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GS進学教室

東大よお前もか!

  • 投稿者: gs_staff
  • 2013年3月17日 11:04 AM
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昨日のブログにアップした写真が波紋を呼んでますね~。自分で改めて見ても、確かにあれはひどい… もう2度とあの世界には戻らないぞ。(笑)

東大がついに推薦入試の導入を決定しました。以前から噂がありましたが、2016年度の入試(3年後)から実施することが発表になったのです。
今分かっていることを列挙すると…
〇定員は100人
〇これに伴い後期日程入試は廃止
〇各高校の校長推薦が必要(調査書重視)
〇各高校で最大2名まで(浪人生も可)
〇まず書類選考で絞られる(能力を証明する書類?を提出)
〇入試は12月に実施
〇面接重視(1回の面接が数時間に及ぶこともある)
〇面接合格者はセンター試験を受験して、基準点を取れば最終合格
〇不合格者も前期日程入試を受験できる
〇入学後は、1年生のうちから大学院の授業を受講できるような特権を与える
というところです。

大学側は、推薦入試導入の目的として、次のような点を公表しています。
〇筆記試験では測れないユニークな能力を持つ人材を獲得すること
〇特定の専門分野(物理や歴史等を例に挙げている)ですば抜けた学生を獲得すること
〇多様な能力のある学生を刺激させ合い、グローバル社会の中で活躍できる人材を育てること

最近は、難関大学でも推薦枠が大きくなってきています。早稲田大学では、定員の半分以上が推薦による入学者です。早く進路を決定してしまいたいという受験生のニーズが強いことも、推薦入試が拡大する要因となっています。大学側の、多様な人材を確保するという目的は嘘ではないと思いますが、(定員を減らすことにより)一般入試の偏差値を上げることや、早い時期にそこそこ優秀な学生の基礎数を確保してしまうこと(通称青田買い)等、大学側のメリットも大きいのです。
そんな中で、東大だけは頑なに推薦入試導入をして来ませんでしたが、ついに時代の趨勢に負けてしまったということでしょうか?
学生の質が落ちていることへの危機感もあると思います。世界各国の大学の(学力や研究成果等の)ランキングでは、ベスト10にすら入れない状況が続いています。国内でも、官僚や内閣等の政治の世界や司法の世界でも、東大出身者の活躍度合いが(以前に較べると)下がっていると言われています。民間企業での「東大卒は使えない」というバッシングは、昔からある「三流大出身の上司たちによる居酒屋トーク」のレベルですが…
このような状況に、大学側が危機感を募らせていたという情報もあります。OB等の猛反対もあったようですが、それを押し切って導入を急いだのは、グローバル社会(世界)の中で、名実共にトップ大学として生き残っていくためには一刻の猶予もないと考えたに違いありません。「9月入学」の改革も、根底には同じ考え方があります。とにかく、(特定の分野でいいから)飛び抜けて優秀な学生に1人でも多く来て欲しい。それが大学の本音なのです。

私は、考え方総意としては間違っていないと思いますが、今計画している入試制度だとうまくいかないだろうと感じています。理由はいくつかありますが、まず、高校の校長推薦(つまり学校の成績)を条件にしていること、センター試験の勉強を課していることが一番です。そんなチマチマしたこと(!)を基準にしたら、東大が本当に欲している人材を最初から排除することになってしまうはずです。定員も少なすぎます。3000人のうち100人では、大学全体の底上げにはなりません。面接の評価基準もポイントになると思います。さすがに、礼儀・作法や話し方のうまさで選ぶことはしないと思いますが…

私が今回のことで一番問題だと感じたのは、筆記試験で一番優秀な生徒を集めている東大が、筆記試験の価値を自ら貶めるようなことをしていることです。(学長か副学長か忘れましたが…)非公式の場では、「点数の1点・2点で合否を決めるようなことをしていて本当にいいのか?」というようなことも言っています。筆記試験で飛び抜けて優秀な生徒を集めてきたからこそ享受できるメリットについては理解しているはずです。そのことをしっかり認識した上で、推薦入試制度改革に取り組んで欲しいと思います。

その他のリスク

  • 投稿者: gs_staff
  • 2013年3月16日 12:03 PM
  • 未分類

昨日のブログについて、予想通り(笑)喫煙者の方からクレームをいただきました。(まあ、友人ですから半分は冗談でしょうけど…) 要約すると、「喫煙のリスクは分かった。みんなそれを承知で、止められないから困ってるんだ。でも、それ以外のリスクに触れないのは不公平だろ。肥満のお前はどうなんだ?」ということでした。
GSの生徒・保護者の方や、このブログの読者の皆様に誤解があるといけないのではっきりさせておきますが、私は身長があるため(今185くらいあります。ちょっと猫背なのであまりそう見られないのですが)、今の体重(これはヒ・ミ・ツ)でも、やや肥満(平均体重と較べると110%未満)程度です。(確かに7~8年前は大変なことになっていたことを認めます。ピークは99kgでした) 体脂肪率も低いです。筋肉なんです。興味のある方は(いないかな)、9月1日付のブログを確認してください。

というわけで、喫煙以外の寿命リスクについても、様々調べてみました。(暇か!? 勤務時間外の時間を使っていますよ。1時からのGSタイムに向けて準備は万端です) しかし、これも日本ではきちんとしたデータがないんですね。アメリカのデータを列挙してみます。

寿命を縮める要因(該当者と非該当者の平均寿命の差)
〇未婚…9.6年
これは、日本でも毎年統計が発表になっています。男女とも、45歳から80歳の未婚者の死亡率は、既婚者の2倍近くになっています。ホームレス等、劣悪な環境で生きている方に未婚者が多いせいかと思いましたが、そういう方々は(戸籍もはっきりしない場合が多いため)統計に反映されないケースが多いようです。環境や栄養状況、ストレス等が原因だとされていますが、守るものがあるかどうかが大きいのでしょうね。
〇左利き…9年
これは今だに理由がよく分かっていないそうです。しかし、統計上の有意性があるほど、明確に差があるのだそうです。心臓の位置が左にあることに関係があるのかな? 世の中のものが右利き仕様なのでストレスがたまるのかな? 日本でのデータは見つかりませんでした。
〇喫煙…6年
〇大統領…5年
暗殺されたケネディは統計から抜いてあります。やっぱり激務なんですね。
〇30%以上の肥満…3.6年
〇20%以上の肥満…2.5年
〇好ましくない地域での居住…1.4年
「好ましくない」の意味がよく分かりませんね。
〇日常的に自動車に乗る…0.6年
交通事故のリスクです。
〇飲酒…0.4年
程度によるのでしょうが… 適度の飲酒は寿命を延ばすというデータもあります。
〇放射能…0.02年
放射能のレベルが分からないと何とも言えません。

逆に、寿命を延ばしている要因としては、
〇火災報知器を設置している 
〇シートベルト着用の習慣がある 
〇大型車に乗っている(交通事故にあっても死亡率が低いということ) 
等が挙げられていますが、特に長い期間寿命を延ばす要因は、
〇プロ野球の選手…3年
〇会社社長・役員…4.3年 !(^^)!
の2つなのだそうです。

あくまでもデータとして紹介しましたが、(自分で転載しておいて何ですが)その信憑性や、日本との習慣の違いもありますので、必要以上にこのブログの内容を深刻に受け止めないようにお願い致します。
ただ、長生きしたいのであれば、できれば結婚はした方がいい、煙草は止めた方がいい、肥満気味の方は痩せた方がいい、ということは間違いがなさそうです。

← 99kg

空ばかり気にしているのはナンセンス

  • 投稿者: gs_staff
  • 2013年3月15日 12:09 PM
  • 未分類

PM2.5について調べていたら、例の日(3月10日)の日経新聞朝刊で、皆さんに共有しておいた方がいいだろうと思う情報を見つけました。それは、実は煙草の煙には多くのPM2.5が含まれているという記事です。中国の大気汚染の情報を伝える中では、意図してこのことが伏せられている節があります。最近どうしても、こういうところに国や産業界の悪意を感じてしまうのです…

昨日もお伝えした通り、PM2.5の濃度は、1時間値で85くらいになると注意が必要で、150を超えると大いに危険があると言われていますが、身の回りには煙草の煙でそれ以上の濃度の場所がたくさんあるというのです。数字を列挙すると、分煙のファミレス等で40程度、分煙でも上部が遮断されていない居酒屋だと330くらい、分煙でない居酒屋だと570(これが北京の街中と同じくらいの濃度です)、車の中や喫煙所だと何と1000くらいの濃度になっているというのです。専門家は、居酒屋に1~2時間いる程度でも何らかの影響はあるはずと言っていますが、居酒屋の店員や、家の中・部屋で当たり前に煙草を吸っている場合は、より深刻です。
さらに問題が大きいこととして、大気中の粒子よりも煙草の粒子の方が健康に害を与える可能性が高いこと、煙草から出るPM2.5は、フィルターを通して吸っている煙より副流煙の方に多く含まれているため、周囲の人の方が影響が大きいこと、粒子が小さいため、空気清浄機でのフィルターは通過してしまいシャットアウトできないこと、等が指摘されています。
記事の中では、空を見上げて大気中のPM2.5を心配しているのはまったくナンセンスで、心配するなら煙草の煙の方だということを結論づけています。これは確かにその通りだと思います。

さらに、喫煙と病気のリスク、平均寿命等の関係も調べてみました。日本では他の先進国ほどしっかりとした統計が公表されていませんが、様々なデータを総合すると、喫煙者と非喫煙者の平均寿命の差は3.5年~4年というところではないでしょうか? ちなみに、アメリカでは6年の差、イギリスでは10年の差だという医学的なデータ・論文があります。病気のリスクとしては、だいたい各国共通のようですが、肺がん・心筋梗塞・咽頭がん・食道がん・呼吸器疾患等の死亡率が明らかに喫煙者の方が高くなっています。(差は国によって違いがあります)
また、国立がん研究センターが公表しているデータでは、日本で1年間に受動喫煙が原因だと思われるがんによる死亡者は、6800人もいるそうです。イギリスやイタリアなど、受動喫煙防止法が導入された国では、心筋梗塞等の発症率が明らかに減ったという報告も出されています。(日本も都道府県単位の条例では飲食店等で完全分煙が義務づけられているところもありますが、国としても法制化の動きがあるようです)

さて、これでも皆さん煙草を吸い続けますか? 吸わない方も、自分の身は自分で守るという意識を持っておく必要がありそうですね。(喫煙者の方を敵に回してしまったかな…)

号外

  • 投稿者: gs_staff
  • 2013年3月14日 1:41 PM
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「地域別のPM2.5の濃度はどこを見れば分かるのか?」という問合せがありましたので…
以下のアドレスをコピペして最初に出てくるのが、先日日曜日の濃度一覧です。上の日付をクリックすると、他の日の分も見られます。
一般的に、1時間値で85μg/㎥を超えると注意が必要とされていて、各自治体に「注意報」が発令されます。
今日は風も弱く、雨が降って空も黄色くないので、安心している方も多いと思いますが、PM2.5は雨に溶けやすいため、雨が降った後は大気中に漂っていた物質が地上に降りてくるのです。かえって、こういう日の方が注意が必要だと言われています。すぐに健康に影響が出ることはありませんが、用心するにこしたことはないでしょう。

http://www.kankyo.metro.tokyo.jp/cgi-bin/bunpu1/p282.cgi?pm25==1362925227=1==a=====7=”

縦割り行政の弊害<その2>

今週日曜日以降、東京でも空が靄でかすんで黄色くなる現象が続いています。花粉の飛散もピークを迎えているようですが、車のボンネットに積もったものをよく観察してみると、どう見ても砂埃(というか砂そのもの)です。洗濯物も外に干せないし、そもそも昨日は、風と砂埃で外を歩くのも難儀する状況がありました。誰もが黄砂を疑い、それに含まれているPM2.5の存在に不安になっていたのではないでしょうか? ところが、気象庁は「黄砂ではなく煙霧だ」と断定し、発表しています。砂埃が強風により舞い上がり、空を漂っているのだそうです。安全宣言こそ出さなかったものの、その気象庁の発表を聞いて、ホッとした方もいるのではないでしょうか? しかし、そうは簡単な問題ではないのです。

専門家が砂埃を分析したところ、確かに中国から飛んできたものである可能性は少ないとのことでした。(そういう意味では、気象庁は誤情報を発信しているわけではありません) では、どこから飛んできたものなのでしょうか? 近隣の畑やグラウンドの砂・土が舞い上がったものもあると思いますが、上空を漂っているものは、比較的遠くから風で運ばれたものが多いのだそうです。で、最近の風向きから類推すると、群馬・栃木あたりの内陸部で舞い上げられた砂埃が東京にも飛来している可能性が高いということが分かりました。群馬・栃木あたりは、中国からの偏西風に乗って、PM2.5が飛来し始めていて、濃度が高くなっている地域が多いのです。ということは… 月曜日に、東京地域のPM2.5の濃度を調べてみました。すると案の定、日曜日の午後以降、特に東京の北部(清瀬・東村山付近が特に)で急に濃度が高くなっているのです。確かに、あの空の状況は異常でしたし、できれば外出を避けた方がいいレベルだったはずです。では、なぜ気象庁はそれを警告せず、あたかも黄砂ではないから大丈夫だというようなトーンの発表をしたのでしょうか? この理由を知った時、国の縦割り行政がここまで硬直化していることに呆れてしまいました。このタイトルでブログを書こうと思ったきっかけにもなりました。

気象庁は、一連の発表の後に、こんなコメントも残しています。「砂埃の中に、PM2.5等の有害物質が含まれているかどうかは気象庁では確認できていない」と。この文章をもう一度読んでみていただきたいのです。「含まれていない」ではないのです。「気象庁では確認できていない」なのです。察しのいい方は、もうお気づきだと思います。PM2.5や、汚染物質の濃度に関する測定・集約・発表は、環境省の管轄なのです。気象庁は、国土交通省に所属しているので、「大気汚染濃度等については、自分たちの管轄ではありません」ということを言っているのにすぎないのです。環境省の発表を見てみると、日曜日の午後には、大気汚染に関する注意報が出されていました。しかし、気象庁はこの部分については何もすることができないため、天気予報では触れませんし、ニュースでも大気汚染についてはほとんど取り上げられていなかったと思います。みんなが、「何かおかしい、普通ではない」と感じながら、気象庁の「黄砂ではない」という発表によって、脳内アラームをリセットしてしまったという意味で、罪はとても重いのではないかと感じています。環境省が積極的にPM2.5の注意報等を公表しないことについては、何か「意図的なもの」を感じてしまうのは、私の意地が悪いせいだと思いますが…

というようなこと(特にPM2.5の濃度について)を調べていたら、さらに皆さんに共有しておいた方がいいと思う情報を見つけてしまいました。
(明日に続く…)

縦割り行政の弊害<その1>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2013年3月13日 11:13 AM
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テレビで大震災関連の特集を見ていて、被災者の方のインタビューの場面になると、必ずと言ってよいほど、「早くこの状況を何とかして欲しい」とか、「約束されたことがなかなか実行に移されない」とか、復興が遅々として進んでいないことを皆さんが訴えている場面を目にします。以前に住んでいた場所に戻れないというような根本の問題もありますが、それに伴い土地を国が買い上げるとか、原発の賠償とか、瓦礫の処理とか、物理的には何とかなりそうな部分でも止まってしまっていることが多いことを、改めて認識することができました。国を挙げて1日でも早い復興をという合言葉で2年間進んできたはずなのに、なぜこんなことになっているのだろう… 私なりに、様々調べてみたところ、どうやらこれが一番の原因だろうということが見えてきました。
それは、国の省庁の縦割り行政により、責任の所在が不明確になっていることです。例えば、原発関連だけでも、除染は環境省の管轄ですが、賠償は文科省、避難区域の見直しは経済産業省の管轄になっています。各省庁で相談窓口があるのですが、実際は、すべてのことをまとめて相談しようと思っても、「それは○○省の管轄なので、そちらで聞いてください」と言われてしまうようなレベルのことが、日常的にあるようなのです。被災者の方のイライラがこちらまで伝わってくるような感じです。
この縦割り行政による遅滞の状況を改善するために、内閣直轄の復興庁が設立されたわけですが、現状を見る限り、機能しているとはとても言い難い状況です。なぜかと言うと、復興庁に与えられている権限は、「各省庁に勧告を行うこと」でしかなく、実際に他の省庁に勧告を行ったことでも、省庁が動いていないことがいくつもあることが指摘されています。復興予算の他部署流用が大きな問題になっていましたが、これも復興庁に予算を決定する権限がないために、お金の使い方がズブズブの状態になってしまっていたことに起因しているようです。「仏作って、魂入れず」という言葉が頭に浮かんでしまいました。
総理大臣直轄で、即決断・即行動の動きを取れる、本当の意味での復興特別組織が必要とされていることは、誰の目にも明らかでしょう。今からでも、何とかならないものでしょうか?

この省庁の縦割り行政の弊害を調べているうちに、とても怖いニュースを目にしてしまいました。東京(多摩地区)に住んでいる我々にも関連することです。
(明日に続く…)

東大合格者数

  • 投稿者: gs_staff
  • 2013年3月12日 8:00 PM
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サンデー毎日に出ましたね。主だった高校の東大合格者数を列挙してみます。
東大合格がすべてだとは思いませんが、一定高校のレベル(生徒のレベルと指導力のレベル)が測れるので、大学進学の実力を表す指標としては適切だと考えています。
あくまでも、サンデー毎日の集約締切時判明分の数字です。筑駒等、一部の学校はまだ発表されていません。

開成162  灘101  麻布75  学芸64  聖光61  渋幕59  桜蔭57  駒東56  
栄光51  浦和44  海城39  ラサール38  筑附32  西32  女子学院29  私立武蔵27  浅野27  日比谷26  豊島岡26  千葉24  巣鴨23  桐朋23  国立21  ……  
戸山10  八王子東8  白鴎5  両国5  小石川5  桜修館5  立川4 

日比谷はやられましたね。浦和・西が頑張っています。都立中も、(受験生がいる)全校がコンスタントに5名輩出しました。来年、都立武蔵と立川国際の結果が今から楽しみです。   

大学入試の結果

大学入試も終盤戦を迎えています。今週でほぼすべての決着がつきます。国立大学前期の合格発表が日曜日にあり、昔の教え子たちの情報が少しずつ入ってきています。昨日は、女子生徒が1人わざわざ報告のために校舎を訪ねて来てくれました。八王子に住んでいるため、GSの存在を知っていたとのこと。無事地方の旧帝大に合格したのですが、将来の夢や、新しい土地での1人暮らしをすることへの期待に目を輝かせていました。うちの講師で、その周辺地域に詳しい者がいたので、情報をたくさん仕入れて帰りました。私の中では、中3の時のイメージのままなのですが、大学入試でも数学はかなり武器になったようです。他の生徒たちはどうしたかな… 職場を変わってしまったので、連絡してくれようと思っても、所在が掴めないで困っている生徒がいるかもしれませんね。

高校別の合格者の情報も少しずつ入ってきていますが、私が一番注目しているのは、都立高校の合格実績です。(以前から書いている通り、この数字によって次年度以降の倍率・難易度が上下します) 今のところ、東大に関しては、西35名前後、国立25名前後、桜修館5名、白鴎4名というような情報が出回っていますが、まだ未確認です。本日夕方か、遅くとも明日の朝には「サンデー毎日」が発売されると思うので、楽しみに待ちたいと思います。

あの日を忘れない

  • 投稿者: gs_staff
  • 2013年3月11日 12:04 PM
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今日は3月11日。特別な日です。おそらく、日本で暮らすほとんどの方にとって、そうだと思います。
あの日のあの時間、東京でも経験したことがない揺れが長い時間続きました。どこかで大変なことが起こっていると確信しました。深夜に何とか帰宅して、つけたテレビから流れてくる映像は想像をはるかに超えていました。衝撃的というような言葉では言い表せないレベルのものでした。結果、2万人近くの方が亡くなり、およそ40万世帯、100万人の方が家に住めなくなりました。今でも、愛する人を失った悲しみに暮れている方、仮設住宅等で暮らしていて我が家に戻れない方がたくさんいます。
私は、どちらかと言うと現実主義者ですが(少なくともロマンチストではない)、その私でも、タイムマシンが早く実用化されないかな、もし可能なら、あの日の前日に戻って、地震は止められないにしても、「明日大地震・大津波が来ますよ!」と伝えて、全員に安全なところに避難してもらい、原発も止めて、被害が最小限で済むようにできないものだろうか… とか考えてしまったりします。

東京でも、余震が続くことによる恐怖や、計画停電でかなり大変な状況でしたが、被災地の方々がどれだけ大変だったかは、私には本当には理解できていないのかもしれません。
あの日は、塾で(前の職場です)授業を平常通り行いましたが、余震が起こる度に子どもたちが見せる、恐怖に引きつった顔は今でも脳裏に焼きついています。当時小6だった女の子が、家でも恐怖に脅え、寝る時にしばらくヘルメットを被って寝ていたという話も聞きました。
翌週から計画停電が始まり、交通機関も止まったりして、授業ができたりできなかったりする期間が結構長いこと続きました。日々、その連絡に追われ、生徒たちの様子を心配し、家での勉強を指示し… とバダハタしていたのは、ついこの前のことような気がします。
そんなつらい期間だからこそ、様々感じることがありました。保護者の方からのクレームは大きく2つに分かれました。「なぜ、こんな時に授業をやるんだ!」という方と、 「授業料を払っているのに何で授業をやらないんだ!」という方と… 同じ日の同じタイミングで、立て続けに両方の連絡をいただいたこともありました。
職員たちについても、こういう修羅場になると本質が見えてくるなぁと思った記憶があります。電車が止まった時に、指示もしていないのにタクシーで校舎にかけつけて、家庭への連絡を率先して始める者。自分では何も責任を取ろうとせず、他人を責めてばかりいる者。普段偉そうなことを言っているのに、判断が必要か場面になるとただオロオロするだけの者。正直、「ああ、こいつとはもう一緒に仕事できないな」と感じた場面もありました。
数週間経って、計画停電が中止となり、授業で全生徒がそろった時は、本当に嬉しかったことを覚えています。今まで当たり前だったことが、こんなにありがたいことだとは… 生徒たちの様子も、大きく変わっていました。勉強に今まで以上に必死に取り組むようになったこともありましたが、何かとても優しくなったと言うか、感謝の言葉を発するようになったりして、都立中クラスでは、作文の内容が劇的に良くなった生徒が多かったのです。命の大切さや家族の絆に触れて、他者への感謝の気持ちを確認し、人生を真剣に考えることが、こんなにも子どもたちを成長させるのか…と驚いた記憶があります。

まだ2年ですが、被災者の方にとっては、とても長い2年だったかもしれません。復興が遅々として進んでいないという話も聞きます。我々は、あの日のことを永遠に忘れてはいけないのだと思います。まだまだ、私たちにできることはたくさんあるはずです。

子どもの自尊感情と自己肯定感

  • 投稿者: gs_staff
  • 2013年3月10日 3:17 PM
  • 未分類

昨日の研修会の報告を…

プログラムは3部に分かれていました。
①研究報告
推進校として取り組んでいる7校の取組を中心に、都が行っている活動の事例報告
②シンポジウム
様々な立場(校長・保護者・保護司・企業・大学教授)の方がパネラーとして登壇して発言
③講演・演奏「~夢と家族と命~」
シンガーソングライター大野靖之さんのミニコンサート

私は不覚にも知らなかったのですが、東京都は5年前から慶応大学と協力して、子どもたちの自尊感情・自己肯定感を育む研究・活動をかなり力を入れて行っているんですね。自尊感情に関するいくつかの項目を4点満点で点数化できるシートが2種類(自己評価と他者評価)あって、学年ごとの点数を継続的に調査し、その傾向結果をまとめています。(点数化されていることに驚きでした) それによると、小5くらいまで高かった自尊感情が、小6→中1→中2のところで急下降し、中3→高1のところで少し持ち直すものの(部活や高校受験の達成感によるものと考えられます)、高2→高3とさらに下がっているという結果です。データは高3で止まっていますかが、私の感触だと、これが大学生→就職と進むにつれて、さらに自尊感情は下がっていくはずです。
欧米や、アジア諸国と比較したデータも紹介されていましたが、特に日本の子どもたちの自尊感情は低いのです。謙遜の美徳を差し引いたとしても、由々しき事態です。この原因も様々分析されていましたが、一番の原因と考えられているのは、周囲の大人(特に親です)の接し方が外国と異なるということです。端的に言うと、否定的な言い方が多く、様々先回りして解決してしまうために、子どもがチャレンジ精神や達成感を得られる機会が少ないのです。受験や就職の体制・状況にも問題はあると思います。私が個人的に一番問題を感じているのは、内申書の存在と新卒一括採用等に見られる敗者復活のない制度です。他者からの評価が重視されていて、自分の夢や意志を表現しにくいのです。

都は、社会全体として子どもたちの自尊感情を高めるための取り組みをすることが大切だとまとめていました。①愛される経験 ②褒められる経験 ③認められる経験 ④人の役に立って感謝される経験 という4つの経験をさせることが重要だという結論で、自尊感情を高めるキーワードとして、「ありがとう」という言葉をどんどん使うことを推奨しています。 
この結論としては、その通りだと思いますし、教育現場にいる者として協力して進めていきたいと考えていますが(保護者の方のご理解とご協力が必要不可欠ですね…)、心理学・カウンセリング理論による本当の意味での自尊感情とはちょっと定義がズレているため、私は少し違和感も感じていました。教師たちが自尊感情について語ると、「無条件の愛」、「存在しているだけで尊い」という視点が抜け落ちてしまうんですね。どうしても、「自尊感情を鍛えてやるぞ!」みたいな力みが先行してしまうのです。

この部分のモヤモヤを、最後の大野さんのミニライブが埋めてくれました。大野さんは、小中学校での道徳教育活動を中心に活動していて、今までに何と700校近くでライブを行っています。まだ30歳になったばかりですが、高校生の時にお母さんを乳癌で亡くした経験があり、家族や命をテーマとした歌を、数多く自分で作って発表しています。その声量もあり、子どもたちや保護者の方に対するメッセージは強烈で、昨日も、最後の「お母さんありがとう」のくだりでは、会場のあちこちからすすり泣きが聞こえていました。(そのうち何人かは花粉症かもしれませんが…)
アルバムも発売されているので、興味を持たれた方はぜひ聞いてみてください。「無償の愛」の本質が、理屈でなく伝わってくると思います。

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