- 2013年3月15日 12:09 PM
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PM2.5について調べていたら、例の日(3月10日)の日経新聞朝刊で、皆さんに共有しておいた方がいいだろうと思う情報を見つけました。それは、実は煙草の煙には多くのPM2.5が含まれているという記事です。中国の大気汚染の情報を伝える中では、意図してこのことが伏せられている節があります。最近どうしても、こういうところに国や産業界の悪意を感じてしまうのです…
昨日もお伝えした通り、PM2.5の濃度は、1時間値で85くらいになると注意が必要で、150を超えると大いに危険があると言われていますが、身の回りには煙草の煙でそれ以上の濃度の場所がたくさんあるというのです。数字を列挙すると、分煙のファミレス等で40程度、分煙でも上部が遮断されていない居酒屋だと330くらい、分煙でない居酒屋だと570(これが北京の街中と同じくらいの濃度です)、車の中や喫煙所だと何と1000くらいの濃度になっているというのです。専門家は、居酒屋に1~2時間いる程度でも何らかの影響はあるはずと言っていますが、居酒屋の店員や、家の中・部屋で当たり前に煙草を吸っている場合は、より深刻です。
さらに問題が大きいこととして、大気中の粒子よりも煙草の粒子の方が健康に害を与える可能性が高いこと、煙草から出るPM2.5は、フィルターを通して吸っている煙より副流煙の方に多く含まれているため、周囲の人の方が影響が大きいこと、粒子が小さいため、空気清浄機でのフィルターは通過してしまいシャットアウトできないこと、等が指摘されています。
記事の中では、空を見上げて大気中のPM2.5を心配しているのはまったくナンセンスで、心配するなら煙草の煙の方だということを結論づけています。これは確かにその通りだと思います。
さらに、喫煙と病気のリスク、平均寿命等の関係も調べてみました。日本では他の先進国ほどしっかりとした統計が公表されていませんが、様々なデータを総合すると、喫煙者と非喫煙者の平均寿命の差は3.5年~4年というところではないでしょうか? ちなみに、アメリカでは6年の差、イギリスでは10年の差だという医学的なデータ・論文があります。病気のリスクとしては、だいたい各国共通のようですが、肺がん・心筋梗塞・咽頭がん・食道がん・呼吸器疾患等の死亡率が明らかに喫煙者の方が高くなっています。(差は国によって違いがあります)
また、国立がん研究センターが公表しているデータでは、日本で1年間に受動喫煙が原因だと思われるがんによる死亡者は、6800人もいるそうです。イギリスやイタリアなど、受動喫煙防止法が導入された国では、心筋梗塞等の発症率が明らかに減ったという報告も出されています。(日本も都道府県単位の条例では飲食店等で完全分煙が義務づけられているところもありますが、国としても法制化の動きがあるようです)
さて、これでも皆さん煙草を吸い続けますか? 吸わない方も、自分の身は自分で守るという意識を持っておく必要がありそうですね。(喫煙者の方を敵に回してしまったかな…)
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