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GS進学教室

夏の計画作り進行中<その1>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2016年7月9日 11:41 AM
  • 未分類

夏の計画作りが続いています。GSシートを基にして、目標や計画の妥当性を確認しています。
「この夏に本気で成績を上げにかかる」「第一志望校に絶対に合格する」「自分にはそれができる(自信を持つ)」という気持ちの3本柱がとても重要です。そこが確立できていない生徒については、まずはその部分に踏み込むところからスタートします。

その上で、「何をどうやるの?」という具体的な話に入って行くわけですが、どうも枝葉末節の部分にこだわり過ぎている生徒が多い気がします。夏にやるべきことはとてもシンプルです。大きく分けて2つあります。
1つは、「授業でやったことや1回解いた問題を、次に出てきた時に必ずできるようにしておく」ということです。そのために、復習ノートを含めた復習の質と、勉強の効率・時間の使い方を考え抜く必要があります。特に夏はやるべきことが格段に多いので、無駄な時間を使っていると成果につなげることが難しくなります。やるべきことがきちんとできているかどうかは、日々の確認テストの結果で分かります。授業でやった範囲の確認テストでもたもたしているような生徒は、授業の聞き方、復習の仕方に問題があると考えていいでしょう。
もう1つは、漢字・計算・英単語等の、暗記・訓練の部分です。理科・社会の重要語句もここに含まれます。ここについては、毎日コツコツ取り組むしかありません。「その日に覚えるべきことは後回しにしないでその日に覚えきる」「計算は毎日少しずつ手を動かす時間を取る」ということになりますが、この暗記・手作業の部分をさぼっていると、テストで点数につながりません。

本日は午後学校説明会に行く生徒が多いのですが、それに行く前午前中にどうしても時間を取ってくれという生徒がいて、これから話をします。午後も多くの生徒と面談をすることになります。来週中には計画を作りきらないといけません。
(次回に続く…)

ついに2号館開校か!?

  • 投稿者: gs_staff
  • 2016年7月7日 3:26 PM
  • 未分類

昨年くらいから、生徒が予想以上に増えてしまい、満席のために募集を停止せざるを得ない学年が多くなっていました。今年度の前半は、全学年で数十人もの入塾待ちの方が出てしまう状況でした。
基本的に毎日自習室を開放していますが、こちらもちょっと手狭になって来ていて、(席が足りないということはないまでも)混雑してしまう日が多くなっていました。

昨年から2号館を探していましたが、条件に合う物件がなかなかなく、難航している状況でした。
近日中に良い報告ができるかもしれません。まだ正式に決まっていないので詳細を語れないのですが、条件はベストに近いです。
夏期講習会に間に合えば、今募集停止をしている学年もすべて再募集できることになります。自習室もかなり広々と使えるようになると思います。

ご期待ください!

いよいよ「夏」だ!<その4>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2016年7月6日 5:58 PM
  • 未分類

昨日で期末テストが全員終了し、いよいよ夏に向けて陣太鼓を鳴らし始める時期となりました。
中3は昨日から7月度のGSテスト(全国模試)がスタートしました。小6私立中コースは本日からです。
9月以降の会場模試の申し込みも始まりました。

今週から、GSシートで夏の計画を立てさせています。まずは生徒たちが、自分で目標・課題・計画をしっかり考えて記入するところから始まります。我々の方で目標の妥当性と計画の中身を点検した上で、受験学年を中心に必要な生徒とは生徒面談を行い、本人の覚悟と具体的な行動イメージを確認しています。面と向かって話をすると、形だけで計画しているのか、本気でやろうとしているのかがよく分かります。当然、不十分な生徒は再度作り直しとなります。中3の難関クラスは、さすがによく考えて来ていて、一発でOKをもらえる生徒が多いです。だいぶ気持ちも入って来たようです。
やはり、実際の過去問に触れ始めたことが大きいと感じています。中3の単元学習がすべて終了したので、6月から授業中に時間を計って過去問を解き始めています。現時点ではまだ実際の志望校の過去問は難しすぎて手が出ないので、それよりは1ランク下のレベルからスタートしました。先週は、中大杉並高校の過去問演習を行いました。科目によっては合格点に近い点数をすでに取った生徒もいるのですが、科目によっては大変なことになってしまった生徒もいて、相当ショックを受けた生徒も多かったようです。授業後悔しくて泣いていたり、家に帰ってひと言もしゃべらず自分の部屋に籠って解き直しを始めた生徒もいました。まだゴールが見えたと言うわけではないと思いますが、「このレベルの問題でできるようにならないと、滑り止めと考えているレベルの高校にも合格できないんだ…」ということがリアルに肌で掴めたことによって、危機感・緊張感が出てきた生徒が多いのです。その後、普段の取り組みの様子が大きく変わって来ている生徒もいます。そのあたりが、夏の計画作りや面談での発言にもつながっているのだと思います。

いずれにしても、夏の本格的な戦いが始まるまであと2週間余りとなりました。実は、始まるまでのここからの期間がとても重要なのです。1日1日を大切にして(させて)行きたいと考えています。

いよいよ「夏」だ!<その3>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2016年7月5日 1:54 PM
  • 未分類

期末テストの結果がだいたい出揃いました。毎回全生徒の点数を集約して一覧化しているのですが、こちらもかなり成績が上がって来た生徒が多いです。特に今回は、中2の生徒たちの伸びが目覚ましく、在籍生徒全員の平均点でも、英語と数学は90点を余裕で超えています。他の科目も含めて、80点を切っている生徒がほとんど見当たらない状況です。5教科で450点(平均90点以上)も結構います。
これは中3生も含めてですが、実技科目でもだいぶ頑張った跡が結果に見られます。昨年までに較べると、実技科目の点数も上がって来ている生徒が多いのです。都立高校の入試制度が変更となり、実技科目の内申点が2倍換算となったので、その大切さを折りに触れて生徒たちに徹底していますが、だいぶそれが浸透して来たように感じています。
全体的に、1学期の内申点(通信簿の数字)が楽しみな生徒が多いです。ただし、内申は定期テストのり点数だけでつくわけではありません。提出物や授業態度、積極性等を総合的に勘案して、最後は先生の「主観」も入る余地が多分にあります。それも含めての内申対策を徹底して来ているつもりですが、さあ果たして…
(次回に続く…)

いよいよ「夏」だ!<その2>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2016年7月4日 10:32 AM
  • 未分類

以前にも書きましたが、小6・中3生はここ数か月で全体的に成績が大きく上がって来ています。小6も中3も各2クラスずつあるのですが、6月のGSテスト(全国模試)では、すべてのクラスでトータルの平均偏差値が(4月5月までと較べると)3~4ポイントほど上がって来ました。
小6は、私立クラスも都立クラスも、クラスの半分近くの生徒が、早くも第一志望校の合格圏内に入って来ました。(もちろん、これで安心してもらっては困るので、きつく釘を刺したことは言うまでもありません) それ以外の生徒たちも、ほとんどの生徒が過去の中では一番良い成績でした。
中3については、難関クラスのトータルの平均偏差値が68くらい出ています。クラスの半分以上の生徒が(自分の科目の中では)一番偏差値が低かった苦手な科目があったのですが、その科目もようやく形になってきて、全員の平均で64~5くらいまで上がってきました。在籍生全体もかなり上がって来ているためにどういうことが起こっているかと言うと、クラス分けのラインがトータルの偏差値で64~5くらいまで上がって来てしまっているのです。ちょっとやそっと頑張ったくらいでは上位クラスに上がれない(逆に言えばちょっと気を抜くとクラスが落ちてしまう)ということもあるので、生徒たちはしんどいところだと思いますが、2クラス目の成績がGS始まって以来高い状況となって来ているので、今後がとても楽しみです。
集団としてこういう状況になっている時は、立ち止まることが許されません。みんなが全力で前を向いて走り出しているので、ちょっと休んでいたり、道を逸れたり、逆走したり(?)していると、あっという間に置いて行かれてしまいます。実際中3では、短期間のうちにクラスでトップレベルとビリレベルを両方取った生徒もいますし、クラスの上から下までほとんど差がなく犇めき合っている状況なので、特にそのことを強く感じます。

今週、小6私立中コースと中3は7月度のGSテストがあります。(非受験学年と小6都立中クラスはお休みです)
生徒たちには重々言い聞かせているのですが、今回のテストの結果がとても重要だと考えています。成績が大きく上がった時は、実はその次が勝負どころなのです。今回も同じかそれ以上の結果が出れば、その実力は本物ですし、また元に戻ってしまったら、前回はたまたまだったのね…という話になってしまいます。6月で過去最高の成績を取った生徒たちが多いので(だから当然クラス平均も過去最高だったわけです)、今回もそれを更新するつもりで頑張って欲しいと思います。
(次回に続く…)

いよいよ「夏」だ!<その1>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2016年7月2日 12:08 PM
  • 未分類

早いもので、もう1年の半分が過ぎてしまいました。(日数で言うと昨日で183日目、ちょうど半分です) ついこの前、新年のご挨拶と一年間の抱負を書いていた記憶があるのですが、本当に月日が経つのは早いものです。(こういうことを書くことが多くなって来ると、確実に老け込んで来ているのだという話をどこかで読んだ気がしますが…) いずれにしても、受験生たちは、残りの半分が経過すると、もう入試本番の戦いがスタートすることになります。特に、ここから半年の方が確実に速く感じるはずです。受験生たちが、焦り始めることもあります。 毎年入試の頃に、「あと1ヵ月、いやあと数週間あったら間に合ったのに…」と感じる生徒が出てしまうことがあります。目の前の受験生たちにそういう思いをさせないように、今から常に全力モードで取り組ませていきたいと考えています。

中学生は、昨日までで期末テストがほぼ終了しました。あと来週残っているのは、中高一貫校の生徒たちのみです。
中3生は、部活も続々と引退報告が入って来ています。今日も最後の公式戦に行っている生徒もいます。「頑張って来いよ!」と声をかけるものの、受験勉強のことを考えると「早く負けてくれないかな…」と考えてしまうので、顔に出ないようにするのがなかなか大変です。今週・来週の試合で勝つと、夏期講習の授業出席に影響が出たりする場合があるので、ちょっと深刻です…
中3の難関クラスは、本日半分近くの生徒たちが都立西高校に出かけています。「入試問題解説会」に参加しているのです。その授業の内容と、学校の雰囲気を目の当たりにすることにより、モチベーションが上がって帰って来ることを期待しています。

中3生は、本日より授業開始時刻が早まり、夕方5時過ぎからのスタートになります。授業は4時間以上行うことになりますが、その前の時間から自習・質問に来る生徒たちも毎週少しずつ増えて来ています。毎日、7時間くらい塾に籠っている生徒も出てきました。
1人ひとりの生徒たちと、勉強の内容はもちろん、志望校や夏の計画等についてじっくり話をしていくことになります。

7月に入って、暑くなって来たこともあり、いよいよ本格的な「夏」の到来を肌で感じています。
(次回に続く…)

現在の生徒募集状況

  • 投稿者: gs_staff
  • 2016年6月30日 3:58 PM
  • 未分類

夏期講習会開講まであと3週間余りとなりました。
中学生の期末テストも終了し、入塾についてのお問い合わせが多くなってきています。先週末くらいからは、毎日1~2名は入塾テスト・面談が続いています。
現在の学年ごとの募集の状況をお知らせします。

小4…満席募集停止中(ウェイティング3名)
小5…残席1名
小6…私立中コース・都立中コース共に残席数名(受験勉強をそれなりにやって来ている生徒が対象です)
中1…残席数名
中2…残席余裕あり(クラスを増設したため)
中3…満席募集停止中(ウェイティングあと4名→繰り上がりが1名分あり、入塾テスト・面談が進行中です)

道徳の評価は入試で利用しない!?<その8>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2016年6月29日 1:51 PM
  • 未分類

誤解されると困るのは、私は「子どもたちに道徳的なことは必要ない」と言っているわけではありません。「評価されるなら道徳的に振る舞うけど、評価されないならやらない」というような、結果として裏表があるような状態に子どもたちを導くような指導がダメだと言っているのです。小中学校において、道徳の授業も週に1回くらいはきっちりやるのがいいと思います。ただし、それにおける子どもたちの取り組みを評価したり、教師の偏った価値観を押し付けるのは勘弁して欲しいということです。

塾の講師という立場では、あまり道徳的な指導をする場面は多くないのですが、長いこと受験生たちと関わって来て感じていることは、やはり道徳的な生徒の方が伸びるし、入試でも良い結果が出ているように思います。そういう意味では、受験においても道徳的な部分はとても重要な要素なのです。
やはり素直な生徒の方が伸びます。(親や教師等)大人が言っていることに対して、斜に構えたりして素直に聞けない生徒はまず伸びません。塾でも、教科の内容や勉強の仕方等、指摘されたことを1つ1つ自分の中に着実に取り入れて消化している生徒は、成績が上がる場合が多いです。もちろん、自分の考えをしっかり持っていて、ある部分では大人と議論したり、批判的な意見を持っていてもいいのです。(というか、高校生以降になると、そういう部分がないと伸び悩んでしまうケースもあります) ただし、根本的な部分では、指導されたことを素直に受け止めて、真摯に取り組んでいる生徒が強いのです。
日常のちょっとした気遣いができるかどうかも大きいですね。帰る時に椅子をきちんと入れて行くか、自分が出した消しゴムのカスをきちんと集めてゴミ箱に捨てて行くかというようなことは当たり前ですが、廊下を歩いていて明らかに落ちていることが目に付くゴミを拾えるかどうかとか、周りのクラスが授業をやっているので声高に話をしてはいけないということが認識できるかどうかとか、そんなところも勉強の成果に影響があるように感じています。

さらに言えば、周りへの優しさとか、親や目上の方への尊敬の念とか、人間としての本質が問われる部分がとても大きいように思います。友達が困っている時に配慮ができるかどうか、街中で困っている人がいたらさりげなく手を差し伸べられるかどうか… 基本的に、親に悪態をついているような生徒は、最後入試のぎりぎりの戦いになった時に勝てないことが多いような気がします。ただし、過去の事例で言えば、保護者の方の子どもへの接し方にも問題があるケースが少なくないのですが…

毎年入試の時期になると、そのあたりのことを痛切に感じる場面が多くなります。
入試当日の朝、親に対して感謝の思いを述べてから家を出て行く子どもたちは少なくありません。私は、そういう話を聞くと、その生徒は受験勉強で入試の結果以上に大事なことを学べたんだな…と嬉しくなりますが、なぜかそういう生徒の合格率はとても高いのです。
合格発表が終わると、生徒たちが塾に報告に来てくれるわけですが、受かった生徒と落ちた生徒が入り混じってしまう場面はどうしても出てしまいます。そんな時に、敏感に雰囲気を察知取れるかどうかも大事なことだと思います。周りに不合格で泣いている生徒がいるのに、「受かった!受かった!」とはしゃいでいるような生徒は論外ですし、一方で、自分が落ちて悔しいはずなのに、合格して帰って来た友達に「おめでとう!」と声をかけてあげている生徒の様子を見たりすると、涙が出そうになります。

そういう意味での道徳教育は、今後も徹底して行きたいと考えています。

道徳の評価は入試で利用しない!?<その7>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2016年6月28日 1:01 PM
  • 未分類

この点についてもっと問題が大きいと思うのは、ボランティアが入試や就職で評価されることが決して少なくないことです。
2020年からの新しい大学入試において、各大学ごとの2次試験では、高校生の時の取り組みとしてボランティアも評価の対象に入れる場合がある(というか積極的に評価せよ)ということが公表されています。(それとは別に、新しい学習指導要領では、「奉仕」という科目が新設されます。これも当然評価の対象となります) 文科省は、テストの点数だけでは見ることができない人間性等を評価すると言っていますが、まったく賛同できない話です。ポランティアって何なのでしょう? 定義としては、「自発的な思いに基づいた無償の行動」ではないのでしょうか? 大学入試の評価のために取り組んだ時点で、それはもうボランティアではなくなってしまうはずです。
最近の生徒・保護者の方や、若い塾の講師たちは知らないかもしれませんが、一昔前に都立高校の入試でもボランティアが評価の対象となっていた時期がありました。内申の特記事項という別枠が8点分あり、生徒会や部活の活動と共に、ボランティアもその評価の対象となっていたのです。ボランテイアをやっていたことが評価されるだけで(厳密に言うと、全生徒の2割までしか認められませんでしたが)内申が4点分違うのですから、都立志望の生徒は当然それをもらうためにボランティアに出掛けていきます。
中3の生徒たちは、受験で一番重要な夏休みに、老人ホーム等にボランティアに行く生徒がかなりいました。塾としても、内申が足りない生徒たちには積極的に行かせていました。本当に、今となってはバカみたいな話です。
笑えない話があります。中学生が登校の途中に、お婆ちゃんが横断歩道を渡るのを手伝ってあげたのです。これだけ聞いたら美談ですよね。何て優しい子供なんだろう…と。しかし、その中学生は、横断歩道を渡った後に、そのお婆ちゃんに、手伝った証明を書いてくれと言って、ノートを差し出したのだそうです。施設とかでボランティアを行った時は、その施設から証明書をもらってきて中学校の先生に渡すようになっていたのです。その生徒は、そのことを思い出して、「これは内申点に使える」と思ったのでしょう…
内申点欲しさに生徒会長や部活の部長に立候補する生徒がものすごい多かったのもこの頃です。(今では考えられませんよね) しかし、これは子供たちが悪いのではなく、制度が悪いのです。内申が4点とか6点とか簡単にもらえてしまうのですから、子供たちが飛びつくのはよく理解できました。
そんな状況が巷に知れ渡るようになって、特記事項の制度は廃止になりましたが、またあれと同じようなことがあちこちで(今度は高校で!)起こってしまうのでしょうか…

私が疑問を投げかけたいのは、評価されることを意識して、自分の本意ではないことをすることが、本当に道徳的なのか? ということです。ボランティアはもちろん、本来道徳的なことというのは、評価されようがされまいが、誰かが見ていようがいまいが、自分の信念に基づいて行うはずのことだと思います。それを、評価で縛りつけることによって、無理やりそういう方向に子どもたちを導こうという教育方針は、明らかに間違っていると言わざるを得ません。
(次回に続く…)

道徳の評価は入試で利用しない!?<その6>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2016年6月27日 12:46 PM
  • 未分類

私がさらに問題だと感じているのは、道徳的であるということを評価すること自体に矛盾を内包しているということです。子どもたちが本当に心の底から納得していなくても、形だけ示せばよい評価がもらえてしまうのは大きな問題だと感じます。

今私が関わっている部分で言えば、都立中の作文でそのことを強く感じています。都立中の作文は、その採点基準からしても、多分に道徳的な視点で書かないと良い点数がもらえない側面があります。例えば、「諦めないで頑張ること」「他者への配慮・思いやり」等がテーマになる場合が多いですし、間違ってもいじめや戦争を肯定するような意見を書いてしまったら、それだけで不合格になってしまう場合もあります。(これは、以前に都立中の先生から直接伺いました)
例えばいじめに関して自分の意見を書く作文で、生徒が「これは、いじめられる側にも問題がある。もっと強くなれよ!」とか、「自殺するなんてバカみたい。学校なんか行かなくていいから逃げちゃえばいいのに…」とか書いた場合、一個人としてはなかなか見どころがある意見だと感じたり、よく考えているなと思ったとしても、塾の講師としてはその意見を全否定して、書き直しを命じなくてはなりません。入試本番でそんな意見を書いてしまったら、合格することができなくなってしまうからです。最初は、自分で主体的にものを考えている生徒ほど「何で?」と不満をあらわにするのですが、そういう指導を続けているうちに、次第にそれに染まってしまい(我々が染めているわけですが)、「自分はこう思うけど、点数を取るためにはこう書かなきゃダメなんだよね?」とか言うようになります。入試だから仕方ないと言えばそれまでなのですが、腹の中で舌を出していても、大人の顔色を伺って当たり障りのない模範解答を書けば、それがとても道徳的であると評価されて、良い点数をもらえてしまうことに違和感を感じずにはいられません。(それでも塾としては、合格させるためにそういう指導を続けざるを得ないわけですが…)
(次回に続く…)

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