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GS進学教室

過去問対策本格的にスタート!<その1>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2019年7月15日 5:11 PM
  • 未分類

小6・中3の受験生は、いよいよ過去問対策が本格的にスタートします。GSでは、夏期講習会の前に受験校(第一志望校)を確定することになっているのですが、大きな理由の1つは、夏からは生徒たちが自分の受ける学校の過去問に取り組み始めることになるからです。受験校が決まっていなければ、対策を立てることもできません。もちろん、今後の成績によっては受験校を変更せざるを得ない場合が出て来ますが、上のレベルの学校目指していてその過去問対策をしていれば、途中で1ランク下げる分には問題ありません。
GSでは、「過去問管理シート」を生徒に持たせて、1年分解き終わる度に講師がチェックすることになっています。採点についても、記述等生徒たちが自でできないところは、講師が採点します。そういう意味で、小6都立中クラスについては、基本的にはすべて授業中に取り組んで、講師が採点しています。すべての問題が記述式のため、生徒が自分で採点するのが難しいからです。

個人的に取り組むものとは別に、GSでは折りに触れて授業中に「過去問バトル」を行っています。同じ学校の同じ年度の過去問を全員で一斉に解いて、合格発表まで行ってしまうという恐怖の(?)企画です。
小6都立中クラスは、小5までに必要なカリキュラムがすべて終了しているので、小6に進級した2月から毎月行って来ています。南多摩中や武蔵中等、受験者が多い学校の過去問に取り組んでいますが、毎回合格者(その年の合格最低点をクリアした生徒)は1~2名に留まっています。毎年、夏の終わりにはクラスの半分くらいの生徒がクリアするようになるケースが多いので、都立中タイプの問題でも、夏で得点力を大きく伸ばすことが可能だということです。
中3も、中2までで中3までのカリキュラムがほぼ終了しているので、春から過去問バトルに取り組んでいます。春頃は、かなり優秀な生徒でも、まだ過去問レベルでは歯が立たない感じの生徒が多かったのです。頑張っている生徒は、そろそろ結果につながり始める時期です。本日、全生徒を対象に、明八の過去問バトルを実施します。1学期はここで合格点を取ることを1つの目標としてやって来たので、とても重要な局面です。あと1時間くらいで始まるのですが、生徒たちの中にはさすがに緊張感が漂っています。
都立高校の理科・社会についても、この時期に初めて過去問バトルを実施します。先週、(私が担当している)理科についてはすでに実施しました。全員の平均点70点を目標にやって来ましたが、少しだけ届きませんでした。夏の終わりには、「目標90点・全員80点クリア」を約束して終わりました。理科・社会は(英・数・国と較べると)問題がとても易しいので、十分可能な点数なのです。今週末に社会も実施します。結果が楽しみです。
小6私立中クラスは、カリキュラムがまだすべて終了していないので、過去問に取り組み始めるのはこれからです。GSは、(私立中コースに関しては)大手塾と較べるとカリキュラムを少し緩やかにしています。小4・小5のうちに積み残しをしても仕方ないので、復習に時間をかけながら、比較的じっくり取り組めるようにしています。その分、(過去問対策については)ここからの半年で一気に追い込むことになります。夏期講習会の前半ですべてのカリキュラムが終了するので、そこから過去問への取り組みも本格的にスタートします。
(次回に続く…)

みんなで声を上げれば届きます!

  • 投稿者: gs_staff
  • 2019年7月14日 8:58 AM
  • 未分類

大学入試改革の続報です。
この間ブログでも書いて来た、「あまりにもひどいこと」について、2点改善の発表がありました。

〇共通テストについて、数学の記述問題の出題を取り止める
→当然そうなるでしょう。現段階では、とりあえず初年度についてのみ取り止めという言い方をしていますが、2年目以降も難しいと思います。今の高2生で、数学の記述式問題の問題集を買って対策を始めていた生徒がいました。今止めても、多少被害は出ているということです。ただし、式のみを書かせる問題は出題するそうです。式だけなら大学生等素人でも採点できますからね… 式だけ書かせても、あまり意味がないと思うので、これも止めて全部マークシートにすればいいのに…と強く思います。国語については、いつ結論を出すのでしょう?

〇英検について、現高3生に3000円の予約金を払わせるのを止める
→この件については、英検協会があまりにも酷いのです。さすがに、高校の先生たちからクレームが殺到したそうです。それはそうですよね。これから大学受験に向かおうとしている生徒に対して、「浪人前提で英検の仮申し込みをしておけ」などと、誰が言えるのでしょうか? しかも、大学に無事合格しても、その3000円は返さないと英検協会は言っていたのです。全国的に「英検不受験運動」が起きてもいいレベルの話だと思います。結論としては、浪人生に関しては、来春に申し込みをすれば受けられるようにするということです。現高2生は、秋に仮申し込みをしないといけないようなので、(大学入試で英検を使おうと考えている生徒は)くれぐれも注意してください。

少しずつですが、みんなが「それはおかしい!」と声を上げ始めたことが届き始めているように思います。SNSの発達によって、末端の声が届くようになったことも影響しているかもしれません。私のブログは、高校(特に都立高校)の先生の読者が多いことが分かっています。時々、「もっと書いてくれ!」という煽りをいただきます(笑)。学校の先生方が、ご自身で声を上げられるようになれば、もっと状況は変わって来るでしょう。生徒や保護者の方にも、もっと声を上げて欲しいと思います。さすがに文科省も、このまま押し切ることはできないと感じ始めているようです。もう一息です。みんなで声を上げ続けましょう!

夏の計画をしっかり立てよう!<その3>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2019年7月13日 12:42 PM
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目標が明確になったら、後はそれを達成するための具体的計画です。科目ごとに数値目標が設定されているので、そのためにいつ何をすればいいのかということをシートにまとめることになります。夏期講習会の期間は、その授業の宿題と復習で結構手一杯となると思うので、それ以外の期間の計画がとても重要になります。苦手な分野・単元のピックアップと、それをどうやって克服するのかが最重要です。計算・漢字・英単語・理社の一問一答等についても、いつどのくらい時間をかけるかを具体的に決めておかなくてはなりません。計算が遅い、苦手とか言っている生徒に限って、毎日時間を計って計算練習に取り組むというようなことをしていません。それでは、計算ができるようになるわけがありません。それは、漢字や単語についても同じことです。
シートの最後に、この夏に賭ける決意を文章でまとめることになっています。この部分を読むだけで、本気で成績を上げようと考えているか、おざなりに書いているかが分かります。本気で書いている生徒のものからは、字や文章から気迫が伝わって来ます。抽象論・一般論でお茶を濁していたり、気合い・根性論に終始しているものは「ブブーッ」です。

何度も書きますが、夏休みが始まる前に計画をきちんと立てて、決意を固めておく必要があります。夏期講習会が始まったら、毎日それを粛々とこなして行くことになります。夏に入ってから、「今日は何をしようかな?」と考えているようでは話になりません。
毎年見ていて思うのは、夏期講習会の初日授業が始まった段階で、すでに大きな差がついているということです。授業の聞き方や、家庭学習の量と質、確認テストの結果のところで、すぐに差が出始めます。夏に入る前の計画と心構の差が、手に取るように見えるのです。そういう意味で、ここからの1週間がとても重要な意味を持っていることは間違いありません。

夏の計画をしっかり立てよう!<その2>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2019年7月12日 11:02 AM
  • 未分類

GSでは、年に3回の講習会の前に、「GSシート」という学習の計画表を提出させています。7月頭に用紙を配付をして、今週中に仕上げる約束になっているのですが、もうとっくに講師とのやり取りも含めて完了している生徒もいれば、まだ1回目の提出がない生徒もいます。提出されたものを担当講師が全員で内容の点検を行うのですが、本当によく考えて書いたなぁと感心するものもあれば、見た瞬間に生徒を呼んで全面書き直しを命じなくてはならないものもあります。受験を自分の問題としてきちんと捉えているか、「この夏で絶対に成績を上げるぞ!」という強い思いを持てているかの差だと感じます。このタイミングでのGSシートの質と、夏の終わりの成果には、毎年一定の相関があります。なので、何とか全員に成果につながる目標・計画を立てさせたいと考えているのですが、何度話をして何度書き直させても、まったくリアリティがないものを出して来る生徒もいて、この時期は講師たちがとても忙しくなってしまいます。

まずは、明確な目標の設定です。志望校については、小6・中3の受験生はもちろんですが、小5・中1・中2の生徒にも明確に決めさせています。今後の成績や、学校見学等をして変わることはあってもいいのですが、現時点での志望校が決まっていないのでは話になりません。その際に最悪なのは、今の自分の成績で行ける学校を探してしまうことです。それでは、GSのような進学塾に来て頑張る意味がありません。前回も書いた通り、夏の間で偏差値が10以上上がる生徒は結構たくさん出るのです。高い目標を持って、そこに自分の成績を合わせに行くくらいの気持ちが必要だと思います。
小6・中3は、そろそろ自分の受ける学校の過去問に取り組み始めることになります。夏の終わりには授業の中でも、過去問バトル→合格発表を繰り返して行くので、そこで結果を追求されることになります。目標が揺らいでいるようでは話になりません。
非受験学年の生徒は、目先の数字の目標も重要だと考えています。9月の1週目にGSテストがあるので、そこでの偏差値の目標を。中学生は2学期の定期テストの素点と内申点の目標も明確に書かせています。夏は、「この目標を絶対に達成するぞ!」という強い思いを持って、日々取り組んで行く必要があるのです。
(次回に続く…)

夏の計画をしっかり立てよう!<その1>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2019年7月11日 8:44 PM
  • 未分類

夏期講習会の開講まで、あと10日あまりとなりました。受験生にとって、1年間で一番重要な期間であることは言うまでもありません。具体的に言えば、短期間でトータルの偏差値で10以上上げられるチャンスは、夏しかありません。GSでは毎年、夏前のテストと9月のテストで偏差値10以上上がる生徒が結構出ます。(こんなことは、他の時期には起こりません) 中には、偏差値で20くらい上がる生徒が出たりする場合もあります。そうなれば、受けられる学校が2ランク・3ランク違って来るのですから、受験生として正に生まれ変わった状態になります。
なぜそんなことが可能になるのかと言うと、受験勉強にかけられる時間が、他の時期とは較べものにならないくらい多いからです。学年にもよりますが、普段の3~5ヵ月分の授業時間数が設定されています。家庭学習に充てられる時間を考えたら、もっと多いはずです。今まで苦手だった単元を1つひとつつぶしたり、計算・漢字・英単語等にじっくり時間をかけることができるのもこの時期しかありません。それこそ、生活習慣・学習習慣のところから変えることができるチャンスなのです。
また、小6・中3の受験生は、いよいよ入試問題(過去問)レベルの内容に本格的に取り組んで行くことになります。実際の過去問を数多く解いて、テスト慣れして行けることもあると思います。学力だけでなく、テストでの点数の取り方(時間配分・捨て問の選び方・見直しの仕方等)にも踏み込んで学習して行けるようになるということです。

今年とても困っているのは、同じ八王子市内でも、学校によって夏休みの日程がグチャグチャになって来ていることです。1学期の終業式は、一番早いところが7月19日、遅いところは25日です。2学期の始業式は、一番早いところが8月26日、遅いところが9月2日です。これは、GSに現在通っている生徒たちの学校のスケジュールなので、もしかしたらもっと幅が広いのかもしれません。八王子だけの問題でしょうか? 他の地域でもそんな感じでしょうか?
聞くところによると、学校でカリキュラムがしんどくなっていて授業時間数が増えているため、夏休みを短縮する学校が増えているとのことでした。確かに一昔前は、7月20日くらいから8月31日までは、ほぼすべての学校が夏休みというケースが多かった記憶があります。その頃、夏休みの日数は42日間と言われていました。今年の学校ごとの年間予定表で数えると、38日くらいの学校が多いです。また、夏休みの期間に移動教室や修学旅行が入ったり、三者面談で呼び出されたりするケースも増えています。塾としては、夏期講習会の日程の組み方がとても難しくなっています。GSは、結局7月23日~8月25日を夏期講習会期間としましたが、特に小学生は、どうしても何日か学校とかぶってしまう生徒が数名は出てしまいます。全員のスケジュールに合わせることができないのが辛いところです。

毎年同じことを書いている気がしますが、実は夏期講習会に入る前の期間がとても重要になります。夏の目標と具体的な計画、そして「それを必ず達成するぞ!」という決意を固められるかどうかで、夏に成果が出せるかどうかがある程度決まってしまうからです。
(次回に続く…)

大学入試の英語民間試験は実施できるのか!?<その6>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2019年7月10日 1:13 PM
  • 未分類

塾で長いこと(33年目!)働いている者の立場から言わせていたたければ、塾選びや学校選び、いつ受験させるかも含めた受験勉強の方向性の決定等で、親の役割がとても重要であることは間違いありません。しかし、「子どもを本当の意味で守れるのは親しかいない」と書いたのは、受験勉強や学校選びに関してのことだけではありません。人生の中で、子どもが挫折したり、本当に辛く苦しくなった場面こそ、親の出番なのです。
もちろん、入試で志望校に不合格となってしまったとか、受験勉強が全然うまく行かない時の親の関わりはとても重要です。こういう時に、最悪なのは子どもを一方的に責めることだと思われる方が多いと思いますが、実は一番最悪なのは、親が一緒に落ち込んでしまうことです。入試が終わってしばらく経ってからも親が落ち込んでいるようだと、子どもは立ち直れません。

勉強や進路のこと以外でも、仲の良い友だちと喧嘩したとか、逆に悪い友だちに引きずられているとか、先生にかなり叱られたとか、いじめられているとか、学校に行きたくないとか、不登校や引きこもり等々、子どもたちが本当に悩んでいる時に、親が子どもに寄り添うことができるか、守ってあげることができるかがとても重要なのです。子どもがどんなに苦しい時でも、「お父さん・お母さんは自分の味方だ」「最終的にはお父さん・お母さんが自分のことを守ってくれる」と思えていれば、それ以上悪い状況にはならないことが多いです。逆に、子どもが本当に苦しんでいる時に、子どもを責めてしまったり、「べき論」を押し付けたり、親が自分の体面・体裁を気にした発言や行動をしてしまったりすると、取り返しがつかない状況になってしまう場合も多いです。

保護者の皆さんに伺いたいことは、「子どもが本当に困って苦しみ悩んでいる時には、必ず親(自分)に相談してくれるという自信がありますか?」ということです。私の塾講師やカウンセラーとしての経験から判断すると、おそらく自信が持てない保護者の方の方が多いと思います。そうであるならば、少なくともここの関係性だけは改善しようと親が努力する必要はあると思います。
塾講師に子どもが勉強以外で深刻な相談をして来ることもよくあるのですが、実は「親子関係で悩んでいる」という相談が一番多いことは特筆しておきます。「毎日小言ばかりうるさくて嫌になる」「親が自分のことを理解してくれない」「親は自分の言うことを全部否定して自分の考えを押し付けてくる」というような内容が多いのですが、そういう相談は、親にはできないですよね…

私の今までの経験で言うと、学校の先生や塾の講師は、我が子との関係で悩んでいる方が多いような気がします。教師(講師)としては優秀で、生徒たちから慕われていて、生徒が困っている時は相談に乗って勇気づけてあげて…というようなことがうまくできる方が、「我が子のことになるとまったくうまく行かない…」と嘆いている場面をたくさん見て来ました。
このあたりにヒントがあるような気がします。我が子のことを、預かっている生徒(他人)だと思って接したらうまく行くのかもしれません。ある程度距離を置いて客観的に見られるようにして、自分の感情や価値観を押し付けずに話を聞いてあげて、ある時は威厳を持って接し、ある時は100%包み込み… 「我が子に対してこんなことができたら苦労しないよ」という声が聞こえて来そうですね(苦笑)。
生徒たちが、信頼している教師(講師)は、例外なく「人間として尊敬できる人」だと思います。単に教科の指導がうまいというだけでは、子どもたちは心を許すことはありません。ということで、苦悩されている保護者の方は、まず「子どもにとって尊敬できる大人になること」を目指したらいかがでしょうか? 背中で語れるようになるのが理想ですが、一定のコミュニケーションも必要です。それが難しいんですよね…

まとまらずにすみません…

大学入試の英語民間試験は実施できるのか!?<その5>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2019年7月9日 4:26 PM
  • 未分類

もう1つは、「子どもを本当の意味で守れるのは親しかいない」ということです。これだけ大学入試のところがグダグダになってしまうと、子どもたちが一定被害を受けてしまうことは避けられない情勢です。とくに、今の高校生は本当に可哀想だと思います。高3生は、半年後に迫っている大学入試が、「絶対に浪人できない戦い」となってしまっています。高2生は、1年半後に迫っている大学入試について、(英語の民間試験が本当に必要なのか、記述式問題がどのくらい合否に影響するのかも含めて)具体的なことがまだほとんど決まっていないのです。それは、高1生についても同じことです。
さらに、最近業界で言われ始めていることは、この入試改革のゴタゴタによって、(共通テストや民間テストが必要な)国立大学を敬遠して、(影響の少ない)私立大学に流れる生徒がかなり増えて来るのではないかということです。私立大学の定員厳格化(合格者数削減)の影響もあり、早慶上理やMARCHはもちろん、日東駒専あたりも倍率が上がり、入学ラインがさらに上がって来る可能性があります。ここ数年、模試でA判定が出ていても不合格となる受験生が増えていますが、この状況にさらに拍車がかかってしまうかもしれません。

重要なことは、今の中学生以下の子どもたちも含めて、保護者の方が正確な情報をしっかり収集して、我が子がこういうゴタゴタに巻き込まれないように、不利にならないように、先回りして手を打ってあげる必要があるということです。
ここ数年で、中学受験も高校受験も、付属校人気が急上昇しています。早慶付属校は高値安定ですが、とにかくMARCH付属校の難化が想像以上の状況です。根底には、保護者の方が不透明な大学入試を避けさせようと考えていることがあることは間違いありません。GSでもここ数年で、特に高校入試において、都立離れ→付属校シフトが極端に進んでいますが、ほとんどの保護者の方がそのことを要因の1つに挙げています。(時を同じくしてスタートした、私立高校無償化の影響も大きいとは思います)
我々が、生徒・保護者の方に継続的にお伝えしていることは、「大学進学を真剣に考えているのであれば、「とりあえず都立高校」などという選択肢はない」ということです。大学入試がどんな状況になっても、高校入学後も高い目標を持って努力を続けるという前提で、(西・国立・立川・八王子東等)進学指導指導重点校を目指すのであればいいと思います。大学入試のことを真剣に考えるのであれば、どんなに妥協しても(国分寺等)入試問題自校作成校までです。それ以下の高校を受験するのであれば、現役でどこの大学に何名くらい合格しているかをきちんと調べて、その状況に納得してからにしてください。内申が足りないから…、点数を取れないから…ということで、「入れるレベルの都立高校」に進学すると、3年後に途方に暮れることになってしまう可能性が高いことを知っておくべきでしょう。
そんな背景があり、GSではここ数年入試問題自校作成校以外の都立高校(共通問題校)を受験する生徒は、ほとんどいません。今春の入試では1人もいませんでしたし、それ以外の年も1名(多くても2名)という感じです。進学指導重点校(自校作成校)の合格率が高いからこその状況だと思いますが、果敢にチャレンジさせていることもあり「全員合格」はなかなか難しく(GSでは過去1度だけ、進学指導重点校12名全員合格がありました)、毎年数名は不合格となってしまう生徒が出てしまうのが現実です。(今春は1名のみ不合格でした) ただし、それらの生徒の「3年後」の様子を見ていると、あの時進学指導重点校にチャレンジして(私立高校に進学して)良かったという総括がなされる場合がほとんどです。確実に受かるレベルの都立高校に進学していたら、同じ大学に合格できなかったであろうというケースがほとんどだということです。

これらの判断については、子どもたちが自分でできるはずはありません。お金のことも絡みますし、保護者の方が決断してあげないといけないのです。最終的に、中学校選び・高校選びは、(本人の意志を尊重した上で)保護者の方の責任でしていただければいいわけです。ただし、大学入試の段階になって、「もっと早くこの状況を知っていれば、安易な学校選びをしなかったのに…」という後悔だけはしないようにしてほしいと強く思います。
(次回に続く…)

大学入試の英語民間試験は実施できるのか!?<その4>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2019年7月8日 12:55 PM
  • 未分類

ダメだダメだとただ嘆いていたり、文科省や教委の悪口ばかり書いていてもそれこそ生産しないので、「じゃあ我々はどうすればいいんだ?」というところに踏み込みたいと思います。

私は大事なことが2つあると考えています。
1つは、「世の中の人たちが(大人も子どもも)、おかしいことにはおかしいという声をきちんと上げること」です。私はこのブログでおかしいと思うことには結構辛辣なことを書いていますが、それで済ましているわけではありません。

GSの生徒が関わる小中学校であまりにも理不尽なことがあれば、時には直接、時には保護者の方のサポートをして、学校・あるいは教委に申し入れを行っています。今までに直接学校に乗り込んだこともありますし(もちろん冷静にですよ)、学校の先生を塾に呼び出して(じゃなかった、お越しいただいて)話をしたこともあります。実は、今GSに通っている生徒が、担任に理不尽な嫌がらせをされて参っているという案件があり、手ぐすねを引いているところです。
数年前、都立高校の理科の入試問題で出題ミス・採点ミスが起こった時は、様々手を尽くしました。もちろん都教委とも直接やり取りしましたが、担当者と話をして埒が開かないことが分かったので、文科省・都知事・都議会議員に様々な手段で連絡を取り、改善指導を求めました。文科省にはその時も黙殺されましたし、都知事はそれどこじゃなかったのですが(舛添さんが温泉旅行の件で叩かれていました)、都議会議員の何人かが話を聞いてくれました。その中で唯一丁寧に対応してくれて、都教委に出向いて話を聞いてくれたりという行動を取ってくれたのが、今回参議院議員選挙に出馬している「音喜多駿」さんでした。結局、舛添さんが退陣するかもということになり、そのゴタゴタで話が立ち消えになってしまったのは残念でしたが… 音喜多さんには、その時の御恩があるので、ぜひ頑張ってほしいと思っています。
都立中の適性検査で出題ミスがあった時も、GSの生徒が受検しているすべての中学校に連絡を入れました。結局、南多摩中だけから返事が返って来ました。内容には納得できませんでしたが、丁寧な対応があったことはここに書いておきます。
最近の話で言うと、今年の10月からの幼児教育無償化について、八王子市の制度・対応に納得いかない部分があったのですが(国の無償化が始まるのに伴い市の補助金を廃止→結果今までより負担が増えてしまう家庭がある)、市役所の子ども窓口で聞いてもまったく埒が開かず、こちらも知り合いの市議会議員に「この件どうなってるの?」と連絡しました。翌日連絡をいただき、結局都の新しい制度でその分も含めてすべて補完されることが分かりました。(かなり前に条例が可決しているそうです) そのことを、実際に保護者の相談に乗る市の窓口担当者が分かっていないことの問題点を伝えて、改善をお願いしました。

これらのやり取りをする中で私が感じていることは、こちらが相手以上にきちんと勉強して知識を持っておく必要があるということと、こちらが怒っている時ほど冷静に対応する必要があるということです。最初から、いきない責任ある立場の方と話をすることも必要だと思います。例えは学校の先生が何か問題を起こしている時に、その先生本人とやり取りをしても、まったく意味がありません。副校長や校長、あるいは校長に問題があるような場合は、いきなり教委と話をしてしまうと、早期に解決することが多いです。それでも、体罰教師を追放するのに年度末までかかってしまったり…と、そう簡単には行かないことが多いのです。

「おかしいことはおかしい!」という声を上げるのに一番良い機会は選挙です。もちろん、選挙での投票→結果もありますが、選挙前のこの時期(だけ?)は、国会議員や政党は、よく国民の声を聞いてくれます。街頭で直接声をかけることができる場面も多いでしょう。握手もしてくれます(笑)。特に教育や無償化のことは、公明党の議員(候補)さんがとても親切に話を聞いてくれます。そういう意味では、この2週間は(国民の声を国に伝えるという意味で)とても大事な期間なのかもしれません。
(次回に続く…)

大学入試の英語民間試験は実施できるのか!?<その3>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2019年7月6日 12:10 PM
  • 未分類

記述式の問題の採点については、以前から物理的に無理があるということが指摘されていました。全国で50万以上の生徒が一斉に受験するのです。2次試験の出願のタイミングを考えると、1週間くらいで採点・集計を行わなくてはなりません。大学入試センターの試算では、1万人くらいの採点要員が必要だという見解も出されていました。大学の先生や、専門のスタッフだけで足りるわけがありません。
それは、民間の企業が請け負ったとしても同じことです。仮に、今飛ぶ鳥を落とす勢いのB社が採点を全部請け負ったとしても、社員や採点専門のスタッフだけで回すことはできないのです。結局、同じように大学生や主婦のアルバイトを大量に雇うことになるでしょう。実際、共通テストの練習として行われたプレテストは、ベネッセが採点を請け負ったのですが、大学生のアルバイトをかなり動員していたようです。事前の研修も多少はあったようですが、その採点の質・妥当性については確かめるまでもありません。

もうここまで来ると、記述式の問題についての方向性は2つしかありません。

①記述式の問題の出題を取り止める。
→まだ全然間に合います。もし、記述式の出題を止めて、英語の民間試験も利用しないとすれば、センター試験と何が変わるのだろう…? なので、「いっそのことセンター試験に戻せばいいんじゃね?」と私は真剣に考えています。

②記述問題の採点は全部AIにさせる。
→私は、これが一番いいと真面目に考えています。この部分の文明の発達はとても目覚ましいものがあります。記述問題の自動採点は、もうすでに実用化されています。一般に公開されているものもあるので、私も試してみました。都立中受験者が書いた作文を、コンピユーターに採点させてみたことがあります。これが驚くほど適確なのです。多少の点数の差は誤差の範囲ですが、少なくとも良い作文なのか、ダメな作文なのかはほとんどブレていませんでした。ましてや、AIは採点を学習することができるのです。事前に採点の「練習」をさせておけば、精度は上がって行きます。「機械に採点させるのは納得がいかない」と感じる方は多いかもしれませんが、ご安心ください。素人の大学生が採点するよりは、よっぽと精度が高いですから…
実際の採点では、特定のキーワードが含まれているか、文のつながりがスムーズか等、点数を取れるかどうかが決まるポイントがある(もちろん事前に登録することが可能)ので、受験生の側が対策を立てることも可能になると思います。対策本を書いたら、結構売れるかもしれませんね。「AIに気に入られる小論文の書き方」とか… 書いて見ようかな?(笑)。
ちなみに、最近は就活の面接でもA Iが活躍しています。最初の段階で、パソコンやスマホでAIとやり取りしたものを送信したり、ある程度進んだ段階で、本社でペッパー君相手に面接をした学生もいました。最終的な合否は人間が決めているようですが、時代がここまで進んでいるということは、理解しておく必要があると思います。

選択肢が2つしかないと断言して書いているうちに、第3の選択肢が浮かんでしまいました(笑)。
③センター試験・共通テストは完全に廃止する。
→今も各大学で2次試験を行っているのですから、その一発勝負にすればいいじゃないですか! そもそも、なぜ共通テストが必要なのでしょう? 科目数だって自由でいいと思います。1科入試もありです。英語だけ、数学だけが飛び抜けてできる学生(スペシャリスト)の方が、満遍なくそこそこの学生(ゼネラリスト)よりも、将来有望なのではないかと考えたりします。私立大学には、定員の半分くらいを推薦やAOで取ってしまうところも少なくありません。小論文と面接だけで入ってしまう学生がそんなにいるのですから、科目を減らしても、何を今さら…という感じがします。
そうなれば、大学ごとのアドミッション・ポリシーがより明確になるでしょう。受験生に選んでもらうための努力を今まで以上にしないと、生き残れなくなるかもしれません。
とにかく、全国的に手間が大きく省けます。共通テストを止めれば、受験生はもちろん、高校、大学、みんながハッピーになるように思えて仕方ありません。

今、入試の制度改革で様々うまく行っていない理由はいくつかあると思いますが、私は、文科省やその諮問機関である有識者会議、そして実際に業務を行う独立行政法人、つまりこの改革に関わっている全員が、例外なく現場へのリアリティを欠いていることにあると感じています。都立高校の入試改革において、都教委の姿勢にもまったく同じものを感じます。
幹部クラスの中で誰か1人でも、現場の実態をつぶさに把握して問題点を掴み、おかしいものをおかしいという声を上げることができれば、少しはマシな方向に進むのにと常々感じています。特に、有識者会議(今回で言うと中教審)のメンバーの発言で酷すぎるものが多いです。あんなレベルの会議で入試改革の方向性が決まってしまい、間違えた方向に国の教育を誘導してしまっているのです。そして、その失敗の責任を彼らが取ることはありません。
最終的には、「どっちを向いて仕事してんだ!?」というところに行き着きます。子どもたちとその後ろにいる保護者、そして現場で奮闘している先生たちの本当の幸せについて、多少なりとも思いを馳せて仕事に向かっていれば、今のような状態にはなっていないはずです。自分の保身や利権、上司の顔色、組織としての体面ばかり気にしているから、結果として子どもたちや現場の先生方が犠牲になっているのです。教員の働き方改革が遅々として進まないのも、ここが根本の原因だと思っています。
(次回に続く…)

大学入試の英語民間試験は実施できるのか!?<その2>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2019年7月5日 12:46 PM
  • 未分類

TOEICは、ある意味いいタイミングで一抜けをしたと思います。他の団体でもできれば抜けたいと考えているところがあるようですが、これ以上先の時期になってしまうと、直接的に受験生に影響が出てしまいます。
昨日の夜、懇意にさせていただいている私立高校の先生から、ちょっと気になる話を聞きました。高校としては、英検ではなくベネッセ(GTEC)を受けさせる方向で話が進んでいるということでした。まだ確定ではないようですが、GTECは高校を試験会場として使用することができるようになる見込みで(高校の先生が試験監督も?)、そうなれば、生徒全員をそこで受けさせることになるだろうと… 確かに、自分の高校で受験できるのであれば、そんなによいアドバンテージはないわけで、生徒たちも拒否をする理由がありません。私が一番気になっていることを直接ぶつけて聞きました。「ベネッセと学校の癒着はないの?」と。その先生のレベルではよく分からないということでしたが、「営業マンは足繁く学校に来ているし、上(校長・理事長レベル)とは何らかつながっているんじゃないですか?」とは言っていました。その先生から、「他の高校でもそういう話はよく聞くので、英検よりはベネッセの方が受験者数が多くなると思う」という話もありました。これは、私が見えていなかった話です。昨日までは、当然英検がダントツで受験者が多くなると思っていたからです。

今回の件で私が一番ダメだと思うのは、文科省の対応です。TOEIC離脱の話が出た後も、まったく他人事なのです。柴山文科大臣の会見もそうですし、官僚のコメントを聞いていてもそうです。大学入試センターと業者に丸投げしてしまっていて、当事者意識がほとんど感じられません。柴山大臣はツイッターをやっているのですが(今大臣の間でツイッターが流行っているそうです。河野外相の投稿が面白いです)、この件についての国民とのやり取りを見ていると、非常に腹立たしくなります。自分の保身しか考えていないのがありありで、受験生や教育現場の声を吸い上げようという姿勢はまったくありません。まぁ、英語の民間試験導入を決めたのは下村さんなので、柴山さんとしては「自分に言われても困るよ…」ということなのでしょうが、それにしてもここまで大きな問題となっているのに、あまりにも無責任すぎると感じます。

また、英語の民間試験とは別の話ですが、とんでもないニュースが入って来ました。センター試験に代わる共通テストの国語と数学で、数題ずつ記述問題が出題されることになっているのですが、「その採点を大学生のアルバイトに担当させてもよい」という方針を文科省が打ち出したのです。当然ですが、教育現場では結構紛糾しています。
(次回に続く…)

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