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2014年6月のアーカイブ
都立進学重点校「受験者12名全員合格」の秘密<その5>
- 2014年6月17日 12:38 PM
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<秘密その3>「受験校の最終決定を慎重に行った」
前回書いたように、特に都立高校については高い目標を持たせて取り組ませていました。しかし、12月の最終三者面談の場では、まったく逆の話を進めなくてはならない場合が出てきます。可能性が0に近い高校の受験は基本的にはさせられません。私立高校であれば、それこそダメ元チャレンジ受験をさせてもいいケースがあると思います。日程的に受験機会が何日もあるからです。しかし都立高校の場合は、チャンスが1回しかありませんし、(経済的な部分も含めて)どうしても都立高校に進学したいと考えている生徒も多いため、無謀な受験はさせられないのです。私の中の感覚では、様々な要素を総合して考えた時に、合格率40%はないと受けさせられません。それでも5回受けて2回しか合格できないのです。
八王子地域で都立進学重点校を志望する場合、成績も含めて志望順位で言うと、だいたい西→国立→八王子東→立川という順番になります。(日比谷は地理的に通えないので…) 中2の頃や中3の夏前までは、西や国立を志望している生徒が多いのです。こちらで誘導する場合も、まずはその2つを視野に入れさせます。学校見学に行くと、だいたい気に入ってしまう場合が多いので楽ですね。八王子東は地理的な要因(駅から遠いこと等)と、大きな声では言えませんが制服の評判が…(笑) しかしその人気と比例して、入試のレベル(合格ライン)にもだいぶ差があるのです。国立と八王子東の間で差があって、さらに立川とは差があります。ここの選択を間違えると、入試本番でかなり厳しい戦いになってしまうわけです。
今年の受験生で言うと、ここの最終的な選択・決断が的確にピタッとはまったという言い方ができると思います。西や国立を志望していた生徒で、最後の最後で八王子東に変更させた生徒が何人かいます。今年最後まで迷ったのは、国立高校が募集人数を1クラス増やしたことでした。それにより合格ラインが下がることが予測されていたからです。(実際、結果としても少しラインは下がりました) しかし、もう1つ上の高校にチャレンジしていたら受かっていなかった生徒も多かったですし、入学した後の位置づけのことを考えても、ここの最終的な判断は正しかったのではないかと分析しています。
中3の秋くらいまでは1つでも上を目指して取り組ませますが、(特に都立高校は)最後の出願の段階では心を鬼にして対応しないとならないケースがあるのです。そういう意味では、塾講師として生徒の力や合格可能性を見極める力量はもちろん、生徒や保護者との信頼関係が築けていないと、本当の意味での進路指導は難しいと思います。最後に1ランク志望校を下げさせようとしても、生徒が納得しないでしょうから… 「〇〇先生にそう言われるなら仕方ない…」と言ってもらえるような関係を作っておかないとダメだということです。
ただしそれでも、模試での合格率40%程度、過去問では1度もボーダーを超えたことがないという生徒が何人もいたので、決して安心できた戦いでなかったことは前述した通りです。
都立進学重点校「受験者12名全員合格」の秘密<その4>
- 2014年6月16日 11:46 AM
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<秘密その2>「早い時期に高い目標を持たせられた」
GSでは、中2のうちに明確な志望校の目標を持たせています。
よくありがちなのが、「成績が悪いのでまだ志望校は決められません」とか、「成績が上がったら志望校を決めます」というようなことを生徒や保護者の方が言っているようなケースです。私の経験で言えば、そんなことを言っていて成績が上がった生徒はほとんどいません。いや、そんな意識だから成績が上がらないのです。
何だかんだ言っても、受験勉強は大変な戦いです。(真剣に成績を上げようとすれば、の話ですが…) 明確な目標がなければ、日々のきついところで頑張れるわけがないのです。GSでは、中2のうちに必ず高校を見に行くように指示をしています。学校説明会や、文化祭等の学校行事に行って、学校の雰囲気や、先輩たちの様子を目の当たりにして、それこそ学校に惚れてしまう生徒が出てきたりします。そうすれば、もうこっちのものです(笑)。
その時に重要なことは、塾の方で目標を高めに誘導する必要があるということです。
今年進学重点校に合格した12名のうち、半分くらいの生徒は中2の時にはそのレベルの高校の受験は考えていませんでした。日野台や町田という2番手校を志望校として挙げていた生徒が多かったのです。成績が今ひとつだったということもありましたが、トップ校を受けに行って合格を勝ち取ってくるというような自信は持てていなかったと思います。それを変えてあげるのが、塾講師の腕の見せどころなのです。ただ高い目標を持てということは誰でも言えます。大学受験やその後のことを考えさせて、進学重点校に合格できたらどんなにいいだろうということをイメージさせるところから始まります。その上で、これから1年間の道程を具体的に示して、「お前なら絶対にやれる!」ということを説得力を持って伝えきらなくてはなりません。今、何人かの生徒とバトルをした場面を思い出しました。志望校を1ランク上げるための生徒面談では、ほとんどの生徒は涙を流します。それほど葛藤があるのだと思います。言っちゃったらやらなきゃならなくなることを生徒たちも知っていますからです(笑)。ある生徒は、「私が無理だって言ってるのに、先生は何でやれるって言うの!?」と言っていました。「うるせぇ、俺がやれるって言ってんだからやれるんだよ!」と返したら納得してましたが…(笑) その生徒は結局進学重点校に合格しましたが、あの時に志望校を変更していなかったら、真剣に進学重点校を目指していなかったら、今はなかったわけです。
都立進学重点校「受験者12名全員合格」の秘密<その3>
- 2014年6月14日 7:36 AM
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では、なぜGSの生徒たちは12名全員が進学重点校の合格を勝ち取れたのでしょうか? 何回から渡って、その「秘密」を少しだけ暴露したいと思います。
<秘密その1> 「理社で勝った」
何度もお伝えしている通り、今年は理科・社会の問題がとても難しかったのです。2科目トータルの平均で言うと、今までで一番低くなるかもしれません。記述問題や計算問題の割合が多くなりましたし、問題文が長く題意をつかみにくい問題もあります。(理科については、出題ミスも含めてひどい問題だったことはすでにこのブログでも書きました…) 中学校では学習しない内容がいくつも出題されていたこともあり、上辺だけの勉強では歯が立たなくなってきています。法則や背景等の本質をきちんと理解していないと点数を取れない問題が増えてきているのです。そういう意味では、入試問題としては良い方向に向かっているのだと思います。(今後もこの難化路線は踏襲するようです) 以前のように、トップ校を受験する生徒の中では100点が続出し、90点をはずしたら相当まずいというような問題だと、ミスのあるなしで決まってしまい、本質的な力を測ることができませんでした。勉強のし甲斐もなかったのです。
GSの12名の生徒たちの(得点開示による)平均点は、理科が87点、社会が90点でした。社会は100点も何名かいます。これは、進学重点校を受験した生徒たちの中でも、かなり上の方に位置する成績です。進学重点校受験者の中で見ても、理科も社会も90点以上はそうは多くなかったのです。GSの生徒たちが「理社で勝った」ということは、間違いのない事実だと思います。逆に言えば、今年は理社で負けた生徒が周りには結構いたのではないかと感じています。
ひと言で言うと、1年間振り返っても、理社を後回しにしなかったということが言えます。ほぼ全員が都立第一志望だったということもあり、ほとんどの生徒が理社の授業も受講していました。難関クラスの生徒は、(私立高校に推薦で決まった生徒も含めて)最後まで全員が理社をやり切りました。国立大学を志望している生徒が多いため、大学入試のことを考えても理社をないがしろにしてはいけないという意識があったことも大きかったと思います。ある場面では、大学入試のことを考えて中学校の範囲を逸脱して授業を行いました。それが都立高校の本番に活きている部分があります。(理科で例を挙げると、「イオン化傾向」や、「コイルの内径」等…)
夏期講習では、1学期までの総復習と共に、2学期以降の単元をすべて終了しました。9月の時点で「一問一答問題集」を全員に持たせて、家で時間があいている時にはひたすらやらせました。12月冬期講習会前までに一巡は完全に終了し、授業の中で確認テストも行いました。その後入試直前まで、一問一答にはよく取り組んでいたと思います。この一問一答レベルのことがきちんとできない生徒は、合格点を取ることはできません。
過去問については、直近5年分は過去問集を持たせて自分たちで取り組ませましたが、それ以前の15年分くらいは、授業の中ですべてやり切りました。時間を計って(30分!)でやって点数を出したことも多かったですし、単元別・レベル別に組み直してローラーをかけました。過去問については、進学重点校を受験する生徒は、夏の終わりの時点で85点、冬期講習以降は95点を目指させていました。1月以降は、88点を取ったりすると落ち込んでいた生徒が多かった記憶があります。今振り返ってみると、この部分の「クラス標準」がとても大きいように思います。早い時期から、理社は常に90点を取って当たり前という雰囲気がクラスの中に出来上がっていました。多少問題が難しい年でも…
2月私立高校の入試が終わってからはもちろんですが、その前から、生徒たちの意識がかなり理社に行っていたように思います。もちろん、我々が誘導したことでもあるわけですが… 時間帯効果で、かけた時間がそのまま点数になるのは理社であるということと、自校作成問題がグループ作成になり難化するためにあまり差がつかず、3科の方ではあまり稼げないという読みもありました。
最後の2週間は、理社の授業時間を通常の3倍にして追い込みをかけました。特に社会で、その期間に授業でやったことが本番でかなり出題されています。このあたりの「運」もあったことは確かですが、とにかく生徒たちが理社を最後まで手を抜かずにしっかりと取り組んだことが、本番でのあの結果につながっていることは間違いありません。
(次回に続く…)
都立進学重点校「受験者12名全員合格」の秘密<その2>
- 2014年6月12日 6:03 AM
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「進学重点校12名全員合格」という結果はもちろんですが、それ以外の高校の結果も含めて、今年の中3受験生(卒業生)たちは本当によく頑張りました。ほとんどの生徒が第一志望校合格を果たしてくれました。決して手堅い入試に向かったわけではありません。その証拠に、在籍生徒の2/3が、都立進学重点校や早慶・ICU・明大明治等のいわゆる最難関校に進学します。
こういうことを書くと、皆さんの中には、「きっとみんな最初から相当優秀な生徒たちだったんたろう」とか、「内申が良い生徒が多かったのではないか」と思っている方も多いと思います。しかし、事実はそうではありません。確かに、相対的に優秀な生徒たちだったことはその通りだと思いますが、進学重点校の合格者12名について見てみても、内申点でオール5の生徒はいませんでしたし、素点44(4が1つだけ)という生徒も1人しかいませんでした。合格者の中には、オール4にすら届いていなかった生徒が3名も含まれています。偏差値的にも足りなかった生徒も少なくありません。模試でA判定・B判定を一度も取ったことがない生徒もいますし、過去問では5科トータルで合格ラインを一度も超えたことがないという生徒が半分近くいます。
正直我々も、戦前はこの「全員合格」は予期していませんでした。もちろん目の前の生徒たちは全員合格させるつもりで最後まで指導していましたし、本番に向けて期待もしていましたが、今だから言えることで言うと、「12名中10名受かれば…」というような感じでいました。それほど、内申点や普段の成績では合格ラインに届いていない生徒が少なくなかったということです。みんな、最後の最後まで諦めずに取り組んだことと、入試本番に強かったというのが嘘偽りのない真実です。
(次回に続く…)
学校・塾の先生方へ
- 2014年6月11日 3:46 PM
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以前にもこのブログでご紹介しましたが、大学新聞社が主催している「進路アドバイザー検定」という検定試験があります。次回8月31日(日)に実施される分の申し込み受付が本日より開始されました。
学校や塾で進路指導に携わっている先生方のためにあるような検定で、学校や入試に関する知識はもちろん、就職やキャリア教育、学費に関する知識等をかなり突っ込んで問われる内容の試験です。
私も昨年の夏に受験して合格をいただきましたが、この道27年の私も結構冷や汗ものだった記憶があります。(点数的には余裕がありましたが…) とても勉強になり、その後の業務に直接的に役立っていることもあります。
学校や塾の先生には、ぜひ積極的にチャレンジされることをお勧めします。 特に公立中学校の先生や、大手進学塾の若い講師たちで、すごく適当な(いい加減な)進路指導やキャリア教育をされている方が増えているような気がします。申し訳ないですが、子供たちがかわいそうです。情熱だけでは子供たちを導くことはできません。(情熱すらない方もいたりしますけど…) きちんとした知識・スキルを身につけてください。この検定に向けて勉強することで(もちろん教育現場で指導しているからには合格しないとダメだと思います…)、日々の指導に少しでも説得力が出てくるのではないでしょうか。
日程的にも、学校の先生は受験しやすいでしょうし、大手塾で夏期講習会最終日のところも、今から計画すれば何とでもなるはずです。上司・幹部の決断が必要だと思います。
http://daigakushinbun.com/adviser
都立進学重点校「受験者12名全員合格」の秘密<その1>
- 2014年6月10日 11:56 AM
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都立高校には、大学受験に向けて特別な体制を取っている高校が4種類あります。まずは、その分類をまとめてみます。
〇進学指導重点校(国立大学等の難関大学合格を目的とする)…日比谷・西・国立・戸山・八王子東・立川・青山
〇進学指導特別推進校(難関大学を中心とする進学を目的とする)…小山台・駒場・新宿・国分寺・町田・国際
〇進学指導推進校(上位大学への進学を目的とする)…豊多摩・武蔵野北・小金井北・日野台・調布北等
〇中高一貫校…桜修館・小石川・白鴎・両国・武蔵・立川国際・富士・三鷹・大泉・南多摩
ただし、水を差すようで申し訳ないのですが、目に見えて成果につながっている(あるいは今後つながるであろう)のは、上記のうち、「進学指導重点校」と「中高一貫校」のみです。特に大学で国立大学や早慶等の難関大学に進学したければ、まずはこのグループ中の高校を目指す必要があります。
これらの高校は、予算や職員配置のところで他の高校に較べてとても優遇されているのです。学校によって濃淡はありますが、例えば先取り授業や入試対策の授業を行っていたり、夏期講習会などの特別授業を学校でかなりハードにやってくれたり、個別に過去問添削をやってくれたり…と予備校顔負けの指導をしている高校もあります。最近では、(どことは言いませんが)下手な私立高校よりも先生方が熱心に指導しているように感じます。
都立高校の中での競争や、都教委からのプレッシャーもかなりハードなのだそうです。それこそ学校ごとに、センター試験の平均点や、国立大学等の合格実績のノルマが課されていて、それが評価に直結したり、達成できないと(特に管理職が)懲罰人事を受けるという話を聞いたこともあります。こんな感じで取り組んでいるからこそ、大学受験の合格実績が、数年前とは較べものにならないくらい上がってきているのです。
そんな状況ですから、特に進学指導重点校は人気もあり、高校入試のレベルもかなり厳しくなってきています。入試問題の難度も高く(特に英・数・国の3教科)、生半可な受験勉強ではまったく太刀打ちできないレベルです。
今年の入試で、GSからはその進学指導重点校を12名の生徒が受験しました。西3名、国立2名、立川1名、八王子東6名です。結果、何と12名全員が合格を勝ち取って来てくれたのです。私は27年間塾の講師をしていますが、このレベルでの12名もの全員合格は記憶にありません。
もちろん生徒たち1人ひとりがよく頑張ったことが一番の勝因なのですが、今になって振り返ってみると、やはり集団として勝てたポイントがいくつかあるように感じています
(次回に続く…)
都立中高の受検勉強は就活に役立つ<その7>
- 2014年6月9日 11:45 AM
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都立中や都立高校の推薦入試の勉強が、就活にプラスとなるのは間違いないでしょう。ここ数年の就活に携わっている私が肌で感じている部分です。もう1つ付け加えておくと、就活では依然として学歴が大きな要素となっています。いや、一昔前よりもそれを重視する割合が高くなってきているかもしれません。就活ナビサイトの発達によって、1人の学生がエントリーする数が極端に増えたことにより(今は70~80社ほどにエントリーするのが普通になっています)、人気企業には応募者が殺到し、全員に対して面接等のきちんとした選考を実施することが物理的に難しくなり、結果として学歴で一流大学以外の学生を最初から門前払いせざるを得ない状況になっているのです。一般的には、MARCH以上の大学のみにターゲットを絞っている企業が多いです。(そのことを公表していない企業が多いことが最大の問題点だと思います)
と、ここまで書いてきて重要な視点を忘れていたことに気付きました。数年後(おそらく4年後、今の中2生の時)から大学入試が大きく変わります。センター試験が廃止されて、それに代えて到達度テストが高2の時から複数回実施されるようになります。まだ詳細は発表になっていませんが、点数を出さずにABC…というような括りで成績をつけること、細かい知識を問うのではなく記述式の問題の割合を多くすることが方向性として公表されています。また、各大学で実施する2次試験においては、作文・小論文や面接・集団討論を通して、人物重視の選考を行うこととされています。高校在学中の留学や、課外活動・ボランティア活動への取り組みも評価の対象とするという話もあります。
つまり、簡単に言ってしまえば、数年後から大学入試が今の就活に近い形になるということなのです。そう考えると、大学入試のところでも都立中受験者がさらに活躍できるようになるのかもしれません。
都立中高の受検勉強は就活に役立つ<その6>
- 2014年6月7日 10:54 AM
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都立中の作文は、学校によって採点基準がだいぶ異なります。南多摩はとても辛く、立川国際は甘いです。それ故に合格最低点もだいぶ違います。適性Ⅰの方の難易度の違いもありますが、今春の合格最低点は(通信簿が同じだとすると)25点ほど立川国際の方が高くなっています。
前回は南多摩についてまとめていたので「作文60点」をラインとして設定しましたが、立川国際の場合はズバリ「作文75点」が勝負ラインです。
この点数を本番で取らせるという視点で言えば、そんなに難しいことではありません。1年間以上塾でお預かりして、こちらが指示したことをきちんきちんと取り組んでいってくれれば、入塾時の成績や、作文の上手い下手に関わらず、ほとんどの生徒がそのレベルまでは到達できると考えています。(残念ながら、適性Ⅰの方はそう簡単ではありません。世間では作文の方が時間がかかると思っている方が多いようですが、それは都立中の入試についてあまりにも知らなさすぎます) 細かいことは企業秘密になるのでここでは書けませんが、ポイントを書ける範囲で箇条書きでまとめておきます。
〇いわゆる「学校作文」の上手い下手はあまり関係ない(かえって邪魔になることすらある)
〇読解力もほとんどいらない
〇難しい言葉・表現を使う必要はまったくない
〇漢字の間違いよりも文法的な誤りの方が減点幅が大きい
〇字の丁寧さ、書くスピードが実は大きい
〇構成について書き方のルールがあるが、ここを型にはめすぎた作文はいい点数がつかない(特にここ2年くらい)
〇自分の考え・意見については…
〇「体験」の書き方がポイントとなるが…
〇最初の結論と最後のまとめで点数は決まる。特にまとめは…
〇(特にここ数年)「なぜならば、〇〇である」病が大量発生している(らしい)。学校にもよるが、基本的にこれは点数にならない。
〇文書全体を通しての〇〇性と、〇〇〇〇〇さで失敗すると点数はもらえない
と言ったところでしょうか… 伏せ字ばかりですいません。GS進学教室に入塾すると、すべての秘密がわかります。(だから、ブログで営業するなって!)
(次回に続く…)
都立中高の受検勉強は就活に役立つ<その5>
- 2014年6月5日 12:05 AM
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都立中の作文について、もう少し掘り下げて説明してみたいと思います。
まず、あまり都立中の入試に詳しくない方に最初にご認識いただきたいのは、「都立中の入試は作文で決まる」という事実です。作文がきちんと書けない生徒は合格することはできませんし、ある程度作文で稼いでしまえば、適性検査の特に理系の難しい問題などできなくても、合格ラインを超えることは難しくありません。
今年の南多摩中の入試におけるGSの生徒たちの戦いぶりを振り返ることにより、そのことを説明したいと思います。今春、GSの生徒たちは南多摩中を10名が受検して4名が合格しました。不合格となってしまった生徒も含めて、ほとんどの生徒が「得点開示」をして、点数を報告してくれました。その状況を問題のない程度に列挙すると… 作文は45点くらいから~75点くらいまでの分布で、平均点は約60点。適性Ⅰの方は20点くらいから~50点くらいの分布で、平均点は30点ちょっとという状況でした。これで合格最低点は、通信簿がオール3に近い生徒だと80点台の半ばくらいです。点数の分布を再度よく見てみてください。
作文で60点くらいを取ってしまえば、適性の方で25点くらい取ればいいわけで、実際適性でそれ以下の点数を取った生徒がほとんどいないことから考えても、作文が勝負であるということはご理解いただけるものと思います。作文で60点を取らせることはそんなに難しくありませんが、適性で40点取るのは結構大変なのです。(今年のGSの生徒たちでも適性Ⅰで40点超えは2人しかいません) ということは、作文で失敗して40点くらいを取ってしまうと、挽回は至難の業だという言い方もできます。つまり、都立中に合格するためには、作文で60点~70点を取れるような実力をつけることが、最優先課題であるということです。
何度も書きますが、都立中の作文で60点取らせることは、決して難しいことではありません。
(次回に続く…)
都立高校入試採点ミス続報<その3>
- 2014年6月4日 5:28 PM
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その後、今日になって入ってきた情報です。
〇追加合格者に対しては、高校の校長または都教委の担当者が、原則受験生の自宅に出向いて謝罪と意向確認を行っているとのこと。その際、ほとんどの受験生・保護者は、戸惑いや怒りの気持ちを表明しているようです。(そりゃ、そうだ…)
〇青山高校の追加合格者のうち1名は、すでに編入を決めて通い始めているとのこと。全体では他にも編入希望者が何人かいるようですが、詳細は不明です。中には都立高校の2次募集で合格し、他の都立高校に進学している生徒もいるそうです。
〇これには本当に驚きましたが、受験生から請求があれば、本番の答案のコピーを配付するとのこと。〇✕はもちろん、点数が入ったままもらえるようです。これにより、また様々な波紋が広がるような気がします。(記述部分の得点等…)
〇昨年度分の答案について、今回都教委のチェックが入る直前に慌てて答案を廃棄した高校が5校あることが判明しました。保存期間の1年間を過ぎたのでいいと思ったとのことですが、チェックが入っている最中に捨ててしまうのはまずいでしょう。(これは絶対にあると思っていました。本当に5校だけかな…?)
〇2年前以前についても、かなりミスがあったと想像せざるを得ないので、これについても採点をし直すかどうかを検討する。(おいおい! 答案が残っていない高校がたくさんあるのにどうするの!?)
〇都立高校ではありませんが、大阪府立高校でも同様のミスが多く発覚したため、入試の一部にマークシート式の導入をほぼ内定した。(このことは都立高校にも影響を与えるのではないかな…)
〇追加合格となった対象者には、費用の差額の実費の他に、精神的な慰謝料も検討しているとのこと。どのくらいの金額になるのか想像できませんが、これは一歩前進です。(私がお金で解決できると考えているわけではないので、念のため…)
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