- 2014年12月6日 11:50 AM
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もう1つ、今年から活性化したと私が感じているのは、OB訪問とリクルーター制度です。毎年行われてきたことですが、特に今年(の3年生)は企業側も学生側もここを意識しているように感じます。
OB訪問は、学生が自分の大学の先輩の伝手を頼ってアポを取り、会ってもらって話を聞く機会です。企業の側は入社2~5年目くらいの若手社員をリクルーターに任命して、自分の母校の後輩をはじめ入社を考えている学生の相談に乗ったりして、特に優秀な学生の抱え込みをしようとしています。中には、エントリー段階から採用試験・内定・入社まで同じリクルーターが面倒を見てくれるようなケースもあります。
学生としても、自分に歳が近い若手社員に対しては、気楽に様々なことが聞けたりするメリットがありますし、特に同じ大学の先輩がその会社で活躍しているのであれば、自分のロールモデルとしてイメージが湧きやすいでしょう。
それこそ私が大学生をやっていた頃(30年近く前!)は、企業(の先輩)側から直接DMや電話があり、会いませんか?というようなお誘いが結構ありました。大学・学部ごとの名簿が公開されていた時代でした。今は個人情報保護法等により、同じように進めるのがかなり難しくなりました。学生側の方で、その会社に就職した先輩を探そうとしても、大学のキャリアセンターですら検索できない場合も多いようです。私が就活コースで担当している学生に勧めているのは、企業の人事部に直接電話をかけて、「〇〇大学の〇〇と申しますが、OB(OG)訪問をしたいので、先輩を紹介していただけませんでしょうか?」と直撃する方法です。今までの例だと、喜んで紹介してくれる(携帯番号を伝えておくと先輩から電話をもらえる)企業が多いです。私は、「ここで断られる企業は受けるな!」と言っています。入社を検討している学生に対してこんな対応できない企業は、入社した後が目に見えているからです。中には、その形で断られて、会社の前で待ち伏せしていて、若い社員らしき人が出てきたら手当たり次第声をかけていたという強者もいます。
このOB訪問も、(原則としては)直接選考に結びつけることは認められていないため、日程等の制約はありません。一般的には、会社の中で会わずに、近くの喫茶店等を指定される場合が多いです。会社によって、勤務時間内にリクルーターの正式業務として認められている場合もありますが、仕事が終わった後に会ってもらえる場合もあります。先輩としても、大学の後輩はかわいいので、とても親切にしてくれることが多いです。
ただし気をつけなくてはならないのは、リクルーターも「会社の手先(笑)」だということです。正式な選考に乗る前に、その学生の人となりを見られていると思っておく必要があります。それが人事に報告として上がるかどうかはまた別の話ですが… 最低限の礼儀・マナーを守ることは当然として、その先輩との「面談」を(少しラフな)1次選考だと考えて臨まなくてはなりません。
また、先輩と言えども、会社の本当に悪い面は教えてくれない(会社から口止めされている)場合が多いので、話を全部真に受けないことも重要だと思います。
今年から、企業の側もこのリクルーター制度にかなり力を入れてきている感じがします。来年4月から正式に活動がスタートする前に、リクルーターを通して(合法ギリギリのところで)学生を囲い込んでしまおうという意図が透けて見えます。(人事担当者がそのことを明言していた企業もあります)
学生の側としても、(特に今年からは正式な活動ができるの時期が遅くなってしまうので)、今の時期にOB訪問等で生の企業情報を集めることと、早い時期から少しでも顔と名前を売っておくことにメリットが大きいわけです。
すでにこの時期、かなり精力的にインターンシップやOB訪問に出かけている学生も結構います。しかし一方で、就活時期が遅くなったからと、まだ何も準備していない学生もいます。就活の成果に大きな差がつくことは当然の帰結でしょう。受験についても同じことが言えますが、就活も情報戦なのです。
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