- 2013年7月8日 12:18 AM
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これは、GSの生徒たちだけでなく、今の子どもたち全体の特徴のようです。いや、GSの生徒たちは、地域では優秀な生徒たちが多いので、相対的には将来の夢や目標を持っている子どもたちが多いのだと思います。ということは、世間一般の子どもたちは、もっと夢や目標を持てていない状況なのかもしれません。
「子どもたちは夢や目標を持っているのだけど、口に出せない・公言できないだけなのだ…」と主張する人がいるかもしれません。一歩譲ってそれを認めるとしても、私の中でもモヤモヤは晴れません。特に(今の自分からは想像もつかないような)大きな夢は、自分の中に秘めたままだと、達成できる可能性は限りなくゼロに近くなってしまうのではないかと思います。折に触れて、口に出すこと・文字にすることで、自分の中での潜在意識に働きかけることができ、周りに協力してくれる人が出てきたりして、目標に近づいていけるようになる場合が多いのではないでしょうか。受験の世界では、私はそういう例を今までに数多く見てきています。
では、今の子どもたちは、(昔と較べて)なぜ大きな夢・目標を掲げることをしなくなってしまったのでしょうか? 私は2つ理由があると考えています。
1つ目は、やはり「ゆとり教育」以降の、悪しき横並び・平等主義の影響です。ゆとり教育のカリキュラムは見直されましたが、子どもたちに(あるいは学校の先生方に)根付いたその部分の思想は、もう元に戻らなくなってしまったようです。落ちこぼれを出さないように、みんなで易しい(レベルが低い)ことを一緒にやる。勉強はもちろん、運動や芸術分野でも(差別につながるので)順位はつけない。何事でも、みんなに等しく機会が与えられるのが理想。集団の中で目立つことは良くないことだ。etc…
この状態が長い間続いたために、子どもたちは、(特に学校では)なるべく目立たないように生活する知恵を身につけてしまったのです。自分だけ抜け駆けして、高い目標を公言したり、実際に行動に起こして目立ってしまうことを極端に恐れる子どもは増えていると思います。
集団の中で飛び抜けて能力があったり、誰もが認める努力家で人望があるような「特別な」子どもたちは、あまりそのあたりのことに頓着しなくてもいいでしょう。しかし、その他大多数の「普通の」子どもたちは、「みんなと同じ」が一番いいのです。例え自分にとってプラスのことであっても、集団の中から逸脱してしまったり、周りのみんなに疎まれて孤立してしまうことは、彼ら・彼女たちにとっては、絶対に避けなくてはならないことなのです。
(次回に続く…)
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