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ゴールが見えているか?<その5>
- 2017年7月6日 4:38 PM
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私は、30年以上この仕事に関わっていて、数千人の受験生たちの様子を間近で見て来ていますが、「受験勉強では、努力が必ず成果につながる」ということには絶対の確信を持っています。
ただし、2つの条件があります。1つは、勉強量や継続して取り組む期間について、ある程度絶対量が必要だということです。受験生としての「基準」が低いと、1日数時間勉強したくらいでかなり頑張った気になってしまいます。GSの小6・中3の受験生たちにとって、夏休みや冬休みは、1日13~4時間くらい勉強するのが当たり前になっていますが、これは世間一般の感覚からするとかなりハードに感じるようです。
また、本気で勉強を始めても、数週間頑張ったくらいで結果が出ないというのは、ある意味当たり前だと言えます。GSのような塾だと、新しく入塾して来た生徒は、(学校ではトップレベルの生徒であっても)周りの生徒たちについていけるようになるまで、少なくとも数ヵ月はかかります。授業の進度とスピード、学習して来ている量、テスト慣れ等、今までの蓄積の部分でかなり差がついてしまっているからです。その期間に我慢ができなくて、「自分はいくらやっても成績が上がらない」「自分には無理」というような感じで諦めてしまったら、いつになっても成績は上がりません。
もう1つの条件は、「正しい努力を正しい方向で取り組んでいれば」ということです。取り組んでいることがまったくズレていたり、やり方を間違っていたら、いくら時間をかけても成果にはつながりません。このパターンに陥ると最悪なのは、ただやり方が間違っているだけなのに、「自分は能力がないからダメだなんだ…」と自信を失くしてしまうことが多いことです。親や塾の講師が、「お前はやる気がないからダメなんだ!」と責めたりすると、さらに状況は悪化します。何度も伝えますが、ただやっていることややり方が間違っているだけなんです。
ここについては最大の企業秘密なので、あまり多くを書くことができないのですが、以下に算数・数学における典型的な例を2つ挙げておきます。
<例1> 応用問題が苦手な生徒が、分からない問題1問に延々と時間をかけて考えている。
<例2> 毎日計算練習をたくさんしている。もちろん、丸つけもして点数を出している。
こんな勉強を続けていたら、時間がいくらあっても足りませんし、成績が上がるわけがありません。
(次回に続く…)
ゴールが見えているか?<その4>
- 2017年7月5日 12:20 PM
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ゴールが見えているかどうかという視点でもう1つ重要なことは、時間の意識についてです。当たり前ですが、入試本番の日程は決まっているので、残された時間は有限です。すべての時間を受験勉強に充てられるわけではないので、限られた時間で成果につなげなくてはなりません。小6・中3の生徒は計算してみるといいと思いますが、実は受験勉強に使える残された時間はそんなに多くありません。効率的に時間を使って行かなくてはならないのです。
しかし、実際には時間を無駄に使っている受験生がたくさんいるはずです。大きく2パターンあります。1つは、勉強以外の余計なことに時間を取られてしまい、なかなか受験勉強に向かえないケースです。学校では部活や悪しき友人関係、家ではテレビやゲーム・スマホに時間を奪われているのがその例ですが、中には特に何をしているでもなく、ボーッとしていたり、毎日のように長い時間昼寝してしまったりする生徒もいます。このケースは非常に分かりやすいので、まずい状況なのかどうかは誰の目にも明らかです。受験勉強の絶対時間を増やさないと話になりません。時には、障害となっているものやことを(強制的な力で)排除する勇気も必要です。
もう1つのパターンの方が、実はとても深刻です。まったくズレていること、無駄なことにかなり時間をかけて取り組んでしまっているケースです。本人も周りもかなり頑張っていると感じているのに、まったく結果が出ないので、受験の戦いがとても苦しいものになってしまいます。
(次回に続く…)
ゴールが見えているか?<その3>
- 2017年7月4日 12:41 PM
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これは受験生だけでなく、仕事をしている大人たちでもあるあるだと感じているのですが、余程気をつけないと、目的と手段を取り違えて取り組んでしまう場合があります。これを間違えていると、いくら時間をかけても成果につながらないという最悪の状況に陥ってしまいます。
受験生で言うと、「入試本番で合格点を取る」ということが最終的な目標・ゴールです。その前段階で、過去問や毎月の模試、毎日の確認テスト等で点数を取ることを目的として取り組むことになります。簡単に言うと、「授業で学習したことや、1度間違えたことを、次に出て来た時にできるようにして行く」ことが受験勉強です。そのために、ノートをまとめたり、暗記に時間を使ったり、練習問題を解いたりするわけですが、それはあくまでも点数を取れるようにするための手段です。そのことが分かっていない受験生は、「ノートまとめに時間を使い過ぎて時間切れ」みたいな間抜けなことをしてしまいます。
もっと言えば、「点数が取れるようにならなければ、勉強する意味がない」ということです。小3~小4くらいの生徒に多いのですが、ノートをチェックすると、宿題は完璧にできている。練習問題もほとんど〇がついている。でも、同じ範囲のテストをやるとまったくできないというケースがあります。保護者の方が付きっきりで見ている場合が多いのだと思いますが、これを続けていると受験生としてどんどんダメになって行きます。小4くらいまでは、家で教えていただいたり、一緒に勉強していただくのはいいと思います。ただし、最終的に「本人が」「自分の力で」解けるようにならないとまったく意味がないということはご理解いただいた上でご協力いただく必要があると考えています。
私は、仕事を進めて行く上でも、このことはかなり意識していますし、部下にも折りに触れて伝えています。
例えば何かプロジェクトを進める際に、ダメな組織ほど、会議のための会議や、形を整えるだけの資料作りに時間を取られます。肝心の「成果を上げる」ということから目が逸れて、上司の顔色を伺う時間も多くなって来ます。「叱られないように、形だけ整える」ようになって来たら末期症状です。受験生でも心あたりがある生徒はいるのではないでしょうか? これは、本人というよりも、上司・指導者・親の責任の方が大きいと思います。上司(指導者・親)が本当の意味で成果にこだわらず、自分が安心できるように、自己満足の世界にはまり込んでいるから部下(生徒・子ども)がそうなってしまうのです。
ための仕事、ための勉強を止めて、徹底的に成果にこだわって行きたいものです。
(次回に続く…)
ゴールが見えているか?<その2>
- 2017年7月3日 1:11 PM
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受験生の場合、ゴールが明確になっているかどうかがまず重要ですが、ゴールを設定したら、その時その時に応じて今のままでゴールに間に合うのかどうかの自己認識が持てているかどうかが非常に大きいのです。この部分が分かっていないと、あるいは分かっていても意識や行動が変わらないと、「スーパー他人事受験生」に就任してしまう可能性があります。「今のままのんびり勉強していたら受からない」という大前提があるのに、本気で受験勉強に臨めない受験生はたくさんいます。我々塾講師の一番重要な仕事は、生徒たちにこの現実をきちんと直視させて、意識改革・行動変化を起こさせることです。悪しき習慣で凝り固まってしまっている生徒に対しては、なかなかこれが難しいのですが…
ゴールへの距離感という意味では、偏差値というのはとても便利な代物だと思います。偏差値があることによって、問題の難易度(平均点)に関わらず自分の力が上がったか下がったかがつかめますし、科目ごとの得意・不得意もはっきりします。その上で、過去の受験生の膨大なデータを基にして、現時点でこのくらいの偏差値だと何%くらい合格できるということがある程度示されるのです。「今のままだと合格にはかなり足りない」ということは、それこそ小4くらいの生徒でも理解できます。
中学生の都立高校志望者については、内申点もその1つの目安となります。内申点が関係ない「特別選考枠」が廃止された今の制度では、内申点で(中学校の方で受けさせてもらえないというケースも含めて)ある程度の合否可能性が測れてしまいます。実技科目の評定が(2倍されるので)とても重要であることは間違いありません。
(次回に続く…)
ゴールが見えているか?<その1>
- 2017年7月1日 5:01 PM
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受験だけでなく、勝負ごとすべてに言えることだと思いますが、最終的なゴールを見据えて取り組んでいるかどうかで成果に大きく差がつきます。
かなり前の話になりますが、マラソンの選手がインタビューに答えているのをテレビで見ていた際に、「何でそんなに苦しいのに頑張れるのですか?」と聞かれたある選手が、「ゴールがあるからです」と答えていたのが強く印象に残っています。もし、マラソンにゴールがなくて、倒れるまで走り続けるというルールだったら、頑張れないのではないでしょうか? 市民ランナーが年々増えているようですが、私の知り合いは、みんな「ゴールの後の一杯のためにやってるんだ」と言っています(笑)。
当然ですが、受験勉強にもゴールがあります。当然、第一志望校の入試本番、そして合格が最終的なゴールです。それ以前の段階で、短期的なスモールステップのゴールは何度もあるでしょうが、やはり最終的なゴールを意識して取り組んでいる受験生が強いです。
夏期講習や秋以降、苦しくなった時は、自分が合格してその学校に通っている姿をイメージすると頑張れる場合が多いようです。そういう意味でも、この時期に自分の志望校をまだ見に行っていない受験生は、急いだ方がいいでしょう。
小6や中3のこの時期で言うと、入試問題で点数を取れるようになるというゴールをイメージして取り組んでいるかで大きな差がつきます。まずは、入試問題のレベル・内容を知らないと話にならないわけです。そういう意味で、この時期にまだ新規の単元学習をやっているようでは、受験生として1歩2歩出遅れています。GSでは、特に小6都立中コースと中3の生徒たちは、半年前くらいから過去問に取り組んで来ています。当然、それまでにカリキュラムがすべて終了しているからです。最初はまったく歯が立たなかった生徒たちが、回数を重ねる度に次第に点数を取れるようになって来ています。
実際の入試問題に接する前と後で、生徒たちの取り組みに劇的に変化が見られます。やはり入試問題は難しいので、「このレベルの問題で点数を取れるようにしなくてはならないんだ」というリアリティを持って勉強しているかどうかが大きいのだと思います。定期テストや、毎月の模試のための勉強になっていて、終わったらきれいさっぱり忘れてしまったり、入試のレベルよりかなり易しいレベルの問題ばかり解いて満足しているような状況では、あと7ヵ月後の最終的なゴールに間に合わなくなってしまいます。
(次回に続く…)
日々の新しい出会いに感謝
- 2017年6月30日 2:35 PM
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中学生の期末テストが終わったこともあり、新規入塾のお問い合わせが増えています。今週だけで4名の方との新たな出会いがあり、入塾テストや体験授業のお約束をしているところです。やはり、今GSにお通いの方や卒業生からのご紹介が多いのが特徴です。
このタイミングで、結婚相談所の方も新規お問い合わせ、入会が続いています。昨日入会いただいた女性は、私の教え子の友だちの友だちの友だち(!)です。当然、元の教え子とはまったく面識がないわけですが、「面倒見がよくて成婚率が高いと聞いたので…」とおっしゃっていました。こういう人のご縁を大切にして行きたいと思います。
今週末も、八王子の京王プラザホテルでお見合いが組まれており、私も立ち会う予定です。正に、良いご縁となるといいのですが…
さあ、期末テスト!<その7>
- 2017年6月28日 11:02 AM
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この計画・自己管理の部分は、技術・スキルの1つなので、学習・訓練によって上達するはずです。入塾したばかりの生徒たちは、「自分で計画を立ててそれをつぶして行く」ということができないケースが多いのですが、その段階では、授業について行くことが難しかったり、テストでなかなか結果が出ないという状況が続く場合がほとんどです。日々様々なやり取りをして行く中で、次第にできるようになって行くわけですが、それでようやく受験生として1段階レベルアップできたことになります。テストで目に見えて結果が出始めるのはその後です。
しかし、長いこと受験生の様子を見ていて感じることは、この部分(自分で計画を立ててそれを淡々とこなして行く)がどうしてもできるようにならない生徒が毎年一定の割合でいるということです。それこそ手取り足取り指導して、毎日のようにチェックしたとしても、3日坊主で終わってしまったり、形式だけ整えて中身が伴わなかったり(計画通りに取り組めない)、計画はもちろん最低限の日々のTo Do管理すらできなくなってしまったりします。当然、そういう生徒は受験の戦いではとても苦しい状況を迎えることになります。
最近、これらの生徒に共通する特徴といくつかの類型が見えてきました。以下にそれをまとめます。
〇言い訳や他責が多い
→常にできない言い訳を探しています。口癖は「でも…」「だって…」です。宿題・課題を忘れた時も、まずできなかった言い訳から入る場合が多いです。「やったけど忘れて来た」という定番のフレーズもよく使います。誰かのせい、何かのせいにする場面もよくあります。「~だからできなかった」ということしを1年中言い続けていたりします。真摯に反省して改善するということがなかなかできません。こういうタイプの生徒に対応する方法は1つしかありません。言い訳を一切聞かないことです。私は、「は?」「だから?」とあえて冷たい対応をするようにしています。やらなければいけないことをやっていないということは、本人が一番よく分かっています。残してやらせるとか、翌日持って来させてチェックするとか、現物主義で対応して行くしかありません。
〇親や教師に依存している
→はっきり申し上げて、親が過保護過ぎると、子どもが自分で受験勉強を進めて行くことはできなくなります。小学校の低学年のうちであればまだしも、小6の受験期や中学生くらいになって、親が学習管理をすべてやっていたら、子どもをスポイルしてしまいます。中学受験について言えば、親が腹を括って100%やり切れば、結果につながる場合も多いと思います。ただし、高校受験・大学受験ではそれは非常に難しくなりますし、将来的に子どもが自分で取り組めるようにという視点は常に持っている必要があると思います。勉強以外の生活習慣についても、同じことが言えます。身の周りの片づけや時間の管理等、親が手を出し過ぎていると、子どもは自分で何もできなくなります。どのタイミングで手を離すか、自立させるかが非常に重要です。
塾の講師に甘えているケースも少なくありません。「〇〇塾に通っているから安心」「先生が何とかしてくれる」というような感じがありありで、自分で考えて取り組もうという意識があまりありません。ひどい生徒になると、「私は何をすればいいですか?」というようなことを頻繁に言っていたりします。本当に困った時に相談してくれるのはいいと思いますが、「結局、自分がやるしかない。そのために塾(先生)をとことん利用しよう」というスタンスが正しいのです。
塾の講師のスキルが低いと、これを何でもはいはい全部聞いてしまって、結果的に生徒をダメにしてしまう場合もあるので、注意が必要です。
〇親の覚悟が決まっていない
→全項の内容と矛盾するように感じるかもしれませんが、これもケースとしては多いと思います。2つ例を挙げます。
①「部活が忙しすぎて勉強する時間がないんです。毎日長時間の練習で疲れていて、これ以上勉強しろと言うのが可哀想で…」
②「家でゲームやスマホばかりいじっていて、集中して勉強しないんです…」
親がこのモードに入っていると、成績は間違いなく上がりません。私は①のケースの方がより深刻だと思います。それで、生徒本人も保護者の方も、「成績が上がらなくても仕方ない。高校は行けるところに行けばいい」という共通認識を持っていていただけるのであれば、問題ありません。しかし、ほとんどの場合、「成績を上げたい、少しでもいい高校に進学したい」と考えているのです。であれば、両立してやるべきことをやって行く(やらせて行く)しかありません。時間が限られている中で、どうやって効率よく勉強して行くかを決めて取り組んで行く必要があります。本当に可哀想なのは、部活ばかりやっていたために、行けるはずの高校に行けなくなってしまうことです。
②のケースは言うまでもないと思います。ゲーム・スマホを買い与えたのは、誰なのでしょうか? 本当に不要で子どもにとってマイナスだと感じるのであれば、その時点で取り上げればいいだけです。実際、私は今までに、ゲームを1年間預かったり、その場でスマホを解約に行ってもらったりしたことが何度かあります。当然、最初子どもは泣き喚いたりするわけですが、親が本気だと分かると観念します。今までの例だと、入試の結果もうまく行った場合がほとんどです。
お伝えしたいことは、親が子どもに対して腰を引いていたら、子どもを本当に変えることなどできないということです。もちろん、塾としてはその状況下で何とか生徒たちの状況を良い方向に変えて行こうと全力で取り組みます。しかし、保護者の方の協力がないと、うまく行かない場合が多いです。
来週から、小5以上の学年は「GSシート」を作成し、夏の目標と学習計画を作成してもらいます。夏で大きな成果を出すために、非常に重要な局面だと考えています。
さあ、期末テスト!<その6>
- 2017年6月27日 12:39 PM
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これは、定期テストの勉強だけに限らず、受験勉強全般に言えることなので、中学受験を考えている小学生についても当てはまることだと思います。自分で計画をきちんと立てて、それを実行できないようだと、なかなか成果に結び付かないのです。
もちろん、宿題や課題を漏らさずに取り組んだり、持ち物や提出物を忘れないというような最低限の管理ができないようでは話にならないのですが、受験生はそれを一歩進めて、成績を上げるため、合格するために必要なことをピックアップして、粛々とそれをこなして行くことができないとダメなのです。
こういうことを書くと、「そんなレベルの高いことは我が子には無理です」というような声がとんで来るのですが、決して難しいことではありません。大きく2つの柱があります。1つは、「To Doリストの管理」です。受験生は週単位で管理して行くのが一番やりやすいと思うのですが、1週間でやるべきことを挙げて、それを1日ごとに割り振って、「今日やるべきことはこれ!」ということを明確にするということです。もちろん、最低限の宿題・課題、確認テストに向けた復習等が最優先になりますが、前述した通り、それ以外の「自分の足りないところの穴埋め作業」をどれだけ入れ込めるかが、非常に重要となります。
もう1つが、「タイムマネジメント」です。自分で立てた計画を、どうやってきちんとこなして行くかという部分の計画・管理です。毎日、何時に何をどこでやるかということもありますが、集中力の持続やそれ以外の雑事・雑念のシャットアウト、計画が崩れた時のリカバー方法等も含めてということになります。一般的には、毎日の計画をあまり詰め込み過ぎない方がうまく行きます。毎日、計画通りに事が進むとは限らないので、やり切れなかった分も週末にまとめてこなすとか、一度崩れた時に修復が効かないと、計画自体が絵に描いた餅になってしまうからです。
やはり、スケジュール帳・手帳等、管理するツールは必要になると思います。小中学生の場合は、紙ベースで管理するべきです。パソコンやスマホのカレンダーアプリは不向きです。私個人的には、カレンダーと一体となったビジネス手帳がいいと思っています。前述した理由で、週単位で2ページ見開きのものがベストでしょう。(ちなみに、私は高橋書店のフェルテ10(No.240)がお気に入りで、何年も愛用しています)
正にビジネスマンのように毎日手帳を確認して、やるべきことを「自分で」管理して進めて行くのが、受験生としてのあるべき姿だと思います。小6や中3になって、そんなことが自分でできないようでは、はっきり言って、今から飛躍的に成績を上げて今の実力よりかなりレベルが高い志望校に合格することは難しいです。結局、自己管理ができるかどうかということに行き着くので、これができないと、将来社会に出てからまともにやって行けるのかがとても心配になります。
(次回に続く…)
さあ、期末テスト!<その5>
- 2017年6月26日 12:16 PM
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もう1つ定期テスト前に感じることは、計画性の有無についてです。
いつテストがあるかは年度の初めに分かっていて、試験範囲も2週間前には公表されるので、準備する時間はたっぷりあるはずです。しかし実際には、テスト直前の様子を見ていると、勉強をやり切って最終チェックに余念がない生徒がいる一方、前日になって「間に合わない!」と叫んでいるような生徒もいます。その時点で結果はある程度予測できてしまいます。
勉強のやり方の問題もあると思います。テストの1週間前になってノートまとめに時間をかけているような生徒は論外です。それが必要なのであれば(私は必要ない科目がほとんどだと思います)、中学校の授業が終わる度に作成・更新して行かなくてはなりません。テストの直前に必要なのは、とにかく暗記に時間をかけることと、テスト形式の問題を数多く解いて慣れると共に、時間配分やミスをしそうなところを体に染み込ませて行くことです。分からない問題をうんうん唸って考えているのも最悪です。とっとと教師に質問するか自分で調べるかして、頭に入れて行かなくてはいけません。
前述したように、GSでは5教科の教科書準拠ワークを持たせて取り組ませているのですが、その取り組み方を見ていると、生徒ごとに大きな差があります。テストの前に溜めてまとめてやる羽目にならないように、中学校での学習が終わった段階で少しずつ取り組んで行くように指示をしているのですが、実際はテスト前に慌てて取り組んで、結果全部終わり切らないというような生徒もいたりします。
定期テストだけでなく受験勉強全般に言えることですが、「いつ、何を、どのくらいやるか」というスケジュール管理がすべてだと考えています。ここが「自分で」できるようにならないと、なかなか成績は上がりません。
(次回に続く…)
さあ、期末テスト!<その4>
- 2017年6月24日 9:24 AM
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こういう言い方はたぶん誰もしないと思いますが(だからあえてここで書くわけですが)、私は「受験勉強において自分にとってマイナスとなる友だち関係は断ち切るべきだ」と考えています。はっきり言って、邪魔されて(して)しまっている関係はあちらこちらに存在しています。さらに問題が根深いのは、本人たちがそのことに気付いていないケースも多いということです。いや、(本来はマイナスなのに)いいことをしていると思っているケースすらあるのではないでしょうか。
1つ例を挙げます。いつも一緒に勉強している仲良し2人組。学力や成績にかなり差があるので、いつも片方の生徒がもう一方の生徒に質問したり、教えてもらっている。皆さんは、この関係をどう感じるでしょうか? 結論としては、2人にとってマイナスであるということです。友情や思いやりとはまったく別の話です。それは別の機会に育んでください。間違っても一緒に勉強してはいけません。
教えている方は、当然それに時間を取られたり、集中力が欠けたりするわけです。教えることによって理解力が増すからメリットがあるなどというくだらないことを言う教育者がいたりしますが、それは入試のリアルな現場を知らないから言えることです。もしその生徒が、自分1人で集中して取り組んでいたら、間違いなく今よりは成果につながるでしょう。
一方教えられている方はメリットしかないように思うかもしれませんが、これもそうではありません。分からないことを(考えもせず)すぐ聞く癖がついてしまったり、甘え・依存心が強くなってしまい、これを続けていると自分では何もできない受験生になってしまいます。最大の問題点は、こういう生徒は人に迷惑をかけている(時間を奪っている)という自覚がないことです。GSでも見かけることがありますが、自習室等で集中して何かに取り組んでいる友だちに、どうでもいいことを話しかけて集中力を途切れさせるような生徒がいます。見かける度に注意・指導をするのですが、そういう生徒は何がいけないのか理解できていない様子です。質問・相談をするなら、教師にすればいいのです。
そういう意味では、塾の選び方がとても重要だと思います。成績順にクラス分けをされていたり、似たような成績の生徒が集まっている塾では、上のようなケースはあまりありません。意識が高い生徒が多かったり、そういう部分まで踏み込んできちんと指導してくれる塾であれば、その部分の心配はいらないでしょう。
塾によっては、定期テストの前に生徒たちを自習に呼んでおいて、騒がしくて集中できなかったり、友だち同士でおしゃべりして時間が過ぎてしまったというような話も聞きます。GSでは、物音を立てるのも憚られる雰囲気があります。質問は教室を出て教師のところに行ってするルールです。
(次回に続く…)
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