- 2013年9月6日 11:22 AM
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私が思うに、日本では、子供や若者が問題を起こした時に、その所属する学校や会社の責任を追及する風潮が根強く残っています。以前から気になっているのですが、大学生が何か事件を起こした時に、大学の幹部がテレビカメラの前で謝罪するというようなケースをよく目にします。大学の中で、活動の一環として起こったことならともかく、全然関係ないところで個人として起こした問題を、なぜ大学がお詫びする必要があるのでしょうか? ましてや、「私共の指導がいたりませんで…」みたいなバカなことを言っていたケースもありました。
ただ、最近起きている問題では、ここの部分の対応がだいぶ変わってきているようには感じています。大学や専門学校では、問題を起こした学生を即退学処分にしたり、「真面目に取り組んでいる学生にとって迷惑だ」というようなコメントも目にしました。
今回、東大和のピザチェーン店でバイトが起こした問題(例によって冷蔵庫です…)は、都立高校に通う2名の女子高生によるものでした。これに対する都教委の反応はとても素早く見事(!?)でした。問題が発覚した2日後には、ホームページ上で各都立高校への指導をこのようにしているということを掲載したのです。その内容がとてもひどいものでした。まず、「これにより都立高校生の信用を著しく失墜させ~」というような文言が来るのです。冗談じゃありません。一部のバカな生徒が夏休みに起こした問題で、なぜ都立高校生全体の信用が失墜するのでしょうか? 学校単位で言うと、「あんな生徒が通っているんだよ」というようなレベルの風評被害は出るでしょうけど、間違っても都立高校生全体の問題ではありません。
その後、都立高校の校長に対して、こういう部分の指導を徹底するようにという指示が続きます。まぁ、それについてはよしとしましょう。学校でも、できる範囲の指導はあるでしょうから… 私が一番問題だと感じたのは、その指示書に過去2回分(4月と7月)の同じような内容の指示書を添付して、今までもを指導を「お願い(この言葉もいけないですね)」してきましたよ、ということをアピールしているのです。簡単に言うと、我々はこういう指導を継続してきているので、責任はありませんよ(現場は何やってんだ?)ということを言外に伝えようとしているわけです。こういう部分は、教育公務員(特に教委の幹部)に染みついた習性なので仕方ないとは思うのですが、あまりにもおかしな対応をしているのでここで取り上げました。
企業に所属している社員が、プライベートで問題を起こした場合にも同じことが言えます。私に言わせれば、そんなことをしているから、日本は子供本人や親の責任感が欠如していくのだと思います。もし、謝罪会見をするのであれば、親がするべきでしょう。そんな場面は見たことがありませんし、そんな勇気がある親はほとんどいないでしょうけど…
(次回に続く…)
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