GS進学教室
セミナーでの学び<その3>
- 2016年9月8日 2:23 PM
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<東大教授・深代千之さんの話>
科学的な観点から、陸上の日本代表を指導したり、子どもたちの足を速くするための取り組みをしている有名な方です。私も本を読んだことがありますが、脳の構造に関わること等非常に難しいことを、易しく理路整然と説明してくれている印象がありました。
オリンピックの陸上短距離での日本選手の活躍に触れて、かなり自慢をされていました。確かに、科学的な分析・導入によってタイムをかなり縮めることができているのは間違いないようで、このことはとてもすごいことだと思いました。
ただし、私が一番興味を持ったのは、幼児教育における運動能力の考察についてです。運動の様々な技術(テクニック)は、脳の神経・働きを鍛えることにより培われるということなのです。そういう意味では、体力・筋力・持久力等のトレーニングは、幼児期においては害しかないとのこと。つまり幼児期においては、脳を鍛えることにより、運動能力が向上するということなのですが、ここで使っている脳神経は、勉強で使っている部分と同じなのだそうです。なので、本来子どもたちの運動能力と学習能力には強い正の相関関係があるはずだと…
実際、アメリカの調査では、子どもたちの学力と運動能力には、その傾向が見られるそうです。簡単に言うと、勉強ができる子どもはスポーツもできるし、その逆も然りだということです。ただし、日本ではアメリカほどにはその傾向が強くないということも示されていました。偏った受験勉強の弊害なのか、根性論や基礎トレーニング重視のスポーツ指導の問題なのか… いずれにしても、脳の使い方を間違っている子どもたちが多いということでした。(ここについては、私ももう少し研究してみたいと考えています)
<ロクシタンジャポン相談役顧問・鷹野志穂さんの話>
外資系高級化粧品メーカーの元社長さんです。今では有名なトップブランドとなり、年商250億円ほどの大企業ですが、10数年前に社長を引き受けた時の年商は6億円だったそうです。
全体的に社員たちのやる気がなく、とても苦労したという話をされていました。例えば、ショップの店員は笑顔で接客することが基本中の基本なのですが、これがいくら話をしても練習をしてもできるようにならないと。ある時、仕事に誇りを持てていないからだということに気付き、社員たちが自分の仕事に誇りを持てるようにすることに注力するようにしたら、雰囲気も業績も大きく変わって来たということでした。
特に若い女性がほとんどという職場なので、命令・指示や、予算目標ではまったく動いてくれなかった。チームとしてのまとまりを良い方向に向かわせることと、個々の社員たちが活き活きと自分を表現できるように努めたという話が印象的でした。
今は業績が拡大して、知名度が上がったこともあり、社員たちが誇りを持って働いてくれているとのことでした。若い女性社員が、「この職場で働いたことは、仕事を辞めた後も自分の財産になると思う」というような話をしてくれて、感動したという話もありました。
<ハートアンドブレイン社長・村上和徳さんの話>
経営の専門家ですが、「ご機嫌力」によってパフォーマンスを上げるという考え方を広めている第一人者でもあります。
非常に共感を持てたのは、嫌なことがあって機嫌が悪かったりする時ほど、「自分はご機嫌である」と自分に言い聞かせる必要があるというお話です。次第に脳が勘違いをして、本当にご機嫌になって来て、様々なパフォーマンスが向上して来るのだそうです。
この考え方は、GSの理念である「Good Smile」の考え方にも通じる部分があるので、とても共感しました。
受験勉強において(特に大事なテストにおいて)、笑顔で(ご機嫌で)取り組んだ時と、ブスッとして(不機嫌で)取り組んだ時とでは、成果に差が出るという実感があります。都立中の作文など、自分の考えを表現しなくてはならない場面では、そのことを強く感じる場面があります。親子バトルをしたり、学校で嫌なことがあったりしてイライラしているような時は、文章の質が落ちることが多いのです。(このあたりのことについては、また改めてブログにまとめたいと思います)
この3日間のブログを読んでいただいた方には伝わったと思いますが、わずか数時間でかなり中身の濃い学びを得ることができました。今後の仕事や人生に、少しでも活かして行きたいと考えています。
「先生」と呼ばれる立場の方に特にお伝えしたいのですが、普段仕事に追われて忙しい皆様方も、何とか時間を作って、こういう学びの場に積極的に参加してみてはいかがでしょうか?
セミナーでの学び<その2>
- 2016年9月7日 1:27 PM
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<女子サッカー佐々木監督の話>
特に、女子選手をやる気にさせたり、結果を出させるためのノウハウの部分の話が中心でした。
女子選手は、「絶対に勝つ!」とか「目標を達成する!」ということを口に出さない(出せない)ケースが多い。
結果的にワールドカップで優勝したり、オリンピックで銀メダルを獲得した、あのなでしこジャパンですら、北京オリンピックの頃は、ベスト4という目標を掲げることに躊躇している感じがあったそうです。名前こそ挙げていませんでしたが、レジェンドの選手たちと言っていましたので、澤選手たちのことだと思います。
それまで結果がなかなか出なくて、自信を持てなかったからということのようですが、ドイツのワールドカップの頃は、だいぶ自信がついて、各選手たちが目標を口にするようになったそうです。その後の快進撃は、皆さんご存知の通りです。
これについては、私の受験生指導における実感と一致します。特に女子生徒は、そういう傾向にあります。「成績を上げる!」とか、「志望校に絶対に合格する!」ということを、なかなか口に出せない生徒が多いのです。私は、そこをあえて言葉にするようにさせています。最初はとりあえず言わされて言っているだけ…という生徒が多いのですが、それを続けていると、次第に自分の意志・言葉になって来て、取り組みや成果が変わって来ることが多いのです。これは男子生徒も含めてですが、今の自分の成績では足りない学校に合格するためには、その部分の強い意志が必要だと思います。
もう1つ、(あまりうけない)おやじギャグを選手たちによく言っていたのですが、それに対しては突っ込み役の選手をきちんと用意していたということをおっしゃっていました。なるほど… 私の場合は、そうしないから滑って終わってしまうのだな… これはとても参考になりました(笑)。
<侍ジャパン小久保監督の話>
最近まで現役をやっていて、プロ野球でも監督・コーチ等指導者の経験がなかったので、全日本の監督のオファーが来た時は、「自分でいいのか…?」とかなり悩んだそうです。3回断ったのに、それでもぜひにとのことだったので、結局日本の野球界のために覚悟を決めて引き受けたとおっしゃっていました。選手と年齢が近いので、何でも話をできるような関係を作ることは常に意識しているそうです。
一番面白かったのは、ソフトバンクの柳田選手が、インタビューや取材でのコメントがあまりにも下手くそなので、本を買って来て読ませようとしているということです。(今までほとんど本を読んだことがないということも暴露していました)
私が一番参考になったのは、寝る前の1分間の意識がとても重要だということです。小久保さんは、現役時代から、嫌なことがあった日も、寝る前に1つでも良かったことを思い出して、必ず「ありがとう」と感謝の思いを言葉にしてから寝ているそうです。そうすると、翌朝を気持ち良く迎えることができるということでした。私も、寝る前には必ず父と母に(仏壇の写真です)に手を合わせて、1日無事であったことへの感謝の思いを伝えるようにしていますが、やはり理に適っていたのですね… これは誰でもすぐに取り入れられると思うので、皆さんもぜひ。
昨年、プレミアの準決勝で韓国に大逆転負けをした時は、犯罪者のような扱いをされてさすがに凹んだとおっしゃっていました。その時は、山奥の人気のない温泉に数日籠ったそうです。
全然関係ないのですが、小久保さんは目の前で見ると本当に華奢な方でした。身長も決して高くないですし、(引退して数年経つということもあるでしょうが)足も細く、お尻も小さく、とてもスポーツ選手には見えない感じでした。あの体でホームランを毎年何十本も打つのですから、天性の素質はもちろん、かなり努力をされたのではないかと思いました。
(次回に続く…)
セミナーでの学び<その1>
- 2016年9月6日 8:24 PM
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本日、私は某塾の主催する指導者研修会(セミナー)に参加して来ました。日本橋のホールで行われたのですが、塾や学校の先生を中心に、数百名の方が参加されていました。
私のような立場(社長や塾長)になってしまうと、指導してくれる上司もいませんし、自分で気をつけてこういうところに積極的に参加しないと、学ぶ機会がなくなってしまいます。私は、数か月に1回は必ずこういう外部の学びの場に参加すると決めています。
本日のセミナーは、「やる気を引き出す」ということがテーマでした。私は以前のブログで、受験生はやる気を前提にしてはダメだということを書いたことがありますし、「やる気スイッチを入れる」という考え方には否定的な立場ですが、やはり塾講師としてはとても気になるテーマです。
本日の講師・ゲストは、東大教授やカリスマ経営者の他に、女子サッカーの佐々木監督、侍ジャバンの小久保監督、清水ミチコさん、真鍋かをりさんと、なかなか豪華な顔ぶれでした。
本日も様々な学びがありましたが、その中で特に私の心に残った内容を、皆様にもおすそ分けします。
(次回に続く…)
八王子市子ども意見発表会
- 2016年9月5日 12:48 PM
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昨日、八王子市の「子ども意見発表会」が行われました。テレビの取材も入り、市議会議員や学校の校長先生をはじめとする来賓・傍聴の方も50名ほど集まっていて、注目度の高さが伺えました。
小5から高2までの9名が発表を行いました。準備・練習をしっかりしていただけあって、みんななかなか立派な発表でした。テレビカメラが回ったり、市長・教育長と面と向かっても、物怖じしている様子がないので感心しました。
今回のテーマは、「八王子の自然を活かした遊び場・居場所について」でした。子どもたちから提言された項目を列挙してみます。
「自然環境を活かした複合型施設の設置」(中3)
「雑木林を使ったアスレチックの設置」(高2)
「安心・安全な公園の設置」(中3)
「親と子どもの危険に対する食い違いの解消」(中2)
「自然を体で感じる体験機会の創設」(中3)
「木の実を使った料理を作る会の開催」(中2)
「採取可能な植物の植栽」(中3)
「身近で安全な動物と触れ合える施設の設置」(中2)
「夕焼け小焼けふれあいの里 ホタルの夕べイベントへの提案」(小5)
GSの生徒が2名参加していたので贔屓目に見ているということではないと思いますが、明らかに昨年よりはレベルが上がっていたと思います。発表した生徒たちの頑張りはもちろんですが、運営に関わった市の担当者(子ども家庭部や児童館の職員)の皆さん、そして今年は特に子どもたちのサポートをしてくれた大学生たちが、よく働いてくれたということを感じました。発表内容で悩んでいる時に相談に乗ったり、資料の作成を手伝ったりという部分で、子どもたちはとても心強かったのではないでしょうか。
この子どもたちの具体的な提言を、昨日の発表の場だけで終わらせてはいけないと考えています。はっきり言ってしまえば、責任ある立場にいる方々は、ああいう場では建て前しか言えない側面もあるわけです。市長・教育長はとても真摯に答えてくれていましたが、そういう意味では子どもたちにとっては、ちょっと冷たく感じたり、子どもの意見の限界を感じた部分もあったのではないかと感じました。
そんなこともあり、子どもたちの声を少しでも実現するべく動き出します。来月、市の担当課長たちや、我々「子どもにやさしいまちづくり部会」の委員たちが、再度子どもたちと意見を交わす場が決定しました。昨日の子どもたちの提言が1つでも2つでも実現に向かうように、そして長い目で子どもたちの声が市政に活かせるように、我々大人たちがもっと頑張って行かなくではならないということを再認識した1日でした。
「八王子市子ども意見発表会」明日開催!
- 2016年9月3日 12:32 PM
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再度の告知です。
明日、八王子市の「子ども意見発表会」が開催されます。小5~中3の選抜された子どもたちが、未来の八王子についての提案を市長・教育長に対して行います。今回のテーマは、「子どもたちの遊び場・居場所について」です。
この子ども委員会は6月に発足し、明日の発表会に向けての勉強会・準備をして来ました。明日も最後のリハーサルを行った上で本番に臨みます。私は「子どもにやさしいまちづくり部会」の委員として昨年も参加したのですが、今年はGSの生徒が2名関わっているので、ちょっとドキドキしています。
明日は、一般の方も傍聴することができます。(満席の場合は先着順となってしまいますが…) 14時30分から、市役所の801会議室です。興味をお持ちの方は、ぜひお越しください。
なかなか刺激的な3日間
- 2016年9月1日 11:20 AM
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夏休みが昨日で終了し、本日朝より職場復帰しています。本日より授業も平常通り行われます。
週初めにやって来た台風10号は、一時は首都圏に上陸する可能性もあったのですが、月曜日の午後には仙台付近に上陸の可能性が高いという予報に変わっていました。その時、なぜか私は仙台に着いたところだったのです…( ゚Д゚)
月曜日から雨はかなり降っていたのですが、火曜日の昼前くらいから雨風とも大変な状況となり、夕方までは外を歩けない状況でした。その頃は当日の予定を変更して(というより観光地はほとんど休園となっていました)駅ビルの中に6時間ほど籠っていました。同じところをグルグル3回ずつ回って、仕方ないのでいろんなものを食べてしまいました(^-^; 牛タン通り、海鮮通り、スイーツ通りと、種類ごとに店が密集しているのです。
夕方くらいからは雨も小降りになって、ホテルに戻ることができたのですが、台風が上陸直前でさらに東側に曲がって、岩手県に上陸したことが分かりました。河川の氾濫や土砂災害で多数の被害が出ていることは、報じられている通りです。やはり、直撃したていたらもっと大変なことになっていたのだと思います。
翌日(昨日)は台風一過でとても良い天気となり、水族館にも出かけることができました。本当は海沿いの被災地の様子も少し見て来たかったのですが、まだ高潮の危険があるということで断念しました。
せっかくの(3日しかない)夏休みに、半年前から予約していた場所に、その場所に史上初めて上陸するという最大級の台風が来なくてもいいのに…と思いましたが、あの雨風の中無事に帰って来ることができたのですから、そういう意味ではホッとしています。
うまいものをたくさん食べて、温泉にも入って(写真のように部屋のテラスに露天風呂があったのですが、雨に濡れながら入りました…)、なかなか刺激的な3日を過ごすことができました。
でも、今度は天気の良い時に行きたいですね…
ちなみに、私は車で行ったのですが、昨年圏央道と東北道が(久喜白岡で)直接接続したので、かなり所要時間が短縮されました。高尾インターから東北道に入るまで1時間かかりませんし、トータルで走っていた時間は(台風のため慎重に運転しても)4時間半程でした。
かなり遅い夏休み
- 2016年8月29日 3:18 AM
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夏期講習会が終わっても、昨日までは何だかんだ仕事をしていました。
生徒や保護者の方と夏の総括をやり取りしていたり、夏の間ほとんど手をつけられなくて溜まっていた事務仕事を一気に片づけたり…
昨日は、中3生の会場テストがあって、その結果を報告してくれた生徒が多かったのですが、やはり夏の前と較べると大きく点数を伸ばしている生徒が多く、ちょっと安心しました。
かなり遅いのですが、本日より3日間、夏休みをいただきます。音信不通になるかもしれませんので、何卒宜しくお願い致します。
台風が心配だ…
学力的な成長と人間的な成長<その3>
- 2016年8月28日 3:09 PM
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そういう意味では、大人も含めて人間は、どこのどういう集団に属するかがとても大きいのだと思います。仕事上ではもちろんですが、世の中で1人の力だけで頑張り切れる場面はそう多くはありません。周りの力を借りながら、チームとして目標に向かって行くことが多いのです。
受験生の場合は、どこの塾のどういうクラスに所属するのかがとても重要であることは言うまでもありません。小6・中3の夏休みは、受験の結果を左右するくらいの大きな意味を持っているわけですが、夏の間どういう取り組みをして来たのかはもちろん、特に夏の最後の期間に、どういう成果を得て、どういう総括をして、今後に向けてどういう決意を固めたかがとても大きいのです。簡単に言えば、入試本番と同じくらい本気でのめり込んで戦えたかどうかで、今後の受験生としての戦い方・基準が大きく変わって来ます。同じ学校を受験する生徒たちの中でも、この時点で大きく差がついて来ているということです。
GSの生徒たちは、夏(特に後半)は本当によく涙を流しました。過去問で合格点が取れなくて悔しくて泣き、逆に目標を達成して嬉しくて(あるいはホッとして)泣き、時には保護者の方も一緒に涙しました。受験生は泣けば良いということではありませんが、やはりこの夏の期間苦しい思いをして勉強をやり切って来なければ、そしてテストに本気で立ち向かっていなければ、過去問の結果で涙を流すことはできないわけで、受験までまだ半年あるこの時期に、それだけ本気で勉強やテストに臨めていることを、私は評価したいと感じています。全国で、この時期に同じような涙を流せている受験生はどのくらいいるのでしょうか? あまり多くはないのではないかと思います。
ほとんどの生徒が、「今までの中で一番勉強した夏休みだった」とか「こんなに本気でテストを受けたのは初めてだった」というような総括をしていました。いずれにしても、本気で取り組んだ経験は、必ず今後に活きて来ます。生徒たちの今後がますます楽しみです。
学力的な成長と人間的な成長<その2>
- 2016年8月27日 1:01 PM
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私の今までの経験で言うと、受験生の「学力的な成長」と「人間的な成長」は、間違いなく正の相関関係があります。数学用語の定義の問題になりますが、比例していると言ってしまってもいいのかもしれません。
受験勉強を頑張って学力がついて来ると、それに伴って余裕が出て来たりして人間的にも成長できるのか、そもそも人間的に成長できないと、学力も大きくは伸びないのか、このどちらが正しいのかは、私の中でも結論は出ていません。おそらく、両方の要素が絡み合っているのだとは思いますが…
非常にわかりやすい例をいくつか挙げてみます。
塾の中では、挨拶をきちんとできるかどうかとか、周りの状況を見て行動できるかどうかというような基本動作は、確実に成績の伸びに直結します。自習室で周りに迷惑をかけているような生徒の成績が上がったという話はまず聞きません。質問や相談等も含めて、我々講師ときちんと向き合って話ができるかどうかも大きいように思います。今年の生徒たちで言うと、やはりこの部分が変わって来た生徒は、成績も大きく伸びている生徒が多いです。夏の前は、職員室に入って来るとオドオド・モジモジしていたような生徒が、きちんと目を見て堂々と話ができるようになっていたりします。この部分の変化は、びっくりするくらいです。
家庭では、やはり生活習慣と保護者の方との関係が大きいです。親が起こしても起きないとか、常に親子喧嘩をしているような生徒は、残念ながら成績が大きく伸びることはありません。生活習慣・勉強習慣がそのまま学習の成果に結び付くことは当然ですが、親子関係については、親子の仲が良いかどうかというよりも、親に対して感謝の気持ちすら持てないような生徒は、厳しい受験勉強を乗り切れないということだと思います。「~してもらって当たり前」 「~してくれないからできない」というような依存思考や他責思考が身についてしまっていると、受験勉強だけでなく、何をやってもうまく行かないてしょう。
この部分について、塾ではクラスという集団の力がとても大きいのです。足を引っ張り合っていたり、自分さえ良ければ…というような雰囲気があるクラスは、たいたいクラス全体として伸びませんし、入試の結果も思わしくないケースが多いです。一方、みんなで助け合っていたり、「全員で合格しよう!」というような雰囲気が醸成されているクラスは、全体として良い結果が出ることが多いのです。
例えば、宿題をやっていない生徒がいて、そのことを講師が気付いていないというような場面があったとします。(GSではあまりない事例だと思いますが…) こんな時、ダメなクラスは、他の生徒が講師にチクリに来たり、見て見ぬフリをしたりします。入試で結果が出るクラスは、お互いに注意し合うんです。「そんなことしていたら、成績が上がらないぞ!」 「みんなで合格しようよ!」と。テストの結果が悪かった時に、傷の舐め合いをしているようなクラスもうまく行かないことが多いです。「戦う集団」になっていないからです。
今年の夏も、クラスの集団としての強さを感じる場面が多かったように思います。休み時間に、科目ごとに得意な生徒が苦手な生徒に教えてあげていたり、入試バトルで不合格となり泣いている生徒を、他の生徒が「明日絶対に合格しよう! 頑張って来ているんだから大丈夫だよ! 」と励ましていたり、講師としては涙が出そうな場面が結構ありました。
当然そういうクラスは、全体として大きな成果につながっているわけですが、夏期講習会が終わった時に、「仲間がいたからここまで頑張れた」と言っていた生徒たちが多かったことを特筆しておきます。
(次回に続く…)
学力的な成長と人間的な成長<その1>
- 2016年8月26日 8:31 PM
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夏期講習会が終わってから、昨日・今日で小6・中3の保護者の方からたくさんご連絡をいただきました。「夏期講習お世話になりました」という御礼のご連絡がほとんどだったのですが、その中でとても嬉しいご報告が多数ありました。「自分から勉強をするようになった」 「長時間勉強することが苦ではなくなった」というような勉強習慣に関することと、「過去問で合格点を取れるようになって自信を持った」というような結果に関することが多かったのですが、私が一番嬉しかったのは、「人間的に成長できた気がする」という内容のものが少なくなかったことです。
「今まで自分で起きられなかった子が、この夏は朝自分で起きて勉強するようになった」とか、「勉強で忙しいはずなのに、家の手伝いを積極的にしてくれるようになった」とか、「親に対して感謝の言葉をかけてくれるようになった」とか…
特に、夏期講習の最終日帰宅してから、「夏期講習に通わせてくれてありがとう」とか、 「毎日お弁当を作ってくれたり、送り迎えをしてくれてありがとう」ということを言われて、涙ぐんでしまったとおっしゃっていた保護者の方もいました。
特に、最後の数日間は、保護者の方にもかなりプレッシャーがかかっていたのではないかと想像します。入試バトルで結果が出なくて、泣いて帰るようなケースは少なからずありましたし、翌日のテストに向けて、家でも相当ピリピリしていた生徒は多かったはずです。実際、保護者の方から夜遅くに「家で様子がおかしいのですがどうしたらいいでしょうか?」というご連絡をいただいて、夜中に本人と連絡を取り合ったというようなケースもあったくらいです。’そんなやり取りの中で、生徒たちの中にも、「親に心配かけてしまって申し訳ない…」 という思いが芽生えて来ていたこともあったと思います。
もちろん、我々が授業の中で、常日頃から「感謝の思いを持って取り組めない奴はダメだ!」みたいなことを言っていることも多分に影響しているとは思います。しかし、子どもたちが、この夏でそういう部分においても確実に成長していることは間違いありません。
(次回に続く…)
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