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GS進学教室

大学の推薦入試で学力試験が必修に…<その1>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2017年5月15日 1:00 PM
  • 未分類

こういう書き方は大変不遜なのを承知で書きますが、最近の文科省の施策はとても的を射ているものが多いと感じます。ゆとり教育導入の頃から違和感を感じる施策が多かったのですが、特に数年前くらいはまったく理解ができないものも多くありました。このブログ等で疑問の声を上げ続けていたのですが、道徳教育の教科化・評価の導入については、いつの間にか反対派の論客(?)として私のコメントが教育雑誌・ネット等で取り上げられるようになってしまいました…
ところが、ここ数年2020年の大学入試改革が正式に決まったあたりからは、塾の現場に身を置く者の視点で見ても「Good Job!」と感じる施策が増えているのです。

数日前に公表された、大学入試の方向性についての施策は、本当にすばらしいものだと感じました。2020年からの大学入試改革に合わせて、「推薦入試やAO入試にもすべて学力試験を義務付ける」というものです。
現在、国立・私立含めてた大学入試で、AO入試の入学者が10%弱、推薦入試の入学者が35%程度になっていると言われています。指定校推薦も含めれば、大学生約半数が一般入試ではないルートで入学しているということです。これは難関大学も例外というわけではなく、早稲田大学ですら約40%が推薦入試の入学者なのだそうです。
一般的に、AO入試や推薦入試は、学力以外の部分を重視した選抜することが多くなっています。一昔前の「一能一芸入試」のように、(けん玉等の)勉強に関係ない特技で大学に入学するようなケースはあまり聞かなくなりましたが、スポーツや芸能活動は依然として評価されているようですし、この制度による入学者の割合が増えていることで、大学入学後学力的について行けない学生が多く出てしまっているということは否めない状況となっていました。
(次回に続く…)

都立小学校開校情報<その2>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2017年5月13日 1:48 PM
  • 未分類

とにかく、当初の予定より大幅に開校が遅れてしまったのが痛いと思います。舛添さんが開校に反対していたという情報もありますが、なぜしばらく頓挫していたのか真相はよく分かりません。都立中の人気が一番高まっている時にスタートできれば、もっと盛り上がったかもしれませんが…
また、一時は理系特化の学校にしようという動きもあったのですが、これも方向性が大きく変わってしまいました。立川国際中に併設という形になった時点で、国際色を強めた小学校であるという方向性は当然です。私は、武蔵中に併設で理系特化の小学校の方向性で進むのであればせとても興味を持っていたのですが、国際系に決まった段階でまったく興味を失ってしまいました。
あくまでも私個人の考えですが、小学校から第2外国語を学習するなんてまったくナンセンスだと思います。英語はもちろん、日本語の習得もまだままならない段階では、学習効果は高が知れています。まぁ、お遊び程度に触れるのはいいかもしれませんが…
私は、都立小だからこそ、小中校一貫校だからこそ、語彙力なり計算力なり、基礎学力を徹底することをまず第一義に掲げて欲しいと考えています。しかし、カリキュラムや学校の方向性を見る限り、それとは逆行しているようです。
そういう意味で、立川国際は中等教育学校としては、国際学校としても進学校としても中途半端で失敗しているわけですから、同じ轍を踏まないようにして欲しいと思います。
もう1つ、小中高と12年間も同じ環境に身を置くことについて、(子どもたちというよりも)保護者の方がどういう捉え方をするのかに興味があります。もちろん、メリット・デメリット両方あるわけですが、6歳の段階でその決断ができるのかどうか… 気軽に受けさせて受かってしまって、実際に通い出してからそのことに気付いて悩むケースも出て来るかもしれません。

ただし、そうは言っても人気は出るでしょうね。80名のうちおそらく15名程度は外国人・帰国生枠になると思うので、一般枠は65名程度だと推測されます。そこに全都から生徒が集中するのですから… 中学校の開校当初は、女子の倍率が実質20倍近くにまでなりましたが、それを超える倍率になることは間違いないと思います。
問題は、抽選を2回もクリアしないと合格に辿り着けないことです。どのくらいの通過率で設定するのか分かりませんが、この不確定要素はネガティブファクターとなるはずです。都立中入試の初年度白鴎中が開校した時に、やはり抽選を導入して、批判が多かったために、1年で廃止した経緯があります。その後はどんなに応募者が多くなっても、近隣の学校や大学の会場を間借りして希望者全員に対して適性検査を行って来ました。都教委としても、とんでもない人数が集まってしまうことを想定しての予防策なのかもしれませんが、ここについては検討し直すべきだと思います。せめて、抽選は1回だけにして、最終選考は適性検査で行う形にするべきです。
適性検査の内容がどうなるのかも興味深いですね。今までの中学校開校時の例からすると、1年前には適性検査の形態と問題例が提示されるはずです。筆記試験だけとなるのか、行動観察や作業、面接等が入って来るのかによっても、かなり集まる受検者の状況が変わって来ると思います。難関私立小との併願者がどのくらいいるのかが、1年目の最大のポイントです。
私は、普通の子どもたちが気軽に受けられるような形態をイメージしています。もちろん、ある程度の訓練は必要になるわけですが、いわゆる「お受験」対策をみっちりしないと対応できないような形にはしないはずです。(そう信じています)

都立小学校開校情報<その1>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2017年5月11日 5:15 PM
  • 未分類

ここ数年で都知事がコロコロ変わった影響もあり、都立小学校の開校計画が遅れていました。舛添都知事が就任した後、一時は話自体がなくなりそうな様子もありました。昨年あたりから再度具体的な検討を行い、今年度に入ってから開校の詳細が公表されました。現時点で分かっていることをまとめておきます。

〇2022年度から開校(今年度2歳になる子どもの学年から)
〇現在の立川国際中の隣の曙グラウンド敷地内に校舎を増設する(当面1校のみ)
〇1学年80名募集
〇80名の中に、外国人や帰国児童の特別枠を設ける
〇通学時間の制限を設ける(50分以内の案が有力)
〇選抜は3次試験まで行い、1次と3次が抽選、2次が適性検査(筆記が中心)
〇基本的には12年間の一貫教育とするが、中学校に上がる段階で学力について一定の基準を設ける
〇当然、授業料は無料
〇カリキュラムとしては普通科ではあるが、国際色の強い学校とする
〇小学校のうちから、英語教育はもちろん、第2外国語にも触れられるようにする(中学校では第2外国語が必修)
(次回に続く…)

今日は何の日?

  • 投稿者: gs_staff
  • 2017年5月10日 2:17 PM
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今日は5月10日。後藤の日です。何でも、全国の後藤さんが集まって親睦を深める会があるそうです。私は授業があるので出席できませんが… 
ちなみに、私も最近知ったのですが、後藤という姓の方には、あの「藤原氏」の末裔にあたる方が多いそうです。藤原氏の一族の中で後で作った姓なので、「後藤」としたのが始まりだということです。
そのことを知ってから、私も中学生の時に学習した歌を思い出しました。

「この世おば我が世とぞ思う望月の欠けたることもなしとおもえば」

この歌は藤原道長が自身が栄華を極めた様子を自慢して詠んだものだと言われていますが、私は(中学生の頃から)一末の寂しさを感じ取ってしまいました。ちょっと変わった子どもでしたね(笑)。今改めて考えても、やはり道長の哀愁を強く感じます。皆さんはいかがでしょうか?

ちなみに、GW中に縁あって馬車に乗る機会があったのですが、その馬の名前が「ゴット」でした。周りの方は私の所有馬だと思っていたようですが、そんなわけがありません…

受験生へのお勧めとしては、本日を「誤答の日」にすることです。今までテスト等で間違えた問題を、再度見直す機会とするのです。GSでは、そのために復習ノートを作成させています。
結局、受験勉強ってこれに尽きると思うのです。「1度間違えた問題を、次に出て来たら必ずできるようにする」ということです。これをきちんとやって行けば、成績は必ず上がります。

クールビズ

  • 投稿者: gs_staff
  • 2017年5月9日 1:58 PM
  • 未分類

GWの後半から急に暑くなりました。日曜日は車の温度計の目盛りが30℃を超えていました。4月の2週目までは校舎でも暖房を入れていましたし、家でも炬燵をつけていましたので、朝夕は寒かったのだと思います。(もう肌感覚として忘れました) 年々感じるのですが、春の期間がとても短くなっていて、冬の後突然夏が来るような感じがします。
昨日は夜の授業中でも教室の中は暑かったですね。部活帰りにそのままやって来た生徒たちの熱気でムンムンと…  まだ(ドライも含めて)冷房を入れる勇気がないので(決して経費削減ではありません)、窓を開けて空気を入れ換えたりして凌いでいます。

ということで、GSでは本日より「クールビズ期間」とさせていただきます。講師たちは、半袖ノーネクタイでの勤務とさせていただきますので、ご理解の程お願い致します。
政府が推奨していることもあり、7月からは「スーパークールビズ」も検討したいと思います。具体的な内容はまだ決まっていませんが… 間違っても、どこかの塾のように、アロハにビーサンということにはなりませんので、ご安心ください。

教育無償化の流れが一気に加速!?<その8>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2017年5月8日 1:39 PM
  • 未分類

まとめて言うと、大学に進学するというのはある意味特別なことなので、それに対して公費を投入するべきではないというのが私の考えです。同じ18歳であっても、大学に進学する者には年間数十万円が支給され、働く者には何もないというのは、やはり不公平だと思います。そのことにより、大学に行く必要がない者までもが大学進学を目指すようになったら、正に本末転倒の事態です。
また、年齢制限をどうするかという問題も出て来るでしょう。大学は(高校までと較べると)いろんな年齢層の人が集まる場所です。それこそ私が今から大学に入学して勉強し直したいということになったら、無料で通えることになるのでしょうか…? (実際私は、25歳の時に大学に再入学しています。当たり前ですが、仕事をしながらの両立は難しく、取得単位0で除籍処分となってしまいましたが…)

一方、幼稚園・保育園という幼児教育のところは、誰もが通る道ですし、少子化対策に直結することは間違いないと思います。私の周りでも、子どもが1人いて、2人目・3人目をどうしよう…という段階で、この部分の教育費が足枷となって躊躇している家庭は結構あります。子どもが小さいうちは、大学の段階まではまだどうなるか分からないということもあるでしょうし、(適性や学費も含めて)本人次第という部分も大きいので、その部分を具体的に考えている家庭はあまり多くありません。
限られた財源の中でやり繰りしなくてはならない状況の中では、優先順位を考える必要があります。そう考えた時に、今の我が国の状況では、幼児教育の無償化の方が優先順位が高いということは間違いないと思います。

教育無償化の流れが一気に加速!?<その7>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2017年5月6日 12:42 PM
  • 未分類

私は、高3になった段階で、将来の方向性が明確になっていて、大学の特定の学部を卒業しないとそれが難しい場合や、勉強が好きで、もっと踏み込んで学問をしてみたいと思える学部がある場合以外は、そもそも大学に進学するべきかどうかを考えるところから始めるべきだと思います。
勉強が嫌いなのに嫌々大学に行っても不幸なだけだと思いますし、就職のために単に学歴を手に入れるという考え方は、一部の難関大学以外ほとんど意味をなさなくなって来ています。某大企業の人事担当者が、いわゆるFランク大学だと、学歴がマイナスになる場合が多いとおっしゃっていました。(高卒の方がまだチャンスがあると…)
ましてや、社会に出る前の猶予期間(教育心理学で言うところのいわゆる「モラトリアム」的な期間)として大学生の4年間を捉えて、のんびりした時間を過ごしながら、その間に何かやりたいことを見つけるという考え方は、一昔前には「あり」だったと思いますが、今はもう時代に合わなくなって来ていると思います。
まとめて言うと、「みんなが大学に行くから、自分もとりあえず…」みたいな感覚で大学に行くのは止めた方がいいということです。大学に進学する以上、自分の中での明確な目的を持って行くべきですし、勉強以外の部分も含めて、貴重な4年間を自分の成長のために使って欲しいと思います。
そうでないならば、専門学校に通って手に職をつけることを考えるとか、職種によっては高卒で社会に出ることがあっていいでしょう。本当に優秀な人であれば、自分で事業を始める選択肢もあります。実際私の教え子の中でも、若くして自分で起業して成功を収めている者が何人かいます。
(次回に続く…)

教育無償化の流れが一気に加速!?<その6>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2017年5月4日 9:11 PM
  • 未分類

なぜ私が大学の受験料無償化に反対しているのかと言うと、今ですら大学生の数が多すぎると思っているので、無償化によりこれ以上大学に進学する生徒を増やすことはするべきではないと考えているからです。
私が学生の頃に25%程度だった大学進学率は、現在は50%を超える状況になっています。入試で倍率が1倍を切って全入となっている、いわゆるFランク大学が、私立大学の半数近くあります。つまり、高望みをしなければ、誰でも大学生になれてしまう時代なのです。
当然、大学生の質は低下しているため、大学は出たけれど…という状況になっている若者も増えていて、卒業できずに中退してしまったり、まともな就職ができなかったりして、20代のニート・フリーターが増えていることも指摘されています。
私の教え子たちの中でも、この生徒は大学に行かない方が、将来幸せになれるのではないかと感じるケースはあります。私は面談等で本音で話をすることをポリシーとしているため、そういう話を生徒本人や保護者の方にぶつけることもあるのですが、とりあえず大学には行かないと…という結論ありきの話になってしまう場合がほとんどです。
(次回に続く…)

教育無償化の流れが一気に加速!?<その5>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2017年5月2日 2:07 PM
  • 未分類

最新の情報によると、子ども保険について、実際にかかった幼稚園・保育園の費用を国が負担するという形はほぼなくなったとのことです。現時点では、月25,000円程度を現行の児童手当(2歳まで月15,000円、3歳から月10,000円)とは別に支給する案が有力のようです。年収要件はなくして、全体的に広く子育てを支援する形にしたいという考えがあるようですが、この手当は幼稚園・保育園に通わせなくても支給するということまで検討されています。ベビーシッターを雇ったり、母親が専業主婦になってその手当てを家計の足しにしたり、家庭ごとの子育てに対する多様な考え方を尊重したいという意向があるようです。
ただし、自民党の中でも意見が分かれている部分があり、どちらかと言うと長老たちの中には、教育国債を発行して財源を賄うべしという意見を持っている議員が多いそうです。麻生財務大臣が教育国債には全面的に反対していることもあり、小泉さん(息子の方です)等若手議員たちが主張している子ども保険の形が、有力な案として最終検討の段階に入っているということです。

また、政府や自民党の中では、大学等高等教育の無償化は当面先送り(というより今の段階では実施しない)の方向で進んでいることもわかりました。少子化対策の方が緊急性が高いため、幼児教育の無償化を実現することを優先的に進めている状況で、財源的にも労力的にも手が回らないということもあるようですが、若手議員たちも含めて、大学の授業料無償化はするべきではないという考えが根強いことも浮き彫りとなりました。
これについては、私も同じ考えを持っています。
(次回に続く…)

教育無償化の流れが一気に加速!?<その4>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2017年5月1日 9:48 PM
  • 未分類

このブログでも何度も書きましたが、私は奨学金を借りて大学に進学することには反対の立場です。教え子や保護者の方から相談を受けた時にも、可能であれば極力借りないようにという方向でアドバイスをします。
私がそう考えるようになったのは、教え子たちの中で、大学を卒業した後返済に追われて、人生を犠牲にしてしまっている者が少なくないからです。結婚や家のローン等を躊躇してしまったり、返済が滞ってブラックリストに入ってしまったり、中には自己破産する羽目になってしまった者もいます。今は(当たり前ですが)取り立てが非常に厳しく、数ヵ月滞納しただけでも、結構厳しい措置を取られることが多いのです。
就職だってどうなるかわからない今のご時世で、過去の受益に対する借金を数百万円も抱えて社会に出て行くリスクはあまりにも大きすぎると思うのです。

ではどうすればいいのかと言うことになるわけですが、私は大学入学後(可能であれば入学前から)気合いを入れてアルバイトをして、在学中に自分で学費を払ってしまうことを勧めています。かなりハードな4年間になることを覚悟すれば、学問やサークル活動との両立をしながら、学費を稼ぐことはそんなに難しいことではありません。(時代が違うと言われそうですが、私も大学生の4年間、教職やバレーボール等両立しながら、学費と生活費はすべてアルバイトで賄い、親に一切負担をかけませんでした。もちろん奨学金は借りていません)
もしそれも難しい状況で、どうしても奨学金を借りるのであれば、最悪の場合親が肩代わりして返済するくらいの覚悟を決めた上で決断するべきだと思います。そもそも、大学を卒業するまでの教育費は、保護者が負担すべき義務があります。それを安易に子どもの将来に押し付けるのは、私はちょっと違うのではないかと考えているのです。
(次回に続く…)

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