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都立中合格発表→明日から私立高校の戦いへ
- 2025年2月9日 11:56 PM
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本日都立中の合格発表でした。ちょっと不思議に思うのは、都立高校は入試も合格発表も頑なに土日を避けるのに(なので今年は入試から合格発表まで10日も開きます。ほんとあり得ない…)、都立中は普通に日曜日でも業務を行うのはなぜなのでしょう? 学校数が少ないから、あまり影響が大きくないということなのでしょうか? よく分かりません。
GS生は今年も6割くらいの生徒が合格しました。1年前の状況・成績からすると奇跡的な合格を果たした生徒も多いです。しかし、今日も講師たちは悔しさの方が強い感じでした。残念ながら全員ではなかったからです。どうしてもそちらの生徒たちのことが気になってしまいます。直前の成績や前受験の点数からすると、全員合格してもおかしくないところまで来ていたと思うので残念です。明後日から新中1の準備講座がスタートします。そこに向けて気持ちを切り替えて、高校入試でリベンジをしてもらうしかありません。
これで中学入試が完全に終了となりますが、明日から都内の私立高校入試がスタートします。中3生も、1年間での成績の伸びはGS史上一番と言える状況です。直前になって得点力が急に伸びて来た生徒も目立ちます。本当によく頑張りました。あとは入試本番で結果を出してもらうだけです。小6生もそうでしたが、入試スタートにあたって体調を大きく崩している生徒がいないのが素晴らしいです。今年はそこを大変心配していました。終わるまで気を抜けませんが、万全の状態で最後まで戦い切ってほしいと願っています。
都立高校入試応募者数確定!<その2>
- 2025年2月8日 12:02 AM
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多摩地区の学区2~3番手校を中心にまとめます。
昨年 → 今年
町田 1.5→1.1
日野台 1.4→1.2
南平 1.5→1.4
昭和 1.5→1.6
武蔵北 1.3→1.3
小金北 1.8→1.5
調布北 1.5→1.7
このレベルの高校は、毎年ほぼ同じ水準で推移しているところが多いのですが、特に八王子地域の高校の倍率が低下傾向です。町田・日野台あたりが、私立高校完全無償化の煽りを一番受けているように感じます。昭和は近年かなり厳しい戦いが続いていましたが、ようやく落ち着いて来ました。
再度確認しますが、願書の差し替えを検討している生徒は、10日(月)までに担任の先生に伝えないと間に合わなくなるので、注意してください。今年も、まったく受けるつもりのない高校に一旦願書を出している生徒が結構いるようです。三者面談の段階から担任に嘘をついている訳です。GSではさすがにこの作戦は自重していますが、何でそんなことをする必要があるのかが分かる方はかなりの受験通です。
都立高校入試応募者数確定!<その1>
- 2025年2月7日 10:41 PM
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都立高校一般入試の出願が締め切られ、出願数が確定しました。事前に予測できていたことですが、普通科全体の倍率は1.34倍となり、昨年を大きく下回って過去最低を更新しました。
各校の倍率を昨年と比較して列挙します。
まずは進学指導重点校と進学重視型単位制高校です。
昨年 → 今年
日比谷 1.8→2.0
戸山 2.0→2.1
青山 2.1→2.0
西 1.7→1.6
八王東 1.3→1.5
立川 1.4→1.6
国立 1.6→1.6
新宿 2.6→1.9
国分寺 1.4→1.7
進学重点校等最難関レベルの高校は、ほぼ前年並みのところが多いです。全体的に東高西低の傾向が続いています。今の時点で倍率が2倍を超えている高校は、かなり厳しい戦いになることは間違いありません。八王子東は、校長会調査の段階と比較すると応募者がかなり増えました。そんなに倍率が低いなら…ということで集まってしまった感じがします。
注意が必要な点が2点あります。
〇2月12日・13日のところで、願書の差し替え・再提出ができます。それによって多少出願数・倍率が変動する場合があります。一般論で言えば、現時点で倍率が高い高校は減り、倍率が低い学校は増えることが多いです。差し替えを考えている生徒は、事前(10日まで)に中学校の先生に伝えないといけないので注意してください。
〇高校によって当日の欠席率にかなり違いがあります。同じ進学重点校の中でも、例えば日比谷・西は例年欠席率が高いですが、八王子東・立川はとても低いです。地域性と、併願している私立高校・国立(こくりつ)高校の人気度の違いによるものです。分かりやすく言うと、日比谷や西はここから倍率が下がる可能性が高く、八王子東・立川はほとんど下がらないということです。(あくまでも例年の傾向です)
中学入試を終えた皆さんへ
- 7:03 AM
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中学入試が終了した皆さんに向けてのメッセージです。
生徒たちはもちろん、保護者の皆様もお疲れ様でした。志望する学校に合格した皆さん、おめでとうございました。新しい環境でも、引き続き頑張ってください。
毎年この時期に思うのですが、私が一番声をかけたいのは、不合格となり夢破れた皆さんに対してです。志望校不合格という現実に直面し、今は悔しい思いが強いと思いますが、ここで立ち止まってはいけません。すぐに次に向けてスタートをしてください。
第2志望以下の私立中に進学する生徒は、大学入試でリベンジをすればいいのです。私の教え子たちの中でも、同じ第一志望の中学校に合格した生徒と不合格だった生徒が、大学入試の段階で結果が逆転してしまったケースが結構あります。その後6年間の勉強の取り組みで決まるのです。
公立中に進学して、高校入試で再度チャレンジすることを決めた生徒たちはとても簡単です。「あの時中学入試で落ちて良かった」と言える結果を高校入試で出せばいいのです。そのためのスタートを、すぐに切ってください。
毎年、GSの中3生たちは、都立進学指導重点校や早慶・MARCHの付属高校等、難関高校に多くの生徒が合格して行きます。実は、そういう結果を出している生徒たちの中に、「中学入試残念組」が結構います。もちろん、GSで受験した生徒が中心ですが、他塾で受験した生徒もいます。3年前に悔しい思いをして、「3年後にリベンジするぞ!」を合言葉に3年間頑張って来た生徒たちです。
具体的に言うと、都立中不合格者が多いのですが、武蔵中や南多摩中・立川国際中に不合格となった生徒たちが、八王子東・立川・国立・西というレベルの高校に合格して行くケースが多いです。(大学受験の合格実績や、生徒たちの意識・取り組み等で総合的に学校を比較すれば)「正にあの時落ちて良かった」と言える状況になるわけです。
ただし重要なことは、これらの生徒たちのほとんどが、中学入試が終わってすぐに次に向けてスタートを切っていたという事実です。合格発表の翌日くらいから、もう数学と英語の学習を始めている生徒も少なくありません。
志望していた中学校に不合格となってしまった生徒は、多少落ち込んでしまうことは仕方ないと思いますが、早く切り替えて、次に向けてスタートしてください。「疲れたから一休みして…」とか「ショックが癒えてから…」などど言っていたら、高校入試に向けた戦いでも大きく出遅れることになります。
GSでは、2月11日から、中学受験をした新中1の生徒対象の英語と数学のクラスが開講となります。(中学受験をした生徒は、入塾テストをお受けいただく必要はありません) 中学校の入学前に、1学期の学習単元はほとんど終了します。中学校の最初の定期テストの結果がとても重要なので、そこに向けて今からスタートを切るということです。大手塾でもそういうカリキュラムを組んでいるところが多いので、4月に入ってから塾を探しても、完全に乗り遅れてしまうと思います。
GSでは、中2までで中3の学習単元をほとんど終了します。 1年間かけて、難関校の入試問題レベルの対策を徹底して行く必要があるからです。
お伝えしたかったことは、高校入試に向けての戦いはもう始まっているということです。中学受験で悔しい思いをした生徒たちは、絶対にスタートで乗り遅れないようにしてください。営業的な側面から書いているわけではありません。中学受験で夢破れた生徒が、さらに中学校のスタートで躓いて、高校受験でも厳しい戦いになってしまうようなケースを、1件でも減らしたいという思いが強いです。他の塾や何らか違う形でもいいと思うので、高校入試・大学入試に向けた本格的な学習をすぐにスタートしてください。そして、3年後や6年後に、新たな夢・目標を掴み取ってください。
このことを、中学受験を終えたすべての生徒・保護者の方にお伝えしたいのです。
私立中入試終了!
- 2025年2月6日 10:33 PM
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本日の入試・合格発表を以って、GS生の私立中入試がすべて終了しました。6日間連続で戦いに行った生徒もいます。全員がやりきったと思います。本当によく頑張りました。
結果としても、まずまずだと言っていいと思います。第一志望校合格者が約6割、残りの生徒も全員が実質第2志望校までに合格しています。全員が(ある程度)納得して私立中に進学します。
本人はもちろん、中学入試は保護者の皆様もとても大変です。高校入試や大学入試は生徒本人が勝手に行って勝手に帰って来ますが、中学入試は毎日保護者が一緒に行って、試験が終わるまで(控え室で)付き添っていないといけないのですから… 保護者の皆様も本当にお疲れ様でした。
あとは都立中の合格発表を残すのみです。日曜日です。私立中はほとんどが当日発表になっていますが、都立中は待つのが長いですね。作文や記述問題が多いこともありますが、6日間はかけ過ぎでしょう。受験者数がひと昔の前の半分近くまで減っているのですから、もう少し何とかしてほしいものです。
講師たちは身も心も休まる暇がありません。来週から都内の私立高校と本命レベルの私立大学の入試が始まります。本日も通常通り、中学生・高校生の授業・個別対応が続いています。
新年度の授業スタート!
- 12:02 AM
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コミックの「2月の勝者」でも描かれていましたが、この時期の塾講師たちがしんどいのは、入試の真っ只中で、新年度の授業がスタートしてしまうことです。GSでも2月1日から小学生の新年度の授業が開講となりました。新中1は来週から、新中2以上の学年は3月からのスタートです。
今月から新規入塾いただいた生徒が多いのですが、始まってからも毎日のようにお問い合わせをいただき、ほぼ毎日体験生がいる状態です。小6生の合格発表が続いたり、落ち込んで帰って来て翌日に向けての対策をしている中で、並行して入塾面談を行ったりしているので、ちょっとバタバタになってしまっています。(来校いただいている生徒も保護者も、そのあたりの雰囲気を感じ取っていただいているようですが、数年後に向けてのリアルを目の当たりにしていただくのは悪いことではないと思っています)
中学入試の勉強を始めるにあたっては、本人はもちろん、保護者の方にもある程度覚悟を決めていただく必要があります。勉強を頑張って行くことは当然ですが、週に2日~4日帰宅する時間が遅くなりますし、送り迎えをしていただいたり、習い事を調整していただいたり、土日も含めて時間の使い方が大きく変わったりと、生活サイクルも含めて家庭の中が大きく変わるからです。入塾面談の中では、そのあたりの話をきちんとさせていただき、コンセンサスを得るようにしています。
我が家の次男(第3子)も2月から入塾させてもらい、本格的な勉強をスタートしました。まだ授業を1日受けた段階ですが、本人は何とか頑張れそうと言っています。初日でもう無理…と言われたらどうしよう…という不安があったので、とりあえずホッとしています。これで我が家は3人が塾通いとなります。送り迎えが回らないので、今月から長男は1人で行き来してもらうことになりました。夜1人で出歩くのは初めてなので、少し不安そうですが… 塾通いをさせる保護者の心境をリアルに体感しているこの頃です。
中学入試はまだ続いています
- 2025年2月5日 9:38 AM
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どこの塾でも同じだと思いますが、1年間で一番忙しい期間を迎えています。中学入試真っ只中ですが、来週から私立高校入試が始まるのでそちらの追い込みにも入っています。大学入試も私立大学の入試が始まっていて、こちらも来週ピークを迎えます。
中学入試は、3日までにほとんどの生徒の受験が終了し、第一志望校に合格した生徒も多いのですが(都立中は日曜日に合格発表です)、今日もまだ戦いに行っている生徒が2名います。2人とも昨日も校舎に籠って黙々と対策に取り組んでいました。今日で5日目ですからさすがに疲れの色が見られますが(保護者の方の方が疲れていると思います)、あと少しです。最後まで頑張り抜いてほしいです。最近の中学入試でしんどいのは、毎日午前・午後両方受けるのが当たり前になって来ていることです。私がこの仕事を始めた頃は、午後入試はほとんどありませんでした。さらに、第一志望校に合格しても、翌日再度その同じ学校を受験しに行く生徒もいます。これがなぜなのか分かる方は、かなりの受験通です。特待生や特進クラスへのランクアップを狙っての再受験です。特待生がかかっているケースは、保護者の方の方が必死になっていることが多いですね(苦笑)。その合格発表のほとんどが当日に出てしまいます。午後入試は夜9時とか10時に発表となる学校が多いのですが、その結果を受けて翌日の受験校を決めるケースも増えています。(ネット出願が浸透したため、全日の夜中まであるいは当日の朝まで出願が間に合う学校も多いのです) 中学入試の世界を知らない方は、この状況にとても驚かれる場合が多いです。
講師たちも朝から夜遅くまで生徒たちと向き合っています。GSは講師の平均年齢が高いので、ハードワークになると体力の不安がありますが(苦笑)、この時期は気が張っているので大丈夫そうです。生徒たちのためとは言え、献身的な取り組みには本当に頭が下がります。
私は学校の先生方とのやり取りに日々追われています。入試結果の情報を仕入れたり、今後の入試の残り枠や2次募集等の見込みを聞き出したり、リアルタイムでの情報がとても重要な時期だからです。昨日は生徒・保護者と一緒に学校に出かけて来ました。今後の受験校選びで迷っていたので、学校見学を兼ねて先生にお話を伺う時間をいただきました。入試真っ最中のお忙しい時期に関わらず。校長・副校長をはじめ先生方に様々ご説明いただき、生徒本人が学校のことをとても気に入り、本日受験しに行っています。各学校とのパイプが強い塾を選ぶメリットは、こういうところにもあると思っています。昨日お邪魔した学校の校長先生とは、「以前他の学校にいた時は大変お世話になりました」というような挨拶を交わしたのですが、塾業界の第一線で40年近くも働いているとこういう機会も多く、どうしても顔が広くなってしまいます。
来年は、我が家の長女も中学入試に参戦する予定です。まだ志望校も固まりきっていませんが、今年の入試が終われば、名実共に受験生の仲間入りです。来年のこの時期のことを考えると、ちょっと緊張して来ました…(笑)
点数へのこだわり
- 2025年1月30日 9:36 AM
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中学入試が目前に迫って来ました。都内の私立中入試まであと2日、都立中入試まであと4日ですから、校舎の中もさすがに緊張感が高まって来ています。幸いみんな体調はいいようですが、とにかく全員を万全の状態で送り出したいという思いが一番強いです。週末雪が降るかもしれないとの予報が出ていてちょっと心配です。過去には、交通機関が止まったり、それこそ大雪で歩くのにも難儀したような時もありました。何があっても慌てないで済むように、事前の準備をしっかりしておくことが重要です。
今年の小6生たちも、本当によく頑張って来ました。私立中クラスも、都立中クラスも、1年間の成績の伸びではGS史上でもトップレベルです。埼玉県の前受験で、特待(成績優秀者)を獲得して来た人数も過去最多でした。特に、年末から冬期講習会にかけて得点力がぐっと伸びて来た生徒が多いです。1年間苦しかったと思いますが、歯を食いしばって頑張って来た成果がようやく最後に花開いて来たように感じています。そういう意味では、生徒たちも当然緊張感はありますが、今までやり切って来たという手応えと、成績を大きく伸ばして来たという自信は持てているようで、入試本番に向けて何か楽しみだと思えている部分もあるように感じます。いい意味での開き直りができている生徒が多いのだと思います。我々も、楽しみで仕方ありません。前日まで最後の詰めをしっかりさせて、送り出したいと考えています。
非受験学年の生徒たちも、冬期講習会を挟んでよく頑張っています。1月のGSテスト(全国模試)の成績が返って来て、成績表を返却しています。前回と較べると、大きく成績を伸ばした生徒が多いです。(毎回、講習明けはこういう状況になります。逆に言えば、短期間で大きく成績を上げられるチャンスは、年間に3回しかありません) 特にクラス平均で一番上がったのは小6公立中クラスと中2なのですが、何と全科目トータルのクラス平均偏差値が前回より5ポイント以上上がっています。(これはなかなかあることではありません)中には、今までずっと足を引っ張っていた苦手科目の成績が上がって、今回は全科目の中で一番良い成績を取ったというような生徒もいます。正に世界が変わった瞬間です。実際、これらのクラスの生徒たちは、授業中の集中力(表情)や勉強量等が、かなり変わって来ていて、授業中の問題演習や確認テストの点数に変化が見られていました。私が一番の変化を感じているのは、「点数へのこだわり」です。以前は確認テストやGSテストで点数を取れなくてもへらへらしていた(と私には見えた)生徒たちが、点数を取りたくで必死に取り組むようになりました。普段から「どうしたら点数を取れるようになるのか?」ということを考えながら勉強に取り組むようになりました。受験生にとって、これが一番重要な要素であることは間違いありません。入試本番では、点数を取らないと合格できないのですから…
そういう意味では、入試直前の小6生たちの点数へのこだわりはなかなかのものです。1年前、過去問でほとん点数を取れなかった直後の休み時間にチャラチャラしていて、「お前ら悔しくないのか!?」と私に一喝された生徒たちの姿はもうありません。点数を取れないと悔しくて涙を溜めて、唇を噛みしめています。すぐに気持ちを切り替えて、放っておいても必死に復習に取り組んでいます。本当に成長したなぁと感じます。合格発表後、全員の笑顔が見られますように…
都立中の入試問題の特殊性
- 2025年1月29日 1:01 AM
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昨日の話題の続きです。都立中の入試問題(適性検査)はとても特殊な世界なのです。
1科目目は作文ですが、数十字の要約が2題程度あり、最後に500字程度の作文があります。実質は小論文です。本文を読んで、自分の経験に基づいた考えを明確に述べなくてはなりません。私立中型の国語で成績が良いからと言って、都立中の作文で点数を取れるとは限りません。専用の対策をある程度の期間やっていかないとダメなのです。もちろん、基礎学力がない生徒に較べれば仕上がるのにかかる時間は短くて済みますが、逆に鼻につくような偉そうな作文を書いてしまい、模試で散々な成績を取って落ち込んでしまうようなケースも多いです。都立中で点数を取れる作文の型というものがあるので、それに順応して行かないといけないのです。子どもらしい文章でいいのですが、学校で書かされるような作文を書いているうちはほとんど点数になりません。
2科目目は算数・理科・社会の融合問題です。一応大問で1問ずつ計3問の出題となっていますが、それぞれの問題で科目横断的な知識が問われることもあります。(例えば社会の資料の読み取り問題でかなり面倒くさい割合計算をさせられたり…) 最近は算数・理科で答えだけ書けばいい問題も増えて来ましたが、依然としてほとんどが記述問題なので、普段の授業から式や考え方をきちんと書く練習が必要になります。問題文は相変わらず会話文です。先生と生徒たちの会話や実験結果の中に問題が散りばめられています。最初慣れるまでは、この形式で面食らってしまう生徒も少なくありません。一番のポイントは、1つのテストに3科目の問題が入っているということです。生徒ごとに科目による得意・不得意もあるので、問題を解く順番や時間配分の見極めがとても重要になります。このレベルのことは、生徒が自分で過去問を何本か解いたくらいではどうにもならないので、(かなり本数をこなした上で)塾講師の指導が必要になります。GSの生徒たちは、1年間で100本程度の適性検査問題を解いています。もちろん、すべて講師が採点しています。これくらいやり込んでいる生徒(塾)は他にないでしょう。そこで重要になるのが、1つのテストを1人の講師が科目の垣根を越えて指導できるか(採点できるか)ということです。算数・理科・社会の問題のすべてを俯瞰して見て、時間配分や捨て問の選び方を指導して行く必要があります。解説の途中で講師が入れ替わっているようでは、この部分の指導ができません。GSでは、私ともう1人の講師が3科目トータルでの指導が可能です。(私は作文も含めて4科目の指導経験が豊富です) 客観的に見ても、これはとても大きい強みだと感じています。他の塾でこういう指導ができているところはほとんどないでしょうから。
適性検査問題で合格最低点を超えるために、問題を解く順番を指導したり、「この生徒は算数が苦しいから、社会をもっと鍛えて高得点取れるようにしておかなければダメだ」とか、「どう考えても理科でもう少し取らせないとまずいから、理科の対策に注力させよう」とか、そんな指導ができることが大きいのです。これは私立中や高校受験でも同じですが、全科目合計でボーダーラインを超えられるように、科目ごとのバランスを見ながら指導して行く必要があるということです。そのトータルコーディネーターの役割を的確に果たせるようになれば、塾講師として一流の仲間入りです。経験の浅いうちは、どうしても自分の担当科目だけにしか目が行かないのです。
私はここ数年だけでも、小中学生の9科目のうち7科目の授業を担当しています。前の年理系科目を教えていた生徒に、今年は文系科目を教えているというようなケースはざらにあります。生徒の方もそう感じているかもしれませんが、同じ生徒でも、担当する科目が違うとまったく印象が違ったりします。自信のある科目とない科目では、授業中の表情や取り組みが違います。これも複数科目を担当しているからこそ気付けることです。
GSが都立中に強い(私立中も強いけど…)理由の1つを開示してしまいました。
大手塾も都立中から次々撤退
- 2025年1月27日 10:03 AM
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都立中の応募者が大きく減っているわけですが、昨年くらいから大手塾でも都立中の指導から撤退するところが増えています。都立中コース自体を閉鎖したり、私立中コースの授業にプラスして個別で対応していたのを完全に止めたり、逆に都立中専門だった塾が私立中コースを新設したりと、都立中離れは塾業界でも確実に進行しています。都立中の受験者が減っている→大手塾が撤退する→さらに受験者が減るという悪循環になっているように感じます。
小4・小5あたりでGSに問い合わせをいただく方で、(大手の)〇〇塾で都立中志望だと言ったら他の塾をあたってくれと断られたという相談が何件かありました。八王子近辺で少なくとも2つの塾がそうです。(両方とも2年前くらいまでは対応していたのに…)
埼玉県で適性型(都立中型)入試を実施している中学校の先生方からも、最近同じような話を2件聞きました。「出願の際に塾名を記入する欄があるのですが、いくつかの大手塾の名前が昨年くらいから減って来ていて、今年はほとんどいなくなった」「パンフレットを持って塾に挨拶に行った際に、いくつかの大手塾で今年は都立中対応は完全に止めたと言われた」というような話ですが、このことからも上記の状況が裏付けられると思います。
逆に、大手塾の1つが昨年くらいから都立中のコースを新設して注力し始めました。(八王子にも南多摩コースがありますね…) 都立中の受験者(埼玉県の前受験者も)は増えているようですが、校舎が少ないので、まだ大きな数にはなっていないようです。こちらは逆に、私立中受験のところで他の大手塾に完全に水を開けられてしまったので(多摩地区は校舎を閉校したところが多い)、窮余の一策としてスタートしたという背景があるようです。GSにもこの塾からの転塾生がいるので指導内容等確認しましたが、他の大手塾に較べるとまともな(上から目線の言い方ですみません💦)指導をしているように感じます。もしかすると、優秀な講師をそれらの拠点校に集めているのかもしれません。先日もそういうケースがあったのですが、(習い事の曜日の関係等で)GSに通いたいけどどうしても難しいという方には、こちらの塾をお勧めしました。
もう1つの大きな理由として、塾で私立中と都立中の指導を両方きちんとできる講師がほとんどいないということがあると思っています。入試問題の質・内容がまったく違うので当然ですが、年間通しての指導もまったく別のものになります。予習・準備等、負担がとても大きくなってしまう訳ですが、一定のレベル以上の指導を両方できめ講師は、都内全域を探してもとても少ないはずです。だからといって、講師を(私立中と都立中別に)2セット配置できるような余裕も大手塾にはありません。大手塾の講師で、私立中の指導で言えばとても優秀だと言われている講師がはたくさんいますが、その中で都立中の指導も同じレベルでできる人はほとんどいません。その逆も然りです。都立中の適性検査が、科目横断型(3科目・4科目の内容が1つのテストに詰まっている)ことも要因になっています。私立中専門の講師が対応可能なのは、せいぜい2科目まででしょうから。
GSでは、私も含めて同じ講師3名が私立中・都立中両方指導しています。(塾での指導経験年数は3人で80年!苦笑) 年間通してきちんとした指導ができているかは、今までの合格率が証明してくれていると思っています。もちろん、生徒たちの頑張りがあってのものですが…
(次回に続く…)
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