GS進学教室
夏期講習会後半戦スタート!
- 2019年8月11日 10:21 AM
- 未分類
夏期講習会の中休み4日間が終了し、本日より後半戦がスタートです。
私は事務仕事で1日は出勤しましたが、ジムと竜泉寺で1日、あちこちに買い物に出かけて1日、そして残り1日(昨日)は急きょテレビ番組に出演することになり出かけていました。守秘義務があるのでここで詳細を語れないのですが、NHKのビートたけしさんの冠番組です。仕事関連ではなく、趣味の世界です。30年前を思い出して青春して来たというのがヒントです。とても楽しかったです。放送は9月に入ってからなので、校舎で聞いてもらえればこっそりお教えします。
さて、早いもので夏期講習会も残り2週間です。後半の重要なミッションはただ1つです。夏の頑張りを、点数・成績という成果につなげることです。小6・中3の受験生は、過去問バトルの結果のみで言えば、大きく2極化して来てしまっている状況です。早くも夏の前と較べてかなり点数が取れるようになって来た生徒と、ほとんど変わっていない生徒と… 毎年感じるのですが、この時期(特にここからの数週間)の成績は温泉の間欠泉のような感じで噴き出す生徒が少なくないということです。なかなか結果が出ないでずっと苦しんでいた生徒が、夏に努力を積み重ねて来た分がある時バーッと吹き出して点数が取れるようになるのです。これらの生徒に共通するのは、夏に本当によく頑張って来ていることと、苦しい時も絶対に諦めていないことです。志望校への思いか強ければ強いほど、吹き出す確率や量が大きくなります。
逆に言えば、夏で結果が出ないと、その後の戦いがとても苦しくなってしまうのです。受験生にとって、本当の勝負どころを迎えています。
夏期講習会前半戦終了!
- 2019年8月6日 5:52 PM
- 未分類
本日で夏期講習会の前半半分が終了します。1日1日はハードワークでなかなか大変なのですが、過ぎてしまうと本当にあっという間で、「もう半分…?」という感じがしています。きっと生徒たちも同じ感覚なのではないかと思います。
全体的には大きな成果につながっていると思いますが、どうしても気になるのはクラスで乗り遅れてしまっている生徒です。もちろん、授業中の集中力や日々の出来具合ということもあるのですが、昨日・今日の様子を見ていると、「絶対に成績を上げる!」「何としてもテストで点数を取る!」という気迫・意欲の差なのではないかと感じる部分があります。思わしくない生徒たちは、例えば過去問を解いていても何か淡泊で、こだわりが足りない感じがするのです。例をいくつか挙げれば、入試問題で記号問題やそれこそ見た目の勘で数字を書けば当たりそうな問題を平気で空欄で出したり、途中まで解いてそこまで書いておけば部分点がもらえるのに諦めてしまったり…というような状況が散見されます。
突き詰めて言うと、「本気で合格する気があるのか?」ということになってしまうわけですが、この部分の意識を変えさせるために、本日も講師たちが入れ替わり・立ち替わり吠えています。
明日から4日間だけ小休止です。生徒も講師も疲れが溜まって来ているので、ここでリフレッシュして後半戦に備えなくてはなりません。私はちょっと遠出はできそうにないので、竜泉寺(スパ温泉です!)に籠ることになりそうです。
今日の夜はジムに行きます。休み中も1日は行かないと鈍ってしまうかな…?
夏の成果<その3>
- 2019年8月5日 9:42 AM
- 未分類
明日で夏期講習会の前半戦が終了となります。生徒たちには、「半分で半分の成果を出すぞ!」ということでやって来ています。ということで、本日はその成果を問うべく、小6・中3のすべてのクラスで「入試(過去問)バトル」が予定されています。
小6私立中クラスは「桜美林中」、都立中クラスは「三鷹中」バトルです。中3は本日は都立高校デー。自校作成校受験者は「国分寺高」、それ以外の生徒は「共通問題」での戦いです。中3は1学期の自分の内申点を基に、本番同様に1000点満点での点数を出して合否判定をします。
はっきり言ってしまえば、ほとんどの生徒にとって、第一志望校よりは楽な戦いです。夏期講習会が半分終了した時点とは言え、結果を出さないとまずい戦いなのです。生徒たちも、そのことをよく理解しているので、だいぶ緊張感が出て来ています。
受験勉強においては、結局、入試問題で点数を取れるようにならなければ意味がないのです。もう入試本番まであと5ヵ月あまりとなっているので、この時期にある程度入試問題(過去問)で結果にこだわった勉強をして行かないと間に合わなくなります。このあたりのことを理解できていない受験生や塾が増えて来ているように思います。11月くらいになって単元学習を終了し、それからようやく過去問を解き始めるというような話を聞くことが多いのです。そんな状況だからこそ、(早い時期から入試問題の対策を徹底している)GSの生徒たちが、入試本番の得点力で強いのだと確信しています。
そういう意味では、周りの受験生たちにはこのことを知られない方がいいのかもしれませんね。(ブログに書いちゃダメじゃないか…)
夏の成果<その2>
- 2019年8月4日 4:07 PM
- 未分類
一昨日の夜は例によって、授業が終わった後ジムで閉店まで汗を流しました。帰宅するのは23時を回ってしまうことが多いです。講師たちに言わせると、「この後ジムに行くなんてタフ過ぎて信じられない」のだそうです。(ほとんどの者が私より1周り以上若いのに!) 確かに、朝から夜まで授業が結構ビッシリ入っていますので、結構しんどいはしんどいのですが、ジムで鍛え始めてからは、とても疲れにくい体になりました。講習会の1日が終わった後でも、1時間くらいのトレーニングではびくともしません。おそらく、10年前くらいだったらとても体力が持たなかったと思います。この10年間で、体がかなり若返りました。(もちろん、痩せたことが大きいです) こちらについても、この夏でさらに大きな成果につなげたいと考えています。
昨日はあの暑い中、八王子祭りに繰り出しました。と言っても、昼間はさすがに外に出る勇気がなく、夕方少し涼しくなってからの出撃でした。特に何をしたというわけではなく、イベントや山車を見て、食べ歩きをして(超久しぶりにかき氷を食べました)、プラプラしていただけでしたが…。土曜日の夜だということもあり、なかなかすごい人出でした。知り合いにもたくさん会いました。夜になってもあまりにも暑かったので、帰る間際に涼しいお店に飛び込んで、ギンギンに冷えたビールを… 至福のひと時でした。
ということで、英気を養って、今日も朝から生徒たちと 格闘しています。
夏期講習会も折り返し点が見えて来て、頑張っている生徒たちの変貌ぶりに日々驚いています。逆に、どのクラスでも数名ずつ乗り遅れてしまっている生徒がいるので、それらの生徒たちの取り組みを変えさせることも急務です。
夏の前にはほぼ同じような力だった生徒でも、夏期講習会に入ってからの10日間でかなり差がついて来てしまっている状況が見て取れます。違いを簡単に言えば、「授業でやったことが、きちんとできるようになっているかどうか」の差です。確認テストの点数の差は、それだけの差に過ぎません。ただし、それが何日分も積み重なって行くと、夏の終わりの成績の差に直結してしまいます。
夏期講習と言えども、1科目ごとに見れば、1日の授業で学習する重要なことはそんなにたくさんありません。絞れば1つ、せいぜい3つくらいまでです。そのことを復習して、分からないことを完全に解消し、ある程度解く練習をして大丈夫であることを確認すればいいだけです。その繰り返しが受験勉強です。この「当たり前のこと」が、できる生徒とできない生徒で大きな差がついて来てしまっているのです。もちろん、質問や相談等積極的に利用している生徒たちの方が力がついて来ている場合が多いのですが、依存心が強く他力本願になってしまっている生徒は、その限りではありません。質問の仕方で、自分がきちんと勉強した上で来ているのかそうでないのかは、手に取るように分かります。
(次回に続く…)
夏の成果<その1>
- 2019年8月2日 10:28 AM
- 未分類
夏期講習会の期間も、昨日で1/3が終了しました。私が生徒たちによく言っているのは、「1/3の分の成果が目に見えて出ていなければ、夏が終わっても成果にはつながらないよ」ということです。もっと言えば、1日1日の成果にこだわってやらないと、結果にはつながらないということです。
受験学年はもちろん、非受験学年も含めて、クラスの中を見渡すと、夏の前とは良い意味で変わって来た生徒がたくさんいます。毎日の確認テストや過去問演習の結果もそうですが、授業中や質問に来た時の表情・受け答えなども、まったく別人になってしまっている生徒が結構います。「自分もやればできる!」と自信を持てたのだと思います。
ほとんどの生徒が力がついて来ている実感がありますが、どうしてもクラスで数名ずつはそこに乗り遅れてしまっている生徒も出てしまいます。宿題の取り組みがいい加減だったり、(範囲がある)確認テストでボロボロだったり…という状況ですが、みんなが必死に頑張っている中なので、とても目立ってしまいます。もちろん、講師たちが毎日手を変え品を変え、話をしたり絞めたり(?)するのですが、なかなか手強い生徒もいます。
これらの生徒に共通の特徴がいくつかあるのですが、「目標が明確になっていない」「計画が甘いので何をすればいいかよく分かっていない」「部活や習い事等を言い訳にしている」「ダラダラ時間ばかりかけていて勉強の成果・効率を考えていない」というような感じでしょうか… まとめて言うと、入試が自分事になっていないのです。
(次回に続く…)
私立中型と都立中型の勉強の違い<その6>
- 2019年8月1日 9:49 AM
- 未分類
このテーマの最後に、私立中型と都立中型の勉強と学習効果の違いを再度まとめておきます。
〇私立中型と都立中型の入試問題の一番の違いは、作文も含めた記述問題の比重です。最近は私立中型の方でもだいぶ記述問題が増えて来ましたが、まだ自分の意見を書く問題は少ないですし、数百字の作文の出題は見たことがありません。一方都立中型の方は、ほぼすべてが記述問題です。知識を覚えていれば点数を取れるという問題は皆無ですし、記号や端的な言葉で答える問題もとても少ないです。作文は、課題文の内容を数十字で要約する問題が1~3題、意見文は3段落で字数400字~500字の間でまとめるものがほとんどです。
簡単に言ってしまえば、都立中型は、(理解できていたとしても)書けないとどうにもならないのです。前回も書いた通り、書こうとしない生徒は点数を取れるようになりません。それだけの分量を45分で書くわけですから、課題文を読むスピード、書くスピードも必要です。そういう意味では、諦めの早い生徒には向かないですね。まぁ、それは私立中型でも同じことですが…
ただし、ある程度の量をこなして行くことによって、(小5までに基礎学力がある程度固まっていて、やる気さえあれば)誰でも書けるようになります。特に作文は、最後はこなした(書いて添削を受けた)量の差がそのまま点数に出て来るはずです。それなりの量をこなした生徒は、入試本番でどんなテーマが出ても、あまり考え込まずに手が動くようになります。そういう意味では、作文も努力が実る(しかも他の科目より早く)ということは断言しておきます。
都立中に合格するために、私が一番重要だと感じている能力は、「主体性」です。私立中型との比較においてもそうですが、受験が他人事で「やらされ勉強」をしているうちはほとんど成果に結び付きません。受検勉強から逃げているようでは論外です。状況が思わしくなかった生徒でも、入試が自分事になって、自分の意志(意思)で本気で取り組み出したら、劇的に状況が変わって来ます。今年の小6生で、夏期講習に入ってからそうなっている生徒が何名かいます。
〇都立中型の勉強をして行く上で、保護者の方にとってとてもしんどいのは、子どもが勉強している内容や、過去問等を解いた答案を見ても、採点もできないし、その解答が良いのか悪いのかも判断がつかないだろうということです。私立中型の方であれば、過去問でもとりあえず採点はできるでしょうし、解答・解説と見較べれば、ある程度良いのか悪いのかはわかるはずです。最近は中学受験を経験した保護者の方の割合が増えていますが、都立中はまだ歴史が新しいので、保護者の方にとっても未知の世界だと思います。この間書いて来た通り、私立中と都立中では問われる学力から勉強の仕方までまったく異なるので、私立中受験経験者の保護者の方が子どもを指導しようとすると、子どもが混乱して逆効果となってしまう場合すらあります。
そこで結論としては、都立中を受験させる場合、いかに信頼できる指導者を見つけるかが非常に重要なミッションとなります。私立中型と比較しても、その部分で失敗すると、まったく成果につながらず、後悔することになってしまう確率が高いはずです。毎年コンスタントに都立中の合格者が出ていれば心配ないと思いますが、合格者数ではなく、合格率をきちんと確認することが必要だと思います。合格者数が多くても、不合格者数も多く、合格率が都立中全体の倍率と変わらないのであれば(単に生徒数が多いだけということ)、その他大勢に取り込まれてしまう可能性が高いということです。
今まで、塾に通わずに都立中に合格したという生徒を何名か知っていますが、(私が知っている生徒は)例外なく、自頭が良い生徒であったということと、保護者の方がある程度勉強に伴走していたことが共通しています。都立中の入試のことをよく勉強されていて、教材の選定ややるべきことを明確にし、一緒に問題を解いたり、解いた後解き方や作文の内容を語り合ったりして、チームとして入試に臨んでいた感じでした。すべてのご家庭でこんなことはできないと思いますが…
「都立中入試は、私立中入試以上に情報戦である」ということは、間違いありません。
私立中型と都立中型の勉強の違い<その5>
- 2019年7月31日 10:29 AM
- 未分類
<誤解7>作文をまだうまく書けないから、たくさん書いても仕方ない
→作文で点数を取れるようにするための最大のヒントがここにあると思います。まだうまく書けないからと言って書かなかったら、永遠に書けるようになりません。都立中の作文の指導を長期的にしていてもまったく力がつかない生徒のタイプは、「何を書いていいか分かりませんでした」とか言って、平気で空欄・白紙で出す生徒です。
そういう生徒は、例え解説をしたり赤入れをしてあげたりしても、それをなぞって書くだけで、自分の頭で考えて自分の手で書こうとしません。
最初は下手でいいのです。点数を取れなくていいのです。(どんなに優秀な生徒でも、都立中レベルの作文で最初から点数を取れるわけがありません) 最初はほとんどの部分についてダメ出しをされるかもしれません。それを基に何度も書き直しをして見せて…ということを繰り返して行けば、少しずつ書ける(点数を取れる)ようになって行きます。
夏期講習中、GSの生徒たちは平均して1日3~4本の作文を書いて、添削を受けて、そのやり直しまでして帰るという毎日を過ごしてします。もちろん、授業時間内だけでは無理なので、授業時間外の自習時間も含めてということです。こんな感じで取り組んで行けば、力がつかないわけがありません。
<誤解8>記述や作文の採点は時間がかかるから、返却に時間がかかっても仕方がない
→上の記事を読んでいて、「あれっ?」と疑問を感じた保護者の方がいらっしゃるかもしれません。1つは、「生徒たちが1本の作文を書くスピードがかなり速いのではないか?」ということでしょうか? 確かにこれはそうだと思います。この時期は、都立中の過去問を解いても、20分~30分くらいで書き終わって時間を持て余している生徒が結構います。解説をした上での書き直しは、それこそ10分くらいで書き終わる生徒もいます。もちろん、ここまで来るのに相当訓練を重ねて来ているからです。最初からそんなにスラスラ書けた生徒は1人もいません。
もう1つは、「その日のうちに全部やり直しをして帰るということは、当然1本目の作文や書き直した分について、その場で採点してもらわなくてはならないよね?」ということだと思います。その通りです。GSでは、作文を預かって後日返すなどどいうバカなことは絶対にしません。それは、過去問でも、銀本(全国のいわゆる電話帳)でも同じです。作文を書いた後、何日かして返って来ても、書いた内容を忘れてしまっていたりして、学習効果がかなり減じてしまいます。もちろん、少人数定員制で運営しているからこそできることですが(教室が小さいので、どんなに多くても1クラス10数名程度しか入りません)、ここは講師の経験と覚悟の問題だと思います。
(次回に続く…)
夏期講習中もジムには通っています!
- 2019年7月29日 2:25 PM
- 未分類
夏期講習中は、講師たちもなかなかハードワークになっています。GSでは年間を通しての変形労働時間を採用していて、普段勤務時間を少し短くしている代わりに、夏と冬は10時間勤務で頑張ってもらっています。私も小6・中3を担当していますし、例外ではありません。(というより、私だけが労働時間の縛りがないため、朝一から夜ラスまで授業が入ることが多かったりします(@_@)) 生徒たちも、11時間くらい校舎に籠っている者がたくさんいます。自習室は1日中ほぼ満席で、時間帯によってはロビーに生徒が溢れています。(冷房完備ですので、環境としては問題ありません)
そんなハードワークの中ですが、ジムにも週2日はきちんと通っています。保護者の方から、「夏期講習中もジムに行っているんですか?」とか、「いつ行っているか教えてください。できればご一緒したいのですが…」とか聞かれて、モテる男はつらいよ状態になっているので(笑)、ここで公開しておきます。
夏期講習中は、基本的にクール最終日の夜に行くようにしています。今日の夜ですね! 21時10分に授業が終わるので、その後すぐ行って、21時半くらいから1時間ちょっとのトレーニングです。(ジムは22時45分まで使えます) 後藤の追っかけをされる予定の方(?)は、その時間にお願い致します。
私立中型と都立中型の勉強の違い<その4>
- 9:32 AM
- 未分類
<誤解その5>都立中の作文は本質的な読解力・記述力が必要である
<誤解その6>都立中の作文は型にはめてパターン化してしまえば楽勝
→矛盾するようですが、これは2つとも間違っています。
私立中型と較べればということですが、本質的な読解力など身についていなくても、点数を取れるようにすることは可能です。都立中の作文は、本文自体はかなり抽象的・難解な文章が多いです。大人向けの普通の書籍から出題される場合がほとんどだからです。ただし、その本文の内容をきちんと全部理解できていなくても、あまり問題ありません。要約については、大事なところをつなぎ合わせればいいだけです。自分の頭でまとめ直す必要などまったくありません。それどころか、自分の言葉で勝手に書き換えてしまうと、点数をもらえないことが多いはずです。作文(意見文)の方も、「本文の内容を踏まえて、あなたの意見を書きなさい」という形がほとんどなので、本文の大意が掴めていて、筆者の意見に賛成なのか反対なのかの視点さえ持てていれば、こちらについては自分で勝手にまとめていいのです。私立中型のように、登場人物の心情理解や、筆者の主張の細かい部分の読み取りはまったく必要ありません。
また、都立中の作文を型にはめて書くことには注意が必要です。もちろん、最低限の型にははめる必要はあるのですが、特に最近は学校の採点基準が変わって来ていて、ただ型にはめて自分の頭で何も考えていないような作文は、ほとんど点数がもらえなくなって来ているようです。悪い例(いわゆる「最悪くん!」)をいくつか挙げてみます。
〇最初に問いに対する結論をまとめて、その後に条件反射のように「なぜならば~」と書いてしまい、まったく理由になっていないことを書く癖がついている。
→私は、「なぜならば何とかだからだ病」と呼んでいます。例えば「なぜならは、ぼくがそういう体験をしたことがあるからだ」とか、「なぜならば、~しないと大変なことになってしまうからだ」というような、「それは理由じゃないでしょ?」というようなことを毎回当然のように書いてしまうのです。これは、保護者の方でも見つけやすいので、ぜひお子様の書いた作文を見てみてください。
〇体験でまったく明後日のことを書いてしまう
→都立中の場合、「体験ストック」は絶対に必要です。しかし、本文の内容や設問で聞かれていることと、まったくズレた内容を書いても、点数をもらえません。スポーツや学校行事ネタを得意とする生徒に多いのですが、〇〇の1つ覚えのように、どんな内容でもその体験に持ち込むと決めている生徒がいたりします。体験を書く際に、思考停止になっていたら、かなりこの症状(パターン化の弊害)が進んでいるということです。
〇最後のまとめの部分で、最初の結論とほぼ同じ内容のことを繰り返し書いてしまう。
→字数稼ぎなのかどうか分かりませんが、同じ内容を何度もリピートして書いてしまう生徒がいます。これは、基本的に点数をもらえません。同じようなことをまとめるにしても、視点を変えたり、自分の今後の行動と結びつけたりして、内容を変えて書く必要があります。
いくつか例を挙げたのでお気付きになった方も多いと思いますが、都立中の採点基準として、「オリジナリティ」の要素が強くなって来ているのです。要約の方は、「オリジナリテイ」はまったく必要ありません。みんなと同じ答案(模範解答)に近ければ近いほどいいのです。しかし作文(意見文)方は、「みんなと同じ」だとあまり良い点数はもらえません。自分の頭で考えて、自分の言葉で書かないとダメなのです。そういう意味では、本文の筆者の意見をなぞっているような内容だと、話にならないということです。
私は、作文を指導する上で、「守」→「破」→「離」をイメージして指導しています。最初は「けりたこま」を皮切りに型を教え込んで、それこそ模範解答を写させたりして体に覚え込ませるのですが、この時期はその型を破らせて、自分の独自性にこだわらせています。力がついて来ている生徒は、すでに「離」のレベルまで到達しています。時には、「おー、俺の書いた模範解答よりいいぞ!」ということで、授業で読んで紹介することもあります。講師冥利に尽きる瞬間です。
(追記)本日の授業中に実施した作文の過去問で、95点を取った生徒がいました。「なぜ100点ではないのですか?」と聞かれても答えられないのですが… それほど、パーフェクトだったということです。70点以上取る生徒の数も増えて来ました。早くも夏の成果が出始めています。
(次回に続く…)
私立中型と都立中型の勉強の違い<その3>
- 2019年7月28日 9:34 AM
- 未分類
前回のブログでちょっと分かりにくい部分があったようなので、再度説明をし直しておきます。
都立中型の方が成績を上げやすい理由についてです。私立中型の勉強は、100の勉強をしたら100力がつくというイメージです。うまくやったとしても、80~90くらいのことはやらないと、100の力はつきません。何だかんだ言っても、知識量が勝負となるため、絶対的な勉強量・時間をこなさなければ、飛躍的に成績を上げることはできません。そのため、小3・小4くらいで塾選びを間違えてしまったりして出遅れてしまったら、小5以降で挽回するのはなかなか難しいのが実情です。
一方、都立中型の方は、知識量の勝負にはなりません。入試問題(適性検査)で問われる学力が、知識を前提としていないからです。必要なのは、「その場で諦めないで考え抜く力」、「多少わからない部分があっても、少し強引に(自信を持って)書き切る力」です。なので、30~40くらいの勉強でも、うまくやれば100の力をつけることができます。逆に言えば、100の勉強をしたとしても、20~30くらいしか(時には0に近い)力がつかない場合もあります。もちろん、ある程度の勉強量は絶対に必要ですが、それよりは勉強の質の方が重要なのです。だから、私立中型に較べても、塾(大手塾の場合は校舎ごと)による合格実績(合格率)の差が顕著になるわけです。都立中に合格されられる塾(校舎)は常に高い合格率を維持していますし、ダメな塾(校舎)は毎年ほとんど受からせられないということになります。塾(校舎)というより、はっきり言ってしまえば講師の力量ですね。講師が異動すれば、合格実績もそれに付いて異動してしまう場合がほとんどだからです。
都立中型の方であれば、小5くらいまでくすぶっていても、小6になって塾を変えて頑張り出せば、1年間で間に合ってしまうケースが少なくありません。勉強の仕方、思考の内容、書くことに対する意識と取り組みをガラッと変えることによって、短期間で成績を上げることは可能です。特に作文は、(小5までに漢字・語彙・文法等の基本が固まっていれば)1年間で何とでもなってしまいます。都立中で点数を取らせるのは、とても簡単です。
- 検索
- フィード
- メタ情報


