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GS進学教室

道徳の教科化続報<その2>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2014年12月11日 12:26 PM
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私は、道徳の教科化の是非に関して様々な場で発信してきたので、(塾業界では)第一人者だと思われている節があり、メディアの取材を受けたり、雑誌に寄稿したりする機会を何度かいただいています。今までかなり細かいところまで書いてきたので、ここで改めて多くを語ることはしませんが、私が問題だと感じている点を箇条書きでまとめておきます。

<道徳教科化に関しての問題点>
〇国による思想統制につながる可能性がある。
〇今の道徳教育では子供たちのダイバーシティを認めることが重要なのに、指導の内容が画一化の方向に向かっている。
〇検定教科書の内容に不安がある。(今使用されている「私たちの道徳」についても)
〇現場の教師たちが指導内容に対応できない。(物理的にも能力的にも)
〇道徳の教員免許の新設が必要だが、そのための教職課程の見直し等対応できるのか?
〇そもそも人間が人間の人間性を評価できるのか?
〇(記述式とはいえ)道徳の教科で「評価」がされて内申書に明記される以上、入試の合否に影響が出る可能性は否定できない。

話は逸れますが、皆さん日本図書センターが刊行している「日本道徳教育論争史」という本(文献資料集)の存在をご存じでしょうか? 知っているわけがないですよね。私も知りませんでしたから…(笑) なぜ私がその存在を知ったのかと言うと、この度私の論文が掲載されることになったからです。
この図書は、道徳教育に関して、明治時代の学制発布・教育勅語から現代到るまでの主要な論争を網羅したもので、大学教授や研究者等ごく一部の限られた人々のみが目にするマイナーなものなのですが、1冊約500ページで全15巻というかなり重厚感ある書物です。(1冊20,000円近くします!) その11巻~15巻が来年1月に刊行されるのですが、その最終15巻のテーマ(タイトル)が「心のノートと道徳の教科化論争」なのです。その中の1つとして、私の論文が採用されたということです。(もちろん印税ももらえます(^^)/)
以下のサイトでも見られますが、すでに公表されている目次を確認しました。著名な大学教授や偉い研究者の先生方の中に混じって、一介の塾講師である私のような者が名前を連ねさせていただくのは何か変な感じですね… 論文に書いている内容からしても、版元はなかなか勇気ある決断をするなぁと、感心してしているところです。
あっ、「論争」だから必要なのか…(笑)

http://www.nihontosho.co.jp/2015/01/-iii-3.html

道徳の教科化続報<その1>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2014年12月10日 10:16 AM
  • 未分類

小中学校における道徳の正式教科化について、以前よりこのブログでも書いてきましたが、文科省や中教審の中でもまだ混乱が続いているようです。今年度中に指導要領を改訂する目途はほぼ立ってきているようですが、いつから正式な教科としてスタートするのか、教材をどうするのか、評価の仕方をどうするのか等、重要なことがまだ最終確定に至っていないようです。現在分かっていることをまとめておきます。

〇教科書の作成・検定に時間がかかるため、正式教科化は2018年度から。ただし、中学生は1年遅れて2019年度からになる可能性もある。

〇文科省は、来年度(2015年度)から、移行措置として新しい指導要領での指導をスタートしたいと考えている。その場合、検定教科書が間に合わないので、現在も使っている「私たちの道徳」を使用する予定。

〇「誠実」「正義」「努力」「感謝」等、キーワードを明示して指導内容を分かりやすくし、情報モラルや生命倫理等、最新の課題も指導に取り入れるようにする。各地域の郷土資料等も活用する。

〇授業時間は、年間に35時間とする。(毎週1回のペースです)

〇通信簿(内申書)で評価するのは2018年度以降。(今の小5が高校受験をする年以降です) 原則としてクラス担任が評価する。ただし、数値での評価はせず、記述式で評価を書く。都立中入試や高校入試でどう使われるかは未定。

〇道徳の教員免許の新設、それに伴う大学の教職課程のカリキュラム変更等を早急に進める。(まだ具体化していないようです)

名門公立高校受験道場

  • 投稿者: gs_staff
  • 2014年12月8日 3:44 PM
  • 未分類

最近、ネット経由での新規お問い合わせがとても増えています。「受験のことや塾のことを検索していたらGSがひっかかった」とおっしゃる方が多いです。特にSEO対策はしていませんが、ブログをまめに更新していることと、他の媒体でも露出が多いため、様々な場面で上位に表示されるようです。

特にここ数ヵ月、あるサイト経由でGSを知ったという方が増えてきました。「名門公立高校受験道場」いう受験情報サイトです。このグループは、全国各都道府県の公立トップ校に多くの生徒を送り込んでいる「小さな」塾の塾長たちが結集した団体です。ちなみに、このグループでは塾長は「師範」と呼ばれています(笑)。発起人は、埼玉県立浦和高校専門塾の「雄飛会」という塾の塾長さんです。東京都については、都立進学重点校にターゲットを絞っていて、一定の合格者を輩出している塾が対象なのですが、今のところ加盟しているのはGSのみです。大手塾はそもそも資格がないようなので、小さな塾で進学重点校に少なくとも2桁の合格者を出している塾があったら、ぜひ声をかけてください。(厳正な審査があるようですが…)

現在のこのグループの活動としては、受験生・保護者への情報の提供、模試の合同実施、飲み会(笑)くらいですが、今後大手塾をギャフンと言わせるような企画が盛りだくさんです。(詳細はまだ秘密です)
合同模試は、9月に1回目を実施し、なかなか盛り上がりました。GSは今の中1にかなり優秀な生徒が多く、3教科トータルで全国ベスト10に多くの生徒が入りました。(優秀な生徒たちが集まった中でのベスト10ですから、価値があります) 次回は1月冬期講習会明けに実施される予定です。
受験情報で言うと、サイト内で公立トップ高校に合格するための勉強法等を読むことができます。私も「都立進学重点校への道」という連載物を書いていますので、ぜひ覗いてみてください。

「名門公立高校受験道場」ホームページ→「都立進学重点校への道」
http://meimonkouritsu.com/%E9%83%BD%E7%AB%8B%E9%80%B2%E5%AD%A6%E9%87%8D%E7%82%B9%E6%A0%A1%E3%81%B8%E3%81%AE%E9%81%93/

「名門公立高校受験道場」FBページ
https://www.facebook.com/pages/%E5%90%8D%E9%96%80%E5%85%AC%E7%AB%8B%E9%AB%98%E6%A0%A1%E5%8F%97%E9%A8%93%E9%81%93%E5%A0%B4/714578008559515
(ページを開いた方は、「いいね!」を押していただけるとありがたいです)

就活解禁は後ろ倒しになったけど…<その4>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2014年12月6日 11:50 AM
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もう1つ、今年から活性化したと私が感じているのは、OB訪問とリクルーター制度です。毎年行われてきたことですが、特に今年(の3年生)は企業側も学生側もここを意識しているように感じます。
OB訪問は、学生が自分の大学の先輩の伝手を頼ってアポを取り、会ってもらって話を聞く機会です。企業の側は入社2~5年目くらいの若手社員をリクルーターに任命して、自分の母校の後輩をはじめ入社を考えている学生の相談に乗ったりして、特に優秀な学生の抱え込みをしようとしています。中には、エントリー段階から採用試験・内定・入社まで同じリクルーターが面倒を見てくれるようなケースもあります。
学生としても、自分に歳が近い若手社員に対しては、気楽に様々なことが聞けたりするメリットがありますし、特に同じ大学の先輩がその会社で活躍しているのであれば、自分のロールモデルとしてイメージが湧きやすいでしょう。

それこそ私が大学生をやっていた頃(30年近く前!)は、企業(の先輩)側から直接DMや電話があり、会いませんか?というようなお誘いが結構ありました。大学・学部ごとの名簿が公開されていた時代でした。今は個人情報保護法等により、同じように進めるのがかなり難しくなりました。学生側の方で、その会社に就職した先輩を探そうとしても、大学のキャリアセンターですら検索できない場合も多いようです。私が就活コースで担当している学生に勧めているのは、企業の人事部に直接電話をかけて、「〇〇大学の〇〇と申しますが、OB(OG)訪問をしたいので、先輩を紹介していただけませんでしょうか?」と直撃する方法です。今までの例だと、喜んで紹介してくれる(携帯番号を伝えておくと先輩から電話をもらえる)企業が多いです。私は、「ここで断られる企業は受けるな!」と言っています。入社を検討している学生に対してこんな対応できない企業は、入社した後が目に見えているからです。中には、その形で断られて、会社の前で待ち伏せしていて、若い社員らしき人が出てきたら手当たり次第声をかけていたという強者もいます。

このOB訪問も、(原則としては)直接選考に結びつけることは認められていないため、日程等の制約はありません。一般的には、会社の中で会わずに、近くの喫茶店等を指定される場合が多いです。会社によって、勤務時間内にリクルーターの正式業務として認められている場合もありますが、仕事が終わった後に会ってもらえる場合もあります。先輩としても、大学の後輩はかわいいので、とても親切にしてくれることが多いです。
ただし気をつけなくてはならないのは、リクルーターも「会社の手先(笑)」だということです。正式な選考に乗る前に、その学生の人となりを見られていると思っておく必要があります。それが人事に報告として上がるかどうかはまた別の話ですが… 最低限の礼儀・マナーを守ることは当然として、その先輩との「面談」を(少しラフな)1次選考だと考えて臨まなくてはなりません。
また、先輩と言えども、会社の本当に悪い面は教えてくれない(会社から口止めされている)場合が多いので、話を全部真に受けないことも重要だと思います。

今年から、企業の側もこのリクルーター制度にかなり力を入れてきている感じがします。来年4月から正式に活動がスタートする前に、リクルーターを通して(合法ギリギリのところで)学生を囲い込んでしまおうという意図が透けて見えます。(人事担当者がそのことを明言していた企業もあります)
学生の側としても、(特に今年からは正式な活動ができるの時期が遅くなってしまうので)、今の時期にOB訪問等で生の企業情報を集めることと、早い時期から少しでも顔と名前を売っておくことにメリットが大きいわけです。

すでにこの時期、かなり精力的にインターンシップやOB訪問に出かけている学生も結構います。しかし一方で、就活時期が遅くなったからと、まだ何も準備していない学生もいます。就活の成果に大きな差がつくことは当然の帰結でしょう。受験についても同じことが言えますが、就活も情報戦なのです。

中1・中2は生徒募集を当面の間停止させていただきます。

  • 投稿者: gs_staff
  • 2014年12月4日 12:59 PM
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中1・中2の生徒募集を当面の間停止させていただきます。

しばらく前から、このブログでも残席が少なくなってきていることをお知らせしてきましたが、この1週間で(中1・中2だけで)10名以上の方から新規問い合わせをいただき、すでに入塾基準をクリアした方と、今週入塾テスト・入塾面談が予定されている方で、ちょうど満席になってしまうためです。
今後入塾を希望される方に関しては、「ウェイティングリスト」にお名前・連絡先等ご登録いただき、クラスの増設や欠員が出た時点でご連絡をさせていただく形を取らせていただきます。

〇現中2に関しては、3月から新中3としての授業がスタートするため、曜日変更→クラス増設を予定しております。3月以降の入塾予約であれば、現時点で承ることが可能です。

〇現中1に関しては、現時点でクラス増設の予定はありません。欠員が出た場合に限り、入塾が可能になります。

それ以外の学年についても、状況をまとめておきます。

〇現小6・現中3に関しては、すでに今年度の募集を終了させていただいています。カリキュラムがすべて終了してしまっており、今後入塾いただいてもお役に立てないからです。ただし、他塾でカリキュラムをすべて終了しているような場合は、ご相談に応じます。それぞれのクラスで、あと数名ずつ残席があります。

〇現小5→残席3名です。2月から新小6としてスタートしますので、そのタイミングでクラスを増設します。

〇現小4→残席7名です。しばらくの間、クラス増設の予定はありません。

〇新中1→2月より中学生としての学習がスタートしますが、すでに20名近くの方にお申し込みをいただいています。今週になってお問い合わせが急に増えているため、こちらも早々と満席になってしまう可能性があります。入塾を検討されている方は、お早目にお願い致します。

〇新小4→2月開講です。現在3名のお申し込みをいただいています。

〇個別指導部→現在、募集を停止しています。教室・講師とも空きがありません。

GSは、少人数定員制の塾のため、1つの教室があまり大きくありません。20名以上入る教室は1つしかありません。一番小さい教室の定員は12名です。
教室として使用できるのは4教室しかないため(それ以外に自習室が1つあります)、物理的に1学年2クラスまでしか設置できないのです。
現在、近隣で2号館を探しておりますが、該当物件は今のところ出てきておりません。
また、講師の質が落ちるようなクラスの増設をするつもりはありません。大手塾ではどんどんクラスを増設して、大学生も含めて素人同然の講師を充てて運営していくような形を取っているところも多いのですが、そういう塾は次第に淘汰されていくはずです。今と同等レベル(あるいはそれ以上)の質を保証できる場合のみ、クラスや校舎の増設を検討します。残念ながら、そういうレベルの講師は(業界でも)そう多くはありません。

就活解禁は後ろ倒しになったけど…<その3>

そんな状況下で、企業側もただ手をこまねいて待っているわけではありません。様々なことを考えて手を打ってきています。ひと言で言うと、就活がアンダーグラウンド(水面下)に潜り始めているのです。
もともと経団連に所属していない外資系企業や一部のIT企業等は、今回の協定もどこ吹く風で、すでに採用活動を大っぴらにスタートしています。しかし、それ以外の普通の企業は、さすがに協定を表立って無視するわけにはいかず、まだこの時期は静観しているところが多いのですが、協定抵触ギリギリのところで青田買いをスタートしている企業も散見します。学生の方も、それに合わせて動き始めています。具体的に言うと、「インターンシップ」の増加と「OB訪問」の活性化です。

インターンシップと言うのは、学生がそれぞれの企業で体験的に仕事をして、職場の雰囲気や業務内容(のさわり)を体感しようという趣旨で行われるものです。アルパイト登録をして給料が支払われる場合もありますし(この場合は期間が比較的長い)、それこそ1日だけとかの短期で、無給で本当に体験的な感じで行われる場合もあります。原則として、インターンシップを採用に直結してはいけないことになっているため、特に解禁日が定められていません。大学3年生の夏休み等を利用して参加する学生も多いのです。そのインターンシップを、今年初めて実施したり、今年から枠を大幅に増やしたりしている企業が多いのです。どういうことか分かりますよね? 企業側としては、インターンシップをすでに採用の場として使い始めているのです。表立ってはできないわけですが、インターンシップの中で優秀な学生につばをつけてしまって(特別扱いして確保しておいて)、4月以降正式に採用のルートに乗せるものの、もうその時点では実質採用が決まっているというような形です。正に青田買いですね。
この形が一番露骨なのが、マスコミ、特にテレビ局の女子アナです。社内セミナーというような形で、それこそ大学1年生の時から局に出入りしている学生は結構います。かなり早い段階で内々々々定(笑)が出ている学生もいることは想像に難くありません。
(次回に続く…)

就活解禁は後ろ倒しになったけど…<その2>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2014年12月3日 12:18 PM
  • 未分類

大企業になると、毎年数千人の応募者があります。メガバンク等、一番多い企業になると万単位です。皆さん考えてみてください。たった2ヵ月でこの学生たちの選考をきちんとできるかどうかを…
企業の人事部の方とお話をすると、今年はその部分についての悲鳴が上がっています。もう無理!と諦めてしまっている方もいました…

毎年、就職活動がどんな手順で進んで行くかを簡単にまとめてみます。昨年までのスケジュールだと、12月にエントリーと会社説明会が始まり、3月までの期間で、学生たちが受ける企業を絞り込みます。4月になって選考が始まると、正式に提出したエントリーシートでまず選考が行われ、これと筆記試験(大企業はSPI2等、自宅でバソコンで受験するケースが多い) の結果を含めて、数がだいぶ絞り込まれます。そこを通った学生に対して、小論文・集団討論・面接等が行われ、選考が進むにつれて次第に人数が絞り込まれていきます。最終面接までに、4~5回くらいの選考があるのが普通です。優秀な学生に対しては、4月中~5月GW明けくらいに内々定が出ます。これだけ見ると1ヵ月あまりでできるじゃないかと感じる方がいらっしゃると思いますが、これはあくまでも一部の優秀な学生の話。その後、内々定を出した学生の中で他の企業に決まって辞退する学生も出てきますし、その欠員補充も含めて、毎年夏休み明けまでダラダラと選考・内々定の作業が続いていくのです。
10月1日が正式内定日なので、この日に内定式を行う企業が多いのですが、実際は、中小企業を中心にこの日以降も採用活動が続いていきます。

この日程がわずか2ヵ月の間に凝縮されてしまうのです。8月は学生が夏休みなので、ここで面接に何度も呼び出す等して選考を一気に進めてしまうことになるのでしょうが、特に大企業はエントリーしてくる学生の数が多いので、とても捌ききれないと思います。特に個別面接は1人ずつ行うため、時間も人出も莫大にかかることが予測されます。この部分について、懸念を表明している企業が多いのです。
その結果としてどういうことが起こるかと言うと、最初の入口の段階で人数を大きく絞ってしまうことを検討している企業が多いのです。面接等に呼び出す学生の数を最初から減らしてしまうということです。エントリーシートの段階ということになるわけですが、ここではどういう基準で選考が行われるのでしょうか? もちろん、エントリーシートや筆記試験があまりにもひどい学生はそこで落とされてしまうわけですが、特に可もなく不可もなくという学生たちの中でも数を絞りこまなくてはならないわけです。もうお分かりいただけると思います。大学・学部のところで絞り込んでしまうのです。昨年の選考でも、採用対象とする大学を絞り込んでいた企業も結構ありました。だいたい六大学・MARCHくらいまでのレベルに限定しています。そのことを公表している企業は多くなくて、結果としてそれ以外の大学の学生はどんなに成績が良くても1次選考で通らない状況になっていたり、会社説明会等の申し込みの段階で大学名によっては常に満席表示が出るようなシステムになっていたり、その大学のキャリアセンターを通さないと応募ができないようになっていたりと、企業側が様々な手を使っ学歴(大学)差別を公然と行っているのです。
今年は、選考期間が大幅に短くなるため、さらにこの状況に拍車がかかることが予測されています。企業の人事の方がそう明言している企業もあります。

この状況を学生の立場から見てみると、応募できる企業の数が減ってしまうことになります。上記のように、1次選考ではねられてしまうケースが増えてくるということもありますが、選考期間が短縮されたことにより、日程のバッティング等も出てくるでしょうし、面接等に回れる企業の絶対数が限られてしまうことになります。そうなると、ダメ元のチャレンジ応募はなかなかしにくくなり、より現実的な企業をいかに絞り込むかという部分が重要になってくるでしょう。
結果としては、今まで以上に優秀な学生たちに内定は多く集まり、その他の学生は2ヵ月で内定を1つももらえず、10月以降も不安なまま中小企業を中心とした敗者復活戦に臨むことになることが予測されます。(というか、間違いなくそうなります) 文科省は(おそらく)学生のためを思ってこういう改革を行っているわけですが、残念ながらその意図とは逆に、学生を苦しめることになってしまっているのです。現場を知らないということは、とても怖いことです。
(次回に続く…)

就活解禁は後ろ倒しになったけど…<その1>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2014年12月2日 1:38 PM
  • 未分類

昨日、急に忙しくなってきたという話を書きましたが、それでも昨年までに較べるとこのタイミングでの大きな仕事が1つなくなっていることに気づきました。大学生の就活支援です。
GSには大学3年生・4年生の就活コースがあり、この2年間、毎年数名ずつですが、面倒を見てきました。(結果もとても良かったです!) 昨年までは、12月1日が就活の解禁日だったのですが、今年度からは3月1日以降に後ろ倒しとなったのです。毎年、11月中から学生と面談をして準備を進め、12月1日に日付が変わった瞬間に、就活サイト(リクナビ・マイナビ等)に登録をした上で、各企業へのエントリーや会社説明会の申し込みをさせていました。早い時期の会社説明会は早い者勝ちですぐに満席になってしまうことと、エントリーが早い学生は志望順位が高いということが企業にも伝わるため、12月1日の午前中が勝負だったわけです。多い学生は、初日だけで50社を越えるエントリーをしていました。(学生の平均エントリー数は70~80くらいになるというデータもあります) 12月1日・2日は、どこの企業にエントリーしたか、会社説明会をどういうスケジュールで組んでいるかという部分のチェックで、私もかなり忙しかった記憶があります。
今年度からは3月1日スタートとなり、入試が終わった後にゆっくり対応できるようになるので、そういう意味では楽になりました。

筆記試験や面接・集団討論・小論文等の選考は、昨年までは4月1日が解禁日でしたが、こちらも今年度から8月1日に変更になります。内定解禁日は10月1日で変わらないため、実質2ヵ月ですべての選考を行わなくてはならなくなりました。学生の就職活動の時期が短くなって、負担が減ると思われている方もいらっしゃると思いますが、実はそうではないのです。企業にとっても学生にとっても、とても大変な状況になることは目に見えています。
今年度からの変更は、ただ単に日程が後ろ倒しになったというだけのことではありません。就活の選考そのものにも、様々大きな影響が出てくるはずです。(すでにもう出始めています) 私は、ひと言で言うと、「学歴(学閥)重視」と「合法的フライング」の2つがキーワードになると考えています。

塾講師も走る師走

  • 投稿者: gs_staff
  • 2014年12月1日 3:46 PM
  • 未分類

早いもので12月になりました。今年も残り1ヵ月… 最近本当に月日が経つのが早く感じます。いわゆる年齢と共に時間が経つのが早く感じるようになる「ジャネの法則」(しばらく前にブログにも書きました)なのかもしれませんが、特にこの仕事をしていると、「この前入試が終わったばかりなのに、もう入試が始まるのか…」という感覚が年々強くなってきているように思います。あと1ヵ月あまりで入試が始まってしまうのです。

師走とはよく言ったもので、我々も急に忙しくなってきました。師走の「師」はもともとは僧侶のことですが、最近は教師に対しても使うようです。学校の先生もそうでしょうが、塾の講師たちもここから3ヵ月、胸突き八丁を迎えます。ただ体力的にしんどいという意味では夏期講習会や合宿の方が大変なのですが、ここからは何しろ入試本番が始まり、生徒たちの第一志望校合格に向けて一年間の総決算の戦いが始まるのです。精神的にもタフな期間になります。

小6私立コースと中3は先週から「受験校決定最終面談」がスタートしました。中3生は今日・明日あたりで内申点が確定する生徒が多いので、校舎の中がピリピリしています。今回の面談は、「志望校」ではなく実際の「受験校」の決定になるため、とてもシビアな空間になっています。受けたい学校を受けられないという生徒も出てきています。我々としても生徒が行きたい学校に何とか行かせてあげたいし、最後まで粘らせたいのですが、さすがにこの時期に可能性が0の学校を受けさせるわけにはいかない場合も出てくるのです。生徒本人はかなり落ち込みますが、なぜもう少し早く本気にさせてあげられなかったのだろう…と我々も凹むことになります。

日曜日もどこかの学年・コースの日曜特訓の授業があるため、講師たちもなかなかゆっくり休めないのが現状です。平日は、(中学校が期末試験や面談期間のため午前中で終わるので)生徒たちがとても早い時間に集まってきます。質問や過去問を見せに来たりと、大忙しです。
冬期講習を前にして新規の問い合わせが急に増えていて、最近は1日に2~3名の入塾面談・手続きが続いています。実は、今回はGS始まって以来、初めて講習前にチラシを入れませんでした。教室のキャパの制約があり、もうあまり多くの生徒を受け入れられないためです。(特に、現中1・中2が残席数名となっています) それでも、口コミやネット経由で多くのお問い合わせをいただくようになりました。とてもありがたいお話です。
現在他塾にお通いで、入塾を前提としない「受験相談」も大変増えています。(1回3,000円、有料です) 1度相談に乗ってしまうと、私の悪い癖で、どうしてもその後の様子も気になってしまい、メール等でやり取りを続けてしまうこともあります。カウンセラーや研修講師としての仕事もポツポツ入ります。
余談ですが、GSはまだ受付や事務職員を雇う余裕がないため、社長の仕事は結構大変なのです。年末調整の業務が本日終了しました。間もなく職員数が10名となるため、就業規則の改訂が必要となり、社労士との打合せも続きます。

もちろん、受験生と保護者の方の対応をすべてに優先しています。入試が終わるまで、全力で走り続けます。

受験校最終確定→出願準備<その5>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2014年11月29日 3:07 PM
  • 未分類

<中3高校受験3>
私立高校を推薦入試の形(単願・併願とも)で受験する場合は、12月15日からの事前相談を通さなくてはならないのです。それを過ぎてしまってから後で受験したいと言っても、もう間に合いません。ただし、これは(東京在住の生徒にとっては)東京都内の高校に限られます。他県の高校については、中学校の先生を通して事前相談の交渉をすることができないことになっています。ではどうすればいいのかと言うと、個人的に事前相談をしてくればいいのです。

例えば、東京在住の生徒が埼玉県や山梨県の高校を併願推薦の形で受験したい場合は、その高校に生徒本人と保護者の方で一緒に出向いて、個別相談をしてくる形が必要です。事前に予約が必要な場合が多いので、高校ごとに詳細を確認してください。その際に、中学校の内申点と共に、模擬試験の成績を持参するように言われます。(高校にもよりますが、V模擬・W模擬であればOKです) そこで、内申点や偏差値の基準をクリアしていれば、併願確約あるいは併願優遇の形で受験することができるようになります。その個別相談会の際に相談完了番号が発行されて、その番号を願書に記入することになる高校が多いです。
昨年までは、駿台模試を初めとする大手塾の模試の成績でも事前相談がOKだったり、それこそ塾を通して事前相談ができる(個人では行かなくてもよい)高校も結構ありました。しかし、新聞等を賑わせた通り、某大手塾の失態によって、今年はその形が取れなくなった高校が多くなりました。この件については書くと長くなるのですが、決して巷で言われているような塾と高校の癒着ということではなく(ましてや特定の塾の生徒だけ有利になるというようなことは絶対にありません)、単に塾が上記の事前相談を代行して行っていたというだけのことです。高校としても、中学校を通して交渉ができない以上、個々の生徒1人1人と個別相談をやるよりも塾で取りまとめてもらった方が効率的だし、生徒・保護者としてもわざわざ高校に出向かなくて済むので、お互いのニーズを満たしていたということです。
それを、あたかも「うちの塾に通っていれば有利ですよ」というような打ち出し方をしていた塾があったので(それが本当かどうかは別として)、あれだけ問題となり、文科省も重い腰を上げざるを得なかったというのが真相です。高校や他の塾、生徒・保護者にとっては、本当にいい迷惑です。

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