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都立高校入試で内申がいらなくなる!?<その2>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2026年9月18日 1:20 PM
  • 未分類

まず、来春の武蔵野北高校と北園高校の入試は、かなり倍率が上がることが予想されます。「内申が悪いけど、得点力はあるよ」という生徒が回って来るからです。受検者や合格者は今までより男子が多くなると思います。学力の割に内申で足を引っ張っているのは、男子が圧倒的に多いからです。そのため、今までだったら合格圏内に届いていたはずの、「得点力は今イチだけど内申で余裕がある」という生徒(女子に多い)がはじかれてしまうことになります。

ただ、1つ懸念があるとしたら、この2校が「共通問題校」であるということです。今まででも、入試当日は各科目80点を巡る戦いになっていました。普通の内申で70点平均だと受からないのです。その状況だと、入試の当日点で差をつけようとしてもなかなか難しいです。優秀な生徒でも、100点近く取るのは難しく、90点を目指すことになりますが、例え90点を取ったとしても、周りの生徒とそんなに差をつけられないということです。

何をお伝えしたいのかと言うと、この入試改革は、入試問題の「自校作成校」の方が影響が大きくなるということです。英・数・国の3教科は問題が難しいので、そこそこ優秀な子たちでも60点を巡る戦いになります。そんな中でもし得意科目で90点くらい取れたら、かなり差をつけられることになります。

いずれにしても、今の中2が受検する年からは、かなり多くの高校(全校?)でこの方式が採用されることになるのだと思います。そうなると、都立高校の人気が(本当に久しぶりに)上がって来ることは十分に考えられます。それほど、内申点に対する悪い嫌なイメージによって、都立高校の受検を回避している層が結構いるのです。特に実技科目の点数が2倍になってから、その兆候が顕著です。「どんなに頑張っても、どうせ内申は取れないから…」ということで、最初から都立高校が選択肢に入っていなかった層は少なくありません。「内申が関係なく、点数だけで勝負ができるようになる」というニュースは、それだけインパクトがあるということです。もしかすると、中学受験組が「それなら…」ということで、都立高校入試に回って来る可能性すらあります。進学指導重点校レベルの高校が、この制度を導入するということが前提になりますが…

いずれにしても、ここから2〜3年くらい、都立高校入試の動向から目を離せなくなりました。再度書いておきます。都立高校の人気をV字回復する千載一遇のチャンスです。最後のチャンスかもしれません。内申を入試に使うことを完全に止めることも含めて、思い切った改革をしてほしいと思います。知り合いの都議会議員が、この方向に全面的に賛成してくれていて、「頑張るよ!」と言ってくれています。最後は政治力の介入に縋るしかないのが情けない気もしますが、大きな波が来ているのは間違いありません。

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