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2013年7月のアーカイブ

1000年に1度の猛暑?

  • 投稿者: gs_staff
  • 2013年7月11日 12:05 AM
  • 未分類

「暑いですね」と言うのも虚しくなってしまうくらい暑い日が続いています。この時期としては、例年の平均気温より6~8度くらい高いところが多いそうです。東京でも、最高気温が35度を超える「猛暑日」と、最低気温が25度を超える「熱帯夜」が連日続いています。(もちろん新記録です!) 山梨県の甲州市では、2日続いて39度超えを記録しました。ここまでいくと、完全に異常気象です。雨が降らないのに湿度が高いため、ジメジメしているのもつらいですね。今週いっぱいはこの状況が続くようなので、皆さんくれぐれもご自愛ください。

今こんな状況になってしまっているのには理由があります。偏西風の蛇行によって、揚子江気団から送り込まれる異動高気圧が進路を変えて日本列島を直撃してしまったのです。これにより、小笠原気団から張り出している太平洋高気圧とがっぷり四つに組んでしまい、身動きが取れなくなっている状態が続いています。
特に関東地方周辺は、今後しばらく雨雲がかかる可能性が薄いとのことで、西の方の地域に先だって、先週の段階で梅雨明け宣言が出てしまいました。こんなに早く梅雨明けしたのは記憶にないくらいですが、それ(雨が降らないこと)も今の猛暑の後押しをしています。
フィリピン東海上の海水温が上がってきているため、今後ラニーニャ現象が起こる可能性が高く、これが発生すると、7月末~8月にかけて、さらに暑くなることが危惧されています。これを受けて、気象予報士の森田正光さんは、「今夏は1000年に1度の猛暑になる可能性がある」と指摘しています。平安~鎌倉時代にかけて、とても暑い時期があったそうなのですが、その時以来の夏になると言うのです。

やはり一番怖いのは「熱中症」です。特にここ数日は、正確なデータも集約できないくらい発症した方が多いようですが、この1ヵ月だけで全国で数万人の方が熱中症の症状で具合が悪くなり、数百人の方が亡くなっているのです。決して他人事ではありません。
熱中症について、気をつけて欲しい「誤解」をまとめておきます。
〇お年寄りや赤ちゃんは気をつけないと…。とんでもない誤解です。救急搬送されているのは、学校行事や部活中の中高生等も含めて、どの世代にも万遍なく広がっています。自分は体力があるから…という過信が絶対にダメなのです。
〇外に出なければ大丈夫…。 これも嘘です。これはお年寄り(特に1人暮らしの方)に多いようですが、家の中でグッタリしているのが見つかり、救急搬送される方が多いのです。クーラーをつけていれば大丈夫…。これも間違いです。部屋の中の温度と湿度の兼ね合いに注意が必要です。
〇とにかく水を飲めばいい…。この考えも危険です。一度にたくさん飲んでも、汗や尿で出てしまえばあまり意味がありません。少しずつこまめに補給する必要があるのです。また、熱中症の症状が始まった時に、水をゴクゴク飲むのも御法度なのです。体液が薄まってしまって、より危険な状態になる可能性があるのです。(特に汗をかきすぎた場合は)体液中の塩分が不足していることが多いので、水と一緒に塩分を補給しないとダメなのです。塩の固まりや、今流行の塩飴を口に含むのも意味があるようですし(運動部でそれを実行しているところは多いですね)、塩入りのドリンクを常に持ち歩くのもいいでしょう。私は個人的に、ポカリスエットやアクエリアス等のスポーツドリンクよりは、「ソルティライチ」や「塩入りはちみつレモン」の方がいいと思っています。症状が重くなってしまった場合は、病院で点滴等が必要になる場合が多いです。口から飲んでいるだけでは、体の中から失われた水分を補うのが間に合わないのです。
〇熱中症の症状が出始めた時には、とにかく体を冷やした方がいい…。これはそうなのですが、冷やす場所を間違えるとあまり効果がありません。おでこを冷やしただけではダメなのです。一番いいのは、首筋、腋の下、足の付け根等、リンパが通っているところです。顔が火照っているいることが多いので、うちわ等で扇いであげるのは意味があるようです。

対策をまとめておきます。
①むやみに外に出ない。夕方少し日差しが弱くなってから買い物に行くとか…。日傘や帽子を携行して日光を少しでも遮断する。(麦わら帽子を買おうかな…) 目のためにはサングラスもいいかも。学校の先生や部活の顧問ももう少し考えないとダメでしょ。こんな中、外で長時間走り回らせるなんて無茶すぎる。一種の体罰ですよ。国や自治体が強制力を持って指示しないといけないのに… 高校球児はどうしょうもないのかな? ナイター設備がない球場が多いので、朝5時から試合するとか?
②こまめに水分・塩分を補給する。喉が渇いてから飲んだのでは遅いのです。転ばぬ先の杖です。常に持ち歩いて、30分に1回は必ず飲むようにするとか… 夜寝る前も気をつけて。寝室にもペットボトルを持ち込んだ方がいいかも。
③クーラーを使うことをケチらない。今のところ、電力は大丈夫そうですよ。電気料金は無茶苦茶高いけど。あまり冷えすぎるのも問題ですが、特に昼はクーラーがない部屋に長時間いると(扇風機だけでは)危険です。つけたり消したりをこまめにするのもいいでしょう。夜寝る時は、ドライで温度を少し高めに設定して、見守り機能(暑くなったら自動でスイッチが入り、涼しくなったら自動で止まる)があるとベストですね。クーラーの故障が怖い…。リモコン用の電池の替えも常備しておいた方がいいですよ。最近の機種は、リモコンがダメになるとつけることができないものが多いのです。
④体調が悪くなったら、すぐに周りの人に伝える。周りで明らかに熱中症っぽい症状の人がいたら、よく症状を観察してあげて、危険な状態であればすぐに119番!

しかし、今年と同じくらいの状況だったと言われている平安~鎌倉時代の人々は、夏をどうやって生き抜いていたのだろう? クーラーはもちろん、扇風機もなかったはずだぞ。夏も十二単衣を着ていたのかな? 熱中症という症状はあったのかな? 考えれば考えるほど不思議だ…

とっても真面目な大学生たち

  • 投稿者: gs_staff
  • 2013年7月10日 12:08 AM
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先週のブログでもお知らせしていましたが、月曜日に母校の大学で就活に関する講演を行ってきました。私が大学に通っていたのは、四半世紀以上前のことですが、新しい建物がいくつかできていたこと以外は、ほとんど昔と変わらぬ様子でした。待ち合わせの1時間以上も前に着いて、キャンパスの中を散策してしまったのでした。

大学3年生を対象とした就活のスタート講演会で、これから1年間のスケジュールと注意点、どんな学生が有利なのかということを、データと過去の事例に基づいて話をしました。後半は、少し長い目で、社会に出た時のことや、人生における幸せとは?というテーマにまで話がおよびました。この部分は、どちらかというと、カウンセラーとしての視点での話になりました。

とにかく、学生たちが真面目なので驚きました。まぁ、こういう講演会を聞きに来ようとするのは意識が高い学生が多いということもありますが、みんなメモを取りながら真剣に聞いているし、質疑応答の時間にはどんどん手が上がるし、終了後は質問の列ができて、この講演会で何かを得て帰ろうという姿勢がありありでした。
私は、講演も本職みたいなものなので、ああいう場には慣れてしまっているのですが、やはり、直々の後輩たちを前にして、いつになく気合が入ってしまい、いつもよりハイテンションの講演になったかもしれません。

今の大学3年生と言えば、いわゆる「ゆとりど真ん中」の世代です。何しろ、小学校入学の年にゆとり教育が始まり、高校卒業と同時に「ゆとり教育は間違いだった」と言われて廃止が決まったのです。その結果かどうか分かりませんが、東大現役合格率が過去最低だったり、高校野球で活躍する選手のレベルが低いと揶揄されたりしました。それ以外でも、修学旅行が新型インフルエンザの影響で中止になったり、高校の卒業式が大震災で中止になったり、成人式が大雪だったりと、節目節目で結構つらい経験をしてきている学生が多いのです。

ぜひ、就活で、そして社会に出てから、今までの鬱憤を晴らして(?)頑張って欲しいと思います。

七夕のお願い<その3>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2013年7月9日 12:03 AM
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理由の2つ目として挙げられるのは、自分の身近に、憧れの存在となる大人がいなくなってしまったことです。子どもたちが、「今こうやって頑張って行ったら、将来あんな風になれるかもしれない。ぜひああいう存在になりたい」と感じる、いわゆる「ロールモデル」としての存在が見つからなくなっているのだと思います。
頑張って勉強していい大学に入っても、まともに就職できなかったり、数年で辞めてしまう者が多かったり、終身雇用・年功序列が崩れてきていることを、うすうす気づいている子どもたちが増えてきているのかもしれません。そのことが、今の子どもたちの「無力感」を多少後押しをしている部分も否めないでしょう。

しかし、私が一番強く感じているのは、保護者や教師たちという身近な大人たちが、(子どもたちから見て)何か疲れていて、幸せそうでないことが、子どもたちが将来に夢を持てない一番大きな要因だと感じています。
今の子どもたち(小中学生)のお父さん・お母さんの世代(いつのまにか自分より下の世代を指すようになってしまいました…(-_-;) )は、大学を出ている方の割合が高いですし、子どもたちが自分と重ねて見てしまう場合が多いのです。
一昔前までは、自分の親は高校しか出ていないけど、自分は大学まで出してもらっているので、社会の中で親とは違う役割を果たさなくては…というような意識が強かったように思います。(私の父親は尋常高等小学校しか出ていなかったので、私は子どもの頃からよくそういう言われ方をされました) つまり、自分の将来を、親と重ね合わせて見ることはほとんどしなかったということです。

これは、カウンセリングの世界でも最近言われていることですが、子どもたちは、自分の親より幸せになってはいけないという意識を(無意識の場合が多い)どこかに持ってしまっています。特に女の子に多いのですが、お母さんが幸せそうにしていないと、性格的に暗い子どもに育ってしまうケースが多いのです。
男の子も同じでしょう。お父さんが、毎日夜遅く家に疲れきって帰って来て、家庭での会話がほとんどなく、たまの休みは疲れきって寝ているだけだったり、夫婦の関係が険悪で家庭の中がギスギスしていたら、将来の夢を持てと言われても、イメージが湧くわけがありません。まあ、「ああはなりたくない」という反面教師にはなれるかもしれませんが…

ちょっと言い方が厳しすぎたかもしれません。何も保護者の皆さんだけのせいだと言っているのではありません。これは自戒も込めて、学校や塾の教師の責任も大きいと思います。我々も、子どもたちに、テストで点数を取るテクニックや、いい学校に入る方法は教えられても、その先にある将来の夢に向かって、子どもたちが前向きにチャレンジする姿勢を持たせられているかと言われたら、やりきれていないわけです。大学までは(自分の思う通りに)進めても、就活や婚活でつまずいて、長い人生の中での幸せを手に入れることができていないという「元教え子たち」からの相談も増えています。

そんな中で、1つホッとしたニュースを目にしました。あるシンクタンクから、「子どもたちの将来なりたい職業ランキング」の一覧が発表されたのですが、前年の分と較べて一番変わってきたのは、警察官(刑事)や自衛官になりたいという子どもが増えてきていることです。男子だけでなく、女子も上位にランキングされています。大震災の時に、警察官や自衛官が体を張って人々を守ってくれた様子を見て、子どもながらに憧れの気持ちを抱いたというケースが多いようですが、私は、普段家で親に言われていることの影響もあり、「安定」を求める気持ちが働いていることもあるのだろうと感じています。民間の企業は、就職がこれだけ厳しい上に、今どんなに羽振りが良くても、数十年後はどうなっているか分かりませんからね。今後、公務員の存在が再度脚光を浴びるようになってくる時代が来るのかもしれません。

いずれにしても、われわれ「大人」にできることはまだまだたくさんあるようです。

七夕のお願い<その2>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2013年7月8日 12:18 AM
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これは、GSの生徒たちだけでなく、今の子どもたち全体の特徴のようです。いや、GSの生徒たちは、地域では優秀な生徒たちが多いので、相対的には将来の夢や目標を持っている子どもたちが多いのだと思います。ということは、世間一般の子どもたちは、もっと夢や目標を持てていない状況なのかもしれません。
「子どもたちは夢や目標を持っているのだけど、口に出せない・公言できないだけなのだ…」と主張する人がいるかもしれません。一歩譲ってそれを認めるとしても、私の中でもモヤモヤは晴れません。特に(今の自分からは想像もつかないような)大きな夢は、自分の中に秘めたままだと、達成できる可能性は限りなくゼロに近くなってしまうのではないかと思います。折に触れて、口に出すこと・文字にすることで、自分の中での潜在意識に働きかけることができ、周りに協力してくれる人が出てきたりして、目標に近づいていけるようになる場合が多いのではないでしょうか。受験の世界では、私はそういう例を今までに数多く見てきています。

では、今の子どもたちは、(昔と較べて)なぜ大きな夢・目標を掲げることをしなくなってしまったのでしょうか? 私は2つ理由があると考えています。
1つ目は、やはり「ゆとり教育」以降の、悪しき横並び・平等主義の影響です。ゆとり教育のカリキュラムは見直されましたが、子どもたちに(あるいは学校の先生方に)根付いたその部分の思想は、もう元に戻らなくなってしまったようです。落ちこぼれを出さないように、みんなで易しい(レベルが低い)ことを一緒にやる。勉強はもちろん、運動や芸術分野でも(差別につながるので)順位はつけない。何事でも、みんなに等しく機会が与えられるのが理想。集団の中で目立つことは良くないことだ。etc…

この状態が長い間続いたために、子どもたちは、(特に学校では)なるべく目立たないように生活する知恵を身につけてしまったのです。自分だけ抜け駆けして、高い目標を公言したり、実際に行動に起こして目立ってしまうことを極端に恐れる子どもは増えていると思います。
集団の中で飛び抜けて能力があったり、誰もが認める努力家で人望があるような「特別な」子どもたちは、あまりそのあたりのことに頓着しなくてもいいでしょう。しかし、その他大多数の「普通の」子どもたちは、「みんなと同じ」が一番いいのです。例え自分にとってプラスのことであっても、集団の中から逸脱してしまったり、周りのみんなに疎まれて孤立してしまうことは、彼ら・彼女たちにとっては、絶対に避けなくてはならないことなのです。
(次回に続く…)

七夕のお願い<その1>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2013年7月7日 12:12 AM
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本日は七夕です。晴れているので(無茶苦茶暑いけど…)、1年に1回の出会いは叶うことでしょう。
GSでも笹を設置して、生徒たちに「お願い」を書かせました。その短冊をしげしげと見つめていて、ちょっと寂しくなりました。う~ん、夢がない…

小6や中3は、志望校への合格の決意を具体名で明記しています。もちろん、そう指示したこともあります。夏を前にしたこの時期に、志望校をみんなに(と言っても塾の中でだけだけど)見られるところに掲示することがとても重要なことだと考えています。「恥ずかしい…」とか、「合格できるかどうか不安だから…」なんて気持ちを持たせたまま夏に突入させたくないのです。生徒たちには、「書いた以上目標を達成するぞ!」と言っています。
非受験学年の生徒も、(塾ですから)成績アップについて書いている生徒が一番多いのですが、それはそれでもちろんいいのです。

それ以外の「お願い」で多い内容を列挙すると…
〇部活の試合・コンクールの成果系。「都大会行くぞ!」とか、「入賞するぞ!」とか…
〇友だち・恋人系。「〇〇と仲良しでいられますように…」とか、「彼氏・彼女ができますように…」とか。まぁ、定番ですな。ちなみに、志望校のこと以外は匿名での掲載を可としていますが、実名で書いている生徒もいたりします。
〇容姿・健康系。「背が伸びますように…」とか、「健康でいられますように…」とか。

それ以外に将来の夢を書いたりしている生徒もいますが、何か現実的なものが多く、ワクワクするようなものがほとんど見当たりません。
一昔前は必ず、「宝くじで3億円当たりますように…」とか、「歌手としてデビューできますように…」とか、「サッカーの日本代表に入れますように…」とか、「嵐の誰か(誰でもいいんかい!)と結婚できますように…」とか、大きな夢でいいなぁと感じて、ほのぼのとしてしまうものも多かったのですが、最近はそういうものがほとんど見当たらず、みんな「ほぼ現実路線」のお願いを書くのです。
小6・中3の生徒にも、「志望校合格以外にもう1枚プライベートなお願いを書いてもいいよ」と伝えてもこの状況です。
(次回に続く…)

日本の学校・日本の塾

  • 投稿者: gs_staff
  • 2013年7月6日 12:05 AM
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今日は、受験生とその保護者の方に、お役立ちサイトのご紹介です。その名も「日本の学校」という学校情報のポータルサイトです。大袈裟ではなく、小学校から中学校・高校・大学・専門学校に至るまで、日本中の学校の情報を網羅しています。
ある程度の情報は、このサイトの中で調べることができますが、ここから学校ごとの資料を取り寄せたり、過去問を入手したりすることもできるので、使い込んでいくとなかなか便利なサイトだと思います。

また、このサイトには「日本の塾」というページも併設されていて、地域ごとの塾の情報も手に入れることができます。今、ちょうど「八王子の塾」特集がトップページで紹介されています。時間割(曜日・時間)や費用が一覧表でまとまっていたり、パンフやチラシをそのまま閲覧することができたりするので、こちらもなかなか便利です。塾の方は、掲載されているのはほとんどが大手の有名塾ですが、GSもちゃっかりいい場所に載せていただいています。これを政治力と言います(笑)。

JSコーポレーションという会社が運営しているのですが、担当者の方の対応がとても丁寧ですし、何しろ地域の皆さんの役に立てるサイトを作り上げていきたいという熱意が感じられて、とても好感が持てます。
皆さん、ぜひ1度覗いてみてください。(アドレスを載せておきます)

http://school.js88.com/
http://jyuku22.js88.com/schoola/yobiko/hachioji/

就活塾も年度替わりへ<その3>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2013年7月5日 12:03 AM
  • 未分類

就職活動が短期決戦になった時の影響は、数日間のうちに集中して入試が行われる、中学入試や高校入試の状況をイメージすると分かりやすいと思います。
就活の場合は、ほぼレベルが高い順・人気がある順に内定が決まっていきます。一部テレビのキー局のアナウンサーなどの超人気職種は、実質大学3年生までのうちに絞り込まれていますし、大手・人気企業の内定は4月から出始め、5月までにほぼ終了します。その後、中小企業の選考が本格化し、最後に零細企業、非正規雇用・パート・アルバイトという順番で仕事が決まっていくわけです。優秀な学生ほど、早く希望通りの仕事を手に入れていくという構図です。

入試の場合はそうではありません。東京で言えば、私立はほぼ数日間のうちに、都立はたった1日で入試が終了します。多少併願パターンを考えて入試日程を組むことはできますが、実質一発勝負になっていて、高いレベルの学校にチャレンジして失敗した時には、敗者復活がなかなか難しい構図になっているのです。高校入試が一番分かりやすいと思いますが、2月10日に早実を受けてダメだった場合、中大附属に進学することはできません。都立進学重点校(自校作成校)を受験して届かなかったら、学区2番手校に進学することはできないのです。第一志望校に不合格で、かなり下のランクの高校に進学しなくてはならなくなった時に、もう少し確実なところを受けておけばよかったと後悔する生徒が出てくるのはそのためです。

受験機会が何度もないため、入試の前に、生徒・保護者・教師が相談して、どこを受験するか、どんな併願パターンを組むのかを決めることになります。その時に、目安として使われるのが、内申点であり偏差値なのです。この目安があるために、特に(どこかには必ず進学しなくてはならない)高校受験の場合は、あまりにも無謀な受験をする生徒がとても少なくなります。ある意味、戦いの前にレベル別に振り分けられていて、(特に都立高校は)ほぼ同じような力の生徒が凌ぎを削ることになるわけです。これを、(言葉は悪いですが)「輪切り進路指導」と言います。

就活についても、2年後からはこんな感じの戦いになっていくと思います。つまり、無謀な志望をしている学生は、その次のレベルにも就職できなくなってしまう可能性が高くなるのです。エントリーをする前に、学歴と自分の力量をしっかり把握して、自分の身の丈に合った企業を受験することが重要になってくるでしょう。
就活偏差値なるものが出回るようになるかもしれません。「私は就活偏差値60だから、最大手・人気企業は無理だけど、その次のレベルの企業群から選ぶことになるわ」みたいな会話がなされたり…
「就活偏差値」を判定できるテストとシステムを、現在私が開発中です。きっと2年後には大儲けできると思います。(ウソです(^_^;))

就活塾も年度替わりへ<その2>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2013年7月4日 12:48 AM
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今の大学2年生から、就活がさらに大変な状況になります。就職活動の解禁日が数ヵ月後ろにズレるからです。
会社説明会の実施やエントリー等は、今まで大学3年生の12月1日が解禁日でした。それが、翌年の3月1日に変更になります。選考の開始は今まで4月1日でしたが、それが8月1日に4ヵ月も遅くなります。正式内定(内定式等)解禁の10月1日は変わらないので、実質2ヵ月ですべての選考が行われる短期決戦となるのです。

政府(安倍政権です)が、大学生の本分である学業への影響をより少なくすることと、グローバル教育の一環として大学2年生・3年生での留学を促進するために(就活に不利にならないように)、就職活動の時期の変更を経済界に働きかけ、経団連等の主要団体が了承したため、正式に決定したものです。
今までも、水面下では決められた期間より前に動いていた部分もありましたが、表立った説明会や選考に直接結びつくような動きは、やはりできなかった企業が多かったのです。今後も、一定このルールは守られることになると思います。

その前提で言うと、大学生の就活はより困難を極めることは間違いありません。選考が短期決戦となり、その期間に様々な企業の選考が集中するために、いわゆる併願数が減ることは間違いなく、いくらでも内定を取れる優秀な学生は別として、普通の学生は今まで以上に内定を取ることが大変なことになるでしょう。また、敗者復活の時期がないため、最初でコケた学生は、内定が取れないまま卒業の時期を迎えることになります。卒論制作や、卒業のための単位取得(試験・レポート)にも影響が出るはずです。
今までは、大手企業は4月~5月、中小企業でも9月にはほぼ内定が出揃って、10月1日に内定式を行った後は、半年間比較的余裕がある学生生活を送ることができました。(もちろん内定をもらえた学生は、ということですが…) しかし、今の2年生からは、大手の早いところでも9月、その後選考が本格化する中小はそれこそ12月、下手をすると年明けまで選考が続いていくことになることになるでしょう。学生たちにかかるプレッシャーは、より強くなることは明らかです。いつ卒論を書くのかということはもちろん、勉強以外の様々な経験を積むことも含めて、大学生としての本分がより侵されることになると感じているのは、私だけではないはずです。
(次回に続く…)

就活塾も年度替わりへ<その1>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2013年7月3日 12:06 AM
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世間的には、大学4年生の就職活動はまだ続いていますが、幸いなことに、今年GSの就活塾でお預かりしていた4年生は全員5月までに内定をもらい、就活が終了となりました。一般的に、大企業や有名企業は4月~6月くらいで決着がつき、その後この時期から夏をはさんで中小企業の選考が本格化します。簡単に言えば、大企業で内定をもらえなかった学生たちの敗者復活戦がスタートするのです。
今年面倒を見ていた4年生は、みんな大手志向で、銀行・生保・損保・メーカー等厳しい業界の希望者が多かったのですが、何とかうまくまとまりました。第一志望はダメだった学生もいましたが、全員第二志望までに決まったのです。(この就職難の中で、すばらしいことだと思います)
振り返ってみての勝因は、ほとんどの学生が就活を早くスタートしたこと、相手(会社)のことを調べてそれぞれに合った対策を立てたこと、最大のポイントであるエントリーシートと面接の対策を、「これてもか!」というくらい徹底したことが挙げられます。そういう意味では、受験と同じですね。やはり、きちんと努力した学生は成果を手に入れることができるのです。まぁ、運が良かった部分があるのも事実ですが…

就活塾の方は、これで一段落かと思いきや、それがそうはなりません。次年度に向けた大学3年生の対策が、既にスタートしているのです。先週と今週で、3人の学生が来校し、初回面談を行いました。この時期から就活の対策を本格的にスタートしようとしているので、意識が高い学生が多いのですが、決してスタートが早すぎることはありません。実際、この夏休みにインターンシップやOB・OG訪問の予定が入っている学生は多いですし、インターンシップの申込書がエントリーシートのような内容になっていて、人気企業はそれをかなりきちんと書いて提出しないと、インターンシップにすらたどり着けないのです。そんなわけで、申込書提出日の前日に深夜まで内容のチェックをしたりする羽目になったりしています。(もちろんメールでのやり取りですが…) それと並行して、次回から業界研究と自己分析を始めるので、学生たちは宿題を持ち帰っています。
大学3年生は、あと5ヵ月後、12月から(エントリー等)本格的な就職活動が解禁となるわけですが、夏のこの時期にボーっとしている学生は確実に出遅れます。4年生になってから慌てたのでは遅いのです。
そういう意味では、就活塾の方も1年中忙しくなっています。あっ、ご安心を。就活塾の授業は、午前中や(日曜日の夜とか)遅い時間に入ることが多いので、GSの受験生たちに迷惑をかけることはありませんので…

そんな中、来週月曜日に母校の大学で「就活講演会」を行うことになりました。主に大学3年生を対象に、就活のスタートや今後社会に出る上でのポイントについて話をします。母校の役に立てるのは、やはり嬉しいですね。私は、就活塾の講師でかつ会社経営者ですから、こういう講演にはうってつけだったのだと思いますが、やはり大学のOBだということが講師選定の決め手だったそうです。そりゃ、後輩たちはかわいいですから、先輩として何とか力になってあげたいと思いますしね。就活塾で特別コースを作っちゃおうかな…
一応、リンクを貼っておきます。(講演会は、当該大学の学生しか参加することはできないので悪しからず…)

http://www.chuo-u.ac.jp/chuo-u/event/event_j.html?suffix=i&mode=dpttop&topics=20397

(次回に続く…)

努力は成果につながります<その5>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2013年7月2日 12:08 AM
  • 未分類

〇普段からテストの時間を意識しないで勉強している
→当たり前のことですが、入試の本番では制限時間が明確に決められています。いくら解く力があったとしても、45分とか50分の時間内で答案を完成しないと、点数をもらえないのです。そのことを理解できていない受験生が多すぎるように感じています。普段はあまり時間を意識しないでチンタラ勉強する癖がついていて、テストとなると急に時間制限がかってくるのであせってしまうわけです。そういう意味では、普段から時計を持っていない受験生は論外です。(携帯はダメです!) 小6・中3生のこの時期には、本番で持って行く「マイウォッチ」を常に携行して、慣れていく必要があるでしょう。
普段家で勉強している時も含めて、常に時計が動いている状態で勉強をする必要があります。特にテストの時は、時間配分を考えて、捨て問を選んだり、見直しのタイミングを考えたりという練習か必要になってくるのです。

〇教わったことしかできない
→これも塾に入ったばかり、特に他の塾から転塾してきた生徒に多いのですが、授業の中で「習ってません!」と言うのが口癖になってしまっている生徒がいます。過去の経験から言えば、このタイプの生徒はなかなか厳しいです。例え、すべて教えてあげたとしても、できるようにならないでしょう。「習ってません!」と言った時点で、考えることを放棄してしまっているからです。伸びる生徒は、例え知らないことが出てきても、自分の力で考えて、ある程度のところまではチャレンジします。その上で、どうしても行き詰まった時に、初めて質問して解決しようとするのです。

〇質問をし過ぎる
→質問をしない・できないという生徒にも問題があります。保護者の方が、「うちの子は性格的に質問や相談ができないので…」とおっしゃる場合がありますが、その時点で子どもをスポイルしています。「性格的に…」ではないのです。環境や講師に慣れていないという側面はあると思いますが、勉強の目的意識が低かったり、何を質問していいのか(何が分かっていないのか)分かっていないというケースがほとんどです。そういう生徒でも、きちんとした受験勉強を進めて行って、自信を持てるようになれば、自ら質問・相談ができるようになります。
ここで取り上げたいのは、質問を「し過ぎる」生徒です。GSタイムで多いのですが、勉強していて、自分でろくに考えることもしないで、それこそ1問ごとに「これが分かりません」と持ってくる生徒がいたりします。どこまで考えたか聞くと、「全部分かりません」と答えたりします。こういう生徒も、自分では勉強したつもりになっているケースが多いのですが、成績は上がらない場合が多いのです。

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