- 2014年12月11日 12:26 PM
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私は、道徳の教科化の是非に関して様々な場で発信してきたので、(塾業界では)第一人者だと思われている節があり、メディアの取材を受けたり、雑誌に寄稿したりする機会を何度かいただいています。今までかなり細かいところまで書いてきたので、ここで改めて多くを語ることはしませんが、私が問題だと感じている点を箇条書きでまとめておきます。
<道徳教科化に関しての問題点>
〇国による思想統制につながる可能性がある。
〇今の道徳教育では子供たちのダイバーシティを認めることが重要なのに、指導の内容が画一化の方向に向かっている。
〇検定教科書の内容に不安がある。(今使用されている「私たちの道徳」についても)
〇現場の教師たちが指導内容に対応できない。(物理的にも能力的にも)
〇道徳の教員免許の新設が必要だが、そのための教職課程の見直し等対応できるのか?
〇そもそも人間が人間の人間性を評価できるのか?
〇(記述式とはいえ)道徳の教科で「評価」がされて内申書に明記される以上、入試の合否に影響が出る可能性は否定できない。
話は逸れますが、皆さん日本図書センターが刊行している「日本道徳教育論争史」という本(文献資料集)の存在をご存じでしょうか? 知っているわけがないですよね。私も知りませんでしたから…(笑) なぜ私がその存在を知ったのかと言うと、この度私の論文が掲載されることになったからです。
この図書は、道徳教育に関して、明治時代の学制発布・教育勅語から現代到るまでの主要な論争を網羅したもので、大学教授や研究者等ごく一部の限られた人々のみが目にするマイナーなものなのですが、1冊約500ページで全15巻というかなり重厚感ある書物です。(1冊20,000円近くします!) その11巻~15巻が来年1月に刊行されるのですが、その最終15巻のテーマ(タイトル)が「心のノートと道徳の教科化論争」なのです。その中の1つとして、私の論文が採用されたということです。(もちろん印税ももらえます(^^)/)
以下のサイトでも見られますが、すでに公表されている目次を確認しました。著名な大学教授や偉い研究者の先生方の中に混じって、一介の塾講師である私のような者が名前を連ねさせていただくのは何か変な感じですね… 論文に書いている内容からしても、版元はなかなか勇気ある決断をするなぁと、感心してしているところです。
あっ、「論争」だから必要なのか…(笑)
http://www.nihontosho.co.jp/2015/01/-iii-3.html
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- 道徳の教科化続報<その2> - GS進学教室 より

