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GS進学教室

本日の授業について

  • 投稿者: gs_staff
  • 2019年7月27日 4:04 PM
  • 未分類

本日の授業は、すべて平常通りに行います。自習室も、21時20分まで開放します。

台風は、当初の予報より北側に逸れ、勢力も弱まりました。よかったです。

私立中型と都立中型の勉強の違い<その2>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2019年7月25日 2:44 PM
  • 未分類

都立中の受検について偉そうなことを書いているわけですが、説得力を増すために(?)、ここでGSの都立中の過去の合格状況について触れておきたいと思います。

GS開校以来今年で8年目ですが、過去7年間の都立中合格率は、33.3%です。ちょうど1/3の生徒が合格しているということです。過去4年間だけで見ると、40%近くが合格しています。小石川中と武蔵中の受検者はあまり多くないのですが、過去3名受験して2名が合格しています。
この合格率が高いかどうかは皆様のご判断にお任せしますが、少人数制の塾で在籍者が多くない中で、毎年コンスタントに(平均すると2名ずつ)都立中合格者を輩出できているので、ここについてある程度語れる資格はあると考えています。ちなみに、現在都立中クラスの指導をしている講師たちは、全員大手塾での指導経験があり、そこで直接指導した生徒の都立中合格者総数は数百名規模になります。講師全員が、都立中の入試を知り尽くしているということです。

<誤解その3>都立中は普段の成績通りに受からない
→そんなことはありません。私の中では、私立中と同じイメージです。直前の模試の成績や過去問の点数との相関関係は強いです。GSの過去の生徒たちのデータで言えば、9月以降の公中検模試の偏差値の平均で63以上ある生徒は、ほとんど落ちていません。逆に、56を切っている生徒で合格している生徒もほとんどいません。50代後半から60代前半くらいが合否の分かれ目になるので、この層の生徒をどうやってあと一歩押し上げられるかが、我々の腕の見せ所です。
「偏差値通りに受からない」と言っているケースは、四谷合不合等の私立中型の模試の偏差値で見て言っている場合が多いのではないかと予想しています。これで見てしまうと、確かに普段の成績通りの結果にはなりません。偏差値で15くらい逆転する(偏差値で下の生徒が受かって、上の生徒が落ちる)ケースはいくらでもあります。それほど、私立中型と都立中型では、問われる学力の質が違うということです。

<誤解その4>都立中型の方が成績を上げるのが難しい
→これもそうではありません。断言してしまいますが、都立中型の方が短期間で成績を上げるのは簡単です。私は今までに、小6受験生については、それなりのレベルのクラスで7科目すべて指導した経験があります。7科目というのは、算数・国語・理科・社会・適性文系・適性理系・作文です。都立中については前述した通りですが、私立中の方でも、御三家・桐朋をはじめとする難関校において、多くの生徒の合格を見届けて来ました。その経験から言えば、一番成績を上げやすい科目は、間違いなく「都立中の作文」です。逆に一番上げにくい科目は(私の経験で言えは)「私立中の国語」です。「同じ国語の科目でなぜこんなに違うのか」というところに、大きなヒントがあると考えています。
私立中型の方は、知識量と経験値がそのまま点数に直結するため、ある程度じっくり時間をかけることが必要になります。読書や会話と言った、机の上の勉強だけではない部分の影響が大きいこともあるでしょう。しかし都立中の作文は、その部分が何とでもごまかせてしまうのです。ごまかすという言葉が不適切なのであれば、「本質的な学力がそんなに上がらなくても、点数を取らせることができてしまう」ということです。具体的に言えば、漢字でどうしてもわからないものがあったら、他の表現に変えて逃げることができます。(私立中ではそれが許されません) 作文の内容についても、極論を言えば「文章の暗記」で対応できてしまうものが多いのです。
今年の小6の都立中クラスは、6月の数千人規模の全国模試で1桁の順位に入っている生徒が3名いました。男女別で言うと1位・2位・5位というすばらしい結果だったのですが、その全員が小6の最初から成績が良かったわけではありません。この数ヵ月でかなり力がついて、飛躍的に成績が上がって来たのです。クラスの平均偏差値も、2ヵ月で5ポイント近く上がって来ています。私立中クラスでは、残念ながらこんな上がり方をすることはありません。(夏の前と後の比較ではいくらでも例がありますが…) このことを1つ取っても、都立中型の方が成績を上げやすいということがお伝えできると思っています。
(次回に続く…)

私立中型と都立中型の勉強の違い<その1>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2019年7月24日 1:50 PM
  • 未分類

中学受験において、私立中と都立中では問われる学力がまったく異なります。入試問題の形式・質もかなり違うため、当然勉強の仕方も違って来ます。GSでは、小5までは共通のカリキュラムで学習をしますが、小6になる時に私立中コースと都立コースで分かれることになります。両方受験(受検)する場合は、両方(週5日)の勉強をして行くことになるので、かなり負担が大きくなります。

新しい大学入試の制度において、問題が都立中型に近くなって来るという話があったので、ここ数年で私立中の問題の質がだいぶ変わって来ました。知識の暗記では対応できない頭を使って考える問題や、記述問題の割合が増えていたのです。ただし、大学入試改革のところがグタグタになってしまっているため(数学の記述問題の出題はなくなりました)、中学入試においてもその影響で混乱しているようです。

特に都立中の受検とそこを目指す勉強について、世間一般の方がまだまだ誤解していることがたくさんあるように感じるので、それについてまとめてみます。

<誤解その1>都立中の受検は倍率も高くバクチみたいなもので、努力があまり反映されないので、受かれば儲けものくらいのつもりで行くべき
→確かに、私立中に較べると倍率は高いです。一昔前は実質倍率が10倍を超える戦いがざらにあったので(立川国際の女子で17倍という時がありました)、その頃よりはだいぶ下がって来ています。今は、全体で6倍程度、倍率が低い中学校は4倍くらいのところも出て来ました。ただし、入学レベルが下がって来ているということではありません。いわゆる冷やかし組・あわよくば組の受検生がほとんどいなくなったのです。「都立中を受けるなら、専門の塾に通うなどしてそれなりの対策を立てないと受からない」ということが広く知れ渡って来たからです。逆に言えば、都立中の受検も「努力が実る」ということが認識されて来たということです。私は12年くらい都立中の指導に関わり続けていますが、このことには確信を持っています。結局、頑張った生徒が合格しているのです。力がまったくないのに、まぐれで受かってしまうことはありません。

<誤解その2>都立中の勉強は時間がかかるので、早くから専用の対策を立てて行く必要がある
→前述した通り、GSでは都立中専門の対策は、小6の1年間しか行いません。それ以上は必要ないと考えています。ただし、受検勉強は1年間ではとても間に合いません。小5までに、基礎学力の養成と必要なカリキュラムをすべて終了しておく必要があります。具体的に言うと、漢字・語彙力、(スピードも含めた)読み・書きの力、計算力、割合の概念の理解と処理能力、理科・社会の基本用語と基礎知識等をしっかり固めておく必要があるのです。そういう意味では、小5までは私立中型の勉強をしっかり固めておく方がいいくらいかもしれません。小5までにそれがある程度できていれば、作文や適性の記述、解く上でのテクニック的な部分は、1年間で何とでもなってしまうということです。
(次回に続く…)

夏期講習会開講!

  • 投稿者: gs_staff
  • 2019年7月23日 10:29 AM
  • 未分類

いよいよ、本日より夏期講習会がスタートします。もちろん、講師一同気合い入りまくりなのですが、正直今年ほど始まったという実感が湧かない「夏期」講習会は初めてだと思います。理由は2つあります。

1つは、天候の問題です。7月に入ってから、過去に例がないほど異常な状況が続いています。気温の低さ、日照時間の少なさ、降水量(時間)の多さ、何を取っても記録的なのだそうです。先日の授業で、「こんな夏は今まで50年間で記憶にないぞ!」という話をしたら、生徒たちがニヤニヤしていました。ある生徒が、「先生、28歳じゃなかったんですか?」と。いかん、そうだった…
私は家では、今年まだ冷房を使っていません。(教室は生徒たちがたくさん入るとさすがに使わざるを得ませんが…) 夜も窓を閉め切って寝てもまったく問題ありません。私は昨年目の手術をして、目のレンズ(水晶体)を人工のものに交換したため、光(まぶしさ)に弱く、太陽が出ている時はサングラスをかけないと外出できない状況です。しかし、7月に入ってから、サングラスをかけたのはまだ1回だけです。ほとんど太陽が出ていないということです。セロトニンが不足しているためか、夜寝られなかったり、イライラしたり集中力に欠けている子どもが(大人も?)増えているという話も聞きました。昨年の7月は日射しも強くてとても暑く、熱中症で倒れる人が多かった記憶があります。そのギャップも含めて、異常気象であることは間違いありません。まだ「夏」が来ていないので、「本当に「夏期」講習なの?」という感じがしてしまいます。

もう1つは、今日もまだ授業や終業式、中には修学旅行も(!)で学校に行っている生徒が何人かいることです。酷い学校(GSの生徒が関わる学校で言うと2校)は、25日まであります。当然、それらの生徒は夏期講習会に穴が開いてしまいます。もちろん、ある程度フォローはしますが、出鼻をくじかれてしまう感じになります。昨年まではなかったことなので、どこの塾も対応に苦慮しているようです。
世間ではあまり知られていないことですが、「学校教育法施行令」とそれに付随する自治体の規則で、公立小中学校の夏休みの期間は明確に定められています。八王子では、7月21日から8月31日までを夏期休業期間とすると明記されています。もちろん、校長判断で(教委の許可を得た上で)変更することが許されているということも規定されているのですが、これはあくまでも特段の事情がある場合の特例です。学校ごとに夏休みの期間を好き勝手に設定していいわけではないのです。ここ数年、「カリキュラムが終わらないから」とか、「行事が多すぎて授業時間を確保できないから」とか、意味の分からない理由でなし崩し的に夏休みを短縮する学校が増えて来ているのは由々しき事態だと思います。明らかに、校長の管理能力の問題です。そのことにより、子どもたちや教員にしわ寄せが行っていることを認識するべきでしょう。塾の運営に支障が生じているからとか、そんな次元の低い話で言っているのではありません。学校教育法(とその施行規則)で定められている夏休みの期間・意義を安易に変えてしまっていることが問題だと感じているのです。

ちょっと話が逸れましたが、いずれにしてもあと20分くらいで夏期講習会がスタートします。生徒たちが三々五々集まって来ています。やはり、みんな気合いが入った顔をしています。大きな成果につなげられるよう、全力で指導にあたります。(「ブログの更新が滞ったらゴメンね」という言い訳です。はい)

内申点廃止へ!?<その3>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2019年7月22日 4:23 PM
  • 未分類

私が思うに、内申点制度の最大の欠陥は、「最終的には人が人を評価している」点にあると考えています。定期テストの点数に加えて、平常点も点数化していると言うのかもしれませんが、最後5にしようか4にしようか迷った時は先生の主観でつけているわけです。先生も人間ですから、生徒の好き嫌いや先入観・思い込みを100%排除できていると考える方が不自然です。先生本人や学校関係者に聞いたら公式には絶対に認めないでしょうが、私の知り合いの教師たちは(陰では)「そんなもん、最後は主観だよ」と言っている方が多いです。中には、「親の態度も(内申点に)影響しているかもしれない…」と告白した先生もいます。ということは、内申のことで先生にクレームを入れたりすることは逆効果の場合もあるということです。生徒本人も、保護者の方も、先生と良い意味で仲良くなった方が有利であることは間違いありません。(そもそも、こんなことを書かなくてはならない時点で、内申点が罪深いことはご理解いただけると思います)

さらに問題なのは、内申点をつける立場故に、自分が権力を持っていると勘違いしている先生が少なくないことです。今年もいますが、「そんなことをしていると内申に響くぞ!」とか、「いいんじゃない。内申がどうなるかは知らないけど…」というような発言を日常的にしている先生が結構いるのです。それが、勉強を頑張らせたいとか、提出物や授業態度をきちんとさせたいという目的からの発言であれば、まだ許せるのです。しかし、こういう発言をする「とんでも教師」は、自分の価値観に合わない生徒を排除しようという意識が強く、自分は絶対に正しいと盲信していることが多いため、本人と話をしてもどうにもなりません。我々にできることは、校長や教委にその事実と子どもへの悪影響を伝えて、(少なくとも内申による脅しについては)改善してもらうくらいのことしかできません。
とにかく、「人間が人間を評価することによってその生徒の高校進学や将来が左右されてしまう」という1点だけ取っても、改善すべき理由になると私は思っています。そして、そのことによって子どもたちが委縮して学校生活を送らなければならないこと(実際、今年も何人かそれで苦しんでいる生徒がいます)も、大きな問題であることは間違いありません。

時代も平成から令和に変わりました。ここ数年の、働き方改革の一環としてのブラック労働やパワハラへの風当たりの変化は、目を見張るものがあります。昨年の日大アメフト部の暴力(指示?)事件の頃から少し感じ始めていたのですが、最近のジャニーズや吉本興業の件を取ってみても、今まで当たり前のこととしてやり過ごされた来たことに対して、誰かが「おかしい!」という声を上げることによって大きな社会問題となり、一気に改善・改革に繋がるケースが増えて来ているように感じます。1つには、SNSの発達によって、末端の国民の声(世論)が瞬く間に全国に広がるようになったことが理由として挙げられると思います。正に、「時代が変わった」というような状況が生まれているのです。
だいぶ数は減って来てはいると思いますが、依然として企業や学校の部活等において、昭和の時代を引きずった指導を行っている上司・指導者がいます。(我々の業界も他人事ではありません) 最近世間で問題を起こしているのは、現在40代半ばくらいから50代後半くらいまでの世代の方に集中しています。自分たちがそういう指導の中で育って来ていることと、その年齢になると余程のことがなければ自分を変えることができないためです。

このタイミングで、悪しき内申点を(少なくとも高校入試から)撲滅しようという動きが出始めたことはとてもいいことだと思います。今まではそれ(内申で子どもたちを縛りつけること)が当たり前だったのかもしれませんが、今の時代にはそぐわなくなって来ていると確信します。全国的にこの動きが加速するよう、心から願っています。私も微力ながら、様々取り組んで行こうと考えています。

内申点廃止へ!?<その2>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2019年7月20日 3:55 PM
  • 未分類

広島県の公立高校の入試において、内申点を使わない制度への変更を検討し始めたのです。現在公立高校の入試で内申点を使っていない都道府県はないので、もしそうなればとても画期的なことだと思います。
県教委(教育長)がこんなことを言っています。

「内申書をめぐっては、教員の評価を気にするあまり、生徒の自由な発言や行動が抑制されるなど、萎縮につながっているという指摘などもあり、これらをふまえた議論を行います」

ぜひ議論だけで終わらずに、具体的な変革に結びつけて欲しいと強く思います。

なぜ広島県でそんな話になっているのかと言うと、数年前に大きな事件があったからです。万引きで補導された生徒がいたのですが、あろうことか担任が間違えて別の生徒の内申書にそのことを記入してしまいました。結果、その(間違えて書かれた)生徒は行きたかった高校の推薦入試を受けることができず、そのことを苦に自殺してしまいました。実際に万引きをした生徒は、(内申書がきれいだったので)推薦入試で合格したというオチもついていました。当然、大きな問題となり、学校や教委にクレームが殺到したそうです。
そんな経緯によって、「高校受験に内申書を使うのはどうなんだろう…?」という議論が巻き起こり、今回の話につながっています。広島県は、今までの経緯を見ると、高校入試の制度はどちらかと言うと保守的な県なのです。その広島県が勇気ある決断をすれば、全国的にこの波が広がって行く可能性もあると思います。

10数年前のことを思い出すと、東京都(都立高校)が入試制度について斬新な改革を行い、一気に復権を果たしました。単独選抜への移行、内申比重の低下と特別選考枠の設定、入試問題の自校作成等ですが、その後特に進学指導重点校において、大学入試の合格実績がどう変化したかは皆さんがご存知の通りです。当時の石原都知事がこれらの改革を主導したことはよく知られています。私は、その頃の都教委の幹部の皆様とお話をさせていただいたことがありますが、皆さん「生徒のため」そして「都立高校の復権のため」に、全力で改革に取り組んでいる様子が伝わって来ました。とにかく、良い制度は早く実行に移そうということで、すごいスピード感で仕事に取り組んでいたことが印象的でした。
それが… ここ数年の様子を見ていると、まったく状況が変わってしまったと言わざるを得ません。今のとんでもない入試制度に変更した際の経緯も私はある程度把握しているつもりですが(ちょうどその頃、私は都の教育モニターに任命されていて、会議の傍聴や高校の授業見学等、様々公的な場所に出入りしていました)、それはそれは酷いものでした。簡単に言うと、誰も子どもたちの方を向いて考えていない様子で、内部の論理だけで話が進んでいました。具体的に言うと、「入試業務の簡略化」と、「中学校におれる秩序の維持」を大きな理由として、今の入試制度への改革(改悪)が進められたのです。そのために、子どもたちに被害が及び、結果として都立高校離れを加速することになってしまったのですから、ある意味自業自得だと言わざるを得ません。
これだけ信頼を失ってしまっている東京都の教育(入試)行政ですが、それを一気に挽回する方法があります。都立高校における内申点の廃止を、(広島県に負けないように)全国に先立って進めることです。私は何度も提案していますが、すべての都立高校でなくてもいいのです。進学重点校等、大学受験を真剣に考えている生徒の層が受験する高校だけでもいいでしょう。ここ2~3年が、都立高校再復権(生き残り)の勝負どころだと感じています。勇気ある決断を期待しています。
(次回に続く…)

内申点廃止へ!?<その1>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2019年7月19日 4:19 PM
  • 未分類

全国的に、特に公立高校の受験においては、内申点の比重が大きいことは言うまでもありません。都道府県によってその使われ方は異なりますが、内申点がかなり悪ければ、どんなに学力(テストでの得点力)があっても、公立トップ校に合格するのは実質的にかなり難しい(都道府県によっては無理)だということは共通しています。東京都は、一時(石原都知事の時代に)特別選考の1割枠で「内申点が一切関係ない選抜」があったりしてなかなか革新的だったのですが、舛添都知事の時代にそれも廃止になり、実技科目の内申点2倍という前代未聞の改悪を行ったことにより、都立高校離れが一気に加速しました。
私立高校でも、一部の難関高でこそ内申点をまったく使わない選抜がありますが、単願推薦や併願推薦(確約・優遇)のところは内申点で受験資格や合否が決まってしまう場合が多く、内申が悪い生徒は高校受験において大きなハンディを抱えることになってしまうことは間違いありません。
問題なのは、その内申点の基準がまったく公平ではないことです。中学校、あるいは先生によって基準がまったくバラパラで、GSの生徒たちの様子を見ていても、「なぜこの生徒が5で、この生徒が3なの?」と感じる場面はいくらでもあります。今は、「定期テストの点数だけで内申はつけない」というのが全国的なルールになっています。提出物や忘れ物・授業態度・積極性等のいわゆる「平常点」が重要になるわけですが、この平常点のところがとても恣意的で、はっきり言えばその先生の「お気に入り」にならなければ5はもらえないというような学校(科目)は決して少なくありません。
これにより、生徒たちは先生の顔色を伺ったり、媚を売ることに一生懸命になります。酷い先生は(当然力量の劣る教師がほとんどなわけですが)、内申点を盾に生徒を脅すようなことを日常的に行っています。理不尽な内申点によって、高校受験で(学力相応の高校に進学できないという)被害を受けることに加えて、日常的に内申を気にして(教師の顔色を伺って)、学校生活を送らなくてはならない状況になっています。内申点が子どもたちを苦しめる大きな要素になっていることは間違いありません。

私は、何年も前から「高校受験での内申点利用禁止」「入試の一発勝負化」を訴えて来ました。一昔前は、この意見に対して反対意見も結構多かったのですが、最近は割合としては賛同してくれる方の方が多くなって来たように感じます。
そんな中、大きなニュースが飛び込んで来ました。公立高校の入試で内申点を使わないことを検討している自治体が出始めたのです。
(次回に続く…)

過去問対策本格的にスタート!<その4>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2019年7月18日 2:03 PM
  • 未分類

「タイムリミットがあります。その目標に届く可能性があるのは夏の終わりまで」

このセリフは、小6の夏期講習前の保護者会で主人公の黒木先生が言った言葉です。その前に、「9月の模試で偏差値15も足りなかったら、その時点で志望校合格は諦めてください」という説明があり、保護者から「先生は、今まで行ける学校ではなくて、行きたい学校を受けろと言っていたじゃないですか!?」と突っ込まれた時に、即座にこう切り返したのです。成績が大きく上がる可能性があるのは夏の終わりまでで、9月に入ったら現実を直視しなくてはならないということです。
正直に言うと、塾がこういう言い方(「とにかく夏が勝負だ!」という)をするのは、夏期講習会(塾によっては夏期合宿も)にきちんと登録してもらって売上を確保したいという側面があることは否めません。どこの塾でも5月GW明けからは、その話題一色になっていることと思います(苦笑)。ただし、そのことを差し引いたとしても、この黒木先生の言葉は現実を表しています。このブログでも書いている通り、小6や中3の夏で偏差値10以上上がる生徒は、毎年結構たくさん出ます。しかし、9月以降1月までに偏差値10以上上がることはまずありません。少なくとも私は33年間でほとんど見たことがありません。今の時点から考えて「奇跡の合格」を果たすためには、この夏が勝負で、何としても結果につなげなくてはならないということです。
その「最後の戦い」が、来週からスタートするのです。校舎の中は、次第に緊張感が高まって来ています。

「二月の勝者」は、それ以外にも、特に受験に伴走している保護者の方にはためになる内容が多いので、興味がある方はぜひ手に取ってみてください。ただし、現実を直視しなくてはならない場面も多いので、(一時的には)不安も大きくなるかもしれないということは事前に認識しておいてください。

もう1冊、同じ漫画家の方の本を紹介しておきます。こちらも受験に向けて役に立つ話題が多いですが、どちらかと言うと、親子の受験感動物語として読んでいただいた方がいいと思います。中学受験がテーマですが、高校受験に関わる保護者の方にとっても参考になると思います。

「中学受験をしようかなと思ったら読むマンガ 」
日経DUAL 原作/小林延江 漫画/高瀬志帆 

過去問対策本格的にスタート!<その3>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2019年7月17日 10:10 AM
  • 未分類

唐突ではありますが、私は最近マンガをよく読みます。難解なビジネス書を分かりやすくマンガでまとめたものや、教育・受験関連のものが中心です。子どもの頃にあまりマンガを読まなかったせいか、若い頃はマンガを読むのが苦手で、コマ割りがどうつながるか分からなかったり…ということがよくありました。一生のうちで今が一番マンガに接しているかもしれません。
受験関連で、最近欠かさず購入しているのは、「ドラゴン桜2」と「二月の勝者」です。「ドラゴン桜」は第1シリーズから漏れなく読んでいます。正直に言うと、第1シリーズの方が直接仕事に役立つことが多かったような気がします。マンガを読んで、「おー、これはいい!」と思って、次の日に早速授業で取り入れたこともありました。弟2シリーズは、新しい大学入試のことやスマホを使って…みたいな話題が多く、どちらかと言うと「塾に通わなくてもいいんじゃね?」というノリを感じます。
一番はまっているのは、「二月の勝者」です。中学受験塾の1年間を舞台にしたマンガなのですが、これがとにかく「リアル」なのです。私は作者の高瀬志帆さんはよく存じ上げないのですが、業界内部の方(しかも身近な方)がペンネームを使って書いているのではないかと感じるくらいです。実在する2~3の塾をモデルとしているのは間違いありません。
入試情報や受験勉強の実態についても、リアルすぎて、「下手な塾講師はここまで分かっていないだろ?」と感じる場面もあります。もし内部の方でないとすると、どういう取材をしたらあそこまでリアルに書けるのかお聞きしたいです。
そんな「二月の勝者」の最新刊の表紙(帯)が、ちょうど今書いているテーマとかぶっていて、ドキッとしました。
「タイムリミットがあります。その目標に届く可能性があるのは夏の終わりまで」

過去問対策本格的にスタート!<その2>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2019年7月16日 4:37 PM
  • 未分類

私の33年間の塾講師経験から確信を持って言えることが1あります。それは、「受験の成否は、夏の終わりの成果でほぼ決する」ということです。とにかく夏休みは、授業時間も家庭学習に充てられる時間も、他の時期とは較べものにならないほど多いのです。小6・中3に限って言えば、普段の4~5ヵ月分に相当します。このことだけ取って見ても、夏がどれだけ重要か、夏にコケたら取り返すのが難しくなるかは想像いただけると思います。2学期になると、生徒たちは様々とても忙しくなります。学校行事や(中3生は)勝負のかかった定期テストに時間を取られますし、日曜日は会場テスト・日曜特訓・学校説明会等でほぼすべて埋まります。苦手なところをつぶしたくても、知識の詰め込みをしたくても、なかなか時間が取れないのです。バタバタしているうちに年末を迎え、年が明けて気付いたら出願の時期になっている…という感じでしょうか。毎年、入試に行く時に、「あと1ヵ月あれば…」と言っている受験生が多いことからも、秋以降の慌ただしさは伝わると思います。
とにかく、夏で力(学力・解点力)をつけて、夏の終わりに一定結果を出さなくてはなりません。受験生とその保護者の方は、このことを強く肝に銘じておいていただきたいと思います。

具体的に、GSで生徒たちに徹底していることは、小6私立中コースと中3については、「自分の第一志望校の1ランク下の学校の過去問で合格点を取り切ること」です。例えば、中3で早慶高を目指している生徒は、明八や中附・中杉の過去問の3科トータルで、都立進学指導重点校を目指している生徒は国分寺高校の5科トータルで、合格点を取り切ることです。毎年の様子で言うと、これがクリアできれば、その後のもう1つ上の目標に向けて順調に進んで行ける生徒が多いです。逆に、ここでモタモタしていると、そのレベル(第一志望校より1つ下のレベル)ですら苦しい戦いになってしまうケースが多いです。
都立中については、1ランク下という意味合いが異なるため、そういう見方ができません。例えば、武蔵中と南多摩中は、入試のレベルこそ1~2段階違いますが、適性Ⅱは問題がほとんど同じですし、作文の問題もレベル差はあまりありません。適性Ⅲの有無も異なるため、同じ土俵で比較することができないのです。そこで、都立中クラスに関しては、非常にシンブルで、「自分の第一志望校の過去問で、夏の終わりに合格点を取り切ること」を夏の大目標として掲げさせています。毎年、夏の終わりに合格点を取った生徒は、本番で合格している生徒が多いですし、逆にその時点で全然歯が立たなかった生徒で、奇跡の合格を果たした生徒は(都立中の合格率がかなり高い)GSでも、過去にはほとんどいません。夏の終わりに、合格最低点にぎりぎり足りなかった…くらいの生徒は、本番で合格している生徒もいます。つまり、夏の終わりに「いい勝負」はできるようにならないとダメなのです。
夏の終わりの成果は、入試の結果と強い相関関係があるということは間違いありません。
(次回に続く…)

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