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GS進学教室

あまりにも…

  • 投稿者: gs_staff
  • 2013年2月14日 10:20 AM
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あまり中学校の先生について悪いことを書きたくないのですが、今年の入試対応でもとんでもないことがあったので、書いてしまいます。

2月10日に、併願確約をもらってT高校を受験した生徒。一昨日の発表で不合格でした。確約をもらっていての不合格は普通はあり得ないのですが、前受験でその高校よりも志望順位の高い高校に合格していたこともあり、よっぽどできなかったのだろうと思って、あまり深追いしないでいました。念のため、何でダメだったのかを(中学校の先生を通して)高校の先生に確認してもらうようにお願いしました。その結果返ってきた答えが衝撃的だったのです。「ほとんど併願確約の生徒だったので、一般受験の生徒は難しかったみたい…」と。簡単に言うと、先生が事前相談のリストから漏らしていたのです。三者面談では、間違いなく併願確約の形でお願いしたとのことでしたし、そもそも確約が取れていなければその高校を受験をするはずがありません。
さらに、この生徒は2月10日に風邪を引いてしまい、かなり具合が悪かったので、(すでに前受験で合格していることもあって)できれば受験を止めて欠席したかったのです。しかし、学校の先生から、「確約をもらっているので欠席しないように」と言われたので、体調が悪い中無理して受験に行った経緯があるのです。
その上で、不合格になってから、「やっぱり併願確約は取れていなかった」と言われても、納得できるわけがありません。受験生としては、どうすることもできない状況です。

あまりにもおかしな話で、先生の責任を追求してもいい事案ですが、すでに私立は合格を確保していることと、都立高校が第一志望なので、そちらに集中させたいという保護者の方の意向もあり、これ以上、事を荒立てないということになりました。(一般でも合格できるほど)点数を取りきれていないのは事実なので、そのことにより本人が引き締まるといいのですが…

今回は結果として、大きな問題にはなりませんでしたが、状況が状況なら大変なことになっていたのだということは明記しておきたいと思います。

都立中補欠繰り上げ情報

  • 投稿者: gs_staff
  • 2013年2月13日 7:14 PM
  • 未分類

昨日・今日で、都立中の補欠繰り上げ合格が出ています。
以下は、昨日までに繰り上げ合格が確定した人数を学校ごとにまとめたものです。

小石川…31名
白鴎  …10名
両国  … 7名
桜修館…17名
富士  … 8名
大泉  …12名
南多摩… 3名
立川国… 7名
武蔵  …16名
三鷹  …10名

補欠待機の生徒には、学校ごとに番号が伝えられていますので、上記の番号の生徒までは確実に繰り上げ合格となったということです。今日になって、さらに追加分が出ていますが、学校ごとの詳細人数は現時点では掴めていません。
何と10校で121名が繰り上げ合格となっています。それだけの人数が、合格したのに手続きをしなかったということでもあります。これは、昨年より26名も多い人数です。

学校ごとに合格辞退者の数に大きく違いがあります。やはり、都内で私立中との併願者が多い地域の学校は辞退者が多くなっています。それにしても、小石川の31人はちょっと異常な数字です(昨年は16名でした)。合格者の5人に1人が手続きをしていないのです。桜修館や武蔵も含めて、御三家をはじめとした2月1日入試の最難関校に流れた生徒が多かったようですが、小石川の昨年の大学入試の合格実績が今ひとつだったことが、最後の最後で私立中に流れてしまった要因になっていることは間違いないでしょう。どちらでもいいのだけど、私立中に手続きをしてお金を払い込んでしまったり、制服の採寸を終えてしまったから…という理由もあったと想像します。そういう意味では、都立中の合格発表が2月9日と遅いことが、ネックになってきているのかもしれません。当初は、私立中(特に難関中)との併願者のことは考えなくてもよかったのだと思いますが、これだけ逃げられてしまうようになると、何かしら考えないといけないのかもしれません。
三鷹の女子が8人も手続きしていないのがちょっと意外です。どこの私立中に流れたのか、興味深いところです。
予想通り、南多摩は辞退者が少ないですね。もともと地域的に、私立中との併願者が少ないこともありますが、今年は私が知っているだけでも私立中とのダブル合格者が結構います。どういうことかと言うと、「下手な私立中だったら南多摩の方を選ぶ」ということが定着しているのです。地域的に、経済的な面も含めて都立の人気が高い地域だということもありますが、もともと都立中が第一志望で、せっかく勉強したのだから一応(2月1日とかは)私立中も受けてみようという生徒が(少なくとも私の周りでは)多いです。

来年度以降は、都心部の中学校についても、受検者は都立中第一志望の生徒が増えてくると思います。(理由はここでは差し控えます) それらの生徒が、私立難関中を目指している生徒に勝てるかどうかは別問題ですが… 今年の各学校の大学受験の結果が大きいですね。東大をはじめとする国公立や、早慶等の難関私大の合格者数が大きく伸びるようだと、来年度の歩留まり率も上がるはずです。生徒本人はともかく、保護者の方はやはりそこを見ているのです。

私立高校入試終了

  • 投稿者: gs_staff
  • 2013年2月12日 3:40 PM
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本日で、都内の私立高校の入試が終了しました。うちの生徒で今日受験に行ったのは1人だけでしたが…

合格発表も本日がピークです。今朝の10時を中心に、10人分以上の結果が一気に判明しました。本日発表分の合格率は80%を超えていましたが、残念な結果もありましたので、教師たちはあまり喜べる状況ではありません。

第一志望校に合格し、入試が終了した生徒もいます。本当によかった… さすがにホッとしたのでしょう。体調を壊して寝込んでしまった生徒もいます。

明日、残った1校の合格発表があり、それですべて終了です。本日以降は、都立高校の入試本番に向けて、全力疾走です。

学校のホスピタリティ

  • 投稿者: gs_staff
  • 2013年2月11日 1:07 PM
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本日も私立高校の入試が続いています。私どもの生徒では、私立第一志望の生徒のみ、戦いに行っています。今日は合格発表の予定はなく、明日の朝10時に一気に結果が出てきます。同時に2つの高校が合格発表となる生徒もいます。(どうやって結果を見に行くのだろう。本人は入試に行っているし… お父さん・お母さんが大変だ)

今回の入試を通して、学校ごとの対応、特にホスピタリティの部分でかなり温度差があることを感じています。
昨日入試が行われた八王子市内のある高校では、午前中筆記試験があり、その後昼食の時間をはさんで、午後に面接が行われました。1時半から始まって、順番が遅かった生徒はひたすら待たされ、最後終了したのが4時頃だったそうです。受験生の数に比して面接官の数が少ないのが明らかで、手際もとても悪かったのではないかと想像します。この高校は、入試の数日前にテストの時間帯(休み時間を長くした)を突然変更し、ホームページで発表しただけだったので、そのことを当日初めて知ってしまった生徒もいたようです。それも含めて、帰って来た生徒たちは疲れきっていた様子でした。とにかく、併願校として受験に行った高校で、朝から4時頃まで拘束するなんて、言語道断と言わざるを得ません。

また、別の高校では体育館で面接が行われたのですが、(例年より暖かいとは言うものの)寒い中でだいぶ待たされて、風邪気味にとってはとてもつらかったようです。そもそも、体育館で面接ってどうなのよ?

都立中の合格発表の際にもそのことを強く感じました。都立中は学校ごとのホームページでも合格発表を行うのですが、ここで学校ごとのホスピタリティ意識が如実に表れていました。
中央線沿線の某中学校では、合格発表掲示がどこに出ているかがなかなか分かりませんでした。一般枠募集のところをクリックして、さらに合格発表のリンクを探せばたどり着けるのですが、慌てている受検生や保護者にとっては、とてもイライラする数分間だったと思います。この中学校は、ホームページ上で適「性」検査が適「正」検査になってしまっていたり、今年の適性検査問題がアップされたというのでクリックしたら昨年のものが出てきたり(現時点でまだその状態です)、ちょっとひどい状態です。そのことを指摘してあげようと思って、お問い合わせフォームやメールアドレスを探しても、どこにもありませんでした。(これも他の中学校では考えられないことです)

郊外にある別の都立中では、合格発表の一覧が男女それぞれ2枚になっていました。まず、2枚に分けている時点で不親切なのですが、(接続環境によっては)クリックしてもすぐに2枚目に移動できない状態で、これも受検生や保護者は相当イライラしただろうな、と想像していました。ただ、この中学校は対応が素早くて、その指摘が入った直後には、開きやすい形でホームページにアップをし直していました。(依然として2枚ずつに分かれたままでしたが…)

こういう部分の対応があまりにもひどい学校は、生徒に学校を紹介する時に、一瞬躊躇してしまいます。なぜかと言うと、受験生に対してこの程度の対応しかできていないのであれば、入学後の対応もその程度なのだろうと想像がついてしまうからです。実際、私は様々な学校にお邪魔して、校長先生を初め先生方とお話しさせていただく機会が多いのですが、こういう部分から受ける印象と、ほぼ一致することが多いのです。それぞれの学校は、対生徒・対保護者の「ホスピタリティ」について、じっくり考えるべき時期にきているのではないでしょうか?

もちろん、塾においては、そのことが学校以上に重要であることは認識した上での発言です。

私立高校入試スタート!

  • 投稿者: gs_staff
  • 2013年2月10日 12:27 PM
  • 未分類

このブログへのアクセス数が、昨日一気に増えて、またまた過去最高数を記録しました。数週間前と較べると、日々のアクセス数が倍増しています。都立中の合格発表、私立高校の入試直前、都立高校の倍率確定等が重なっている時期のため、情報を求めて訪問していただいた保護者の方や塾講師の方が多いのだと思います。おそらく、昨日初めて覗いていただいた方もいらっしゃると思います。ありがとうございます。今後とも、末永くお付き合いのほど、お願い致します。<(_ _)>

<塾講師の皆様へ>
このブログの情報や文章等を参考にして、あるいはそのまま、生徒への配付物や別のブログに転載しているものを見かけるようになりました。当方としては一向に構わないですし、著作権云々言うつもりもありませんが、せめて引用元くらい明記していただけるとありがたいです。自分が書いた文章が、そのまま他で(さもその先生が書いたように)使われていると、ちょっと気持ち悪いので。

本日より、都内の私立高校の一般入試がスタートしました。トータルの受験者総数は少し減っていますが、定員を減らした高校も多いため、全体の平均倍率はやや上昇しています。慶應女子・豊島岡女子等、一部別格の高校を除けば、全体として女子校の人気が急落しています。中堅以下では、定員割れの高校が続出しています。(経営的に大丈夫かな?とつい心配してしまいます) この層の女子生徒が、一番都立に回っているのです。上位校で言うと、早大学院や中大附属が中学校開設により高校の定員を減らしているため、かなり厳しい戦いが予測されています。

私立第一志望の生徒はほとんど、今日・明日が本命校の入試です。勝負です。もうそろそろテストが終了するタイミングだ… どんな顔をして帰って来るか、ちょっとドキドキしています。

都立第一志望の生徒は全員、本日は滑り止め校の受験です。併願確約があるので、「とんでもないこと(1科目1桁の点数を取ってしまうとか…)」をしてこない限り合格は約束されています。どちらかと言うと、都立の本番に向けて、場馴れとテスト勘を鈍らせないという意味合いの方が大きいです。
私は中3の理科を担当していますので、どうしてもそちらの勉強の進捗の方が気になってしまいます。昨日の授業で実施した過去問(この時期は35分間で取り組ませています)で、初めてクラス平均が80点を突破しました。社会も含めて、授業中の正答率もだいぶ上がってきていて、状況は上向きですが、本番で確実に点数を取らせるために、まだまだ気を抜けません。今日入試から帰って来たら、すぐに次に向けての取り組みがスタートします。

都立中の補欠候補者通知が届き始めました。やはり、どこの中学校もほとんどが女子生徒のようですね。(うちの生徒たちの不合格者は全員男子生徒だ…) ただし、繰り上げの連絡が入るのは火曜日以降です。中学校の合格手続きが、今日・明日休日のためにストップしてしまうからです。番号が早い(1桁)ご家庭は、火曜日の昼前くらいから夕方までは家にいた方がいいと思います。(万一不在でも、飛ばされてしまうことはありませんが…)

合格はゴールではない

  • 投稿者: gs_staff
  • 2013年2月9日 1:34 PM
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本日、都立中の合格発表でした。1年間(今年のGSの受検生は一番長い生徒でも9ヵ月ほどでしたが…)頑張ってきた成果が、「合格」「不合格」の結果として出てしまうので、なかなかシビアです。生徒たちや保護者の皆様はもちろんでしょうが、私もさすがに昨日の夜からちょっと緊張気味でした。

結果、合格率はちょうど50%でした。小6の途中から受検勉強を始めて、合格を勝ち取った生徒は大したものだと思います。よく頑張りました。勝負ごとですから、結果が2つに分かれてしまうのは仕方ないことだと理解しつつも、やはり全員合格させてあげられなかったことで落ち込んでいる自分がいます…

残念な結果だった生徒の1人が、すでに前を向いているのに救われました。「今まで自分なりには頑張れたと思う」「親には感謝している」「高校受験で絶対に合格する」と。毎年、こういう場面は涙をこらえるのがなかなか大変です。

合格した生徒たちには、心から「おめでとう」と伝えた後で(やっぱり嬉しそうでしたね)、必ず釘を刺すようにしています。「ここがゴールではない」「中学校に入ったら大変だぞ」「最初の中間テストで結果を出すぞ」等々… 今日くらい、喜びを噛みしめさせてあげたいという思いを封印して、「今後」のことをきちんと伝えました。
先週から新中1としての授業がスタートしているので、既に中学生としての勉強を始めている生徒もいますが、事情があってすぐに通えない生徒にも、本日英語と数学のテキストを渡して、「宿題」を与えました。「今日1日は休んでもいいから、明日から始めようね」と。What a kind teacher I am!(笑)

とにかく、合格した生徒、不合格だった生徒、すべての生徒に伝えたいことは2つです。
「今までやってきたことは、絶対に無駄ではない。本当によく頑張った。そのことに誇りを持ってくれ」
「受験(受検)がゴールではない。本当の人生の戦いはこれからだ。これからも頑張ってくれ」

小6都立中コース始動!

  • 投稿者: gs_staff
  • 2013年2月8日 10:51 AM
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中学入試が終了したばかりで、都立中の方はまだ結果も出ていない時期ですが、新小6生の次年度に向けての戦いはすでにスタートしています。私が担当する都立中クラスで、昨日初回の授業を行いました。
最初に時間を取って、都立中の入試の仕組みや、学校ごとの情報について話をしました。通信簿が点数に入ることを初めて知ってしまい、悲鳴を上げている生徒もいました。もちろん、通信簿の点数の上げ方をレクチャーしたことは言うまでもありません。(ここでは書けないのが残念です。超企業秘密です)

その後、いきなり立川国際中の作文の過去問を時間を計って解いてもらいました。無謀だと感じる方もいるかもしれませんが、私は最初にゴールを見せておくことが非常に重要だと考えています。「来年の2月に、このレベルの問題で合格点を取る必要がある」ということが実感として分かるだけでも、大きいのです。ゴールが分からないで走ることほど、苦しいことはありません。

もちろん、点数は取れません。一番点数がついた答案でも3割くらいでした。(この点数はある意味すごいことです。記述の採点基準等、何も知らない状態なのですから…) でも、生徒たちは頑張りました。何とかマス目を埋めようと、最後まで必死に取り組んでいました。とにかく、全部埋めきった生徒は、内容に関わらず褒めてあげていいと思います。(実際、答案に「頑張ったね!」と書きました) 無茶苦茶下手な作文(ゴメン!)を読んで感激できるのは、この時期だからこそです。
その後、答案の解き方、書き方のルールを教えて、書き直しをさせたら、早くも模範解答に近いものが書けた生徒も出てきました。「へぇ、そうやって読むんだ、そうやって書くんだ」という反応で、とても新鮮だったようです。

入試までの1年間は、今考えると長いように感じるかもしれませんが、終わってみると本当にあっという間です。来年の春に悔いを残させないように、1日1日を大切にしていきたいと思います。

さらに怖いニュースが…

  • 投稿者: gs_staff
  • 2013年2月7日 2:48 PM
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以下は、昨日の夕方、猪瀬都知事がツイッターでつぶやいた内容です。まさか、私のブログを読んだわけではないでしょうが… オオカミ少年に例えているのは、ネットで検索する限り、私と猪瀬さんだけですね(*^^)v

<以下引用>
@inosenaoki
天気予報は科学なのに責任に対する心理に支配され歪んでいる。成人の日に外れたので過剰に積雪量を2度も見積もった。多めに先読みすれば責任逃れができるとする姿勢がもし3度目にあったら責任を追及します。狼少年は許さない。気象庁の自己保身のためにどれだけの組織、人が迷惑を与えられたか。
5:37 午後 – 06 2 13

そして、もう1つ昨日のブログに関連するニュースが飛び込んできました。立川断層の掘削が進められていて、写真と詳細が昨日発表になったのです。この断層は、青梅から立川を通って府中まで続いているもので、以前から大きな地震発生の危険性が指摘されていました。東日本大震災により地震発生確率が高まったそうです。(それでも今後30年間で発生する確率は、最大でも2%とのことですが…) 断層のズレ方が他の地域で多い「縦ズレ」ではなく、揺れが大きくなる「横ズレ」だという情報もありました。
もし直下型地震が発生したら、断層周辺は震度7、八王子も震度5強が予測されています。東日本大震災よりは揺れは大きいはずで、そう考えるとちょっと怖いですね。
猪瀬さん、こちらは「オオカミ少年」の心理が働いて公表したわけではないと思いますよ。

大雪予報の裏事情

  • 投稿者: gs_staff
  • 2013年2月6日 1:19 PM
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本日、東京でも雪が降りました。しかし、予報で言われていた状況からすると、肩すかしを食った感じです。この時間にはほとんど雨に変わっていますし(しとしと雨のレベルです)、道路にもほとんど雪は残っていません。交通機関への影響も最小限で済みました。
今朝の未明頃までの予報では、「大雪注意報」が発令され、都心でも5cm、八王子では10cmは積もると予測されていました。
いずれにしても、被害が大きくならずに良かったと思いますが、先週に続いての「誤報」の根底には、「ある理由」が見え隠れします。

気象庁や気象予報士たちは、「今朝の気温が予測より下がらなかったため…」と言っていますが、どうやらそれが少し事実と違うようなのです。
先月14日の大雪の時は、事前の予報では「都心部はほとんど積もらない」というものでした。それが、蓋を開けてみたら数十年ぶりの大雪になり、積雪によって各地で死者も含めて、怪我人や事故等の大きな被害が出ました。当然、気象庁や気象予報士たちが非難され、翌日テレビでは総懺悔状態でした。そのことがあったので、気象庁や気象予報士たちの中で、積雪が疑わしい時は、「最悪の状態を予測」して発表するようになり、特に都心部は交通網等に大きな影響があるので、絶対に「予報よりひどかった」という状況にはしないということになったというのです。正式な申し合わせがあったのかもしれませんが、心理的な影響も大きいと思います。「もう先月と同じ失敗は許されない」というプレッシャーが、そうさせてしまうのだと思います。
その視点で、私は天気図を改めて見直してみました。気象庁が先月14日とまったく同じ気圧配置だと言っていたものです。そういう目で見てしまうからかもしれませんが、私の目には、昨日から今日にかけての方が明らかに等圧線の間隔が広い(北風の吹き込みが弱くなる→気温が下がらない)ように見えます。少なくとも「まったく同じ」には見えませんでした。

確かに、「降らないと言って降る」よりも「降ると言って降らない」方が被害が小さいですし、備えあれば憂いなしという災害の基本原則に則ってもそれが正しいのでしょう。これと同じことで、地震の予知にも影響が出ているらしいという話もあります。
イタリアのある地域で、地震学者たちが大きな地震は来ないと予測していました。しかし、実際にはその地域で大地震が来て、数百人の方が亡くなりました。「絶対に地震が来ない」と言っていた地震学者たちは非難され、「禁固6年」という非常に重い刑を受けました。この件は政府と地震学者が結託して実際と違う「安全宣言」を出したからだという話も伝わってきていますが、真偽はまだよく分かっていません。
しかし、少なくとも世界中の(特に日本の)地震学者たちには影響を与えている可能性が高いのです。実際、最近では、地震の揺れや津波の高さについては、「考えられる最悪の状態を想定して…」という言い方が増えているように思います。もちろん、東日本大震災や原発事故の教訓も生きているでしょうし、地震についても最悪の状態を想定して対策・準備をしておくことが必要なことは理解できます。しかし、「自分の責任を問われるのが嫌だから、実際より少し可能性や被害を大きく発表しておこう…」ということが常態化したら、それはもう予測ではなくなってしまうと思うのです。

私が懸念するのは、天気予報(特に大雪や台風)レベルで、こういうことが何度も続くと、みんなが「あぁ、またか…」ということで、楽観してしまうことです。心理学では、このことを「オオカミ少年理論」と言います。何度も嘘をつかれていると、実際にオオカミが来た時の被害が通常より大きくなってしまうのです。

どちらかと言うと、塾の教師には逆のタイプの方が多いように感じています。その生徒にとって無茶と思われる志望校を目指させたり、根拠なく強気で併願パターンを組んだり… それが効を奏することも多いので、石橋を叩いて渡るタイプの教師とどちらがいいのかと言われると、なかなか難しいと思います。私の場合は、若い頃はバリバリの前者でしたが、最近は少し後者の色が強くなってきているかもしれません。もちろん、学年・コースによっても使い分けが必要です。都立中コースは、とにかく全員合格目指して強気で勝負! 逆に中3の滑り止め校の決定と、「どうしても都立高校に進学したい」という生徒に対しては、「ちょっと待て」式の対応が基本となります。

選手たちの思い

  • 投稿者: gs_staff
  • 2013年2月5日 12:54 PM
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柔道全日本女子の体罰問題は、収束に向かう気配がありません。もはや、一監督・一競技の問題ではなく、日本のスポーツ界・教育界全体に大きな影響を与えるレベルの問題となってきました。オリンピック招致レースにも影響が出てくるでしょう。その影響を最小限にするために、JOCや文科省が慌てて(ようやく)動き出しました。
私が一番感じるのは、「選手たちは勇気が必要だっただろうな」ということと、「プライバシーも含めて、訴えた選手たちが守られなければいけない」ということでした。その上で様々感じることもあるのですが、今日は選手たちの訴えと、それを受けて下村文科大臣が発表した声明文のそれぞれ全文を引用させていただきます。ぜひ皆さんも読んでみてください。「教育」や「指導」について、様々考えていただくのによい機会だと考えました。

<以下引用>
皆様へ
この度、私たち15名の行動により、皆様をお騒がせする結果となっておりますこと、また2020年東京オリンピック招致活動に少なからず影響を生じさせておりますこと、先ず以(もっ)て、お詫(わ)び申し上げます。
私たちが、JOCに対して園田前監督の暴力行為やハラスメントの被害実態を告発した経過について、述べさせていただきます。
私たちは、これまで全日本柔道連盟(全柔連)の一員として、所属先の学校や企業における指導のもと、全柔連をはじめ柔道関係者の皆様の支援を頂きながら、柔道を続けてきました。このような立場にありながら、私たちが全柔連やJOCに対して訴え出ざるを得なくなったのは、憧れであったナショナルチームの状況への失望と怒りが原因でした。
指導の名の下に、又(また)は指導とは程遠い形で、園田前監督によって行われた暴力行為やハラスメントにより、私たちは心身ともに深く傷つきました。人としての誇りを汚されたことに対し、ある者は涙し、ある者は疲れ果て、又チームメイトが苦しむ姿を見せつけられることで、監督の存在に怯(おび)えながら試合や練習をする自分の存在に気づきました。代表選手・強化選手としての責任を果たさなければという思いと、各所属先などで培ってきた柔道精神からは大きくかけ離れた現実との間で、自問自答を繰り返し、悩み続けてきました。
ロンドン五輪の代表選手発表に象徴されるように、互いにライバルとして切磋琢磨(せっさたくま)し励まし合ってきた選手相互間の敬意と尊厳をあえて踏みにじるような連盟役員や強化体制陣の方針にも、失望し強く憤りを感じました。
今回の行動をとるにあたっても、大きな苦悩と恐怖がありました。私たちが訴え出ることで、お世話になった所属先や恩師、その他関係の皆様方、家族にも多大な影響が出るのではないか、今後、自分たちは柔道選手としての道を奪われてしまうのではないか、私たちが愛し人生を賭けてきた柔道そのものが大きなダメージを受け、壊れてしまうのではないかと、何度も深く悩み続けてきました。
決死の思いで、未来の代表選手・強化選手や、未来の女子柔道のために立ち上がった後、その苦しみは更に深まりました。私たちの声は全柔連の内部では聞き入れられることなく封殺されました。その後、JOCに駆け込む形で告発するに至りましたが、学校内での体罰問題が社会問題となる中、依然、私たちの声は十分には拾い上げられることはありませんでした。一連の報道で、ようやく皆様にご理解を頂き事態が動くに至ったのです。
このような経過を経て、前監督は責任を取って辞任されました。
前監督による暴力行為やハラスメントは、決して許されるものではありません。私たちは、柔道をはじめとする全てのスポーツにおいて、暴力やハラスメントが入り込むことに、断固として反対します。
しかし、一連の前監督の行為を含め、なぜ指導を受ける私たち選手が傷付き、苦悩する状況が続いたのか、なぜ指導者側に選手の声が届かなかったのか、選手、監督・コーチ、役員間でのコミュニケーションや信頼関係が決定的に崩壊していた原因と責任が問われなければならないと考えています。前強化委員会委員長をはじめとする強化体制やその他連盟の組織体制の問題点が明らかにされないまま、ひとり前監督の責任という形を以て、今回の問題解決が図られることは、決して私たちの真意ではありません。
今後行われる調査では、私たち選手のみならず、コーチ陣の先生方の苦悩の声も丁寧に聞き取って頂きたいと思います。暴力や体罰の防止は勿論(もちろん)のこと、世界の頂点を目指す競技者にとって、またスポーツを楽しみ、愛する者にとって、苦しみや悩みの声を安心して届けられる体制や仕組み作りに活(い)かして頂けることを心から強く望んでいます。
競技者が、安心して競技に打ち込める環境が整備されてこそ、真の意味でスポーツ精神が社会に理解され、2020年のオリンピックを開くに相応(ふさわ)しいスポーツ文化が根付いた日本になるものと信じています。
2013年2月4日
公益財団法人全日本柔道連盟女子ナショナルチーム国際強化選手15名

<以下引用>
スポーツ指導における暴力根絶へ向けて~文部科学大臣メッセージ~
日本のスポーツの良さは、チームワークであり、自他共栄の心です。どんな時にも切磋琢磨し合いながらお互いを尊重して助け合い、励まし合いつつ、共に高め合うのがその姿です。
しかし、今般、柔道女子日本代表チームをはじめ、スポーツ指導において暴力を行使する事案が明るみに出ました。こうしたことはあってはならないことであり、大変遺憾であります。
私は、今般の事態を日本のスポーツ史上最大の危機と捉えています。選手一人たりとも見捨てることなく、全ての選手がその志を全うすることができる環境をスポーツ界の皆様とともに作ることこそが焦眉の急と考え、国民の皆様、全てのスポーツ関係者・選手に向けてメッセージを送ります。
そもそもスポーツは、スポーツ基本法にうたわれているとおり、心身の健全な発達、健康及び体力の保持増進、精神の涵養などのために行われるものであり、世界共通の人類の文化であって、暴力とは相いれません。
オリンピック憲章においても、スポーツにおけるいかなる形の暴力も否定されており、コーチや選手によるフェアプレーと非暴力の精神の尊重が定められています。
私は、こうした問題が選手の立場に立って速やかに解決できるよう、「スポーツ指導から暴力を一掃する」という基本原則に立ち戻り、スポーツ界を挙げて取り組む必要があると考えます。
このため、柔道のみならず他の競技種目も含めて実態を調査し、スポーツ指導の名の下に暴力を見過ごしてこなかったか、改めて現実を直視すべきです。
その上で、スポーツ指導者に対し暴力根絶の指導を徹底するとともに、スポーツ指導者が暴力によるのではなく、コーチング技術やスポーツ医・科学に立脚して後進をしっかり指導できる能力を体得していくために、スポーツ指導者の養成・研修の在り方を改善することが大切だと考えます。
また、各競技団体に、相談・通報窓口の設置等ガバナンス・コンプライアンスの確立を進めることも求められます。
さらに、問題が生じたときでも、選手が練習に専念して自己の能力を最大限伸ばす環境を確保できるよう、中立的な第三者が相談を受けることのできる仕組みを整えることが重要です。
このような様々な仕組みをスポーツ界一丸となって早急に整えることで、《新しい時代にふさわしいスポーツの指導法》が確立されるよう、全力を尽くす所存です。
こうした改革と併せて、スポーツ指導者一人一人が、その大切な使命と重責を改めて十分自覚し、率先してスポーツにおける暴力の根絶に努めていただきたいと考えます。
日本人らしい信頼と絆で結ばれる真の『強いスポーツ』をつくるために、いかなる形の暴力も許さないという覚悟の下、国民の皆様、スポーツに関わる全ての皆様一人一人の御協力をお願い申し上げます。
平成25年2月5日
文部科学大臣 下村博文

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