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都立高校入試改革の骨子決まる!<その6>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2014年1月31日 8:59 AM
  • 未分類

今回の改革については、都教委の幹部の他に、高校・中学校・保護者・有識者等の代表からなる検討委員会で半年以上に渡って議論されてきました。その中で出ていた声を私はだいたいリアルタイムで把握していましたが、中学校の現場から、子供たちが(受験に関係ない)実技教科をないがしろにしていて困るという声が大きくなっていて、それが受け入れられたという経緯があります。実技科目に限らず、中学校で授業が成立しない、あるいは子供たちが意欲的にならないから、内申点(平常点)によって子供たちを縛りつけようという発想なのです。「そうすれば、子供たちが真面目に授業を受けるようになる」と発言した中学校の関係者もいました。何と愚かなことでしょう。自分たちの指導の質を高めようとするのでなく、内申点という武器(水戸黄門の印籠?)によって、子供たちを引きつけようというのですから…

一方で、高校側(何人かの校長)の意見も出されていましたが、その人選が偏っていたために、どうしても横並び改革の声の方が大きくなってしまった経緯があります。具体的に言えば、進学重点校(の校長等)の声はまったく反映されていないのです。進学重点校の何人かの先生とこの件についてお話ししましたが、嘆いていた方もいました。それはそうですよね。この改革によって、今まで築き上げてきたものが崩れ去ってしまう可能性があるわけですから… 私は、進学重点校等一部の高校に優秀な生徒が偏っている現状を、それ以外の高校(の校長等)が悪意的に阻止したがっているようにすら見えました。そうでなければ、今までに逆行して、横並び・統一化を急激に推し進めたり、進学重点校を中心に利用している特別選考枠を廃止したりという方向性を理解することができません。

端的に言えば、この改革によって、都立高校は凋落すると思います。石原さんが就任してから今まで10年以上かけて、私立高校から優秀な生徒を奪い取れるようになったわけですが、それは都立高校の「差別化」と「得点力重視」の方針によるものでした。それにより、大学の進学実績が劇的に改善したわけです。その根幹の部分が廃止・または縮小の方向に向かうのですから、少なくとも勢いが止まってしまうことは間違いないでしょう。
進学重点校等等トップ校は、今まではテストで点数を取れる学力が優秀な生徒たちが集う場所でした。しかし、2年後からは、「中学校で実技教科も手を抜かずに真面目に取り組み、先生に気に入られるような生徒を集めたい」という意志表示を都教委がしているということです。
しかし、どんなに入試制度が変わっても、いつの時代になっても、受験の世界では揺るぎのない「不変の真理」があります。ここでは多くを書きませんが、GSは今後もそのことを貫いて、生徒たちと向き合っていきたいと考えています。

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