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GS進学教室

中学入試終盤戦

  • 投稿者: gs_staff
  • 2014年2月4日 10:53 AM
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都内中学入試4日目。本日も数人が戦いに行っています。ほとんどの生徒が今日で終了となりますが、まだ明日以降の受験を迷っている生徒もいます。とにかく、長丁場の戦いとなるため、最後は体力と精神力の勝負になります。普段からの蓄積が、最後の最後に物を言うのだと思います。

昨日は都立中の入試日でした。生徒たちは、全員やることはやり切ったという清々しい感じで帰ってきました。毎年、泣いて帰って来るような生徒がいるのですが、そう意味では良かったと思います。
都立中に関しては、答案を再現したり点数を出したりすることはまったく意味がないと考えているのでさせていませんが、持って帰って来た問題用紙を開かせて、一通り出来具合・手応えは確認しました。緊張していたせいか、何をどう書いたか覚えていない生徒もいます。手応えは生徒により様々ですが、いずれにしてもあとは発表を待つしかありません。私立に較べると、この間(6日間)は長いですね…

いよいよ都立中入試!

  • 投稿者: gs_staff
  • 2014年2月3日 10:53 AM
  • 未分類

都内中学入試3日目。ほとんどの生徒たちがまだ戦いに行っています。体力的にはそろそろ疲れが出てくる頃ですが、気力で乗り切って欲しいと思います。(保護者の皆様も!)
本日は都立中の入試もおこなわれています。どこの中学校も、受験者は減っていますが、それでも高倍率の争いであることに変わりはありません。八王子駅周辺は、やはり朝からすごい人の波ができていました。(この時間も駅周辺は受験生の母親らしき人の姿が多いです。喫茶店を探している人がいたので教えてあげました(^_^)/ 満席っぽいけど…)
しかし暖かいですね。私は27年塾の講師をしていますが、中学入試の日にこんなに暖かったことは記憶にありません。これから午後にかけて、気温は18度くらいまで上がるそうです。4月下旬の陽気とか… すっかり春ですね。生徒たちにも春が来ますように。でも、明日からまた一気に気温が下がるようなので、体調管理等ご注意ください。八王子は夜に雪の予報が出ています。

昨日、都立中クラスの最後の授業を行いました。入試当日の注意事項や、適性検査・作文の最後のチェックポイントの確認を行いました。体調も含めて、全員が万全の状態で入試に向かえるという実感が持てました。しかし毎年感じるのですが、最後の数週間の子どもたちの成長ってすごいですね。正月頃は、正直「本当に入試に行くんかいな?」という感じだった生徒もいましたが、最後の2週間くらいでガラッと雰囲気が変わりました。答案の内容が変わってきたことはもちろんですが、戦う姿勢が滲み出てきています。

授業の最後に、生徒たちに1分間スピーチをさせました。(今まで1年間節目節目で行ってきているので、生徒たちは慣れたものです) タイトルは、「みんなに伝えたいこと」 。 そのスピーチを聞いていて、改めて生徒たちの成長を感じ、おじさんは涙が出そうでした。みんな自分たちがやってきたことに自信を持っている様子で、全員が合格宣言をしていました。それだけでなく、仲間たちへの感謝の思いを語っている生徒が多かったのです。都立中の作文ではそのことが大きな得点の要素となるため、今までその意識付けはかなり徹底してきたので、そのことは当然と言えば当然なのですが、みんな本当にそう感じて心の底から話をしている感じでした。何人かは、感極まって、涙で言葉が出てこなくなってしまった生徒もいました。でも思いは伝わっています。
もちろん、何とか「合格」という結果を出して帰って来て欲しいのですが、昨日の生徒たちの成長した様子を見ていて、「この1年間は無駄ではなかった」ということを確信しました。今日帰って来たら、出来具合にかかわらず、まずはそのことを褒めてあげたいと思います。

すでに1科目が終了していて、そろそろ2科目が始まるところです。さあ、作文だ。みんな、最後まで頑張れ~!

最後まで戦い抜く強さ

  • 投稿者: gs_staff
  • 2014年2月2日 12:01 PM
  • 未分類

本日も都内の中学入試が続いています。
昨日は夜10時半まで発表が続き、正に悲喜こもごもの結果となりました。

〇第一志望校に合格して受験が終了した生徒
〇第一志望校には合格したけど、本日以降も最後まで戦いに行く生徒
〇第一志望校は不合格だったけど、第二志望校には合格してちょっと安堵している生徒
〇昨日受験した中学校が2つとも不合格で、気持ちを立て直して今日に向かっている生徒
〇昨日受験した第一志望校の発表を今日に控え、第二志望校の戦いに行っている生徒

合格発表を入試当日に行う学校が増えているために、初日にして早くも様々な状況が生まれてしまうわけです。しかし毎年思うのですが、夜10時半の発表って何とかならないものですかね… もちろん我々塾講師が夜まで待機しくてはならないため大変だということもありますが(苦笑)、子供たちにとってもなかなか酷な形だと思います。昨日の夜も、今日入試に行くことに備えて本人は一旦早く寝て、夜の合格発表を保護者の方が見て、合格して今日行かなくて済むようになったら叩き起こして、ダメだったらそのまま寝かせておく… というような状況が生まれていました。本人も気になって寝られないのではないかと心配になります。

これもそれも、すべて学校側の論理で入試が進んでいるからです。当日中に発表してしまって、合格したら翌日以降他の学校の受験に行かずに手続きをしてもらうように、また不合格の場合はもう一度自分の学校を受けてもらえるようにという魂胆が見え隠れします。
昨日ある中学校では、入試が終わった瞬間に、「ちょっと待っていていただければ、今すぐ採点して合格発表を行います」と言われたそうです。予定では合格発表は2日後だったのですが… 

いずれにしても、まだまだ入試は続きます。昨日の夜の生徒たちの様子を見ていて感じるのは、1つ2つ不合格をもらってしまっても、最後まで戦い抜く強さ・タフさがとても重要だということです。最後は精神力の勝負になります。この部分の強さを、年間を通して日常的につけてあげる必要性を改めて感じます。
中学入試は、保護者の方の影響も大きいですね。どんな結果が出てもオロオロせずに、最後まで我が子を信じて、デンと構えていていただけると、とても心強いです。

明日はいよいよ都立中入試です。頑張れ受験生!

中3推薦入試終了! 小6は本日より最終決戦へ!

  • 投稿者: gs_staff
  • 2014年2月1日 9:48 AM
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昨日て中3生の推薦入試の結果がすべて出揃いました。併願(B推薦・自己推薦)は無事に全員合格で終了しましたが、単願(A推薦)の方はなかなかシビアな戦いとなりました。
特に都立高校の推薦入試の合格者は1名に留まりました。どこの高校も倍率が高かったこともあり、かなりハイレベルの戦いになりました。トップ校では、オール5でも落ちている生徒がいるようです。ただし、これは想定内。「一般入試で合格するために、場馴れをできてよかった」というような前向きの捉え方が正しいのです。幸いGSの生徒たちは切り替えがきちんとできているようなので、安心しています。
本日からは山梨県・埼玉県の高校の一般入試がスタートし、多くの生徒が受験に行っています。都立高校の一般入試まで、長い戦いはまだまだ続きます。

都内の中学入試が本日からスタートしました。やはり、今日本命校の受験に行っている生徒が多いです。最近の中学入試の特徴として、当日発表の学校が増えていることがあります。今日受けた中学校の合否結果が、ほとんど今日中に出てしまいます。午後受験もする生徒が多いのですが、今日の夕方から夜にかけて合格発表が2つ続く生徒もいます。その結果を受けて明日も入試に行くわけで、なかなかタフな戦いとなります。中学入試は保護者の方も毎日付き添う方がほとんどなので、こちらも大変だと思います。ただ、今年は今日・明日が土日なので、お父さんが付き添えたり、通勤ラッシュを避けられたり、例年に較べると恵まれているのかもしれません。中学入試は本当に短期決戦で、3日の日にはほぼ大勢が判明してしまいます。
都立中の入試は、3日の日に一発勝負です。こちらは、明日まで授業が続きます。特に作文は前日・当日の精神状態が本番の出来を大きく左右するので、まだまだ気を抜けません。最後までやり切って、生徒たちを送り出したいと思います。

今日は中学入試の合格発表が夜遅くまで続きますが(最後は10時半!)、中3の授業も平常通り行われるため、なかなかハードワークです。教師たちも闘っています。

都立高校入試改革の骨子決まる!<その6>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2014年1月31日 8:59 AM
  • 未分類

今回の改革については、都教委の幹部の他に、高校・中学校・保護者・有識者等の代表からなる検討委員会で半年以上に渡って議論されてきました。その中で出ていた声を私はだいたいリアルタイムで把握していましたが、中学校の現場から、子供たちが(受験に関係ない)実技教科をないがしろにしていて困るという声が大きくなっていて、それが受け入れられたという経緯があります。実技科目に限らず、中学校で授業が成立しない、あるいは子供たちが意欲的にならないから、内申点(平常点)によって子供たちを縛りつけようという発想なのです。「そうすれば、子供たちが真面目に授業を受けるようになる」と発言した中学校の関係者もいました。何と愚かなことでしょう。自分たちの指導の質を高めようとするのでなく、内申点という武器(水戸黄門の印籠?)によって、子供たちを引きつけようというのですから…

一方で、高校側(何人かの校長)の意見も出されていましたが、その人選が偏っていたために、どうしても横並び改革の声の方が大きくなってしまった経緯があります。具体的に言えば、進学重点校(の校長等)の声はまったく反映されていないのです。進学重点校の何人かの先生とこの件についてお話ししましたが、嘆いていた方もいました。それはそうですよね。この改革によって、今まで築き上げてきたものが崩れ去ってしまう可能性があるわけですから… 私は、進学重点校等一部の高校に優秀な生徒が偏っている現状を、それ以外の高校(の校長等)が悪意的に阻止したがっているようにすら見えました。そうでなければ、今までに逆行して、横並び・統一化を急激に推し進めたり、進学重点校を中心に利用している特別選考枠を廃止したりという方向性を理解することができません。

端的に言えば、この改革によって、都立高校は凋落すると思います。石原さんが就任してから今まで10年以上かけて、私立高校から優秀な生徒を奪い取れるようになったわけですが、それは都立高校の「差別化」と「得点力重視」の方針によるものでした。それにより、大学の進学実績が劇的に改善したわけです。その根幹の部分が廃止・または縮小の方向に向かうのですから、少なくとも勢いが止まってしまうことは間違いないでしょう。
進学重点校等等トップ校は、今まではテストで点数を取れる学力が優秀な生徒たちが集う場所でした。しかし、2年後からは、「中学校で実技教科も手を抜かずに真面目に取り組み、先生に気に入られるような生徒を集めたい」という意志表示を都教委がしているということです。
しかし、どんなに入試制度が変わっても、いつの時代になっても、受験の世界では揺るぎのない「不変の真理」があります。ここでは多くを書きませんが、GSは今後もそのことを貫いて、生徒たちと向き合っていきたいと考えています。

都立高校入試改革の骨子決まる!<その5>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2014年1月30日 10:48 AM
  • 未分類

今回の改革で私が一番問題だと考えていることは、中学校の内申点(特に実技科目)のつけ方が依然として恣意的で信憑性がないのに、それによって都立高校の受験が大きく左右される(ほとんど決まってしまう)ことです。期末テストはあるものの、実際はその点数通りに内申はつかず、授業態度と作品や実技の出来が大きなウェイトを占めています。簡単に言ってしまえば、中学校の先生の主観で決まってしまっているのです。もっとはっきり言ってしまえば、先生の「好き嫌い」によって決まってしまうということです。
先生も人間ですから、これは一定仕方のないことだとも思います。もし私が塾で(テストの成績たけでなく)平常点も加味して内申をつけろと言われたら、やはり主観が入るはずです。「先生(大人)に好かれる」ということも、将来社会の中で生きて行く上で、必要な要素であることは間違いありません。就活の面接なんかは、その部分がとても大きいですね。大学入試もその方向に変わって行くようですし、開き直ってその訓練をさせてもらっているのだというくらいにとらえた方がうまく行くのかもしれません。

そうなると、子供たちは日常的に先生の顔色を伺って授業を受けなくてはいけないことになります。塾としても、その部分の対策を立てて指導せざるを得なくなるでしょう。

「先生の話は頷きながら聞け」
「授業中に先生と何度かアイコンタクトをしろ」
「(特に女子生徒は)笑顔を作れ」
「学校に提出するノートを事前に塾で点検するぞ」
「実技はとにかく一生懸命さをアピールしろ」
「家でやる提出物は全部自分でやろうとするな」
「お母さん、この宿題は手伝ってあげてください」

等々… 書いていてちょっと恥ずかしくなりますが、このレベルのことは実際に指導することになるのだろうと考えています。
(次回に続く…)

都立高校入試改革の骨子決まる!<その4>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2014年1月29日 11:45 AM
  • 未分類

内申(特に実技)が悪い生徒の逃げ場がなくなるということは、受験生側の対応策としては2つしかありません。
1つは、実技科目についても、何としても良い内申点をもらえるように、中1のうちから全力で取り組むことです。部活のニーズもより高まってくるかもしれません。中学校の中でも花形の運動部や、吹奏楽部、美術部等を選ぶ生徒が増えるかもしれません。活動はハードになるかもしれませんが、その科目については内申はあまり心配しなくていいケースが多いからです。
実際私が中学生の時(30年以上前なので時代は違いますが…)、バレー部のキャプテンでそれなりに活躍していたため、(それ以外の運動神経はそんなに良くはなかったのですが)体育だけはいつも5をもらっていました。音楽の素養も今イチでしたが、一時的に吹奏楽部に籍を置いていた期間は5をもらっていた記憶があります。 「パレードで大太鼓を担げるのは後藤くんしかいないのでお願い!」と音楽の先生に頼まれたのでした。!(^^)!

今までにも、塾で体育や音楽の特訓をしたことがあります。都立トップ校を受験する生徒で、最後どうしても内申の3をなくさないといけないというような状況を迎えていた時です。ある女子生徒がマット運動で後転をできないと3しかあげないと宣言されてしまった時は、授業の後1週間くらい付き合いました。絨毯の教室でずっとゴロゴロしていましたっけ… 無事できるようになって4をもらえた時は、一緒に泣いて喜びました。またそういう日々が来るのかな?

もう1つは、昨日も書いた通り、最初から都立の勝負をせず、私立高校を中心に選択していくことです。私立高校は、ほとんどの場合本番の一発勝負です。トップ校の中には、内申はまったく関係ないと公言している高校も結構あります。(1があったらはねられるような高校はありますが…)
ちょうど私立高校の入試が始まったため、ここ数日私立高校の先生方とお話をする機会が多いのですが、この都立高校の改革の話題で持ちきりです。はっきり書いてしまいますが、多くの先生方はこの都立高校の改革を聞いて喜んでいる方が多いのです。この形になれば、都立高校(特にトップ校)離れが進むことが分かっているからです。ある先生は、「ここ数年で都立トップ校に生徒を獲られていたが、これでまたうちにも戻ってくるだろう」とおっしゃっていました。私もそうだろうと思いました。しかしその先生には、「そんなに甘くないですよ。学校としてもっと努力しないとダメです」と伝えておきました。
(次回に続く…)

都立高校入試改革の骨子決まる!<その3>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2014年1月28日 11:06 AM
  • 未分類

さらに追い打ちをかけるのが、特別選考の1割枠廃止です。特別選考というのは、定員の9割までを全体のルール通りに決定し、残りの1割について、学校ごとに独自の基準で合格者を決定できるという制度です。その内容として、進学重点校等最上位校のほとんどが、「入試当日の得点のみで決定する」という形にしていました。つまり、内申点が関係ない枠が1割はあったということです。これについては、高校の先生方と何度か話をしたことがありますが、狙いは明確で、実力がありながら内申が極端に低い生徒を救済することが目的でした。もちろん、その根底には中学校の内申点はあてにならないという認識があるわけです。(この点については、また後日に)

実際、私の教え子たちの中でも、明らかに1割枠で救われて合格したであろう生徒は結構います。(都立高校は得点開示ができるために、ある程度の母集団がいればそのことが判明するケースが多いのです) 不登校等で内申に1と2が並んでいた生徒もいましたし、前述したように実技科目が(頑張っていたのに)全然ダメで2や3が複数ついていた生徒もいました。そういう生徒たちは、この形の特別選考枠がある高校を選んで受ける場合が多かったこともあります。具体的に言うと、八王子東高校はこの枠がないために、内申が極端に悪い生徒は不利なのです。そういう生徒は、(この枠がある)立川高校や、本当に得点力がある生徒は(レベルは上がるわけですが)国立高校を受けたりしていました。

実技科目の比重が大幅に上がり、特別選考が廃止になったということは、「実技も含めて内申が極端に悪い生徒は、都立高校を受験するな」ということなのでしょう。実際、内申(特に実技科目)が取れない生徒は、早い段階から私立高校に選択肢を絞って取り組んでいくようになるケースが多くなるはずです。
内申の比重が3割だと言っても、例えば内申で5~6点の差を逆転するのはそんなに易しいことではありません。2年後からは、実技科目の2~3点分がこれに相当してしまうことになります。
(次回に続く…)

都立高校推薦入試

  • 投稿者: gs_staff
  • 2014年1月27日 12:05 PM
  • 未分類

昨日と今日で、都立高校の推薦入試が行われました。
小論文・集団討論・面接と多岐に渡るため、ほとんどの高校が2日間に渡って実施するのですが、進学重点校の一部の高校は昨日1日で完結しています。「受験生の負担を少しでも減らしたいことはもちろん、大学入試直前の生徒たちの授業休校日を1日でも減らしたいから…」とおっしゃっていた先生がいて、思わず「すばらしい!」と言ってしまいました。ほとんどの高校はそんなことすら考えていないのでしょうね。
あえて学校名は書きませんが、昨日集合させておいて何もせずにいきなりお弁当の時間になってしまったり、集団討論がグループによって昨日と今日に分かれてしまったりというとんでもない高校もあります。もちろん、集団討論のテーマは昨日と今日で変えるのでしょうが、進め方の形式等、知っている生徒とそうでない生徒で有利・不利が出てしまいます。男女別枠募集だから問題ないという判断なのかもしれませんが…

小論文や集団討論の形式・テーマ等は概ね例年通りの感じです。やはり対策をきちんとやっていた生徒が圧倒的に有利なのは間違いありません。塾や中学校によっては、バカな指導をしていたところもあるようです。「集団討論ではひたすらしゃべりまくって、とにかく目立って来い!」とか…。 内申がかなり足りない生徒の、玉砕戦法なのかもしれませんが。
集団討論では、グループによる当たりはずれが結構大きいですね。どうしてもグループの中での相対評価にならざるを得ないので、周りの生徒に較べて良ければプラス点をもらえるケースが多くなるはずです。学校・グループによっては、いわゆる「うざい生徒が」複数いたところもありました。その生徒たちが言い争いを始めてしまい、あまり発言ができなかったという生徒も。 まぁ、協調性のかけらもなくしゃべり過ぎている生徒は、マイナス点がついていると思いますけど。

都教委の指導により、今年も小論文と面接・集団討論の点数できちんと差をつけるようにということになっています。得点分布が正規分布になるのが望ましいということです。当日の得点分布をホームページ等で公表しなくてはならないことになっているため、各高校では、「とにかくきちんと点数に差をつけよう」という申し合わせがされていました。内申点は正規分布にはなっていないので、このことは何を意味しているかと言うと、当日点での逆転が可能だということです。

いずれにしても、金曜日には合否の結果が出てしまうのですが、生徒たちには推薦入試の結果をあまり期待せず、一般入試で合格することを目標に、引き続き取り組むよう指示しています。倍率も高いですしね。推薦入試で不合格となって落ち込むようなら、最初から受けなきゃよかったということになってしまいます。

都立高校入試改革の骨子決まる!<その2>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2014年1月26日 10:26 AM
  • 未分類

今回、このような大きな改革を行うようになった背景には、いくつかの要因があります。都教委が数年前から言っていたことを集約すると、以下の2点でした。

①入試の選抜において、「中学校で学習したこと」を評価するような形になっていないので、その点を改善する。
②入試制度が学校によって異なったりして分かりにくくなっているので、分かりやすい形に改める。

簡単に言うと、入試制度の簡略化・統一化が一番の目的だったのですが、中学校で実技教科の授業が成立していない状況を改善したいということも、はっきりと明示していました。
入試の科目数を全校5教科にしたことや、内申と当日点の比率を3:7に統一したことは、一定評価してよい部分だと思います。一般入試でも、面接や小論文を実施することができるようになったことも、悪い話ではないと思います。実際に実施する高校がどのくらい出てくるかは未知数ですが、普通に考えれば、上位校は小論文を、中堅以下の高校は面接を取り入れるところが多くなりそうな気がします。「どういう生徒を欲しいのか」という視点で考えた時には、そういう結論になるからです。

しかし、それ以外の改革については、私は間違いなく「改悪」だと思っています。塾としての立場でどうこうという視点ではなく、純粋に子供たちのためにならないと考えるからです。もっと言えば都立高校の今後の存在感等を考えた時に、なぜ自分たちにとってマイナスとなるであろう改革を行うのか理解に苦しみます。石原さんが先頭に立って、10年以上もかけて築き上げてきた都立高校の改革・復権が、すべて水泡に帰す可能性すらあると感じています。石原さんと(その息のかかった)猪瀬さんが(都政から)いなくなってしまったことも、今回の改革の公表を後押ししているのかもしれません。

まず一番最悪なのは、内申の実技教科の比重を大幅に上げてしまったことです。今までの1.3倍を多少引き上げようという動きは以前からありましたが、2倍までにされてしまうと、実技が苦手な生徒はもうどうにもなりません。主要5教科の25点に対して、実技が40点もあるのです。例えば、学力的には優秀なのに、体育がどうしても苦手でどう頑張っても3しか取れないという生徒はいると思います。(それは音楽についても、美術についても言えることです) そういう生徒は、5教科の方で1を取ってしまうのと同じインパクトがあることになります。実技科目で3を2つもらってしまったら、都立のトップ校は受けることすらできなくなってしまうような状況なのです。
(次回に続く…)

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