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東大よお前もか!

  • 投稿者: gs_staff
  • 2013年3月17日 11:04 AM
  • 未分類

昨日のブログにアップした写真が波紋を呼んでますね~。自分で改めて見ても、確かにあれはひどい… もう2度とあの世界には戻らないぞ。(笑)

東大がついに推薦入試の導入を決定しました。以前から噂がありましたが、2016年度の入試(3年後)から実施することが発表になったのです。
今分かっていることを列挙すると…
〇定員は100人
〇これに伴い後期日程入試は廃止
〇各高校の校長推薦が必要(調査書重視)
〇各高校で最大2名まで(浪人生も可)
〇まず書類選考で絞られる(能力を証明する書類?を提出)
〇入試は12月に実施
〇面接重視(1回の面接が数時間に及ぶこともある)
〇面接合格者はセンター試験を受験して、基準点を取れば最終合格
〇不合格者も前期日程入試を受験できる
〇入学後は、1年生のうちから大学院の授業を受講できるような特権を与える
というところです。

大学側は、推薦入試導入の目的として、次のような点を公表しています。
〇筆記試験では測れないユニークな能力を持つ人材を獲得すること
〇特定の専門分野(物理や歴史等を例に挙げている)ですば抜けた学生を獲得すること
〇多様な能力のある学生を刺激させ合い、グローバル社会の中で活躍できる人材を育てること

最近は、難関大学でも推薦枠が大きくなってきています。早稲田大学では、定員の半分以上が推薦による入学者です。早く進路を決定してしまいたいという受験生のニーズが強いことも、推薦入試が拡大する要因となっています。大学側の、多様な人材を確保するという目的は嘘ではないと思いますが、(定員を減らすことにより)一般入試の偏差値を上げることや、早い時期にそこそこ優秀な学生の基礎数を確保してしまうこと(通称青田買い)等、大学側のメリットも大きいのです。
そんな中で、東大だけは頑なに推薦入試導入をして来ませんでしたが、ついに時代の趨勢に負けてしまったということでしょうか?
学生の質が落ちていることへの危機感もあると思います。世界各国の大学の(学力や研究成果等の)ランキングでは、ベスト10にすら入れない状況が続いています。国内でも、官僚や内閣等の政治の世界や司法の世界でも、東大出身者の活躍度合いが(以前に較べると)下がっていると言われています。民間企業での「東大卒は使えない」というバッシングは、昔からある「三流大出身の上司たちによる居酒屋トーク」のレベルですが…
このような状況に、大学側が危機感を募らせていたという情報もあります。OB等の猛反対もあったようですが、それを押し切って導入を急いだのは、グローバル社会(世界)の中で、名実共にトップ大学として生き残っていくためには一刻の猶予もないと考えたに違いありません。「9月入学」の改革も、根底には同じ考え方があります。とにかく、(特定の分野でいいから)飛び抜けて優秀な学生に1人でも多く来て欲しい。それが大学の本音なのです。

私は、考え方総意としては間違っていないと思いますが、今計画している入試制度だとうまくいかないだろうと感じています。理由はいくつかありますが、まず、高校の校長推薦(つまり学校の成績)を条件にしていること、センター試験の勉強を課していることが一番です。そんなチマチマしたこと(!)を基準にしたら、東大が本当に欲している人材を最初から排除することになってしまうはずです。定員も少なすぎます。3000人のうち100人では、大学全体の底上げにはなりません。面接の評価基準もポイントになると思います。さすがに、礼儀・作法や話し方のうまさで選ぶことはしないと思いますが…

私が今回のことで一番問題だと感じたのは、筆記試験で一番優秀な生徒を集めている東大が、筆記試験の価値を自ら貶めるようなことをしていることです。(学長か副学長か忘れましたが…)非公式の場では、「点数の1点・2点で合否を決めるようなことをしていて本当にいいのか?」というようなことも言っています。筆記試験で飛び抜けて優秀な生徒を集めてきたからこそ享受できるメリットについては理解しているはずです。そのことをしっかり認識した上で、推薦入試制度改革に取り組んで欲しいと思います。

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