど翌日(遅いところでも2日後)には合格発表をしています。働き方改革だか何だか知りませんが、土日には(入試業務の)仕事をしないという方針も改めてください。受験生を待たせておいて、休んでいる場合ではありません。入試が終わってから、ゆっくり振替を取って休んでください。
④推薦入試の制度改革
→私の本音は「推薦入試廃止」ですが、やはりそれはなかなか難しいのでしょう。定員の2割は多すぎるので、せめて1割に減らしましょう。今は内申点の比重が半分くらいなのですが、まぁこれはよしとしましょう。定員を減らす前提で、いっそのこと内申点だけで決めてしまってもいいくらいに思います。入試直前の一番大事な時期に、(倍率が高いので頑張ったからと言って受かる保証のない)小論文や面接の対策に時間を取られるのが痛すぎます。コロナのおかげで、集団討論を取り止めた高校が多かったのはとてもよかったのですが、このくだらない形式も完全に廃止しましょう。何度も書きますが、小論文や集団討論の力をつけることは、これから社会に出て行く生徒たちにとって、とても重要だと思います。しかし、それを入試に取り入れるという発想が間違っているのです。
近年の都立高校の入試改革は、あれもこれも取り入れて受験生の負担を増やして、結果として受験生に逃げられているのですから、正に本末転倒とはこのことでしょう。入試制度をシンプルイズベストに戻すこと。これが今の都立高校に一番必要なことだと思います。
ここまでは入試制度の改革案ですが、次回は学校の内部・運営についても踏み込んで行きます。
(次回に続く…)
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