ホーム > アーカイブ > 2013年1月のアーカイブ
2013年1月のアーカイブ
体罰について考える<その2>
- 2013年1月12日 11:55 AM
- 未分類
これだけ問題が大きくなった後でも、当該のバスケ部顧問は、市教委の事情聴取に対して、次のように答えています。「部活を強くするには、体罰は絶対に必要。どうしても指導が入らない時の最後の手段だった。彼(自殺した生徒)には、厳しくしすぎたと思う」と。皆さんは、これを読んでいかがでしょうか? この発言から読み取れることは、教師は(生徒のためにも)良いことだと思って、ある意味確信を持って体罰を行っているということです。この聴取の際は、涙を流し、声を詰まらせながら話をしていたと市教委幹部は言っていますが…
誤解を与えると困るのではっきりさせておきますが、私はこの教師を擁護するつもりもないし、引き起こした結果の重大性から考えると、(社会的な制裁の他に)それなりの責めを追うべきだと考えます。私が伝えたいことは、当該教師(あるいは全国にいる同じような教師)が、なぜこの時代にそんな「信念」を持った指導を継続しているのかという経緯です。
昨日も書きましたが、特にバレーとバスケにそういう指導者が多いのには理由があります。この教師は、日体大の出身で、自分がそういう環境(指導の中での体罰が当たり前)の中で育ってきたことが前提にあるのかもしれませんが、バスケットの指導者としても大阪ではリーダー的存在でしたし、全日本チームのコーチとして海外遠征もしているぐらいですから、日本の中でも、一目置かれる存在だったはずです。ということは、まだそういう指導が全国の標準として認識(看過?)されているということに他なりません。
簡単に言うと、バレーとバスケは特に、昔からそういうタイプの指導者が多かったのです。そして、そういう指導者の高校が強くなり、全国大会上位の常連となっている時代が長かったため、若い世代(今回の教師の世代です)も強くするためにそういう指導を引き継ぎ、真似をし、そして実際にチームを強くしてきたのです。今の40代前半以下の教師では、ちょっと違うタイプの指導者も増えてきました。子どもたちが変わってきたことと、世間の風当たりが強くなってきたこともあり、褒めて伸ばす指導や、若さに任せて教師も一緒に汗を流すような指導が増えてきています。
一昔前までは、全日本や実業団リーグなどでも、その名残が見られました。他の競技に較べると、明らかにこの2つだけは(体罰も含めた)厳しい指導場面を目にする機会が多かったと思います。全日本レベルにも、そういう指導者が多かったからです。思い返せば、「アタックNo.1」や「サインはV」(共にバレーボールアニメです)は、そういう世界を描いたものでしたし、東洋の魔女や男子のミュンヘンでの金メダルも、世界一厳しい指導の賜物だという評価は今も覆りません。バスケも含めて、一部の指導者の中に、厳しい指導をしないと勝てないという「信念」が増幅されてしまっていました。そういう潮流の最下流に、今回の教師の存在と、体罰も含めた指導の継続があったのです。(おそらく、この論調は他で目にすることはないでしょうが…)
今後、文科省が陣頭指揮を取って、教師の体罰撲滅運動が全国に広がっていくと思います。今まで当たり前のように体罰を行っていた現場の教師たちも、今後は自重するでしょう。私も、それは徹底するべきだと思います。しかし、その際に、教育現場で注意しなくてはならないことがいくつかあるのです。
(次回に続く…)
体罰について考える<その1>
- 2013年1月11日 11:47 AM
- 未分類
大阪の市立高校で、教師(バスケ部顧問)の体罰が原因で生徒が自殺してしまいました。体罰は日常的に行われていたようです。新聞・テレビのニュースで取り上げられているので、皆さんある程度の状況はご存じだと思います。
警察が事件性の判断をしていますが、大津のいじめ事件同様、これだけ世論が先行してしまっているので、「見せしめ」的な部分も含めて、おそらく何らかの裁きはあるものと予想します。怪我をさせたり、精神的に追い込んでしまうような体罰は、学校教育法はもちろん、刑法にも触れる行為です。
生徒本人やご家族のことを考えると本当に痛ましいことです。再発防止に向けての取り組みは、大阪だけでなく、全国で徹底していかなくてはなりません。しかし、今回は、マスコミとはちょっと違う視点で書いてみたいと思います。
まず、今回の事件は「氷山の一角」だということです。いじめ事件の時もそのことを感じましたが、全国で似たような事例はたくさんあります。今回は、被害生徒の自殺という重大な結果が伴ったことと、相変わらず学校や教委の隠蔽体質が明らかになったため、これだけ問題が大きくなったのです。
私も全国大会を真剣に目指す体育会系で過ごしてきた人間ですから、リアルに分かっていますが、そういう部活では、(一昔前までは)このレベルの体罰は当たり前に行われていました。時代の変化や、子どもたちが弱くなってきたこともあり、近年はだいぶ減ってきていると思います。しかし、まだ根強く残っていることも事実です。今回、文科省が全国の実態調査を「真剣に」したとしたら、それこそすべての都道府県で「事例」が出てくるはずです。それでも、まだ隠蔽する学校もあるかもしれませんが…
今回問題になった学校もそうですが、特に、「バレー部」と「バスケ部」が圧倒的に多いはずです。おそらく、「うちの高校もそうだった」と同意していただける方が多いと思います。野球はそのあたりがとても厳しく、それこそ「ケツバット」レベルでも、大きな問題になり、場合によっては「監督の謹慎」 「出場停止」等の重い処罰が下されるので、現場はとても敏感なのです。サッカーなどは、リベラルな雰囲気があるスポーツだということもありますが、バレーやバスケに較べると少ないはずです。
なぜ、バレーやバスケに体罰が多いのか? 理由がいくつかあります。
1つは、体育館という比較的閉鎖的な空間で活動が行われていることです。グラウンドだと、それこそ通りかかった地域の方に見られるような危険性もありますが、体育館だと、あまり外から見られることがありません。強豪校だと、専用の体育館がある場合が多いので、それこそ「治外法権」になってしまうわけです。
2つ目には、顧問と生徒との距離感の問題があります。広いグラウンドだと、「あいつ何やってんだ!」となっても、生徒のところに走って行ったり、生徒を呼んだりしてしているうちに間があいてしまいます。バレーやバスケは、一歩コートの中に踏み込めばそこに生徒がいるので、体罰を行いやすい環境があると言えます。また、体罰は当該の生徒だけでなく、周りの生徒をピリッとさせるため(はっきり言えば見せしめです)に行う場合もありますが、広いグラウンドより体育館の方が効果があることは言うまでもないでしょう。
3つ目は、あまり一般の方には知られていない部分だと思いますが、バレー・バスケの高校や全日本の組織・幹部たちの歴史が影響を与えています。私は、今回の事件を起こした顧問にも、その匂いを感じています。
(次回に続く…)
さあ、いよいよ!
- 2013年1月10日 12:49 PM
- 未分類
今週に入ってから、このブログのアクセス数が急に増えてきています。どうやら、「験担ぎグッズクイズ」の答えを知りたかった方ばかりではないようです。いよいよ入試が始まるので、倍率・難易度等の入試情報や、直前の勉強方法について、生徒本人や保護者の方で、精神安定剤を求めて訪問してくれる方が増えているのだと思います。(この次期は、塾の講師の方の読者も増える傾向にあるようですが…) こんな私の拙い文章でも、少しは皆さんを勇気づけられているのだと思うと、喜びを感じるよりも、責任の重さを痛感します。
いよいよ、入試がスタートしました。埼玉県の私立中学入試です。GSの生徒は、来週の月曜日からの出陣します。中3生も、私立高校が1月22日から、都立高校が1月27日から戦いが始まります。今年も、この時期が来たかと身が引き締まる思いです。(残念ながら、物理的な身はあまり引き締まっておりませんが…)
この時期の受験生(とその保護者)の方は、大変ピリピリしています。些細なことでも気になると、イライラして勉強(や家事)が手につかなくなるようです。そのはけ口を塾にぶつけてくれればまだいいのですが、家族(保護者の方の場合は受験生本人)にぶつけ出すと泥沼にはまります。特にお母様方、ご注意を!
受験生本人(特に女の子)は、この時期、必要以上に友人と共に行動したり、意味なく教師に纏わりついたりするケースが増えてきます。これも、不安を解消するために、無意識のうちにそういう行動を取るようになっているのです。
まあ、これだけの受験勉強を今までやってきたのですから、その成果が合格・不合格という結果で出てしまうことを考えると、緊張感はない方がおかしいと思います。大事なことは、その緊張感を、プラスにつなげられるようにすることです。毎年見ていて、本番で信じられないような力を発揮して帰って来る生徒がいます。過去問では1度も合格点を取れなかったのに、本番で初めて合格点を取る生徒もいます。こういう生徒たちは、本番の緊張感をプラスに利用した生徒たちです。
直前、受験生が精神状態を普通に保つ方法は簡単です。今まで通りの勉強を最後までやり続ければいいのです。変わったことをしようとするから、緊張してしまう… 直前期に無理は禁物ですが、勉強のペースを落としてはなりません。
保護者の方が精神状態を普通に保つには… これがなかなか大変のようです。
都立高校の志願者動向
- 2013年1月9日 2:31 PM
- 未分類
いきなり余談ですが、皆さん、このブログの私の写真が変わったことにお気づきでしょうか?(まだ変わっていないという方は、パソコンのF5ボタンを押して更新してください!) 実は縁あって、年末にプロのカメラマン(女性です!)に撮ってもらいました。やっぱりプロの腕は違いますねぇ。モデルに多少(?)問題があっても、それなりにしてもらうことができます。なかなか評判がいいです。「渋い!」 とか、「かっこいい!」というコメントは大歓迎ですので、どしどしお寄せください。内容によっては、削除させていただきますが…(笑)
閑話休題。
昨日、都内の中3生の志望校調査の結果が発表されました。これは、毎年この時期に、各中学校から、生徒たちの第一志望校の人数を吸い上げて、都がまとめて発表しているものです。あくまでも12月の時点での第一志望校のみの調査なので、2月本番の実態と一致するものではありませんが、大まかな傾向は読み取ることができるため、塾の講師たちは、毎年この数字を睨めっこして、最後の出願作戦を練るのです。
まず、全体の傾向としてちょっと意外だったのは、都立高校の志望割合が微増(70.9%→71.5%)に留まったことです。私立高校の志願割合が微減ということです。相変わらず先の見えない不況の中で、もっと都立高校の志願率が上がってくると予想していました。
都立高校は、学校ごとに志願数が発表になっていますが、こちらの傾向としては、ほぼ業界で予測されていた通りの状況です。進学重点校等の最難関校は、倍率もレベルも上げ止まり。もうこれ以上難しくならないでしょう。志願者数も、ほぼ昨年並みの高校が多いです。それでも、国立高校あたりは、かなり厳しい戦いになることが予測されています。日比谷・西は、私立高校や国立(こくりつ)高校第一志望者がどのくらい流れてくるかによって、レベルが変わってくるため、最終的な受験者数確定まで何とも言えない感じです。
予想通り、(特に多摩地区の)学区2~3番手校が、どこも厳しい戦いになりそうです。単純に志願者数を増やしていることもありますが、本来なら学区トップ校を目指せるようなレベル(内申で4が半分・5が半分くらい)の生徒が、「どうしても都立!」という安全志向で、1つレベル下げて、受けに来るケースが増えているのです。
そんな中で、我々の予測を大きく上回って志願者数を増やしたのが、武蔵野北と小金井北の両校です。昨年までも結構厳しい戦いでしたが、今年は昨年より大幅に志願者数を増やしていて、都で1~2を争う高倍率になっています。上記の理由に加えて、地域の都立中開校の影響をモロに受けてしまったためです。どういうことかと言うと、富士・三鷹・大泉・南多摩の4校が、今年から中学校から高校に生徒が上がってくる関係で、募集停止や2クラスのみの募集になったことと、この学区(旧9学区)のトップ校である武蔵も中高一貫で2クラスのみの募集になっているため、本来ならこれらの高校を受検していた層の生徒が、地域的な面もあり、武蔵野北・小金井北に特に流れたのです。もちろん、高校の「企業努力」があったことも見逃せません。かなり早い時期から、先生方が塾を回ってPRをされていたり、学校説明会や見学に行った生徒たちがみんな気に入って帰って来るような雰囲気を作っていたり、我々から見ても、「頑張っているなぁ」と感じる高校でした。もう少し大学受験の実績が出てくれば、さらにレベルは上がってくると思います。先生方は「してやったり」でしょうが、早い段階からこれらの高校を目指していた生徒たちは、たまったものではありません。
そんなわけで、今年は今までにあまりなかった志望校変更が出てくるかもしれません。例えば、武蔵野北を志願していた生徒が、そんなに厳しいなら…ということで、武蔵に差し替えるというようなケースです。前述した理由で、武蔵は78名のみの募集ですが、現段階では男女とも定員割れの状態です。もちろん、私立高校第一志望だった生徒たちが流れてきて、最終的には少し増えてきますが、そんなに多くはならないでしょう。結果として、本番で同じ点数でも、「武蔵野北なら不合格だったけど、武蔵なら合格だった」というケースが出てくるかもしれません。武蔵が最終的に定員割れとなれば、原則全入(全員合格)になるわけです。
ただし、例え合格できたとしても、高校入学後に相当覚悟をして行かなければならないことは言うまでもありません。中学校から上がってくる120名は、あの難関の入試で合格した優秀な生徒たちで、3年間、公立中とはまったく異なるカリキュラム・指導で鍛えられてきているのです。普通に考えれば、高校入学組はついていくのがかなり大変だということです。最初の1年間は、別クラスで進度等を補ってくれるようですが、そもそも別クラスにしていること自体、学校側が「同じレベルでやっていくのは無理」と考えていることに他なりません。部活等も、もうすでに出来上がっている中に、高校入学組は入っていかなくてはならないわけです。チーム競技の場合、そこで軋轢も生じる可能性があります。そんな中で頑張ってみたいと思える生徒は、前向きに検討してみる価値があるかもしれません。
続・験担ぎグッズ
- 2013年1月8日 11:34 AM
- 未分類
お待たせしました。答え合わせです。
①キット・カット(チョコレート)
「きっと勝つと!」 熊本弁かな?
②コアラのマーチ(チョコレート入りスナック)
「落ちそうで落ちない」 実は鋭い爪を木にしっかり食い込ませているんです。オーストラリアに行って、何気なく抱きかえると大変なことに…
③カール(スナック)
当然、「受か~る」です。
④ポッキー
「逆にすると、キッポー→吉報!」 ちょっと無理がある気が…
⑤キシリトールガム
「きっちり、通る」 お見事!
⑥ハイレモン(酸っぱいキャンディー)
「入れるもん!」 そんなに、いじけなくても…
⑦MINTIA(さくらんぼ味のキャンディー)
「この期間だけ、Mがひっくり返ってWになっているんです。WINTIA?」
誰ですか、「くだらねぇ~」と叫んでいるのは? 私を責めないでください。あくまでも、メーカーと小売店がタッグを組んで、販促企画の一環として取り組んでいることです。メーカーの担当者が知恵を出しているケースが多いと思いますが、中には世間で盛り上がるのが先で、それを知ったメーカーが後追いするケースもあるようです。きっと、流行らせているのは女子高生だな。しかし、この時代、女子高生マーケティングってなかなか侮れないと思います。企業によっては、女子高生モニターを集めて意見交換会を開いているところも多いのです。
カール→ウカールなどに代表されるように、商品名やパッケージを変えて販売しているものも結構あります。ウカールは、合格祈願と大きく入っていて、カールおじさんが神主さん?になってしまっています。興味がある方は、ぜひ話のネタに買ってみてください。ただし、受験前のお子様に、「あんたこれ食べれば受かるわよ」とか言って、毎日食べさせたりすることのないようにお願いします。(笑)
あと1問だけ… これは、前回より難しいかも?
最近、入試当日に蛸のお札(そんなものがあるのかどうか知りませんが…)を持っていく生徒が多いそうです。それはなぜでしょう?
正解 ) 蛸→オクトパス→置くとパス→机の上に置くと受かるということです。しかし、入試会場で蛸のお札を机の上に置くことは許されないでしょうね。会場に着いたら、机の上に置いて、テストが始まる時にしまうのでしょうか?
ちなみに、昨日のこのブログのアクセス数は、過去数ヵ月で最高数を記録しました。保護者の皆さんが、入試に向けての験担ぎや、当日持たせるものについて、かなり気にしているのではないかということを感じました。単に話のネタとして、答えを知りたい人が多かっただけだったりして… 塾の講師かな?
すいません。昨日は休校日だったので、更新をさぼってしまいました。期待して見ていただいた方にお詫びします。
験担ぎグッズ
- 2013年1月6日 10:36 AM
- 未分類
ある意味、昨日の続きです。
数年前のこの時期に、私は日本経済新聞の取材を受けました。その取材を基にして、数日後かなり大きいスペースで受験特集が組まれたのですが、その時の私の肩書きは、何と!「受験の験担ぎグッズ評論家」でした。何ですか、それ? 全国で私だけ? 当時書いたブログが記者さんの目に止まったということでしたが、2匹目のドジョウを狙って(?)、今回も書いてみます。
この時期の受験生は、「験担ぎ」にすがる(正確に言うと楽しむ)ようになります。今までは、そんなことに注意も払わなかったような生徒が、えらく気にするようになります。
テスト中消しゴムを落としてしまった子が、「先生、消しゴムを落としてしまいました」と言った後、慌てて、「消しゴムが引力に引っ張られました」と言い直しているような場面に遭遇します。微笑ましい光景ですが、本人たちは結構必死なのかもしれません。
この時期、コンビニなどでも、「受験生コーナー」が、かなり広いスペースを取ってあったりします。
受験関連クイズ! この商品はどんな意味!?
①キット・カット(チョコレート)
これは有名ですね!
②コアラのマーチ(チョコレート入りスナック)
これも知っているかな?
③カール(スナック)
この時期は商品名まで変えちゃっているんです。
④ポッキー
このあたりから難しいかな?
⑤キシリトールガム
虫歯にならないので受験に有利とか、そういうことではありません。
⑥ハイレモン(酸っぱいキャンディー)
間違っても、酸っぱい→失敗とかけてはいけない。
⑦MINTIA(さくらんぼ味のキャンディー)
これも商品名を変えてるぞ!? 逆立ちしても分からない?
以上、7問全問正解者は、全国2人目の「受験の験担ぎグッズ評論家」になれるかも!?
(正解は次回発表します)
合格祈願も I T 化?
- 2013年1月5日 1:46 PM
- 未分類
皆さんは、初詣に出かけられたでしょうか? 一昔前は(この言葉を使い始めるとおじさんなのだそうです)、ほとんどの生徒が正月にお詣りに出かけて、合格祈願の絵馬の奉納をしてきていた記憶がありますが、GSの生徒たちはあまり行っていないようです。おみくじも、悪い結果が出たら嫌だから引かないという人が増えていると聞きました。時代が変わってきているのかもしれません。
そんなことを考えていたら、昨日の朝日新聞に面白い記事を見つけました。「合格祈願の代行」が流行っているという内容です。受験生は勉強で忙しくて合格祈願に行けない場合が多いので、絵馬等を送れば、代わりに「寺などで修行を積んだ者」が行ってくれて、その奉納の様子をネットで配信してくれるというものです。その動画には、「画面の前で心を集中し、軽く合唱してください」と出てくるそうです。ちなみに、料金は3000円也。
別の業者では、一番近い吉日に明治神宮か湯島天神に代わりに行ってくれて4100円、絵馬の用意も頼むと8100円だそうです。高いのか安いのかよく分かりませんが、商売になっているということは、ニーズがあるのでしょう。地方の受験生は、簡単にご利益があると言われている神社には行けないので、こういうものにすがる場合が多いのかもしれません。
世の中の代行サービスの流行(はやり)とIT化がここまで来たか、と改めて感じますが、そもそも合格を神頼みしている時点で他力本願になっているわけで、塾の教師としては、そんなことをしなくても、自信を持って入試に行けるように実力をつけて欲しいと強く思います。
そんな偉そうなことを言っている私も、今年のおみくじは「ネット」で済ませてしまいました。「いい結果」が出るまで、3回も引いてしまったことは内緒にしておきます。
将来の夢
- 2013年1月4日 1:59 PM
- 未分類
新年にあたり、今年1年の目標・計画を立てた方が多いと思います。あるいは、数年後に向けて少し長期的な計画に思いを巡らせた方もいるかもしれません。受験生はもちろんですが、我々大人でも、明確な目標・夢に向けて取り組んでいる時は頑張れることが多いはずです。それが分かっているからこそ、多くの人が正月には改めて1年の目標・計画を立てるのでしょう。しかし、時間が経つにつれて、その思いが薄れてしまい、マンネリの生活が当たり前になってしまうことも多いはずです。私も恥ずかしながらそういうことが多かったのですが、最近になって、日々ダラダラ過ごしていられるほど我々の人生は長くないなぁと、強く感じるようになりました。(自分で会社を始めたせいなのか、それとも、ただ単に歳をとっただけなのか…)
あまり脈絡はありませんが、2012年4月に小学校に入学した子どもと、その親を対象としたアンケートの結果があります。その中の、「将来就きたい(就かせたい)職業」ランキングを紹介します。
子どもがなりたい職業
<男の子>
1位 スポーツ選手(14年連続)
2位 警察官
<女の子>
1位 パン・ケーキ屋・お菓子屋(14年連続)
2位 芸能人・タレント・歌手
3位 花屋
親が就かせたい職業
<男の子の親>
1位 公務員
2位 スポーツ選手
3位 医者
<女の子の親>
1位 看護師
2位 公務員
3位 薬剤師
まだ小学校の入学時ですから、夢があっていいですね。これが、中学校→高校→大学と進んでいくにつれ、だんだん現実的になり、諦めが入ってきたりするわけです。親の希望は、小学校入学時に早現実的ですが、男の子をスポーツ選手にしたいと考えている親が結構多いことには驚きです。公務員も、今後給料や退職金は下げられるでしょうし、今までのような旨味はなくなってくるように思います。「会社」がつぶれないということが、最大の魅力なのかもしれません。
私が一番取り上げたかったのは、「子どもの時に持っていた大きな夢が、なぜ、どういう過程で萎んでいってしまうのか?」ということです。今の子どもたちは、成長するにつれて、自信を失い、夢を持たなくなり、極端な言い方をすると、人生がだんだん楽しくなくなっているような感じすらします。(もちろん私も含めた)周りの大人や、社会の責任なのだと思いますが、どうしたら子供たちに自己重要感(セルフエステームと言います)を持たせてあげられるのか、私はこれについて、真剣に考えてみたいと思っています。
2013年教育動向を予測する
- 2013年1月3日 12:50 PM
- 未分類
2013年は、政治・経済面で大きな変革が予測されていますが、教育に関しても、大きな変化が起こりそうな予感がします。このブログの読者の皆様に関係がありそうな点に絞って、まとめてみたいと思います。一部、すでに確定していたり、文科省や都で話が出ているものもありますが、私の「予測」が大部分ですので、そのつもりでお読みください。
①いじめ撲滅のために、法律や条例がいくつも制定され、「強硬手段」が学校の中に取り入れられる。義務教育でも、停学(出席停止)処分が当たり前のように出され、犯罪行為に該当する場合では、警察に通報し逮捕(送検)されるケースが格段に増える。結果、学校の秩序は「多少」改善される。
②愛国教育が強まる。学校では、日の丸・君が代が今まで以上に徹底される。反日教育・偏向教育は是正され、一部偏った思想を持つ教師たちは処分の対象となる。
③指導要領や教科書はより「重厚長大」路線に向かう。詰め込み教育や漢字・計算等作業重視の指導が復活し、ゆとり教育や新学力観からは完全に脱却する。
④子どもたちの「学力」をつけよう、点検しようという動きが加速する。全国学力調査は全ての生徒が対象となり、地域ごと・学校ごと・クラスごとのデータが活用されるようになる。
⑤小中学校の学校選択制を取り入れる自治体が増える。学校ごとの特色を説明会・ホームページ等で打ち出し、競争原理が多少意識されるようになる。
⑥公立中高一貫校(特に都立中)の人気はますます高まる。合格者・入学者のレベルも上がり、ますます難関となる。ただし、大学受験の実績については、学校間格差が大きくなる。結果、数年後には選ばれる学校とそうでない学校が明確になってくる。
都立高校について、進学重点校等、最難関高の難度は上げ止まりとなり、安全志向により競争率はあまり上がらない。逆に、地域2番手~3番手校に人気が集中し、競争率も上がり厳しい戦いとなる。
⑦私立の中高については、一部の難関校・人気大学附属校を除き、競争率が低下する。それに伴い、入学者のレベルも落ち、定員割れの学校の割合も増える。経営難により、つぶれる一歩手前まで追い込まれる(あるいは実際につぶれる)学校も出てくる。
⑧大学の数・定員は一気に減る方向で進んでいく。一部の難関大学を除き、「企業努力」をしている大学とそうでない大学の格差がついてくる。不人気大学でつぶれるところもいくつか出てくる。
⑨大卒の就職は依然厳しい状況が続く。学歴差別・学生格差はより進行し、偏差値的に下位の大学では、就職したくてもできない学生が大量に生み出され続ける。大学を卒業しても就職がないことに、ようやく学生・保護者が気付き始め、専門学校や高卒での就職を検討するケースが増えてくる。
⑩塾は、ますます寡占化が進む。大手の進学塾は、合併・買収・M&A等がさらに進み、驚くような話が出てくるかもしれない。地域においても、指導の中身やコストパフォーマンスに対する生徒・保護者の目がより厳しくなり、塾間格差が大きくなってくる。看板だけではやっていけなくなり、大手塾の校舎でも、閉校せざるを得ないケースが増えてくる。
以上、10項目を挙げてみました。果たして、いくつ的中するでしょうか…
仕事初め
- 2013年1月2日 11:49 AM
- 未分類
本日より、仕事初めです。
朝から箱根駅伝で母校を応援していましたが、2区で早くもビリ争いとなってしまったため、テレビを消して早めに校舎に出てきました。駅周辺は、意外と人がたくさん出ています。デパートの前には、福袋を求める人で長蛇の列が… 寒い中、ご苦労様です。
今日は、小6・中3のみ授業で、それ以外の学年は明日からスタートとなります。わずか2日間ですが、生徒たちの調子が崩れていないか心配です。風邪をひいていないかな? 食べ過ぎでお腹が出ていないかな?(それは私だ!) 何しろ、小6生(私立組)は来週から、中3生もあと3週間で入試本番が始まるのです。この時期に体調を壊したり、調子を崩したりすると、戻せないまま入試に突入してしまう場合もあるのです。
全員第一志望校合格を目指して、ラストスパートに入ります。
ホーム > アーカイブ > 2013年1月のアーカイブ
- 検索
- フィード
- メタ情報

