- 2025年5月10日 12:55 AM
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日本は、世界的に見ても婚外子がとても少ない国です。ここ数年ずっと(子ども全体の)2%程度です。結婚してから子どもを作る(逆に言えば結婚しないと子どもは作らない)という考え方が文化に染み付いています。諸外国ではそうでない国も結構あります。フランスなどは60%以上が婚外子ですし、北欧でも50%を超えている国がいくつかあります。ということは、日本では未婚が進めば当然同時に少子化も進んでしまうということです。
皆さんは、今の生涯未婚率をご存知でしょうか? ざっくり言えば、男性30%、女性20%です。全人口の1/4が生涯未婚なのです。これもさらに増えて行くことはほぼ確定的で、25年後には、男性40%、女性30%を超えるであろうと予測されています。国民の1/3以上が未婚で一生を終える時代が来るということです。ちなみに、私が生まれた頃の生涯未婚率は2%程度でした。この50年で、いったい何があったのでしょう…?
ここで再び、国立社会保障・人口問題研究所の「出生動向基本調査」のアンケート結果を挙げてみます。
<自分に子どもがいない理由>
①結婚を希望していたができなかった(29%)
②子どもは欲しかったが健康上の理由やタイミングの問題で授からなかった(16%)
➂結婚をしたくなかった(13%)
④仕事を優先したい(8%)
⑤経済的理由(7%)
⑥幸せな家庭像が描けない(7%)
⑦子どもを好きではない(6%)
尚、この「結婚」には籍を入れていない事実婚も含む前提の質問になっています。
このアンケート結果から明らかですが、子どもは欲しいと思っていても、「結婚したいのにできない」「子どもを授かれない」という理由で全体の半分近くになっています。経済的な不安や幸せな将来像が見えないという理由もありますが、割合としては多くありません。
この結果は、私が10年以上結婚相談所で婚活に携わって来た経験の中での皮膚感覚と一致します。20代・30代の若い人たちの中で、「結婚したくない」「子どもは欲しくない」という明確な意志を持っている人はそんなに多くありません。できれば結婚したいし、子どもも欲しいと思っていながら、時期を逸して生涯未婚となったり、晩婚のために子どもを授かれなかったりして、諦めてしまう方がとても多いのです。非常に端的に言ってしまえば、多くの人が「結婚できないから」「子どもを作れないから」、少子化がこんな進んでしまったのです。
(次回に続く…)
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