GS進学教室
教職員研修会
- 2013年3月9日 6:53 PM
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ただ今、校舎に戻りました。今日は、水道橋まででかけていました。と言っても、WBCの応援に行っていたわけではなく(今日は日本の試合はありませんね…)、都の教職員研修センターでの研修会に参加してきたのです。小中学校の先生や塾の講師を中心に(都内在住であれば一般の方も参加できます)、500名近くの方が集まっていました。
年に何度か開催される研修会で、私もテーマによっては参加しているのですが、本日のテーマは、「子供の自尊感情や自己肯定感を高めるために」という内容でした。特に最近の日本の子供たちの自己肯定感が低いことが問題になっていますが、塾の講師としても、チャイルドカウンセラーとしても、とてもためになる内容でした。
内容について共有化したいこともあるのですが、本日これからすぐに授業が始まるため(新中3としての最初の授業なので、ちょっと気合いを入れなくてはなりません…)、詳細は明日ご報告します。
「はたらく」を考える
- 2013年3月8日 12:58 PM
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先日教え子に取材を受けたという話を書きましたが、その記事がアップされたので、ご紹介します。
「ジョブペディア」という、就活に悩む大学生向けのサイトで、「自分にとって、はたらくって何だろう?」をテーマに、社会人に突撃取材をして、その内容を公開して就活生に参考にしてもらおうという趣旨で運営されています。ページビューの数を見ても、かなりの人気サイトです。
他の方の記事も含めて読んでいただければお分かりいただけると思いますが、素人(失礼!)が運営しているサイトとしては、とてもよくできていますよね。
記事の編集後記でも出てきますが、今回取材に来たライターは、私が中2・中3の時に担当していた生徒です。最終的には成績も上がり、第一志望校に合格して行ったのですが、今振り返ってみても、受験生としての日々はとても大変で、落ち込んでいたり泣いていたりしたイメージしか残っていません。しかし、「絶対に諦めない」を合言葉にして、毎日歯を食いしばって取り組んでいました。私の塾講師人生の中でも、あれだけ頑張った生徒は、そう多くはありません。
今は、このサイトもそうですが、メジャーな雑誌の編集に関わったり、プロジェクトを立ち上げたり、様々なところで活躍中です。本人とは、取材の内容以外でもだいぶ話をしましたが、やはり、高校受験の時にあれだけ頑張れたという自信が、今の自分の血肉となっていると言っていました。当時作っていた復習ノートのノウハウを、今の仕事・生活等にも活かしているそうです。(これにはちょっと驚き!)
教え子が、こういう風に成長して行っている姿を見るのが、塾講師にとっては最高の喜びです。
以下がサイトのアドレスです。ぜひ、読んでみてください。私、ちょっと熱く語っています。(笑)
http://ameblo.jp/jobpedia
春が待ち遠しいとは限らない!?
- 2013年3月7日 1:38 PM
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先週まであんなに寒かったのが嘘のように、すっかり暖かくなってきました。梅の花が開く様子も見ることができるようになりました。ようやく春到来と思ったら、今週末からは気温が20度を超えて、汗ばむ陽気になるそう。春を飛び越して、いきなり初夏を迎えるような感じですね。最近の異常気象には、ちょっと心配になります。八王子が特にそうなのかもしれませんが、夏は暑くて、冬は寒い… 全国的に見ると、雨や雪の降る量についても、史上最高を頻繁に更新しています。
史上最高と言えば、花粉の量もすごいことになっているようです。聞くところによると、すでに昨年の3倍~4倍の量が飛んでいるとか。すべて伝聞情報になってしまうのは、私がまったく自覚症状がないからです。ここについては、自分の鈍感さに感謝しています。
そういえば、今朝我が家の車のボンネットが黄色く埃がかっていました。黄砂かな?と思いましたが、どうやら花粉ですね。八王子は花粉の量もすごいのです。
生徒たちも、急にグスグスになってきました。マスク着用率がとても高いのにはもう驚かなくなりましたが、見ていて、かわいそうになってしまうような生徒もいます。ずっと鼻をすすっていたり、咳が止まらなかったり、声が出なくなっていたり… 低学年の生徒の方が苦しそうなのは、免疫力の問題でしょうか? この時期は、学習効果が下がってしまうのも一定仕方ないのかな?と思ってしまいます。そういえば何かの調査で、「3月・4月は日本全体の仕事の生産性が2割程度落ちる」というデータも見たことがあります。
最近の薬や治療はとても進化しているようですね。(これも伝聞) 私の知り合いが、昨日病院で注射を打ったら、ビタッと症状が治まったそう。つらくてどうしょうもない方は、ぜひお試しあれ。
受験は先行逃げ切り<その2>
- 2013年3月6日 1:49 PM
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「9月から入試が始まるって、どういうことですか!? 」 保護者の方に直接聞かれてしまいました。いつも、ブログを熱心に読んでいただいてありがとうございます。
私立高校の推薦入試は、ほとんどの高校が何らかの推薦基準を設けていて、その基準をクリアしていないと受験資格が得られない高校も多数あります。中学校の内申点(中3の2学期です)を基準としている高校が多いのですが、内申が絶対評価になってからは、内申の信憑性に疑問を持っている高校が増えているのが現状です。実際、似たような学力(定期テストの点数)であっても、一方がオール5、一方がオール4というようなケースはざらです。中学校による基準の格差も大きいですね。「あの中学校は内申が取りやすいから…」という噂が地域に広まったりします。
高校の先生方と話をしていても、「内申だけで入ってきた生徒は、高校でついていけないケースが多くて困っている」というようなことを聞かされる場合が増えています。
そこで高校側が自衛策として考えたのが、業者テストの成績を参考にすることでした。東京地域での業者テストと言えば、2つのSがつく業者が仕切っているいるのですが、それ以外に難関高専門模試のやはりS模試等の成績で、ほとんど併願推薦と同じ形(確約ではありません)がもらえる高校が多いのです。
20年程前までは、中学校の授業中に業者テストを行っていました。私が中学生の時(ついこの前ですが…)にも受けた記憶があります。そのテストの結果が良い生徒は、やはり私立高校の入試で優遇されていた記憶があります。それがまずいだろうということで、中学校から業者テストが追放された経緯があるのです。
内申の絶対評価移行に伴い、テストを受ける場所こそ外部組織に変わったものの、以前の形が踏襲されているように思います。考えるに、早く安心したい受験生(保護者)と、早く生徒の基礎数を確保したい私立高校の思惑が一致しているのですから、今後もこの形は継続していくものと考えています。
で、この業者テストがいつの分から見てもらえるかと言うと、中3の9月分からなのです。ということは、夏休みが終わった直後のテストでは、ある程度の成績を取らないと、推薦基準に足りなくなってしまうわけです。内申が良い生徒はそちらで見てもらえればいいのですが、内申が悪い生徒にとっては、正に救いの頼みの綱となっています。中3の夏までに、力をつけないとならない、つまり先行逃げ切りが有利であることはご理解いただけるものと思います。
ただし、この形はすべての高校で当てはまるわけではありませんので、ご注意ください。
受験は先行逃げ切り<その1>
- 2013年3月5日 2:45 PM
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私は長いこと受験に携わる仕事をしていますが(27年目に突入しました)、確信を持っていることがあります。それは、「受験の戦いは先行逃げ切りが絶対に有利だ!」ということです。理由はたくさんあります。
まず1つには、最近の入試問題の難化が挙げられます。今回は、高校受験を例に挙げて説明します。私立難関高はもちろんのこと、都立自校作成校の問題が軒並み難しくなっています。(特に数学) あのレベルの問題で合格点を取ろうとすると、単元学習を終えてから、入試問題対策に相当の時間と労力を要します。ただ暗記していたり、パターンにはめれば点数が取れるという問題はほとんどなく、よく読み、自分で考え、書かないと点数になりません。中学校ではその科目にかなり自信がある生徒でも、初めてそのレベルの過去問を解いた時は、10点・20点というような点数を取ってしまうことが当たり前にあります。このギャップを埋めるには、どうしても時間が必要なのです。
GSでは、中3の1学期ですべての単元学習を終了して、それ以降、総復習と共に、入試問題の対策を徹底します。そこから半年以上ありますが、そう簡単には点数を取れるようにはなりません。毎年、余裕を持って合格して行っているように見える生徒たちも、実は必死の闘いをしているのです。
そう考えると、新中3生は、あと数ヵ月で中3範囲の単元学習が終了してしまうのです。この時期にちょっとモタモタしていると、あっという間に遅れを取ってしまいます。夏の前までが、(単元をきちんと押さえられるかという観点で)1つの勝負どころなのです。特に部活をハードにやっている生徒は注意が必要です。部活の最後の大会が終わって、さあ本格的な受験勉強モードに入ろうと思った時には、他の受験生たちはもう追いつけないところまで先に行ってしまっている場合が多いのです。夏の前までの期間に、いかに両立して頑張るかが勝負の分かれ目です。
もう一つの理由は、入試の時期が早まっていることです。ここで問題です。「高校入試の試験はいつ始まるでしょうか?」 2月○日と答えた方はちょっと情報に疎いです。都内の私立高校の一般入試は2月10日から始まりますが、推薦入試はもっと前からスタートしていすま。1月22日と答えた方はなかなかの情報通ですが、残念ながら「ブブーッ」です。正解は「9月」なのですが… どういうことか分かりますか?
2013年度始動
- 2013年3月4日 2:47 PM
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職員一同、2日間のリフレッシュタイムをいただき、本日より「職場復帰」しました。私は、久しぶりに実家に帰省し、海の幸を中心に美味しいものをたらふくいただいてきました。牡蠣や栄螺が特に美味でした。明らかに体が重い…
いよいよ、2013年度が始動します。来春の入試に向けた戦いの幕が開いたことになります。あと1年とは言っても、1月中旬くらいから(小6も中3も)入試が始まるため、実質残り10ヵ月余りの戦いです。全員が笑顔で春を迎えられるよう、今年も全力で取り組みたいと思います。
長いこと受験の最前線に携わっていますが(今回の入試で26回目でした)、改めて感じるのは、「努力と成果は比例する」ということです。
今年の受験生たちは、本格的な受験勉強が年度途中からのスタートだったので、とても大変だったのですが、半年前の状況からすると信じられない学校に合格して行った生徒も多いのです。その生徒たちの様子を思い出してみると、月並みではありますが、本当によく頑張ってきています。授業中の集中力や課題等の取り組みはもちろん、ほぼ毎日学校が終わった後塾にやって来て、夜校舎が閉まるまで勉強していた生徒もいましたし、特に最後の2ヵ月の、点数を取るため、合格するためのこだわりはなかなかのものだったと思います。おそらく、ほとんどの生徒は、その部分については自信を持って入試に行くことができたのではないでしょうか。
その生徒たちとどうしても比較してしまうせいかもしれませんが、新小6・新中3の生徒たちの取り組みを見ていて、まだまだとても物足りなく感じます。点数を取ることへの貪欲さが外に出て来ないのです。1日でも早く、「本当の受験生」に変えてあげたいと考えています。
2012年度終了
- 2013年3月1日 11:29 AM
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本日朝、最後の合格発表がありました。1人しか受験していませんでしたが、無事合格でした! 第1志望校でずっと行きたいと言っていた高校だったので、とても嬉しそうでした。よかった…
これで、今年度の入試がすべて終了したことになります。GSは昨年5月の開校だったため、今年の受験生はほとんどの生徒が、本格的な受験勉強を始めたのが年度の途中からでした。塾通い経験者は少なかったのです。普通の受験生たちが2~3年かけて取り組むことを、半年余りでこなしてきたので、とても大変だったと思いますが、みんなよく頑張ったと思います。
小6・中3の受験生は人数は少なかったのですが(小6は都立中コースのみでした)、南多摩中・八王子東高校・国分寺高校・中大附属高校・明大中野八王子高校をはじめ、ほとんどの生徒が第1志望校合格を果たしてくれました。
これで、2012年度の業務がすべて終了したことになります。1年目、何もないところからのスタートで、何とかここまでやってこられたのも、生徒・保護者の方をはじめ、GSにご協力いただいた皆様のおかげと心より感謝しております。ありがとうございました。
本日は午前中で終業、明日・明後日は完全に休校となります。振り返れば、年が明けて入試モードに突入してからは、生徒たちはもちろん、教師たちもほとんど休みなく走り続けてきました。当たり前ですが、入試や発表の日は、早朝から(平常授業も並行してあるため)深夜までの仕事となりました。今日、入試がすべて終わって、どっと疲れが出てきた感じがします。
3月4日(月)より新年度が開講(小学生はすでに2月から新学年としての授業がスタートしています)となりますので、その準備もありますが、教師たちにもつかの間のリフレッシュタイムをいただきたいと思います。私も、週末は久しぶりに実家に帰って来ます。
月曜日から、またビシビシ行きますので、生徒諸君は覚悟しておいてください。
都立高校合格発表
- 2013年2月28日 7:58 PM
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本日は、都立高校の合格発表日です。朝9時前に教師たちが全員職員室に集まり、生徒からの電話を固唾を飲んで待っていました。泣いても笑っても、これで最後なので、緊張感は否応なく高まります。
結果は… ほとんどの生徒から合格の報せでしたが、1人だけ残念な結果となってしまいました。十分に合格できる力はついていたと思いますが、本番で時間配分を間違えて焦ってパニックになってしまい、力を出し切れなかったようです。合格させてあげられなかったことについては、我々の力不足以外の何物でもなく、とても申し訳なく思います。
救いは、本人が校舎に顔を見せてくれて、前向きな気持ちを伝えてくれたことです。もちろん、悔しくて涙する場面もあったのですが、私立高校に進学して頑張ること、この悔しさを次(大学受験)で取り返すことを約束してくれました。きっと頑張ってくれるでしょう。教師たちと一通り話をした後は、クラスの他の生徒たちと教室で合流して様々話をして、だいぶ元気になったようでした。
合格した生徒たちは、さすがに嬉しそうな様子が滲み出ていました。終わってホッとしたというのもあるでしょう。「今までそんな顔見たことないぞ!」というような感じの生徒もいました。何だ、笑顔で話できるじゃん。普段からその感じで勉強してくれたら、もっとやりやすかったのに…
今年の全体的な傾向としては、自校作成校はもちろんですが、その次のレベル(学区2番手・3番手)の高校がかなり厳しい戦いとなりました。実質倍率で2倍くらいになった高校も多く、やはり倍率に比例して合格ラインが上がりました。入試当日にも書きましたが、問題が難しくなった科目もあり、より本質的な学力が問われるようになってきています。ぎりぎりの勝負になった時は、中学校の内申点の差がものを言うことも改めて感じます。自校作成校を受験する場合は4と5が半分ずつ、学区2番手・3番手校を受験する場合はオール4以上をきちんと確保しておくことが「最低ライン」です。
教育再生会議2
- 2013年2月27日 2:14 PM
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昨日の夜、とりあえず疑問に感じていたことが2つ解決されました。
1つ目→昨日発表されたものはとりあえず第一弾で、第二弾・第三弾もすでに準備が進んでいるとのこと。教育委員会制度の見直しや、学力向上案、全国統一テスト、教師研修、塾・予備校との連携等については、そちらで出てくるようなので、待ちたいと思います。
2つ目→道徳を「教科」にするということだったので、当然、テスト・評定が絡むものと思っていました。「内申点に入ってくるようだと、とんでもないことが起こるぞ!」という警鐘を鳴らそうと思っていました。しかし、同じ疑問を持つ方は多かったようで、「評価をすることはせず、別枠の教科という扱いにする」というコメントが追加で発表されました。ホッとしました。
ということで、いじめ・体罰問題に絞って、私が感じている疑問点についてまとめてみます。
〇いじめや体罰の問題は、ほぼすべての学校で存在している。しかし現状は、とても不公平な対応になっている。「たまたま」問題が発覚した学校や教師だけが、マスコミで糾弾され処分されている。特に東京都教委の対応が、泥縄式・アリバイ作りに見える。この問題については、ホームページやツイッターで発信するのを止めた方がいいと思う。私の願いは、「すべての学校でいじめ・体罰がある」という前提で、仕事を進めてくれることです。
〇学校カウンセラーや警察OB等の専門職を学校に配置する動きが進んでいる。東京都は、カウンセラーを全ての学校に配置すると発表しているが、人手不足もあり、質・量両面で優秀なカウンセラーを確保するのは難しい。スクールサポーターと呼ばれる人たちの権限も曖昧なので、先生たちとの仕事の分担や警察への通報する時の判断等、明確にしていく必要がある。
〇特に荒れている中学校や高校においては、この数ヵ月、先生たちがとても苦しい状況になっている。いじめ撲滅と言われても、先生たちの目がすべて届くわけでもないので、そもそも無理がある。問題行動を起こす生徒に対しても、さすがに生徒に手を上げることができなくなったため、生徒たちが教師を舐めてしまい、やりたい放題となっている学校も増えている。「あれっ、先生、怒っちゃったんですか? 殴れるものなら殴ってみたらどうですか?」と生徒にすごまれたり、ちょっと頭をこずいただけで、クラスで「た~いばつ! た~いばつ!」という声が上がったりというような事例が報告されている。こんな例は一部の学校だけなのだろうが、今後も学校の先生たちの苦難は続いていくだろう。
私が感じているのは、部活の指導上の体罰と、問題生徒への対応とは一線を引いて議論する必要があるということです。そもそも、学校というところは、生徒への強制力が働かなければ、成立しない場所なので、その強制力をすべて奪われてしまったら、先生たちは何もできなくなってしまうのです。そういう意味で、今回の答申の中に盛り込まれている、「体罰」と「懲戒」の違いを明確にするという部分には期待しています。対応を急ぐ必要があるでしょう。
私が一番懸念しているのは、次の問題です。
〇半月ほど前に、大阪で小学5年生の生徒が自殺しました。遺書には、「僕の命と引き換えに、小学校の統廃合を中止して欲しい」というようなことが書かれていました。今年度いっぱいで自分が通っている小学校がなくなってしまうことにとてもショックを受けていて、学校でそのことを訴えていたそうです。
いじめや体罰の問題で、「子どもが自殺したから…という理由で、様々な改革がなされようとしている」ことが、この子の自殺の引き鉄になっていることは間違いないでしょう。私は、その改革の方向性自体というよりも、マスコミ(特にワイドショー)の過熱報道の影響が大きいと感じています。実際に私が目にした中でも、「1人の子どもの自殺によって、社会が動こうとしています。絶対にこの子の自殺を無駄にしてはいけません…」というような構成の番組もありました。子どもたちがそれを見ていて、前述したような気持ちを持ってしまったとしても(実際に自殺という行動を起こすかどうかは別にして)、不思議ではありません。
幸い、このことによって統廃合を中止することにはなっていないようです(絶対にこれはしてはいけないと思います)。保護者の方も会見で、「子どもたちに、命と引き換えに問題が解決できると思って欲しくない」とおっしゃっていましたが、今後この理由で自殺する子どもが出ないことを祈っています。
ここ数年、自殺者の数は全体的には減っていますが、残念ながら子どもの自殺は増加しているのです。先進国の中では、突出して多い数です。まず我々大人(特に教育に携わっている者)がやるべきことは、糾弾や処分や制度の改革ではなく、子どもたちに命の大切さを教えることなのではないかと強く感じています。
今回の答申に、その視点がまったく抜け落ちていることが、私が一番疑問に感じていることです。
教育再生会議
- 2013年2月26日 1:21 PM
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本日、政府の教育再生会議が、第一弾の結論をまとめた提言を安倍総理に提出しました。今回は、ほとんどがいじめと体罰の対策に関する内容でした。核となる部分を列挙すると…
〇いじめを見つけた教師や保護者らは、学校や教委に速やかに通報し、それでも解決できない時のために、第三者機関を設置して解決する仕組みを作る。
〇いじめを行った生徒には毅然とした対応が必要。警察との連携や、学校の判断で行う出席停止の措置を強化する。
〇いじめの早期発見のために、学校カウンセラーの増員や、弁護士・警察OBなどによる学校支援体制を強化する。ネット上のいじめに対応するために、情報技術の専門家による支援も検討する。
〇いじめ防止に向けて、道徳を正式教科にして内容も充実させる。
〇国や教委が、「体罰」と学校で許される「懲戒」の区別を明確に示す必要がある。
〇部活は勝利至上主義に陥らないように留意し、子どもたちが自発的に活動に取り組めるガイドラインを提示する。
〇教員研修で、体罰に頼らない適切な指導方法を徹底する。
というような内容です。今までも言われてきたことで、特に真新しいことはありませんが、座長の鎌田先生(早稲田大学総長)は、「法的な根拠を与え、予算措置を講じることに意義がある」と言っていますし、安倍総理も「教育再生会議の第一歩がスタートした」と評価しています。
確かに、「いじめ防止」と「体罰禁止」に触れないと世論が許さないため、今の教育は語れなくなってしまっているのでしょうが、私は、もっと検討すべき課題はたくさんあるはずなのに…と感じてしまいます。今回提出された内容も含めて、学校現場の実態との乖離や、もっと直視しなくてはならない現実、こういう改革を一気に進めていることやマスコミの過熱報道の弊害等、とても気になることも多いです。
これについては、次回に触れたいと思います。
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