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合格発表にもミスはある

  • 投稿者: gs_staff
  • 2012年9月28日 11:50 AM
  • 未分類

昨日は不正入試について書きましたが、今日は入試の合格発表におけるミスについてです。26年も塾の講師をやっていると、様々なことに遭遇します。その中でも、とんでもない事例をいくつか紹介します。

〇某大学附属高校…合格発表は手渡し。当日、合格した(はずの)生徒の中学校に高校から電話が入り、「間違えだった。実は不合格だった」と。当然、唖然。今回合格にはできないが、2次募集を受けてくれれば優先的に取る、とも。(これも問題) 聞くところによると、かなりの生徒に合格発表の封筒の中身を入れ間違えたらしい。

〇T高校…まだ単願推薦(確約)が全盛の時代。その確約で受けに行った生徒、手応えもまずまずだったが、発表で番号がない。塾に電話が入ったので、そんなはずはないので事務室に行って聞けと指示。事務室で「ボク単願なんですけど、番号がないんですけど…」と言わせたら、しばらく調べていて、「ゴメンゴメン、間近えていた。合格だった」と。

〇K高校…やはり併願確約をもらっていた生徒。第一志望校に合格してしまったので、滑り止めのその高校は風邪を引いたことにして入試を欠席した。すると、翌日郵送で合格発表が送られてきて、何と合格! その生徒は無視したが、もし手続きをしに行ったらできちゃったのかな?

〇K女子高校…不合格者が少なかったのだが、担当の生徒が不合格。どのくらい足りなかったのかという状況でも分かればと思って、教師が高校に電話して話をしていたら、「じゃあ、合格でいいです」と。???

〇K高校(上の2つとは別の高校です)…完全なすべり止めとして受けに行った生徒。入試から帰ってきての答案再現では3科で270点くらいあり、余裕の合格のはず。しかし、合格発表では番号がなく、あり得ないので高校に問合せさせたら、「合否については答えられない」の一点張り。試験の態度が悪くて(暇すぎて寝ていたらしい)はねられた可能性はあるが…

私は、別に学校を糾弾したいわけではありません。我々もテストの処理を日常的にやっていますが、どんなにミスをしないようにと誓っても、ゼロにすることはできません。人間だからミスは出ます。要は、複数の人間で確認する等、ミスのチェック体制を敷くことが大切なわけですが、特に私立中の入試の場合など、入試をやって当日の夕方発表というような学校が増えているので、とてもそんな余裕はないはずです。(よく間に合うなぁ、採点してないんじゃないの?と思ってしまう時もありります) ある高校の合格発表作業の様子を「集計隔離室?」で見させていただいたことがあります。1人の先生がエクセルに3教科の点数を入れて、範囲指定→ソートとかしているのですが、ちょっとゾッとしました。いくつかの列だけズレたりして、とんでもないことが起こらないかな…と。
お伝えしたいことは、入試でもミスは起こっているということです。丸つけ・点数計算・集計・掲示物作成・手渡し物作成等、いくつもの段階があるので、全国でこれだけの入試があれば、ミスがゼロであると仮定する方がおかしいとさえ思います。
あまり疑心暗鬼になってもいけないのですが、あまりにも納得できない不合格であれば、学校に問合せしてみるべきだと思います。
入試でのミスは人生が変わってしまうので、大問題なわけですが、例えば、スーパーやコンビニで1つしか買っていないのに2回レジのカウントをされていたり、お釣りを間違えられたり、そんなことが家に帰ってきてから判明するようなことって、よくありますよね。そんな時に、「あいつ絶対に許せない!」とか、「みんなに言い触らしてやる!」とか怒り沸騰モードになってしまうのは、私はどうなのかな?と感じます。お金を返してもらったりという正当な権利は行使する必要がありますが、自分だってミスをすることもあるし、世の中からミスはなくならないのだし、(その程度のことであれば)笑いとばすくらいの余裕があった方が、人生楽しく生きられると思うのですが、皆さんはいかがでしょうか?
でも、生徒のテストでケアレスミスについては、厳しく対応していきますよ。それをなくさせるのが、我々の仕事ですから…

不正入試

  • 投稿者: gs_staff
  • 2012年9月27日 3:23 PM
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ニュース等でご存知の方も多いと思いますが、今春の中央大学附属中学校の入試で不正がありました。横浜山手中という、2年前から中央大の系列になった学校ではありますが、今回大学の理事長が絡んでいますし、不正合格の判断をした校長は、それまで中央大学高校の校長をしていた方ですから、そのことはあまり免罪符にはなりません。
詳細はまだ分からないことも多いのですが、簡単にまとめると、大学の理事長の知人の孫が中学校を受験するので、理事長が校長に「よろしく頼む」と言ったそうです。そう言われたた校長が、入試での点数は足りなかったのに、最後の合格判定会議で合格に変更して発表しました。その後の調査で不正の事実をつかんだ大学が合格の取り消しを指示し、3月になって当該の生徒に伝えられたということです。
なぜ、その時ではなく、今になってこの事実が明るみに出てきたのか不思議ですが、報道を見ていても、責任のなすりつけ合いや、報道陣とのバトルばかりが目について、一番肝心なことが見えてきません。当該の受験生が一番傷ついているであろうことは間違いありません。「コネで一旦合格になったけど、点数は足りなかったので取り消された」という事実を本人も知っているはずです。保護者の方が、取り消しを拒否したという報道も見ました。それはそうですよね。採点のミスであっても、一旦合格にした生徒は入学を許可するのがこの世界の通例です。(逆の場合は、入学後でも追加合格にします) 今さら、何で…という思いは強いでしょう。さらに、今の在校生や保護者のケア、OBや関係者の落胆、そして今後受験を考えている生徒たちの思いはどうなっているのだろうと心配になります。
実は、私は中央大学附属のOBです。さらにこんな仕事をしているので、入試や学校の情報には一般の方よりも詳しいわけです。今まで、中大附属中高は、スポーツ推薦等も取らないし(だから運動部が弱くなっているのですが…)、入試にもコネは通用しないし、そう意味ではクリーンな学校だと信じていました。その私でも、今回のことで、もしや今までもこんなことがあったのでは…と頭をよぎります。同じような思いを抱いてしまった在校生やOBも多いのではないでしょうか? また、来春受験を考えていた生徒で、急きょ志望校を変更するという生徒も出てくるはずです。在校生も含めて、「ああ、あの不正入試があった学校の生徒ね」、という見方をされてしまうのは、避けようがないのです。生徒たちには、何の罪もないのに…
今回の騒動で、学校側がそこまで考えて事を起こしたのか、もっと言えば発表したのかが疑問です。誤解を恐れずに言えば、学校の判断としてそういう最終結論(理事長のコネで合格)を出したのであれば、変える必要はないし、そのことを公表すべきでないと考えます。
公立の場合は問題になりますが、私立ですから、建学の精神に則り、学力以外の要素で合格を決定しても問題ないと私は考えます。ただし、そのことをきちんと公表すべきだし、本当は入試要項にも謳うべきでしょう。コネ入学ありとは書けないでしょうが、親子面接を実施し、それを重視すると明記しておけば、みんなそういうことか…と理解します。実際、伝統ある女子校などでは、卒業生(OG)の子女や妹は入試で有利であることを公言している学校もあります。お受験(小学入試)でお坊ちゃん・お嬢ちゃん学校などでは、寄付金の額で合格最低点が異なる場合があることは、皆さんも耳にしたことがあるはずです。合格の基準が学力だけではないことを、みんなが分かっているからあまり問題にならないのです。
今回のケースは、そういう事例に較べると、あまりにも「寝耳に水」だから問題になったのだと思います。最後に書きにくいことを書いてしまいますが、もし理事長の直接の孫だったら、それでも大学側は合格を取り消せと指示したのでしょうか?

国語世論調査その2

  • 投稿者: gs_staff
  • 2012年9月26日 4:47 PM
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では、前回の宿題の答え合わせをしたいと思います。

①うがった見方をする
「物事の本質を捉えた見方をする」が正解です。「疑ってかかるような見方をする」ことだと思っていた方がいるのではないでょうか? 良い意味で使われる言葉なんですね。

②失笑する
「笑いも出ないくらい呆れる」ではありません。「こらえきれずに、つい吹き出して笑ってしまう」ことです。

③割愛する
「不必要なものを分割して捨てること」ではありません。「惜しいものを手放すこと」です。

④にやける
顔がにやけてるよ!なんて使っちゃいますが… 「薄笑いを浮かべる」は☓です。正解は「なよなよしていること」です。

⑤他人事(読み方)
小6のクラスで、「これ、何て読む?せーのっ!」と言ったら、全員「たにんごと!」と言ってくれました。残念ながら「ひとごと」です。都立中の作文では、「他人事」の作文を書くと落ちるよ、という話をしたことは言うまでもありません。

う~ん、日本語は難しい…

国語世論調査その1

  • 投稿者: gs_staff
  • 2012年9月24日 12:35 PM
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今年も、国語世論調査の結果が発表されました。教育に携わる者として、毎年結果を楽しみにしています。
皆さん、まず次の言葉を自分で使うかどうかを正直にカウントしてみてください。
①1歳上→1コ上
②むかつく
③すごい速い(すごく速いが正解です)
④まったりする
⑤なにげに…
⑥チョーきれい!
⑦真逆(まぎゃく)
⑧がっつり食べる
⑨半端(はんぱ)ない
⑩全然OK(本来否定文で使う言葉ですね)
⑪~みたくなりたい(みたいに、です)
⑫~します。その時に→~じゃないですか、その時に
いかがでしょうか? ちなみに小6のクラスでアンケートを取ってみたら、使うのは3~4個でした。これらはすべて言葉の誤用なのですが、なにげに(笑)、使っている人が増えてきています。一般的には若い人に多いのです。確かにお年寄りの方が、「今日はガッツリ食べるぞ~」とか言っているのは想像つかないですよね。
調査の中では、他にも本来の意味と異なる使い方をされている言葉がまとめられています。
いくつかピックアップしますので、これについても皆さん、どんな意味か、どんな時に使う言葉かを一緒に考えてみてください。(正解は次回に…)
①うがった見方をする
②失笑する
③割愛する
④にやける
⑤他人事(読み方)
次回に続く…

面接・集団討論対策その4

  • 投稿者: gs_staff
  • 2012年9月23日 12:58 PM
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急に秋がやってきました。今朝は寒いぐらいでしたね。しかし、明日からまた夏が逆戻りで、30度くらいの日が続くとのこと。これだけ気温差が激しいと、調子狂っちゃいますね。皆さん、くれぐれも体調には気をつけてください。

ここに、1枚の「グループディスカッション採点表」があります。(出所は言えませんが…) 大きく分けて、2つの枠があります。1つは「発言内容」ですが、もう1つ「参加の仕方」という枠があり、それぞれに項目が細分化されていて、1つの項目を5点満点でつけるようになっています。「参加の仕方」の方は、「積極性」「リーダーシップ」「協調性」「態度・表情」の4項目に分かれています。これで要求されることがだいたい理解いただけると思います。
一般的には、グループディスカッションを始める前に、リーダーと書記・タイムキーパーなどの役割を決める場合が多いのですが、まずはそこに立候補するかどうかというところから駆け引きが始まっています。リーダーをやった方が有利に思えるかもしれませんが、過去の例だとそうとも言い切れず、うまく議論を進行できなかったり、自分だけで話を結論付けてしまったりすると、マイナス点がつく場合もあるのです。リーダー以外も、発言はしっかりしなくてはならないのですが、しゃべり過ぎたり、他の人の意見を聞いていなかったりすると、協調性なしと判定されてしまうのです。ここの兼ね合いが集団討論では一番難しいですね。自分が話をしていない時の態度(目を見て聞いているかとか…)も見られているので、最初から最後まで気を抜けません。
グループ全体としての評価も当然出てきます。テーマに対して、時間内に適切に結論を出せたかどうかということと、全員が議論に参加して、グループとして機能したかどうかということの2点がポイントです。まったく発言しない生徒がいた時に、「○○さんはこの点についてどう考えますか?」と振ってあげたりすると、高評価がもらえるかもしれません。(まぁ、そんな余裕がある生徒はなかなかいないでしょうが…) 就職試験では、グループ全員合格、全員不合格と判定をされることもあります。そういう意味では、試験における集団討論は、とても怖い部分があると言えます。
都立高校の入試の場合は、面接官(先生)が討論の進行を補助して、助け舟を出すような案も出されています。しかし、この部分も高校によってだいぶ違ってくると思います。先生はまったく放置して、それこそ30分間沈黙が続いて、全員OUT!みたいなケースが出てくるかもしれません。その中で、賢く振る舞えば、飛び抜けて良い点数を取れる場合も… いずれにしても、対策をきちんと立てかかどうかで、集団討論の点数がかなり変わってくることは間違いありません。

面接・集団討論対策その3

  • 投稿者: gs_staff
  • 2012年9月21日 12:48 PM
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さて、問題の集団討論ですが、今まで高校入試で実施されたことがないので、みんなが手さぐりの状態だと思います。それだけに情報を収集して、対策をきちんと立てた生徒が有利になります。就職試験では当たり前のように行われていますし、神奈川の県立中入試でグループワークのような形が実施されています。あとはお受験(小学校受験)ですが、これはあまり役に立たないですね。(そもそも、討論と呼べるのかどうか…笑) 都立中では、直接集団討論が行われることはありませんが、テストの中で学級会の運営や話し合いのルール等が出題されたりすることと、作文の中での主張・表現力にプラスになることから、生徒たちに「ディベート」や「1分間スピーチ」をやらせてきました。(合宿でやることが多かったですね) そのあたりの経験と、都立高校の先生とのパイプによる情報を総合して、対策を立てていきたいと考えています。
前述したように、グループ分けがどうなるのかと、テーマが事前に発表になるかどうかがポイントです。事前にそのあたりの情報が分かるなら、塾でそれを前提に対策を立てられるわけです。おそらく、高校としてもそれ(塾での対策)を恐れて、細かい情報は当日まで発表しないのではないかと思います。(都立高校にとっては、私のような者の存在が迷惑でしょうね… すいません)
まずテーマですが、ディベートの形は取らないまでも、二項対立のテーマで、どちらがいいのか? そのメリット・デメリットを論ぜよという形が多そうです。例えば、「中学生は携帯を持つべきか?」とか、今はやりのテーマでいうと「原発は必要か?」とか、自分の立場を明確にして、反対意見を考慮しつつ論を展開する形です。なぜ私がそう思うかと言うと、都立中の作文がほとんどその形だからです。あとは、組織の問題点を解決するための対策を出されるパターン。例えば、「学校でいじめをなくすにはどうしたらいいか?」とか、「日本の若者にボランティア精神を根付かせるために私たちが何ができるか?」とか、模範解答が1つに決まらないテーマです。私が今まで目のあたりにしたテーマでは、「サザエさんの登場人物の中で、一緒に仕事するとしたら誰がいいか?」というようなちょっと変わったものもありました。サザエさん派とカツオくん派が最後まで譲らず、見ていてもなかなか面白かったです。こういうテーマだと、そもそもその対象(サザエさんとか)やキャラクターを知らないと圧倒的に不利ですし(まぁ、あんな国民的番組くらいは見とけよ!ということでしょうが…)、知っているかどうかで決まってしまうテーマは、あまり良いとは言えません。
私が危惧しているのは、高校の先生方が集団討論に不慣れなために(失礼!)、不適切なテーマを与えてしまうのではないか…ということです。例えば、「高校に入学して頑張りたいこと」とか、「将来の夢」とか、独立した個人の希望・考えについては、個人面接で聞くべきことで、集団討論として行っても意味がありません。
集団討論の採点基準では、実はテーマの内容・質問に的確に答えられるかどうかよりも、もっと重要な部分があるのです。
(次回に続く…)

面接・集団討論対策その2

  • 投稿者: gs_staff
  • 2012年9月20日 5:21 PM
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面接については、ポイントは3つあります。まず1つ目は、服装や礼儀作法、敬語等の最低限のマナーがマスターできているかどうかです。ノックの仕方が2回なのか3回なのか…という議論が盛り上がっていたこともありましたが、あまり意味がないでしょう。(欧米では3回が正式なマナーだということを私も初めて知りました) 最初と最後のお辞儀・挨拶をはきはきできるかとか、座っている姿勢や視線、質問に答える声の大きさ・しゃべり方等がポイントになります。ただ、この部分は必要条件として見られる部分なので、きちんとできて当たり前、ひどいとマイナス点だと覚えておいてください。ここは練習によって何とでもなりますから、不安であれば何度も練習しておくことです。本番ではかなり緊張すると思うので、練習の段階から緊張感を持って取り組む必要があります。(緊張感を持たせることは、私、得意ですのでお任せください 笑)
2つ目は、質問に対する回答力です。この回答力にも2種類あって、簡単にいうと「わかりません」が許される質問と許されない質問があるのです。前者は、自分の身辺調査的なことと(これはリラックスさせようとして聞いてくれる場合が多い)、必ず聞かれる「志望の理由」や「中学時代に取り組んだこと」「将来の夢」等のキーとなる質問です。これらの質問に窮しているようだと、まず良い点数はもらえません。必ず聞かれるのですから、事前に準備しておくのです。ただし、対策本に書いてあるようないわゆる模範解答は☓です。みんなが同じようなことを答えるからです。昨年までのように、守りの面接であればそれでよかったのですが、今回からは、面接で差がつく前提ですから、差をつける攻めの答えを用意をしておく必要があるのです。(残念ながら、ここから先は企業秘密です…)
後者は、一般知識や社会情勢等、知っているかどうかを試される質問です。もちろん、何でもかんでも完璧に答えられればいいのですが、なかなかそうはいきません。自分が知らないこと(場合によっては聞いたことがない言葉を質問されることも…)を聞かれた時に、どんな対応をするかが勝負なのです。(日本の総理大臣を知らないようなレベルだと点数を引かれると思いますが…) 面接官によっては、最初から困ることを見越して質問をしている場合もあります。(圧迫面接と言って、その生徒の本性を見るためのテクニックです) もちろん、モジモジしたり、逆ギレしたりすると最悪ですが、大人の対応をすると、質問に答えられなくてもポイントが上がるかもしれません。
3つ目、私はこれがすべてだと思いますが、その高校(先生)に、この生徒を欲しいと思ってもらえるかということです。点数をつける時に、あまり細かいところを見てつけるというよりは、全体を通してのフィーリングが大きいように思います。その視点で考えると、素直で明るいというのはすべての高校に共通する要素でしょう。そこから先は、高校によって異なります。一般的に難関高は、大学入試でバリバリ頑張ってくれそうな生徒です。特に難関国立大学を目指している生徒は有利でしょう。以前にも書いた通り、進学重点校は、国立大学の受検数・合格数のノルマでお尻を叩かれています。実際、今年も教え子(とある進学重点高校の3年生)が、早稲田の推薦を取りたいと先生に相談したら、露骨に嫌な顔をされたという話を聞きました。お前なら国立大学の可能性があるだろ、ということです。生徒の希望を尊重しない合格実績に何の意味があるのか、とも思いますが、先生方の苦悩も手に取るように分かります。
中堅下位の高校は、もう間違いなくこれです。「真面目で問題を起こしそうにない生徒」。底辺校(言葉はよくないですが、他に置き換えられないので…)になると、これに「3年間通って、きちんと卒業してくれる」という条件が加わります。そういう高校で勤務している先生とお話しすると、そういう別次元の悩みがリアルに伝わってきます。男女交際については、「とにかく避妊だけは徹底しろ」という指導をしていると聞いたこともあります。
要は、「自分をその高校の考える理想の生徒像に重ねろ!」ということです。推薦入試を受ける生徒は、ある意味、自分を作る必要があります。10月以降の学校説明会等で、理想の生徒像や、推薦入試の評価のポイントを発表する高校が多いと思います。その情報を完全に収集する必要があることは言うまでもありません。
集団討論については…
(次回に続く…)

面接・集団討論対策その1

  • 投稿者: gs_staff
  • 2012年9月19日 1:38 PM
  • 未分類

昨年までは、面接ではほとんど差がつきませんでした。ある校長先生は、「あえて差をつけないようにしている」ともおっしゃっていました。容姿や身なりと、最低限の礼儀作法・受け答えのチェックを行い、あまりにもひどい生徒を落とすために行っていた高校が多かったと思います。結果、面接点はみんな似たような点数で、内申の良い順に合格者が決まっていたのが実態でした。
しかし、この間の推薦入試改革の流れの中で、全校で小論文(作文)と面接、さらには集団討論を行うようにしたことと、面接・集団討論でじっくり人物を見て、そこでも評価して差をつけることを決定したのです。面接・集団討論については、合格発表の後に点数分布等を学校ごとに発表するようですので、今までのようにみんな横並びの点数はつけられないでしょう。改革初年度でもあるので、各高校とも一定の基準を設けて、差をつけてくることでしょう。(ただし、現場の先生方は大変でしょうね。今までそういう経験をしていないわけですから…)
来春の入試要項が発表となりましたが、面接と集団討論は合わせて〇点という形で採点されることになりました。昨年までは、個人面接と言っても、5~6人まとめて教室に入って、1人ずつ質問されるグループ面接を実施している高校も多くありましたが、今回からは個人面接は完全に1人での実施となります。(面接官は複数だと思われます) ほとんどの高校で、面接・集団討論で全体の1/4くらいの配点比重がありますから、ここで決して手を抜くことはできないのです。
あまり外に出ていない情報としては、個人面接の時間は1人10分程度、集団討論は30分程度となる高校が多いのではないかとか、集団討論を先に実施して、そこでの意図や不明な点を個人面接で補足質問するのがよいのではないかとか、そのために集団討論と個人面接は同じ先生(面接官)が担当するのがよいのではないかとか、様々な情報がかけ巡っています。
いずれにしても、集団討論についての詳細は、各高校ごとに事前に発表することになると思います。10月~11月の学校説明会までには確定するでしょう。例えば、集団討論のテーマは事前に公表するのかどうかとか、グループは男女別か混合なのかとか、このあたりがポイントになるでしょう。私が予測する最悪のシナリオは、受験番号順に(ということは男女別に)グループが決められ、同じ中学校の友だちが同じグループに入ってしまったり、それを見越して別々の時間に願書を出すために、中学校の集団出願をはずれたいという生徒が出たり、逆に同じグループに入ることを見越して事前に作戦を立てたり… こうなると本来の狙いから外れてしまい、ドロドロとしてくるので、各高校にはきちんとした対策を立てて欲しいと切に願います。私案で言うと、同じ中学校の生徒は一緒のグループにならないよう、男女混合でアトランダムに事前にグループを作り、受験番号とは別の整理番号を割り振って、その時間になったら呼び出すのがいいと思います。控え室(教室)で傍に座っている者同士で集団討論を行うのは、様々な意味で問題があるでしょう。休み時間に対策を立てるグループなんかも出てしまうと、やはり収拾がつかなくなってしまうのです。
さて、では面接・集団討論をどうやったら勝ち抜けるのか… ということです。
(次回に続く…)

小論文対策

  • 投稿者: gs_staff
  • 2012年9月16日 1:11 PM
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本日より、小6都立中の日曜特訓がスタートします。実際の適性検査レベルの問題を使用して、本番での点数の取り方を徹底的に注入していきます。1つ1つの知識を定着していくこともまだまだ必要ですが、それと並行して、テストトータルでの点数の取り方、途中式の書き方等を体で覚え込ませます。時間配分や捨て問の選び方、見直しの仕方等は、具体的にテストをやらせて傍で見ていて、その場で指摘していかないと改善されていきません。そのためには、どうしても平常の授業とは切り離して、こういう形でやっていく必要があるのです。(ちなみに、GS生は1回600円の教材費のみで受講することができます。何て良心的な塾なんでしょう… 自分で言うな!)
1本45分のテスト形式の問題を、毎回2本(適性検査と作文)解くことになります。テストの内容・解答用紙の形式等も、だいぶ本番そっくりにしているので、生徒たちにも緊張感が出てきます。実際の過去問でも、だいぶ点数を取れるようになってきた生徒も出てきているので、結果が楽しみです。
さて、この間話題にしていた都立高校の小論文・作文対策についてですが、これはとてもイメージがしやすくて楽です。なぜかと言うと、都立中の作文対策をそのままスライドさせてやっていけばいいからです。「小6と中3は違うでしょ?」と思った方は、入試の素人ですね。(失礼!) 今まで実施された過去問において、都立中と都立高校の作文試験の元の文章や出題内容を見比べても、ほとんど差がないどころか、学校によっては都立中の方が抽象的・論理的な文章を使っていたり、出題の切り口の難度が高かったりするケースも多いのです。今後、都立高校の方も(特に上位校で「作文」ではなく「小論文」と謳っている高校では)今まで以上に論理性を要求してくるでしょうし、都立中で点数を取れるような文章を書けるようにしておけば、OKだろうと考えています。だから、都立中の受検経験者(もちろん、小6の時にしっかりした作文対策を学習している生徒に限る)が圧倒的に有利になのです。普通の中学生や私立中の受験者は、一から小論文対策をしていかなくてはならないので、その負担が大きいのです。その前提としては、中学校で指導を受けるようないわゆる「読書感想文」や「日記的作文」などの経験は、まったく役に立たないということがあります。それらと「テストで要求される小論文」は、まったく別のものなのです。私個人的には、学校で作文はいつも褒められてるというような生徒(女の子に多い)は、要注意だと考えています。独りよがりで抽象的で、メルヘンチックな文章の羅列になってしまう場合が多いからです。
まず結論を言い切ること、そしてその結論の根拠となる体験を例示して、そこから結論までの道筋を明確に示すこと。反対意見や反例を挙げて、メリット・デメリットを比較検討すること等を、短期間で訓練していかなくてはならないのです。(これ以上の対策は企業秘密なので、具体的に書けないのが残念です)

都立高校入試要項確定

  • 投稿者: gs_staff
  • 2012年9月15日 12:27 PM
  • 未分類

来春の都立高校の入試要項が発表となりました。一般入試の方はほとんど変更点はありませんが、予想通り推薦入試の方が大きな変更となっています。
まず驚いたのが、入試が2日間に渡って行われることです。しかも、わざわざ日曜日を使って行うほど「気合」が入っています。まあ、入試の形態が大きく変わるため、生徒の負担を小さくしようという意図なのでしょうが、ちょっと大変でも1日で終わらせてくれた方がいいですね。この時期2日間拘束されるのはなかなか大変です。しかも待ち時間が多そうですし… 受かればいいけど、落ちたらドッと疲れが出てしまいそうです。
どうも、推薦入試は本気で臨もうとしている生徒だけ来てくれればいいというメッセージのような気がしてなりません。確かに昨年までは、誰でも彼でも推薦入試に「とりあえず」行っていた感じがあったので、メッセージとしては分かるのですが…
内容としては、以前からお伝えしている通り、小論文と面接、そして集団討論が全校で必須となります。その配点も、学校ごとに発表となりました。例えば、GSの近隣の高校で言うと、八王子東は1000点満点で、内申500点、小論文300点、面接と集団討論200点。日野台は900点満点で、内申450点、作文225点、面接と集団討論225点です。どこの学校もだいたい似たりよったりたりですね。だいたい内申で半分、小論文と面接・集団討論の比重は、学校によって異なります。小論文重視の学校、面接重視の学校とがあり、高校ごとにどんな生徒が欲しいのかという意志が見えてきます。
いずれにしても、今までのように、付け焼刃の準備で受けにいったら、軒並み撃沈することは目に見えています。昨年まで、面接はほとんど重視されていませんでした。小論文を実施したのも一部の難関校だけで、ほとんどの高校は内申さえ良ければ合格できたのです。
今回からは、小論文も全員に課されますし、面接・集団討論も、それぞれが1/4の比重を持つのですから、真剣に対策を立てていないとどうにもならないでしょう。逆に言うと、第一志望の生徒は、内申が多少足りなくても、チャレンジしてみる価値があるということです。ただし、条件としては、その高校にどうしても入りたくて、そのための準備は何でもしっかりやるという覚悟ができている生徒に限ります。通常(学力試験)の勉強が佳境を迎える時期に、小論文や面接・集団討論の対策でかなり時間を割かれるのですから… 例え推薦で落ちても、すぐに切り替えて一般入試の方に立ち向かえる強靭さも必要だと思います。
推薦入試がこういう形になってくると、自分1人で対策を立てることは難しくなります。集団討論の練習は、1人じゃできないですよね。(当たり前だ!) 中学校でも練習はしてくれるのでしょうが、本質的な指導はできないと思います。毎年、面接の練習の様子を聞いていてそう思います。塾でも、こうなるとなかなかすべての対策をきちんとやるのは難しいでしょう。
我々は、小論文と面接の指導については、今までの経験を元に絶対の自信を持っています。集団討論の対策についても、今回専門的な研修を受けてきました。採点についての裏情報もいくつか入ってきています。都立高校の推薦入試対策は、ぜひGS進学教室にお任せください。対策を徹底して行っていきます。(結局営業か!)
次回から、小論文・面接・集団討論について、それぞれの対策の詳細をお伝えしていきます。

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