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2013年9月のアーカイブ
子供の行動に責任が持てますか?<その6>
- 2013年9月8日 11:13 AM
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最近のこの状況を踏まえて、私が一番危惧していることは、高校や大学(特に私立)で、学力よりも人物を重視しようとする動きが活発化することです。
実際、ある私立の付属高校の先生から、推薦入試の枠を増やすことと、内申点を重視することを検討しているという話を聞きました。こういう動きは、今まで中堅校ではよくありましたが、上位校でもそんな検討がされているのは、やはり昨今高校生たちが起こしている様々な問題の影響が大きいのだと思います。
確かに私立高校は、学校のイメージがとても大きいので、生徒が不祥事を起こすと、翌年受験者数が激減したりするようなことはよくある話で、そのことが経営的な側面に与える影響は決して少なくないのです。内容によっては立ち直れないくらいの打撃を受けてしまう場合も想定されます。
そうであるならば、最初から問題を起こしそうな生徒は排除して、(多少テストの点数で劣るとしても)真面目にコツコツ取り組む生徒を入学させたいと考えるのは自然な流れでしょう。大学受験の実績を問われる進学校はなかなかそちらの道に踏み出せないでしょうが、付属高校の場合は、ある程度の学力が担保されているのであれば、そういう方向転換をしたとしてもまったく問題がないわけです。かえって、大学からもその方が喜ばれることが増えてくるのかもしれません。
具体的には、入試で内申点と面接を重視することになります。今の内申点は、真面目に取り組んでいないと良い点がつきませんし、少なくとも先生受けする生徒でないと、推薦をもらえないのです。面接では、高校入学後の豊富や将来の夢という視点よりも、高校入学後も真面目に取り組めるか?、問題を起こさないか?、という視点での選別が中心になるでしょう。あぁ、やだやだ…
いずれにしても、最近の若者のあまりにも低レベルの不祥事と、その責任をとことん追及する社会の雰囲気に、学校がそこまでナーバスになっているということは、知っておく必要があると思います。
子供の行動に責任が持てますか?<その5>
- 2013年9月7日 10:56 AM
- 未分類
しかしよくよく考えてみると、子供が起こした問題に対して、特に学校がそういう対応をしてしまう(あるいは保身を図ろうとする)のには、原因・理由があるのだということに思いあたりました。
知り合いの小学校の教師に聞いた話ですが、小学校1年生の担任をすると、毎回このことを痛いほど感じるそうです。例えば、「先生、うちの子はまだ挨拶がきちんとできないんですよ。どうなっているんですか?」とか、「先生、うちの子はまだ自分の名前を漢字で書けないんですよ。どんな指導をされているんですか?」というようなことを、親が当たり前のように言ってくるのだそうです。中には、「うちの子が朝起きれないのは、先生の指導不足が原因なので、毎朝電話で起こしてください」というような要求があったというケースも耳にしました。まぁ、ここまで行くと完全な「モンスター・ペアレント」ですが、何か問題が起こった時に、何でもかんでも学校のせいにしようとする親の割合が増えているのは間違いなさそうです。
教委にもこういう類のクレームが多いそうです。「学校に対して、どんな指導をされているのですか?」というような言い方をする親もいるとのこと。だから、教委としてはアリバイ作りに一生懸命になるわけですね。そう考えると、「私共はこういう指導をしていますよ」ということを、形にして残しておきたくなるのは、分からないでもありません。
また、近隣住民からのクレームも、このことに拍車をかけている側面があるそうです。何かあると、学校に電話をかけてきて、「お宅はどんな指導をしているのだ!?」というお説を賜る人が増えているというのです(団塊の世代の方に多いようですね)。子供が 何か問題を起こした時はもちろん、明らかに言いがかり(暇つぶし?)だと感じるケースも多く、学校でも手を焼いているということでした。その時に、副校長なりが「うちの学校ではこういう対応をしています」ということを示さないと、納得してもらえないので、どうしてもアリバイ作りの指導や文書配付をすることになるのだそうです。正に本末転倒とはこのことです。
最近は、会社でも似たようなケースがあると聞きます。体調不良で欠勤する時に親が電話をかけてきたり、ちょっと厳しい指導をすると、親から上司に「あなたの叱責のせいで会社に行きたくないと言っている」とクレームが入ることもあるのだとか… 幸いにも、私は今までそういうケースに遭遇したことはありませんが…
(次回に続く…)
子供の行動に責任が持てますか?<その4>
- 2013年9月6日 11:22 AM
- 未分類
私が思うに、日本では、子供や若者が問題を起こした時に、その所属する学校や会社の責任を追及する風潮が根強く残っています。以前から気になっているのですが、大学生が何か事件を起こした時に、大学の幹部がテレビカメラの前で謝罪するというようなケースをよく目にします。大学の中で、活動の一環として起こったことならともかく、全然関係ないところで個人として起こした問題を、なぜ大学がお詫びする必要があるのでしょうか? ましてや、「私共の指導がいたりませんで…」みたいなバカなことを言っていたケースもありました。
ただ、最近起きている問題では、ここの部分の対応がだいぶ変わってきているようには感じています。大学や専門学校では、問題を起こした学生を即退学処分にしたり、「真面目に取り組んでいる学生にとって迷惑だ」というようなコメントも目にしました。
今回、東大和のピザチェーン店でバイトが起こした問題(例によって冷蔵庫です…)は、都立高校に通う2名の女子高生によるものでした。これに対する都教委の反応はとても素早く見事(!?)でした。問題が発覚した2日後には、ホームページ上で各都立高校への指導をこのようにしているということを掲載したのです。その内容がとてもひどいものでした。まず、「これにより都立高校生の信用を著しく失墜させ~」というような文言が来るのです。冗談じゃありません。一部のバカな生徒が夏休みに起こした問題で、なぜ都立高校生全体の信用が失墜するのでしょうか? 学校単位で言うと、「あんな生徒が通っているんだよ」というようなレベルの風評被害は出るでしょうけど、間違っても都立高校生全体の問題ではありません。
その後、都立高校の校長に対して、こういう部分の指導を徹底するようにという指示が続きます。まぁ、それについてはよしとしましょう。学校でも、できる範囲の指導はあるでしょうから… 私が一番問題だと感じたのは、その指示書に過去2回分(4月と7月)の同じような内容の指示書を添付して、今までもを指導を「お願い(この言葉もいけないですね)」してきましたよ、ということをアピールしているのです。簡単に言うと、我々はこういう指導を継続してきているので、責任はありませんよ(現場は何やってんだ?)ということを言外に伝えようとしているわけです。こういう部分は、教育公務員(特に教委の幹部)に染みついた習性なので仕方ないとは思うのですが、あまりにもおかしな対応をしているのでここで取り上げました。
企業に所属している社員が、プライベートで問題を起こした場合にも同じことが言えます。私に言わせれば、そんなことをしているから、日本は子供本人や親の責任感が欠如していくのだと思います。もし、謝罪会見をするのであれば、親がするべきでしょう。そんな場面は見たことがありませんし、そんな勇気がある親はほとんどいないでしょうけど…
(次回に続く…)
子供の行動に責任が持てますか?<その3>
- 2013年9月5日 11:01 AM
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最近の若者のバイト先での不祥事については、店の教育・指導の責任を問う声も少なくありません。確かに、もう少し厳しくルール等を徹底しておけば、今回のような問題は起こらなかったのかもしれません。そんなレベルの者を、バイトと言えども採用してしまったことにも問題はあります。しかしそれを以って、バイト本人の責任を減ずることにはならないと思います。冷蔵庫に入ったり、提供前の食材で遊んで、それをネットの世界に投稿するなどというのは、想定外のレベルのことです。店長なり責任ある立場の者が、そんなところまですべて管理しきれるわけではありません。本人の責任が追及されてしかるべきでしょう。(もちろん、お客様等に対しては、店や会社が責任持って対応する必要があります。その上で、会社としてバイト本人に責任を求めることになるわけです)
ちなみに、最近バイトを採用する際には、「冷蔵庫に入らない」とか、「食材で遊ばない」とか、「勤務中の様子をネットに投稿しない」とか、そんな項目が入った誓約書にサインをさせる(保護者にも)会社が増えているそうです。笑っちゃいますけど、まぁ、アリバイ作りですね。
私は、「人に迷惑をかけない」とか、「自分に責任の取れないことはしない」、「食べ物を粗末にしない・食べ物で遊ばない」というようなレベルのことは、親の教育の問題だと考えています。(特に学生のうちは)バイトを始めるにあたっても、店や会社を代表して仕事に就いていること、お客様や社員に迷惑をかけないことくらいは、親がきちんと指導した上でバイトを承認するくらいのことが必要だと思います。
今回様々な問題の背景には、親子の断絶や、親の(子供に対しての)指導力の欠如があると感じるのです。
(次回に続く…)
子供の行動に責任が持てますか?<その2>
- 2013年9月4日 11:04 AM
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心理カウンセリングに、「家族療法」という分野があります。私はその「家族療法カウンセラー」の資格を持っています。簡単に言うと、子供に起こる問題はほとんど親に責任があり、子供の問題を本質的に解決するためには、家族全体を巻き込んで治療・カウンセリングにあたる必要があるという理論です。子供に関するカウンセリングでは、非行や登校拒否、引きこもりなどの問題を扱うことが多いのですが、その他、落ち着きがない、暴力的傾向がある、人の痛みや気持ちが分からない、やっていいこといけないことの区別がつかない等の症例に接すると、やはりほとんどの場合、家庭(親)に問題があり、それも含めて解決しないと根本的な解決にならないというケースが多いのです。
1つ例を挙げてみます。最近急速に増えている引きこもりに関して言うと、80%以上の子供が、「学歴が高く社会で高い地位にある厳格な父親」と、「子供に干渉しずきる母親」に育てられています。しかし、いざという場面では、子供にきちんとものを言えないことも共通しています。子供が進学・就職等、順調に進めているうちはいいのですが、一度道をはずれてしまい(受験や就職の失敗が多い)、もう自分は親の期待に応えられないというプレッシャーが、引きこもりにつながるケースが大半なのです。つまり、引きこもりの原因は本人だけの問題ではないので、親も含めてカウンセリングをしないと、解決に向かえないことが多いということです。
最近感じるのは、受験勉強において、子供が良い精神状態で頑張りきれるかどうか(結果ではない)も、親の影響がものすごく大きいということです。はっきり言うと、親が邪魔をしてしまっているケースも少なくありません。そんなケースでは、いくら子供に指導をしていても大きな効果は見込めません。やはり保護者の方も含めて、きちんと話をしていかないとダメだということです。そういう意味では、受験や就職においても、「家族療法」が必要とされる場面が多いのです。
(次回に続く…)
子供の行動に責任が持てますか?<その1>
- 2013年9月3日 11:03 AM
- 未分類
当たり前のことですが、子供の行為によって生じた問題は、保護者に責任があります。特に子供が未成年の場合は、子供の故意・過失に拘わらず、100%保護者が責任を取らなくてはなりません。
しかし、最近起こっていることや裁判での判決を見ると、ちょっと考えさせられてしまうことが多いのです。
数年前に、小学校5年生の子供が、夜坂道を自転車で猛スピードで下っていてお婆ちゃんにぶつかってしまい、お婆ちゃんは打ちどころが悪く意識不明になってしまいました。(今もその状態が続いています) 先日、その事故の裁判で判決が出ましたが、損害賠償として9500万円を支払うよう命じられたのです。ちょっと金額にはびっくりしましたが、もちろんその子供の保護者が支払わなくてはなりません。自動車の場合は、自陪責の他に任意保険にも入っているケースがほとんどですが、自転車で保険に加入しているケースは稀でしょう。すべて自分で支払うとなると、普通の家庭では一生かかってしまうような金額です。
今回のケースは、危険が認識できるはずの場所で、かなりスピードを出していたことが問題̪視されたわけですが、判決では、「保護者が子供に自転車の乗り方をきちんと教えなかったことに責任がある」と、はっきりと明示されました。
この判決の後、自転車に限らず、損害保険の加入が急に増えているそうです。万一、子供が喧嘩をしたり、過失で他の子に怪我をさせてしまうというようなケースでも、相手に与えてしまった損害が補償される保険のニーズが高まっているのです。
もう1つは、最近あちこちで問題になっている、若者のバイト先での問題行動→ツイッター投稿についてです。冷蔵庫に入ったり、提供前の食材で遊んだり…と、確かにどうしょうもないことをしている若者が多いのですが、おそらく本人たちはちょっとふざけてみたという程度の認識だったのだと思います。こういうバカな若者は昔から一定数いたと思いますが(私には経験がありませんが…)、近年のネット社会の中で、あっという間に拡散→店・個人が特定されてしまうことで、問題が大きくなっている側面もあると思います。(これらの若者たちは、ネットを駆使しているのにネットの影響がよく分かっていないのです)
しかし、問題が発覚すると、冗談では済まない事態になります。その商品の販売停止や休業、中にはそのために店を閉じることになってしまったところもいくつか出てしまいました。実害以外にも、店のイメージに傷がついたという部分で、今後大きな被害につながっていくケースも出てくると思います。
当然、当該の職員は即クビになるわけですが(当たり前だ…)、どうもそれだけでは済まなくなりそうな雲行きなのです。(バイト先ではありませんが)USJで悪ふざけをした学生たちは、大学を退学処分となった上に、刑事事件として起訴されるようです(威力業務妨害ですね)。 閉店に追い込まれたある店を運営する会社は、その元バイトに対して、損害賠償を請求することを決めました。現在被害額を算定中だとのことですが、一説によると、やはり数千万円単位の請求になり、裁判になれば間違いなく認められるだろうとのことです。
これも、本人が支払えないでしょうから、保護者に請求が行くことになります。ちなみに、こういうケースでは、保護者も支払えないとなると、裁判所から財産の差し押さえが来ることになります。借金ではないので、自己破産等の救済の道はありません。
この2点についてのみ考えてみても、保護者の皆様はまったくの他人事だとは思えないのではないでしょうか? 保護者は、こういうレベルのことまで子供を指導・監督しなくてはならないということを、改めて突き付けられているのです。
本日より後期の授業がスタートします
- 2013年9月2日 12:26 PM
- 未分類
3日間、ゆっくりとさせていただきました。昨日の夜無事に帰還しました。
屋上の露天風呂が最高でした。(ロケーションは写真の感じです)
森の中をカートで疾走しました。(東京よりずっと涼しかったです)
やっぱり今年も、タイ古式マッサージで体がフニャフニャになりました。(お姉さん、力持ち!)
せっかく夏期講習で痩せたので、体重が戻らないようにしようと心に決めていた私にピッタリのメニューがありました。その名も「糖質制限会席!」 見た目やボリュームはそんなに普通のものと変わらないのですが、糖質やカロリーが1/3に抑えられているのだそうです。思わず、3人前食べていいのかな?と考えてしまいしました(笑)。
しかし、結局帰って来たら、少し体重が戻っていました。朝食のバイキングのせいです。パンとカレー(朝から!)が美味すぎた… 夜制限した分の意味がなくなってしまった…
しかも今回は、懸賞に当選したため、なんと無料招待だったのです! ホテルでは、本当に1円も払っていません。それなのに、こんなに贅沢して申し訳ない感じですね。
さて、本日より後期の授業がスタートします。早いもので、年度の半分が終了してしまいました。ということは、入試まであと半年を切ったということです。小6・中3の受験生は、ここから時間が経つのがとても早く感じるはずです。本当に、入試まであっという間ですよ。もうラストスパートに入るくらいの意識を持って取り組んでいく必要があるでしょう。
講師一同、より一層気合いを入れていきますので、生徒諸君は(保護者の皆様も)覚悟を決めてください。来年の春を、「Good Smile」で迎えられるように、共に頑張っていきましょう!
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