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GS進学教室

春期講習会開講目前<その1>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2016年3月24日 1:54 PM
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いよいよ、明後日から春期講習会が開講します。入試本番まであと10ヵ月を切っている小6・中3生はもちろんのこと、非受験学年の生徒にとっても、新学年のスタートダッシュを決めることができるかという意味でとても重要な期間になります。
すでに(数名を除いて)GSシートも完成し、この春の目標と学習計画が固まりました。あとは、決めたことを毎日淡々とこなしていくだけの状態です。この時期は、どの学年も漢字(語句知識)・英単語・計算等の基礎固めがとても重要になります。中学生の数学は、この時期に新しい学年の計算をしっかり固めてしまえば、中学校の最初の定期テストは何とでもなるという感じがします。(逆に言うと、そんなところで躓いているとどうにもならなくなってしまうわけですが…)

特に小6・中3の受験生は、この時期に確固たる目標を決めることがとても重要です。志望校はもちろん、成績(偏差値・内申)をここまで上げるという強い意志が必要なのです。「とりあえず書いている」程度だときっと成績は上がりません。成績を大きく上げるためには、今までの学習習慣を大きく変えないとダメなのです。勉強時間を増やすことも必要ですし、毎回の確認テスト等を含めて点数にこだわった勉強をして行かなくてはなりません。「自分ができないことをできるようにして行く」という意識も持って取り組んで行く必要があります。そこまでの覚悟を決めた上で、目標を設定しなくてはならないのです。GSシートの作成の段階で、その部分にかなり突っ込みを入れたつもりです。

4月に入るとすぐに、全学年・全コースでGSテストが待っています。そこでどこまで成績を上げられるかが、まず目の前の一番重要なミッションです。受験学年は、当然志望校の合格可能性も明示されることになります。入試を見据えたシビアな戦いは、もうすでに始まっているのです。

都立高校の合格発表はやり直しをするべきです!<その10>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2016年3月22日 3:47 PM
  • 未分類

今回の理科の出題ミス(私はあえてこう断定します)と、その後の都教委の酷い対応についても、教育の主体である子供たちの方に真摯に向き合わず、内部の論理を優先しているが故に生じていることだと感じます。しつこいようですが、再度今回の問題点を整理してみます。

〇例の問題は、問題自体に瑕疵がある。
→天体望遠鏡で見て書いたスケッチからはイの場所が一番近いであろうことが予測されますが、模式図からの位置関係で(正しく作図をして)判断するとイとウが両方当てはまりますし、問題文の中で与えられている公転周期から計算するとほぼウの位置にあることになります。つまり、理科的に答えが1つに決まらない問題であることは間違いないのです。少なくともウと書いた答案を×にすることは許されないはずですし、都教委の今までの対応に倣えば、問題に不備があったということで、全員に一律4点加点をすることになるはずです。

〇最初に作問した際は、金星はウの位置にあったはずである。
→金星の公転周期から計算してもそうなることや、他の惑星の位置関係から推測しても、問題で提示されている日付(27年3月24日)の実際の天体の位置関係を基にして問題を作成したことが明らかです。都教委が最初に出した見解(今は削除されてしまっていて見ることができない)の中では、(解きやすくするために)「実際の位置(ウ)から移動してイの位置に置いた」ということを認めています。実際にはウ位置にあったものを、便宜的にイの位置に動かし、スケッチの絵だけそれに合わせたものなのです。したがって、その他の様々な部分で矛盾が生じてしまい、問題がおかしなことになって収拾がつかなくなってしまっているのです。

〇採点・合格発表のやり直しを頑なに拒否している。
→上記の通り問題そのものに瑕疵があり、その問題で点数をもらえなかったことにより、本来合格していたはずなのに不合格のままにされている生徒は、全体で決して少なくない人数いるはずです。それをそのまま放置していいはずがありません。今からでも、採点のやり直し、追加合格者の発表をするべきです。本来、入試でミスはあってはならないわけですが、ミスが判明した時点でお詫びの上訂正し、それにより不利益が生じた生徒がいる場合は、速やかに善後策を講じるのは当然のことです。
もう1つ問題だと感じているのは、都教委が採点のやり直しをしない理由として、「受験生や中学校現場からの問合せ・苦情が1件もないから…」ということを挙げていることです。受験生・保護者は、こういう情報を得られる立場にありませんし、不合格となって傷心している状況でそんなことができるわけがありません。自分が1問差で落ちたということが分かれば、また話は別かもしれませんが… そういう意味では、今後「得点開示」の結果が様々判明してきた段階で大きな動きが出てくる可能性もあります。中学校の先生方は、立場的にそういう動きが取りにくいことも理解できます。しかし、一番大きな理由は、中学校の理科の先生でも今回の議論が理解できる方があまり多くないということなのかもしれません。とても残念な話ですが…

〇一度出した「見解・解説」を引っ込めているのに、問題自体の瑕疵を認めていない。
→最初の段階での様々な問い合わせ・クレームに対して、都教委がこの問題に関する「見解・解説」をホームページ上で掲載しました。しかし、この見解・解説に理科的に重大な誤りがあり、そのミスを指摘する声がさらに大きくなりました。そこで語っている問題を解く上での前提も、まったくおかしなものでした。(受験生とそれに関わる者を馬鹿にしているような文言でした。少なくとも私はそう捉えたので、この時点で生徒たちのために「戦う」ことを決意しました) 結局、紆余曲折を経て、都教委はこの見解・解説の誤りを認め、撤回・差し換えを行いました。どう考えても、あの解説が間違いであったことを認めた時点で、問題そのものの瑕疵も認めたことになるはずなのですが、信じられないことにそこは切り離してしまったのです。問題そのものにはミスがないということで押し通そうとしています。この部分の論理が完全に破綻していることは明白です。

〇問題が発覚した後の対応が集団無責任体制になっている。
→この件についての問い合わせ窓口はホームページ等でも明示されていますが、そこに連絡した際の対応は今までに書いた通りです。約束した期限を2日過ぎて連絡があって、相手の名前を聞いても名乗ることはできないと言われ、問題の核心的な部分についてはまったくまともに答えられないという状況です。今回の件では、都議会議員の先生方や、天文の専門家の皆さん、高校や塾の先生等、様々な立場の方が動いてくださっていますが、その部分についての対応はいつでも似たりよったりのようです。(都議会議員等)それなりの立場の方の問い合わせに対しては、都教委の長がつくそれなりの立場の方が出向いて説明をしているようですが、基本的なトーンは「マニュアル通りに説明をした上でご意見を承る」という形で、問題の核心に触れることはありませんし、誰の責任で判断・返答するのかという部分はまったく出てきません。

〇作問者に判断・対応を丸投げした上で、かばおうとする姿勢が見られる。
→今回の件で1つ致命的に感じていることは、都教委の中に、今回の問題の瑕疵等について、理科(天文)的な問題点を理解・受け答えできる方がいないであろうことです。(元)理科の教員はいるのかもしれませんが… もしそれなりの立場の方の中に、今回の問題点が理解できる(あるいは真剣に理解しようと試みる)方が1人でもいれば、ここまで話がこじれなかったはずだと感じています。
問い合わせがある度に、作問者(作問グループ)にフィードバックして、作問者の返答を聞いた上で、それを伝言ゲームのように公表しているような節が見られます。作問者がミスを認めていないから…という理由で採点のし直しを拒否しているわけですが、ここまでの問題になると、作問者個人の判断・責任で事を進めていていいわけがありません。しかも、そうやって個人に丸投げしているにも関わらず、「問い合わせやクレームが多いために、作問者が精神的に参っているので…」というような、身内を擁護するような姿勢も見られるようになりました。ここではっきりさせておきたいのですが、今回の件の「被害者」は作問者ではありません。不利益を被っている生徒(受験生)たちです。

〇高校現場の採点・事務作業を増やすことを極端に嫌っている。
→採点や合格発表のやり直しということになれば、現場の負担が大変大きくなることは間違いありません。実際に2年前の合格発表の前日に採点のし直し指示が出た際は(やはり理科でした)、高校の教員や校長たちから不満が続出し、暴動(?)が起きそうになった場面もあったと聞いています。ただし、あの時は採点ミスの方がもっと大きな問題だったため、問題の不備・採点のし直しがその陰に隠れてしまったような気がしているのですが、その採点ミスに伴う追加合格者への対応で、都教委幹部や各校の校長たちは、様々辛く苦しい目にあったようです。そんなことがあったので、今回もう一度同じような指示を出す勇気が出せないのでしょう。

〇結局、都教委や作問者の「自己保身」がすべての根底にある。
→今回の様々な問題点は、すべてここに行き着くように感じています。子どもたちの不利益よりも、自分(たち)のメンツ・立場を重視しているのです。ここから先は私の推測が多分に入っていますが、自分の任期は大きな問題なく平穏無事に過ぎて欲しいと考えている方が多いのでしょう。傷がついてしまうと、その後の評価・昇進・天下り先等にも影響が出るのかもしれません。ミスを認めて採点のし直しというようなことになれば、誰かが責任を取らなくてはならなくなります。何らかの処分が出る可能性もあります(前回の採点ミスの時はそうなったようです)。そんなことを考えると、ちょっと切なくなるのは私だけではないかもしれません…

都立高校の合格発表はやり直しをするべきです!<その9>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2016年3月21日 1:04 PM
  • 未分類

〇合格発表までの日程
→今年から入試問題にマークシートを導入しましたが、これは採点のミスを減らす(0にする)と共に、効率的に処理を進められるようにすることが目的でした。このことと、(教科によっては)記述問題を大幅に減らしたこともあり、現場での先生方の負担は実際にかなり軽減されたと聞いています。また、昨年まで高校の授業と並行して採点業務を行っていたことによって、集中力が阻害されていたという声が多かったこともあり、今年は何日か高校の授業を休みにして、それこそ採点に集中した高校も多かったようです。まぁ、ここまでは良しとしましょう。
さて、問題はここからです。では、それなのになぜ入試から合格発表までの日数が、昨年より1日延びているのでしょう…???  昨年も今年も、入試が2月24日、合格発表が3月2日なので、一見すると変わっていないように見えますが、今年はうるう年で2月が29日まであるので、昨年より1日延びてしまっているのです。マークシートを導入して合格発表が1日後ろ倒しになるなんて話は聞いたことがありませんし、これについては本当に理解ができません。
今回の理科の問題の出題ミスとその後の都教委の拙い対応を見ていると、「もしかして都教委はうるう年のことを気付いていなかったのではないか…?」とか、「みんなうるう年のことに気付かないだろうからこれで発表まで1日延ばせるぞ…と考えたのではないか…?」というようなことまで疑ってしまいます。
以前は、入試から合格発表まで4日間だった年もあります。マークシートではなく、記述問題がたくさん出題されていてもです。ところが、今年はマークシートの導入等によってかなり負担が減っているのに関わらず、入試から合格発表まで7日間「も」ありました。当然、その間生徒たちは強い緊張感の中で待たされているわけです。
このことだけ取ってみても、今の都立高校の入試改革が子供たちの方を向いたものではないことは明らかですが、この件の突っ込みに対して、都教委の幹部(?)が非公式にコメントしている内容を見て、さらにその意を強くしました。「今回は合格発表までの期間に土日が間に挟まったので、基本的にそこでは作業をしない予定だったが、結局その2日間も出勤して作業にあたった学校も多かったようだ…」というものです。「さすが公務員(お役人)の発言!」というのが率直な感想です。完全に、目線は内部(高校現場・職員)を向いているのです。公休日にお休みを取るのは権利ですから、それについては私がとやかく言うぺきものではあれません。ただし、そのことが前提になっていて(そのことを尊重するために)、マークシートを導入したにも関わらず合格発表までの日数が延びていたり、そのことを受験生やその関係者たちに伝わるような形で言い訳に使うのは、どういう感覚なのか私にはまったく理解ができないのです。
(次回に続く…)

都立高校の合格発表はやり直しをするべきです!<号外>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2016年3月19日 10:44 AM
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新たな動きがありました。ついに都教委が、例の「見解と解説」に誤りがあったことを認め、正式に撤回したのです。
今朝一番でツィッターのニュースを見ていて、「都教委天体の問題で誤りを認め撤回…」と流れて来たので、「ついにこの日が来たか!?」と一瞬興奮してしまったのですが、よく読んだら「見解・解説」の撤回に留まり、採点のやり直しが決定したという話ではありませんでした。
今までその部分でもミスを認めていなかったのに、都教委が公式に間違いを認めたのは一歩前進だと思いますが、これも謝罪会見をしたわけではありませんし、ホームページ等できちんと周知したわけでもありません。あくまでも、「内部的に」撤回したことが判明したというレベルです。

私は、もちろんこれで幕引きだとはまったく考えていません。例の見解は、作問の意図から言及しているもので、こういう趣旨で出題して、こう考えて解くのだということを説明するために公表されたものです。その状況下で、解説は間違っていたのに、元の問題を解く上では影響がないということがあるわけがありません。私は再度元の入試問題(生徒が当日持って帰って来た問題用紙のコピー)を、今回の様々な経緯を忘れて、素の状態で生徒目線で冷静に解き直してみました。それでもやはり、「どちらかと言われればイが正解だけど、やはりウを不正解とすることはできない」という結論に至りました。解説にミスがあったというレベルの話ではないのです。

都教委は、どうやら話のすり替えに必死になっているようです。今回見解と解説にミスがあったことを認めることによって、入試問題そのものの瑕疵をうやむやにしてしまおうということです。何度も書きますが、その問題の瑕疵によって、本来合格していたはずの生徒が不合格とされている状態が継続している以上、塾の経営者・理科の講師の立場としては戦い続けなくてはならないと考えています。

3/19付朝日新聞デジタルの記事より
http://www.asahi.com/articles/ASJ3L56LSJ3LUTIL040.html

都立高校の合格発表はやり直しをするべきです!<その8>

〇入試問題にマークシート導入
→これについては、「内部の論理」で進めたことであることは都教委も認めています。2~3年前の大量採点ミスや追加合格者が出てしまった問題を受けて、ミスを防ぐために、あるいは採点する教員の負担を軽減するために、全校でマークシートを導入することになりました。これについては、私も一定理解を示しているつもりです。マークシートの答案の処理の迅速さ・正確さは実際に私立高校の入試に携わって目の当たりにしたこともありますし、記号の選択問題をマークシートにしたことについてはまったく問題を感じていません。この部分については事前にかなり周知徹底されていたこともあり、受験生が本番で戸惑ったという話は聞きませんでした。(塗り間違いがあるのではないかという恐怖は常に付き纏うでしょうが…) しかし、実際に今年の入試問題の蓋を開けてみると、様々な問題点が目につきました。

数学・社会については、記述問題も今まで通りの形で出題されていましたし、傾向の変化もほとんどありませんでした。しかし、残りの3教科については、マークシートの導入に伴い、記述問題が大幅に減らされてしまったのです。一番影響が大きかったのは国語で、200字作文以外の記述問題(抜き出しも含む)がまったくなくなりました。漢字と記号選択問題のみになってしまったということです。理科は、記述問題が3~4題出題されていたのが、1題だけになりました。英語も、自由英作文以外の記述問題がほとんどなくなりました。採点の手間・採点基準の紛れをなくすことを目的とした変更であることは明らかです。
ただし、共通問題については(理科も含めて)まだ許容範囲であるという見方もできるかもしれません。私が一番愕然としたのは、進学重点校等のグループ作成校においても、国語と英語は記述問題を大幅に減らしていることです。特に国語は、学校によってはやはり作文以外の記述問題がゼロになりました。進学重点校の趣旨、今までの経緯(優秀な生徒が確保できて、大学受験の合格実績が伸びていたこと)等を考えても、あり得ない方向転換だと思います。
数学はほとんどの学校で傾向の変化がなかったことと、中高一貫校(武蔵・富士・大泉等)の問題では国語・英語も記述問題が依然として結構出題されていたことには救われた思いでした。(よくよく考えたら、中高一貫校は受験者数が桁違いに少ないのでそれができるのかもしれませんね…)

もともと、入試問題を自校作成の形にしたのは、記述問題や本質的な思考力を問う問題を増やして、大学受験に強い優秀な生徒を確保したいという狙いと共に、高校入試の受験勉強を通して、生徒たちを鍛えたい、力をつけて欲しいという思いから始まったものでした。実際に10年以上前に、私は都教委の幹部や進学重点校各校の校長先生からそういう話をたくさん聞かされました。その後の各高校での様子や、生徒たちと共に受験に立ち向かって来た経験から言えば、近年の都立高校の躍進は、あのレベル・あの内容の入試問題によって一定担保されていたと言えると考えています。今回の一連の入試問題改革によって、その部分を根底から覆してしまう可能性すらあるのです。
(次回に続く…)

都立高校の合格発表はやり直しをするべきです!<その7>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2016年3月18日 8:05 PM
  • 未分類

ここ数年の都立高校の改革が、子どもたちの方を向いたものでないことは明らかです。具体的な事例をいくつか挙げてみます。

〇内申点の実技科目2倍
→都教委は生徒たちのためであるということを掲げていますが、内情はまったく違うのです。中学校現場(校長会ですね)から、実技科目をないがしろにする生徒たちが多くて中学校の授業が成り立たないので何とかしてくれという声が多く、その声を無視できなかったというのが本当のところです。
さすがに2倍のインパクトは大きく、5教科の方がほとんど5であっても、実技科目で4・4・3・3とかついてしまうと、進学重点校に合格するのはなかなか難しくなってしまいます。(本番でかなり高得点が必要になるということです) 中学校の三者面談で、内申が足りないという理由で受けるところまで辿り着けないケースも増えています。特に体育などは、どんなに一生懸命頑張っても4以上を取るのは難しいというような生徒もいたりするので、なかなか罪作りな制度だと思います。

〇特別選考枠の廃止
→昨年度までは、進学重点校のほとんどでこの制度がありました。内申点がまったく関係なく、本番の点数だけで合否を判定する枠が1割あったのです。この制度のおかげで、(事実として)オール3ちょっとくらいの内申でも進学重点校に合格した生徒は結構いました。私が直接指導していた生徒の中だけでも毎年1人2人はいたくらいですから、全体ではかなりの数になっていたはずです。
これについても、都教委は「入試の仕組みが複雑で分かりにくいという声が多かったので単純化することが目的である」という打ち出し方をしていますが、本音は別のところにあります。特別選考の1割枠があると、得点力がある生徒はそれこそ内申を捨てることができてしまいました。その状況(オール3で都立トップ校に合格してしまう状況)を何とかしたかったわけです。中学校での優等生でないと都立トップ校は狙えない、という形を作り上げたいのでしょう。内申点が中学校によって、あるいは担当教師によってかなり恣意的で不公平であることは紛れもない事実ですが、都立難関高校を志望する生徒にとっては、この部分の救済の道が閉ざされてしまったことになります。
(次回に続く…)

都立高校の合格発表はやり直しをするべきです!<その6>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2016年3月17日 1:17 PM
  • 未分類

ここ数年の都立高校の入試改革の内容についても言えることなのですが、近年様々問題が起こっているのは偶然ではありません。都教委の「姿勢」が数年前と較べて大きく変わってきているのです。
10年ほど前に、都教委(教育庁)の幹部の方々とお話しさせていただいたことがあるのですが、皆さんが都立高校の改革について熱い思いを語られていて、そのお話に感銘を受けた記憶があります。もちろん、都立高校を良くしたいという思いがとても強かったですし、大幅な入試改革についても、とにかくこれは生徒(受験生)たちのためになる改革なのだという大前提がありました。目線が高校の在校生や受験生に向いていたことは間違いありません。当時都知事だった石原さんが、文字通り陣頭指揮を取られていた様子も伝わってきていました。そういう部分が私たちにも伝わって来ていたため、安心して(進学指導重点校を中心とした)都立高校に生徒たちを送り込んでいたわけです。その後の(大学受験の合格実績をはじめとする)都立高校の躍進は、皆さんが目の当たりにしている通りです。

しかしここ数年の入試改革は、残念ながら目線が生徒の方を向いたものでないことが明らかです。「内部の論理」によって、様々なことを進めています。結果、被害を被ったり、理不尽な制度で苦しい思いをしているのは、他ならぬ子どもたちなのです。
(次回に続く…)

入塾基準について<その2>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2016年3月16日 2:36 PM
  • 未分類

<小学生の入塾基準の目安>

小学生については、中学生ほど明確に数値の基準を設定していませんが、一応の目安を挙げておきます。
今回は小4~小5のスタート時くらいの時期を意識して書いてます。小5の夏以降や小6になると、異なる部分があるのでご注意ください。

〇2~3時間は集中して授業に取り組むことができること
→もちろん、1時間ごとに休憩をはさみますが、その間集中して取り組めないようだと、授業について行くことが難しくなってしまいます。

〇自発的な家庭学習の習慣があり、宿題等についてもある程度自力で取り組むことができること
→特に4年生のうちは、保護者の方が勉強のお手伝いをいただくことは構わないと思います。ただし、生徒が自ら机に向かって取り組む習慣がないとダメですし、5年生の後半以降になってその状態だと限界を迎えてしまうことになります。

〇小学校レベルの漢字・計算等がきちんとこなせていること
→入塾する段階で、少なくとも前学年の範囲まではある程度しっかりできでいないと苦しいです。中学受験に臨むのであれば、小学校のテストでは常に満点近く取れているような生徒たちがほとんどです。それ以外に、公文や通信教育等で計算・漢字は少し先の学年の分まで取り組んでいる生徒も結構います。

〇通信簿の評価で「良い(一番左の項目)」が(少なくても)半分以上はあること
→都立中を受検する場合は、1000点満点のうち200点が通信簿の評価です。各科目3段階で点数がつくのですが、8科目24点満点のうち、悪くても20点以上は取っておかないと、本番でかなり不利になります。私立中は通信簿が関係ないとは言うものの、通信簿で良い評価がもらえていない生徒は、学習の取り組みを改善する必要があることは間違いありません。

〇中学入試については、まだビンと来ていなくても構いません
→中学生と違って、まだ本人がビンと来ていなくて…というケースは少なくありません。「私立中・都立中についてもまだよく分からない…」という状態でも、一定止むを得ないと考えています。(5年生の後半以降になってそれだと問題がありますが…) 少なくとも保護者の方に明確な方針があり、お子様もとにかく目の前の勉強についてはしっかり頑張るということと、「行く行く中学受験をすることになるので、受験をしない友達と同じことをやっていてはダメなんだ」くらいのことは認識して(させて)おいて欲しいと思います。もちろん、ご家庭でも折りに触れて、受験のことや志望校のこと等をお話ししていただく必要があることは言うまでもありません。

〇原則として体験授業をお受けいただきます
→小学生は、入塾テストを経ずに体験授業をお受けいただくケースが多いです。少なくとも1日、最大で2日間授業に参加いただき(他の生徒と同じように授業を受けていただきます)、取り組みの様子を見させていただくと共に、お子様に授業の進め方・雰囲気等を体感いただいた上で、納得して入塾いただくことを目的としています。入塾基準という観点で言えば、授業の内容についていけるかどうかよりも、一生懸命に取り組めるかどうかの部分を重視しています。塾が初めてという生徒は、最初からは授業の内容・ペースについて行けない場合がほとんどです。その中で、1つずつ階段を上って行けるかどうか(行こうとしているか)を見させていただくことになります。その形でしっかり取り組んで行けば、ほとんどの生徒は数ヵ月後には追いつけるようになっています。

都立高校の合格発表はやり直しをするべきです!<その5>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2016年3月15日 3:48 PM
  • 未分類

表題の件、昨日新たな動きがありました。
この間、都教委と直接やり取りしても埒が開かないと感じたので、教育分野に注力されている何人かの都議会議員の先生や都知事、文科省の然るべき部署、そして馳大臣宛てに直接ご連絡させていただいて、実態をご報告すると共に、その問題のせいで不合格とされている生徒の救済についてのお力添えを依頼しました。さすがに都知事や文科大臣等からはフィードバックがありませんが、何人かの都議会議員の先生からご連絡をいただいたり、理科的な部分や入試上の問題点をやり取りさせていただいたりしました。
そんな中、昨日都議会議員の「おときた駿」先生が、都教委の幹部と面談をした内容を早速ブログにアップしてくださいました。おときた先生は、32歳と(議員としては)とてもお若いのですが、様々なことに精力的に活動されていて、特にネットを使った発信力に定評がある方です。「地方議員のトップブロガー」という異名を持っています。今回の入試の件についても、様々的確な対応、迅速な情報発信をしていただき、感謝しています。

その中での都教委の発言がまたすごい内容なのです。詳しくは以下のおときた先生のブログをお読みいただきたいと思いますが、ポイントを抜粋しておきます。

間違えることより、「間違えを認められないこと」の方が罪が重いと思う -都立入試の設問ミス疑惑にあたって-

〇天文的な正確さには欠けているが、「受験のお作法」を知っている生徒であれば混乱しない。
→中途半端な知識を知っている生徒は正解できるけど、正確な知識を知っている生徒は間違えるということです。

〇都教委が出した「見解」にはまずい部分があったことを認める。だからホームページのトップページではなく、下の目立たないところに移動した。
→これの訂正等を出すことは検討しているけど、本番の問題自体にはミスはないという論理のすり替えです。後段の部分の発言には言葉がありません…

〇塾や高校の先生から指摘が多いが、中学校の先生や受験生からは1件も苦情が来ていない。だから問題としては成立していると判断する。
→事実としてミスがあるかどうかはあまり重要ではないようです。では、中学校や受験生から苦情がたくさん来たら、採点のし直しをするということですかね?

〇間違いがあったとしても、一度公式に出した見解をそう簡単には変更できない。
→翻訳すると、「自分たちの保身のためです」ということになります。

入塾基準について<その1>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2016年3月14日 2:36 PM
  • 未分類

昨日書いた通り、3月に入ってから入塾をお待ちいただいていたウェイティングの方が何人か繰り上がって、入塾テスト・体験授業・三者面談等に進んでいますが、残念ながら入塾基準に足りず、入塾に至らなかった生徒もいます。(その場合は、速やかにその次の順位の生徒にご連絡をさせていただいています) 中には、1年以上お待ちいただいて、やっと順番が回って来たのにご縁に至らなかった生徒もいます。

GSは集団授業の形態で、ほとんどの生徒が難関校を目指している塾のため、入塾に際して一定の基準を設けさせていただいています。今まで具体的な数値等を明示していませんでしたが、これだけウェイテイングの方が多い状況だと、最初からある程度明示させていただいた方が良いだろうと考えました。中学生と小学生と2回に分けて、お知らせします。

<中学生の入塾基準の目安>

〇中学校の定期テストで各科目(5教科)80点以上
〇内申点(通信簿)オール4以上
→都立高校は実技科目の内申点が2倍されて加算されるため、実技科目についても重要です。1つでも80点に足りなかったり、3があったらダメということではありません。平均でオール4以上を1つの目安と考えています。それに足りない場合は、内申点を上げるために(定期テスト・平常点共に)しっかり取り組んでいただくことが条件になります。(特に八王子は)中学校によって基準がまちまちなのですが、中学校によっては学校で真ん中くらいでオール4がつくところもあります。そういう意味では、あまり高い基準だとは考えていません。

〇都標準偏差値55以上(3科・5科)
→V模擬やW模擬等の会場テストレベルの偏差値です。GSで実施している月例テストも同レベルです。100点満点の点数で言うと、60~70点くらいでそのくらいの偏差値が出ることが多いです。現在GSに通っている生徒では、この基準を下回る生徒はほとんどいません。すべての学年で全員の平均偏差値は60を超えています。2クラスある学年は、成績上位クラスの平均が64~65、成績下位クラスの平均が57~58くらいのことが多いです。

〇志望校・目標が明確になっていること
→中1のうちから、志望校について明確な目標を持っていることが条件です。保護者の方だけではなく、生徒本人もです。特にGSは進学重点校等の都立難関高を目指して入塾して来る生徒の割合が高いです。(ただし、内申点が足りない等の理由で、中3になってから志望校が私立に変更となるケースも少なからずあります) ここ数年で言うと、最後まで都立高校志望でやり切った生徒は、ほとんどが入試問題のグループ作成校を受験しています。日野台・町田以下の共通問題校を受験した生徒は、毎年1~3名程度の状況です。そういう意味では、都立高校はグループ作成校を目指すことが前提となっている塾だとお考えいただいて結構です。私立高校については、MARCH付属高校以上を目指していることを前提としています。

〇本人がやる気を持って主体的に取り組めること
→上記の入塾基準に足りないからと言って、最初から門前払いをすることはありません。入塾テストをお受けいただいて(他塾に通われていたり会場テストを受験している場合は、その成績表をご持参いただければ代替可)基準に足りない場合は、必ず体験授業をお受けいただくことになっています。その中で、意欲・取り組み等を見させていただくことになります。その後保護者の方も含めて「三者面談」で塾の方針等も含めて様々お話をさせていただき、「成績的には多少足りなくても、覚悟を決めて頑張る」という(生徒本人の)明確な目標と強い意志が確認できれば、入塾可となる場合もあります。時々、保護者の方だけが必死になっていて、生徒本人はやらされ感が漂っていたりするケースがあるのですが、もちろんその場合は本人が変わってくれないと入塾を許可することはできません。

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