- 2017年5月13日 1:48 PM
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とにかく、当初の予定より大幅に開校が遅れてしまったのが痛いと思います。舛添さんが開校に反対していたという情報もありますが、なぜしばらく頓挫していたのか真相はよく分かりません。都立中の人気が一番高まっている時にスタートできれば、もっと盛り上がったかもしれませんが…
また、一時は理系特化の学校にしようという動きもあったのですが、これも方向性が大きく変わってしまいました。立川国際中に併設という形になった時点で、国際色を強めた小学校であるという方向性は当然です。私は、武蔵中に併設で理系特化の小学校の方向性で進むのであればせとても興味を持っていたのですが、国際系に決まった段階でまったく興味を失ってしまいました。
あくまでも私個人の考えですが、小学校から第2外国語を学習するなんてまったくナンセンスだと思います。英語はもちろん、日本語の習得もまだままならない段階では、学習効果は高が知れています。まぁ、お遊び程度に触れるのはいいかもしれませんが…
私は、都立小だからこそ、小中校一貫校だからこそ、語彙力なり計算力なり、基礎学力を徹底することをまず第一義に掲げて欲しいと考えています。しかし、カリキュラムや学校の方向性を見る限り、それとは逆行しているようです。
そういう意味で、立川国際は中等教育学校としては、国際学校としても進学校としても中途半端で失敗しているわけですから、同じ轍を踏まないようにして欲しいと思います。
もう1つ、小中高と12年間も同じ環境に身を置くことについて、(子どもたちというよりも)保護者の方がどういう捉え方をするのかに興味があります。もちろん、メリット・デメリット両方あるわけですが、6歳の段階でその決断ができるのかどうか… 気軽に受けさせて受かってしまって、実際に通い出してからそのことに気付いて悩むケースも出て来るかもしれません。
ただし、そうは言っても人気は出るでしょうね。80名のうちおそらく15名程度は外国人・帰国生枠になると思うので、一般枠は65名程度だと推測されます。そこに全都から生徒が集中するのですから… 中学校の開校当初は、女子の倍率が実質20倍近くにまでなりましたが、それを超える倍率になることは間違いないと思います。
問題は、抽選を2回もクリアしないと合格に辿り着けないことです。どのくらいの通過率で設定するのか分かりませんが、この不確定要素はネガティブファクターとなるはずです。都立中入試の初年度白鴎中が開校した時に、やはり抽選を導入して、批判が多かったために、1年で廃止した経緯があります。その後はどんなに応募者が多くなっても、近隣の学校や大学の会場を間借りして希望者全員に対して適性検査を行って来ました。都教委としても、とんでもない人数が集まってしまうことを想定しての予防策なのかもしれませんが、ここについては検討し直すべきだと思います。せめて、抽選は1回だけにして、最終選考は適性検査で行う形にするべきです。
適性検査の内容がどうなるのかも興味深いですね。今までの中学校開校時の例からすると、1年前には適性検査の形態と問題例が提示されるはずです。筆記試験だけとなるのか、行動観察や作業、面接等が入って来るのかによっても、かなり集まる受検者の状況が変わって来ると思います。難関私立小との併願者がどのくらいいるのかが、1年目の最大のポイントです。
私は、普通の子どもたちが気軽に受けられるような形態をイメージしています。もちろん、ある程度の訓練は必要になるわけですが、いわゆる「お受験」対策をみっちりしないと対応できないような形にはしないはずです。(そう信じています)
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