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GS進学教室

親として絶対にやってはいけないこと<その15>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2022年11月21日 11:06 PM
  • 未分類

「子どもと真剣に向き合うことから逃げること」

子育てをしていると、子どもに生じる様々な問題に直面します。受験生にとっては、成績が上がらないというのも大きな問題だと思いますが、健康上の問題、いじめ・不登校、ゲーム・スマホ依存、友だち関係のトラブル、習い事の問題、親への反抗・非行等、子供の発達と共に、次から次へと様々な問題が降りかかって来ます。(4人も子どもがいると、毎日その対処だけで1日が終わってしまう感じです苦笑) ある問題は自分で解決させ、ある問題は親が一緒になって解決し、ある問題は一旦放置して、何とか乗り切って行くわけですが、その過程において、親の役割がとても大きいことは間違いありません。

皆さん仕事や家事で忙しいでしょうから、毎日毎日は難しいと思いますが、ここぞという場面では、子どもと真剣に向き合ってほしいのです。ちょっと脅かすような言い方になって恐縮ですが、そのタイミングを逃してしまうと、結構取り返しがつかなくなってしまうこともあると思います。我が家の娘や息子たちについても、今振り返ると、あの時早く対応しておいて本当によかった…と思う案件がいくつかあります。あのまま気付かずに放置していたり、気付いてもその問題を解決することを親が避けていたら…と考えると、ちょっとゾッとします。具体的な事例は書けませんが、娘とは夜中に叩き起こして2人きりで数時間話し合ったことがありますし、息子とは2人だけで高尾山のサル園に行って、サルに餌をあげながら(笑)数時間話をしたことがあります。普段はなかなか真面目に話を聞かない子たちですが、さすがに親の本気度が伝わったのか、2人とも涙を流しながら真剣に話を聞いて(して)くれました。子どもが中学生・高校生くらいになってしまうと、なかなか難しくなって来るのはよく分かります。しかし、そこで親が逃げてはダメなのです。子どもに起こっている問題を解決したいのであれば、子どもと真剣に向き合うべきではないでしょうか? 

私の(塾講師としての)経験から言うと、こういう時こそ父親の出番だと思っています。その際のアドバイスとしては、まずはじっくり話を聞く(聴く)ことに徹するべきだということです。次にやるべきことは「共感」です。2人きりで時間を取ったとしても、いきなり説教を始めてしまったら、子どもはすっかり心を閉ざしてしまうかもしれません。

その段階をクリアできて、家庭内だけでは解決できないことが分かったら、学校や塾の先生に相談したり、他の子の保護者と話をしたりすることが必要になります。そういう場面こそ、親の丹力が問われることになります。やみくもに感情的にならずに、お願い・主張すべきことはきちんとすることです。もちろん、協力いただくことに感謝の思いを伝える必要もあるでしょう。

ここまで親が腹を括って対応すれば、だいたいの問題は解決できると思います。もしその場では解決できなかったとしても、親が真剣に子どもに向き合ったことで、子どもの中での親に対する信頼感は増すはずです。長い目で見れば、良い方向に向かって行くでしょう。

子どもに起こる問題から逃げないで、真剣に子どもと向き合い、全力で解決しようとすること。これが子どもの信頼を得るために、一番重要なことだと思います。

※これで、このシリーズは一旦終了です。15回まで来るとは、思ってもいませんでした。やはり、自分が親の立場になったことが大きいと思いますが、書きたいことが次から次へと出て来て困りました…

親として絶対にやってはいけないこと<その14>

「お金についてネガティブなイメージを与えること」

私はFPとして、高校・大学でお金に関する授業・講演を担当させていただく機会が多いのですが、子どもたちがお金に対して、ネガティブなイメージを持っていることが多いことに驚いています。マイナスイメージは、大きく2つに分類することができます。

◯お金を稼ぐのは悪いこと・恥ずかしいこと
→このイメージが染み付いてしまっている子どもたちが、本当に多いのです。「相手を騙したりして、悪いことをしないとお金が稼げない」と思っている場合もあるのですが(これも困ったものです)、そこまで行かなくても、「お金を稼ぎたい」と言うのは恥ずかしいことなので、人前で公言してはいけないことだと思っている子どもは結構います。
私は、「勉強を必死にやっている」と言うのは格好悪いことだと思っている子どもが多いことと、何か通じる部分があると感じています。(ちなみに、「スポーツを必死にやっている」と言うのは問題ないのだそうです)
これについては、親の仕事観がそのまま反映されているような気がします。「我慢して嫌な仕事に取り組んだことと引き換えに、お金を貰える」というようなイメージを親が持っていたら(実際にそんな風に日々仕事に取り組んでいたら)、子どもがそう思ってしまうのも無理はありません。勉強についても同じだと思います。親が勉強は我慢して嫌々やるものだということを、刷り込んでしまっているのです。親自身が楽しく仕事や勉強に取り組んでいる姿を見せれば、子どもも自然とそうなって行くはずです

◯自分の家は貧しいので、将来もきっとお金で苦労する
→お金に対して卑屈になってしまっている子どもも多いように感じます。子どものうちから、家庭が経済的に余裕がなく、買ってほしいものを買ってもらえなかったり、苦労して来たことが前提になっていることが多いのかもしれません。このまま将来も、お金で苦労することになるのではないかという不安を持ってしまうことは、仕方ないことなのかもしれません。(私自身が子どもの時にそうでした) 昨年話題になった「老後2,000万円不足問題」も、根っこは同じだと思います。
親としては、お金がないならないで、そのことで必要以上に卑屈にならずに、子どもにも事実と将来の見通しをきちんと伝えて、前向きに取り組んでいる様子を見せる必要があると思います。親が子どものために必死にお金を工面している様子が伝われば、お金がないことによって、子どもがグレてしまうようなことはないと思います。

親として絶対にやってはいけないこと<その13>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2022年11月20日 8:15 PM
  • 未分類

「子どものために自分を犠牲にすること」

野生の動物には、「自分の命を懸けてでも我が子を守る」という本能が備わっているのだそうです。デレビのドキュメンタリー番組等で、野生の動物が我が子を守るために、天敵に立ち向かって行くような場面を観たことがある方は多いと思います。最終的には自分が食われてしまうこともあるわけですが、それによって我が子の命が守れるのであれば、親としては本望なのだと思います。人間の場合どうなのでしょう? 例えば、子どもと2人きりで部屋にいる時に、腹を空かせたライオンが唸りながら部屋に入って来たとします。(なかなかないシチュエーションだと思いますが…)  その時に、自分が身を挺してでも我が子を守れると言い切れるでしょうか? 私は「できる」という結論に達したので、まだまだ親としての誇りを持って我が子と向き合って行けそうです。

今回の話題は、そういう次元の話ではありません。子どもの幸せのために、親が(お母さんに多いです)自分をあえて犠牲にしてしまっている方が多いように思います。自分がやりたいことを我慢して、買いたいものも買わず、身なりにもあまり構わず、子どものために尽くしているというイメージです。中には、「自分が贅沢をしてはいけない、幸せになってはいけない」という暗示をかけてしまっている方もいます。「子どもが幸せになってくれるのであれば、自分は不幸でもいい」というようなことを、おっしゃっていた方もいました。確かに、その方の表情・言葉等からは、「不幸せオーラ」が出ていました。残念ながら、子どもの方も幸せそうな感じではありませんでした。私には、不幸せオーラが連鎖しているように見えました。

子どもは、親の様子をよく見ています。親が幸せになる努力をしていないのに、子どもに幸せになれと言っても説得力がありません。子どもによっては、「自分は親以上に幸せになってはいけない」という暗示をかけてしまっている場合もあるようです。

私は、一番身近な大人である親が、子どものロールモデルにならなくてはいけないと思っています。「お父さんみたいになりたい」「お母さんが憧れ」というような存在になってほしいのです。そのためには、何歳になってもお洒落でかっこいい大人でいるべきですし(ドキッ😓)、仕事・勉強や家事等に溌剌と取り組んでいる姿を子どもに見せる必要もあるでしょう。少なくとも、仕事の愚痴や上司・お客さんの悪口等をずっと家で言っていたり、生活の不安や疲れ切っている様子ばかり伝えているようでは、親のようになりたいとは思ってくれません。

子どもを幸せにしたいのであれば、まずは親自身が幸せになる努力をするべきです。新しいことに挑戦したり、人生を楽しんでいる様子を子どもに見せるべきです。昨日も書きましたが、夫婦仲が良いところも子どもに見せつけるぐらいでいいのです。私は、未婚・少子化が進んでいる理由の1つとして、自分もこういう家庭を築きたいと思えていない子どもが増えていることがあると思っています。

我が子たちに、「パパとママ、仲いいよねー♡」とか、「なんか毎日楽しそうだねー」とか言われることがあるのですが、これは親としてとても嬉しいことです。1度長女に、「パパ、子育てを頑張っていて偉いよねー」と言われた時は、どう反応していいのか困りましたが…(笑)

親として絶対にやってはいけないこと<その12>

「損得だけでものを考える価値観を植え付けること」

最近の若者は(この表現を使った時点で「年寄り確定なのだそうです…)、昔に較べて損得だけでものを判断し、その基準で行動するケースが増えているように感じます。嘘みたいな本当の話ですが、昔の教え子と話をしていて、結婚する・しないの話になった時に、「先生、結婚ってコスパが合わないですよね?」と言われて愕然としたことがあります。その場では説教をする気力も萎えてしまい、別の話に切り替えた記憶があります。結婚相談所で相手を検索する際にも、相手の収入はもちろん、結婚した後に自分が楽になるかどうかとか、損か得かの基準で選んでいるケースがとても多いです。相手を好きになってしまい、結婚したら経済的にも生活面でも少し大変になるけど、それでも2人で力を合わせて乗り越えて行きたい…というような場面はお目にかかったことがありません。

対人関係がうまく行かない若者が増えているのも、このあたりに原因があるように思います。自分にとって利益にならない人とは付き合わないとか、相手と接する時に自分のことばかり考えた発言をするとか、相手の立場を尊重して、今回は自分が折れておく(貸しを作っておく)というようなことができない人が増えているのだと思います。損をしてでも相手のために尽くせという、義理と人情・浪花節の世界ばかりがいいとは思いませんが、様々なことに打算的になっていると、本当の意味で瑞々しい人間関係は築けないと思います。

この部分については、私は親の責任が大きいと考えています。子どもの頃から、目の前の損得勘定で物事を進める習慣が身に付いてしまっているのではないでしょうか。もしかすると、親自身がそういう価値観に染まってしまっているのかもしれません。お金を大切にすること、収支を考えて計画的に行動することは、決して悪いことではありません。何かを進める時に、コスパやタイパ(時間効率です)を考えて行動することも必要です。しかし、人間関係の構築をしようとする時や、本当に緊急性がある時等、ある部分では損得を度外視して考えなければいけない場面があることも、しっかり理解しておく必要があると思います。そのことを本当の意味で伝えられるのは、親以外にいないと思っています。

会社の経営者で、この部分を指摘される方が多いのは事実です。「あの人は儲けることしか考えていない」というような揶揄をされてしまうわけです。その立場になってみるとよく分かりますが、企業を経営している以上、そのこと自体は間違っているとは思いません。従業員やその家族を守らなければなりませんし、株式会社は株主のためにも利益を上げる責務があります。しかし私は、物事を損得だけで考える人間にはなりたくないと強く思っています。そして、我が子たちにもそのことはきちんと伝えて行くつもりです。将来幸せになるために、とても重要な資質だと考えているからです。

親として絶対にやってはいけないこと<その11>

条件付きストロークとは、何か条件を設定して、それをクリアできたらプラスのストロークを与え、できなかったらマイナスのストロークを与えるということです。

「テストで◯◯点取ったら、◯◯を買ってあげる」とか、「宿題を忘れたら、おやつ抜きね」とか、かなりの保護者の方が、普段から何気なくやってしまっているのではないかと想像します。時にはそういう場面があってもいいと思いますが、これが日常的・継続的になってしまうと、子どもにはマイナスとなることが多いのです。

条件をつけても、プラスのストロークだけならいいじゃないかと思われる方がいるかもしれませんが、それは誤解です。「テストで点数を取れた◯◯くんのことは大好きよ」と伝えるということは、「テストで点数を取れない◯◯くんのことは嫌い」という裏メッセージを送ってしまっていることになるのです。子どもたちは、そのことにとても敏感です。

子どもたちの「自己肯定感」がよく話題になりますが、どうも世間一般では、自己肯定感の意味が曲がって伝わってしまっているように感じています。勉強やスポーツが得意だったら自己肯定感が上がるかというと、そういうものではありません。「自分はありのままでいいんだ」と思えること、もっと言えば、「ありのままの自分を親が愛してくれていると思えること」が大きいと思うのです。これを専門用語で言うと、「存在承認」と言います。

子どもが生まれたばかりの時は、すべての親がこれをできていたはずです「生まれてくれてありがとう」「きみがこの世にいてくれるだけで、ママ(パパ)は幸せだよ」と思っていましたよね? それが、いつからか「◯◯をするようになった!」という「行動承認」が中心になり、「テストで点数を取れた!」「スポーツの試合で勝った!」という「成果承認」が中心になってしまうのです。

まだ遅くはありません。我が子に、「ありのままがきみが大好きだ」ということを伝えてあげてください。受験生であれば、「志望校に落ちたって、あなたへの愛情は何も変わらない」ということを(入試の前に)伝えてください。それだけで、どれだけ肩の力が抜けて、のびのびと力を発揮できるようになるか…

あ、その前に、まずはパートナーに対してが先かもしれませんね。きちんと言葉で感謝・愛情を伝えたのはいつ以来ですか? 明後日、11月22日は「いい夫婦の日」です。花を買って帰って、ハグすることが推奨されています。こんな良い機会はありません。このブログを読んでしまった方への「宿題」です。

私の経験上、夫婦仲が良いご家庭は、子どもも優しい子に育ちますし、受験でも良い結果が出る場合が多いです。子どもに、「パパとママは、何でそんなにラブラブなの…?」と言われるくらいでちょうどいいと思っています。

親として絶対にやってはいけないこと<その10>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2022年11月19日 10:20 PM
  • 未分類

「条件付きストロークを与え続けること」

これは、心理学・カウンセリングの専門用語なので、少し解説が必要だと思います。ストロークというのは、親が子どもにする働きかけのことです。身体的なものと精神的なもの、プラスのものとマイナスのものに分類できます。具体例を挙げると…

プラスのストローク → 褒める・認める・ご褒美をあげる・笑顔を向ける・頭をなでる・抱きしめる  etc…

マイナスのストローク → 叱る・けなす・罰を与える・怒った顔を向ける・体罰・精神的に追い込む  etc…

親は子どもに対して生まれた時からずっと、意図しているしていないに関わらず、ストロークを与え続けています。もちろんプラスのストロークをたくさん与えてあげた方がいいわけですが、ついマイナスのストロークを与えてしまうこともあるでしょう。そうしないと子育てが回らないことは、子育て経験者でなくても、理解はできると思います。

子どもたちは、親からのストロークを欲しがっているわけですが、実は何ももらえないよりは、マイナスのストロークでも欲しいと思っていることがあります。子どもにとって一番辛いのは、親に無視されたり、無関心でいられることなのです。無視されるくらいなら叱られた方がいいと思っている子は結構多いです。少年院に入ってしまうような非行を犯した少年は、親に褒められたことはもちろん、叱られたこともほとんどないということを言うことが多いそうです。そこまでのレベルではなくても、思春期になって、親の関心を引きたいがために悪いことをしてしまうというケースは結構多いと思います。親としては、子どもに対して(年齢や場面に応じて)適切にストロークを与えて行くことが、とても重要になるわけです。

ここまでお読みいただいた方は、「条件付きストローク」とはどういうものか、何となく分かって来たのではないでしょうか?

(次回に続く…)

親として絶対にやってはいけないこと<その9>

「結果だけを見て、ものを言うこと」

これも親が戒めるべきことだと思います。テストの成績や、スポーツの順位、子どもが一生懸命作ったもの等について、結果のみで判断して評価していることはないでしょうか?

極論を言えば、同じ60点でも、良い60点と悪い60点があるわけです。今までとの比較(上がったか下がったか)という側面もありますが、その子がどのくらい頑張ってその点数を取ったのか、親はその過程まで知っておいてあげる必要があると思うのです。子どもは、(特に親には)そのことをしっかり分かっていてほしいと強く思っています。

最悪なのは、普段仕事で忙しくてほとんど子どもに構ってあげられていない父親が、久しぶりに家にいる時にテストの成績表を見つけてしまい、「お前、何だこの成績は!?」とかやってしまうことです。「だから言っただろ!」というように、結果論で叱るのも最悪です。一発で子どもの気持ちが離れてしまうことすらあります。(そんな声かけをしてしまうお父さんからは、すでに子どもの気持ちが離れてしまっている可能性が高いですが…) さらに、それによって母親を責めてしまうようになると末期症状です。数年後に(今すぐにでも?)家庭の中で居場所がなくなってしまっても不思議ではありません。(「2月の勝者」の島津父が分かりやすいですね。皆さんあれはドラマの上でかなり誇張された存在だと思っているかもしれませんが、リアルでもあの状況に近いケースは結構あります)  であるならば、忙しい中少しでも時間を見つけて、子どもの勉強の相談に乗ってあげてほしいのです。少なくとも、普段子どもがどのくらい頑張っていて、今回のテストがどういう位置付けのテストで、どういうところで点数を落としているのか、くらいのことは把握してから子どもと話をするべきでしょう。

子どもへの声かけについて、皆様に1つ渾身のアドバイスです。「頑張ったね!」と言うのを止めて、「頑張っているね!」に変えてみてください。そうするためには、子どもの努力の過程をしっかり見なくてはならなくなりますし、結果が出た後に「後付けで褒めている感」がなくなります。

親として絶対にやってはいけないこと<その8>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2022年11月18日 12:51 PM
  • 未分類

私が我が子に失敗の経験を積ませたい理由の2つ目は、失敗を恐れて何もチャレンジしないような子にはなってほしくないからです。受験生を見ていても、極度に失敗を恐れて、縮こまってしまっている生徒がいます。ほとんどが親・先生・友人等、周りの目を気にし過ぎているせいですが、特に大学生の時や社会に出た後は、失敗したくないからチャレンジしない、リスクを取らないというのは、それこそが大きなリスクになることがあります。

私くらいの歳になると切実に感じるのですが、人生を振り返った時に後悔するのは、やって失敗したことではなく、やりたかったのにやらないで機会を逃してしまったことです。はい、私にもいくつもあります。あの時行動を起こしていたら… 大人になってから、家庭を持って守るべきものが増えたり、自分や家族の体調が悪かったりして、チャレンジしたくてもなかなかできない場面もあると思います。しかし、若いうちで失うものがない時は、失敗を恐れずどんどんチャレンジしてほしいと思います。そのためには、子どもの頃から、いろんなことに挑戦してほしいのです。そうすれば、必然的に失敗する機会も増えますが、次の成功に一歩近づくことができますし、チャレンジする過程そのものが、必ず自分の成長に繋がります。

親としては、子どもが失敗して落ち込んだ時に、徹底的に寄り添う覚悟は決めておいてほしいと思います。入試で第一志望校に不合格となってしまった時に、親が対応を間違えると、子どもが長い間引きずってしまうことがあります。落ちたことで子どもを責めてしまうのは論外ですが、親が子どもと一緒に落ち込んでしまうのも最悪です。「お母さん(お父さん)を悲しませてしまった…」ということで、子どもがさらに落ち込んでしまうのです。私も親ですから、なかなか難しいことであることは理解できているつもりです。本日、11月のGSテストの結果(偏差値等)が公表されました。教師用資料が先にサイト上で確認でき、生徒用の成績表は週明けに届く流れです。私は立場上、娘の成績を皆さんより早く見ることができるわけですが… 「平常心、平常心…」と言い聞かせながら、このブログを書いています(苦笑)。さて、娘には何て声をかけようかな…? 親としての立場と講師としての立場が両方あるので、これがまたなかなか難しいのです…

親として絶対にやってはいけないこと<その7>

私が勉強をろくにしていなかったという話題だけが独り歩きしているので(私が広めているのですが)、名誉のために書いておきますが、大学生の時に塾講師のアルバイトを始めた時、そして一生の仕事として就職した時は、死ぬほど勉強しました。最初の数年間は、受験生で一番勉強している生徒よりも、さらに頑張っていたはずです。(電車の中でもずっと入試問題を解いていた記憶が…)

これは容易く想像いただけると思いますが、自分が受からなかった(受けることすらできなかった)レベルの学校に、生徒たちを合格させなくてはならないのですから、どれだけ大変なミッションだったか…    まずは自分がそのレベルの問題を解けるようにならなくてはなりません。初めて解いた慶應志木高校の数学の入試問題で、15点を取って愕然としました。こんなレベルの問題を生徒たちは解いているのかと…    1年くらいで何とか点数は取れるようになりましたが、そこからまた苦しみます。年間計画も含めて、生徒たちに何を使って、どうやって教えるのか…    当時は、先輩たちが手取り足取り指導してくれることはありませんでした。独学に加えて、周りの先生方から盗むしかなかったのです。

1〜2科目何とか自信がついて来た頃に、他の科目を担当することになって、また新たな戦いが始まり… という繰り返しでした。私の場合は、数学→社会→算数→国語→理科→作文・小論文→適性という順番でした。今都立中の指導をしていますが、基本的にすべての内容を指導できます。過去問の採点や作問も問題ありません。これはものすごい大きな武器だと思うのですが、今まで36年間で様々な科目の勉強をして、蓄積して来たおかげです。お気付きだと思いますが、英語だけ抜けています。(短期間の代講等は別として)なぜか本格的に指導する機会がありませんでした。まあ、妻が英語指導の専門家なので、そういう意味では、今後家で我が子に質問されても、困ることはないはずです。

新たな勉強に取り組むという意味では、ここ数年もペースは落ちていません。もちろん、最新の入試問題はほとんど解いていますし、評判の良い参考書・問題集にもだいたい目を通しています。「高校への数学」は36年間1冊も漏らさず解いています。(我が家に全冊揃っています。コレクションとしてもかなり価値があるはずです)

GSを開校してからは、それと並行して、資格試験の勉強にもかなり時間を割いて来ました。すべて、GSのコンセプトである、「一生の幸せ」を実現するために必要なもので、資格だけのための無駄な勉強はしていません。マッリッジアドバイザー・仲人士から始まり、心理カウンセラー、キャリアカウンセラー、FP1級・CFP®︎、健康管理士等、平均して毎年1つずつは何かの試験に合格して来たことになります。かなり難関の資格も含まれていますが、これも今まで仕事で勉強して来たノウハウを十分に活かせているからこその成果だと思っています。

またすっかり話が逸れてしまいました。

私が我が子に失敗の経験を積ませたい理由の2つ目は…

(次回に続く…)

親として絶対にやってはいけないこと<その6>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2022年11月17日 10:03 PM
  • 未分類

我が子に失敗の経験を積ませたい理由は、大きく2つあります。

1つは、社会に出ると理不尽なことがいっぱいあって、思うように行かないことが多いからです。その時になって、失敗に対する免疫がついていないと、失敗を乗り越える方法が分からなかったり、挫折して立ち直れなくなってしまったりするリスクが高くなります。子どもの頃から、失敗して、それにめげずに乗り越えることが当たり前になっていれば、将来大人になってからも、その部分では苦しまずに済むはずです。

そういう意味では、進学塾で受験勉強に本気で取り組むことは、とても良い機会だと思います。学校のレベルの勉強しかしていなければ、勉強の内容であまり苦労せずにずっと行ってしまうケースもあると思いますが、それなりの塾に入って本気で取り組もうとすれば、特に最初のうちは苦しく辛いはずですし、それこそ受験期まで失敗の連続になります。どんなに優秀な生徒でも、順風満帆でまったく失敗をせず、順調に入試を迎えることはあり得ません。みんな、見えないところでもがき苦しみ、それを乗り越えて入試に向かって行くのです。例え志望校合格という目標が達成できなかったとしても、この経験を積めたことが、子どもたちにとって大きな財産になると確信しています。

私自身のことで言うと、GSの生徒たちのように、本気で受験勉強に臨んだ経験はありません。家庭が結構貧しくて、塾に行かせてもらうという選択肢などなかったというのが言い訳です。1人で過去問を解いたりしていましたが、まったく点数が取れず、解説を読んでもさっぱり分からず途方に暮れていた記憶があります。そういう意味では、GSの生徒たちを見ていると、羨ましくて仕方ありません。やればできることをサボっている生徒には、「こんな恵まれた環境を親に用意してもらって、本気でやらないとは何事だ!」と言いたくなってしまいます。

子どもの頃から、スポーツや音楽などに本気で取り組んだ経験がある子どもも強いです。受験勉強と同じように、失敗を乗り越えて成長する習慣が身に付くからです。(勉強を本気でやっていなかった)私の場合で言うと、やはり体育会での経験が大きいです。こう見えてもバレーボーラーだったのですが、特に高校時代は、全国でも一番しんどいレベルで3年間やり切りました。詳細を語ることはしませんが、あの経験がなかったら、今の自分はないと断言できます。あと1点が取れずに全国大会に行けなかった(しかも2度も!)ことも含めて、苦しんで失敗して挫折した経験が、私の人生の宝です。その後の人生で、どんなに辛く苦しいことがあっても、「あの時に較べたら何でもないよね」と思えるのです。

(次回に続く…)

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