- 2019年7月24日 1:50 PM
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中学受験において、私立中と都立中では問われる学力がまったく異なります。入試問題の形式・質もかなり違うため、当然勉強の仕方も違って来ます。GSでは、小5までは共通のカリキュラムで学習をしますが、小6になる時に私立中コースと都立コースで分かれることになります。両方受験(受検)する場合は、両方(週5日)の勉強をして行くことになるので、かなり負担が大きくなります。
新しい大学入試の制度において、問題が都立中型に近くなって来るという話があったので、ここ数年で私立中の問題の質がだいぶ変わって来ました。知識の暗記では対応できない頭を使って考える問題や、記述問題の割合が増えていたのです。ただし、大学入試改革のところがグタグタになってしまっているため(数学の記述問題の出題はなくなりました)、中学入試においてもその影響で混乱しているようです。
特に都立中の受検とそこを目指す勉強について、世間一般の方がまだまだ誤解していることがたくさんあるように感じるので、それについてまとめてみます。
<誤解その1>都立中の受検は倍率も高くバクチみたいなもので、努力があまり反映されないので、受かれば儲けものくらいのつもりで行くべき
→確かに、私立中に較べると倍率は高いです。一昔前は実質倍率が10倍を超える戦いがざらにあったので(立川国際の女子で17倍という時がありました)、その頃よりはだいぶ下がって来ています。今は、全体で6倍程度、倍率が低い中学校は4倍くらいのところも出て来ました。ただし、入学レベルが下がって来ているということではありません。いわゆる冷やかし組・あわよくば組の受検生がほとんどいなくなったのです。「都立中を受けるなら、専門の塾に通うなどしてそれなりの対策を立てないと受からない」ということが広く知れ渡って来たからです。逆に言えば、都立中の受検も「努力が実る」ということが認識されて来たということです。私は12年くらい都立中の指導に関わり続けていますが、このことには確信を持っています。結局、頑張った生徒が合格しているのです。力がまったくないのに、まぐれで受かってしまうことはありません。
<誤解その2>都立中の勉強は時間がかかるので、早くから専用の対策を立てて行く必要がある
→前述した通り、GSでは都立中専門の対策は、小6の1年間しか行いません。それ以上は必要ないと考えています。ただし、受検勉強は1年間ではとても間に合いません。小5までに、基礎学力の養成と必要なカリキュラムをすべて終了しておく必要があります。具体的に言うと、漢字・語彙力、(スピードも含めた)読み・書きの力、計算力、割合の概念の理解と処理能力、理科・社会の基本用語と基礎知識等をしっかり固めておく必要があるのです。そういう意味では、小5までは私立中型の勉強をしっかり固めておく方がいいくらいかもしれません。小5までにそれがある程度できていれば、作文や適性の記述、解く上でのテクニック的な部分は、1年間で何とでもなってしまうということです。
(次回に続く…)
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