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未分類のアーカイブ

大学入試最新情報<その11>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2018年7月5日 4:48 PM
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私立大学について、早慶やMARCHの看板学部等難関レベルはもちろんですが、私の皮膚感覚としてここ数年で一番難化したと感じるのは、「東駒専」のレベルです。一昔前だったら余裕で滑り止めに使えたはずのレベルの生徒が、今はボロボロ落ちて来るケースが増えています。もちろんも、そのあたりのことも模試の判定ではある程度反映されているわけですが、生徒たちや保護者の方はもちろん、学校の先生や予備校の講師たちでさえ、入試の結果が出た後に戸惑いを隠せない様子が見て取れます。
重要なことは、この状況の変化をしっかり把握した上で、併願パターン等を検討するということです。数年前のデータは、ほとんど役に立たなくなっていることに注意が必要です。

大学入試がこれだけ大きく変わって来ているわけですが、私の中での結論は明らかです。「この状況下で大学入試をするのであれば、相当の覚悟を持って決断せよ!」ということです。特に高校受験において、「何となく都立」という選択はダメだと考えています。
GSの中学部は、開校以来、「都立進学指導重点校専門塾」のような形で運営して来ました。入塾する生徒(保護者)のほとんどがそこを目指して来ていたということもあります。結果としても、都立進学指導重点校に進学する生徒の割合が高かったのですが、我々の中でも、その生徒の(高校進学後や大学受験も含めた)将来のことを考えた時に、「その選択が一番いい」と確信できていたからということもあります。
その流れが、昨年あたりから大きく変わって来ました。最初から私立付属高校志望の生徒の割合が増えて来たということもありますが、我々の対応としても、「この生徒は大学受験をさせてはダメだ」という判断をせざるを得ないケースも増えて来ています。生徒の質というよりも、(私立大学の難化も含めて)大学入試が変わることの影響が大きいです。
もちろん、昨年から(東京都の)私立高校無償化がスタートしたことも引き鉄になっています。「経済的な理由により、とりあえず都立高校へ」というご家庭がほとんどなくなりました。(年収制限はありますが)年間44万2千円が支給されるからです。
結果、GSの今の中学生たちは、(学年にもよりますが)都立高校と付属高校の志望者が半々くらいの感じになって来ています。
(次回に続く…)

大学入試最新情報<その10>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2018年7月3日 10:51 AM
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2015年度の入試から2017年度の入試にかけての2年間で、各大学がどれだけ合格者数を減らしたかまとめてみます。これは、一般入試とセンター利用入試のみの合格者数比較で、推薦入試やAO入試は含まれていません。

    2015年度 2017年度 減少数
早稲田  18281 → 15927 -2354
慶應    9545 → 8978 - 567
明治   24909 → 22854 -2055
青山   10085 → 8064 -2021
立教   13198 → 11260 -1938
中央   16633 → 15903 - 730
法政   19549 → 21181 +1632

法政はこの数字で見ると増えていますが、センター利用の合格者数をかなり増やしていて、一般入試だけで見るとやはり数百人減らしています。
いかがでしょうか? これだけ合格者数が減っていれば、入試の合格ラインがかなり上がっていることはご理解いただけると思います。数年前まで(補欠繰り上げ等で)ぎりぎり合格していた層の生徒たちは、合格できなくなっているということです。
早慶・MARCHだけまとめてみましたが、その次のレベルの日東駒専や、大東亜帝国あたりも、だいたい似たような状況になっています。(なぜか日大だけはこの2年間で合格者数が増えています…)
さらに言えば、この定員減以上に玉突きによるレベルアップも大きいように感じでいます。どういうことかと言うと、早慶が難しくなって、例年だと合格していたレベルの生徒が不合格となってMARCHに手続きをし、それによって例年だったらMARCHに合格していた層の生徒が日東駒専に回り… という構図になっているということです。
この合格者数削減は、ほとんどの大学で来年度以降もさらに続いて行きます。先日、明八(中学・高校)の塾講師対象の学校説明会でも、このあたりの話に先生が言及されていました。簡単に言うと、「(明治)大学の入試は来年以降も(合格者減により)さらに厳しくなるので、(枠が確保されていて定員削減されない)付属中高に入るのがお得ですよ!」ということでした(笑)。付属中高の先生方は、自分の学校の受験者増のためにそういう言い方をされるわけですが、これは本当にそうだと思うのです。
(次回に続く…)

大学入試最新情報<その9>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2018年7月2日 3:39 PM
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大学入試の制度が変更となるのは2020年(今の高1の代)からですが、まったく別の理由により、ここ数年で特に難関私立大学の入試に大きな変化が起こっています。全体的に合格ラインが上がって、難化しているのです。なぜかと言うと、文科省が大学の定員厳守の方針を打ち出し、違反している大学には補助金カット等の厳しい対応を始めたからです。地方創生のために、東京一極集中を避けるための手段だということを理由に挙げているようですが、本当の理由は別にあるような気もします。
GSの卒業生たちが、大学受験が終わった後に報告に来てくれるのですが、特にここ2年間で、早慶やMARCHに入るのが難しくなったという実感がありました。高校の先生方に伺っても、ほとんどの方が同じことを感じていることがわかります。都立高校からの合格者数を見ても、日比谷・西・国立あたりはあまり影響を感じませんが、立川・八王子東・武蔵あたりのレベルの高校は、早慶難化の影響をかなり受けているような様子が見て取れます。その次の(国分寺や学区2番手)レベルの高校は、MARCH難化の影響が大きいです。分かりやすく言うと、「3年前くらいまでだったら合格しているはずの生徒が、ボロボロ落ちている」という感じになっているのです。

今までは、一応学部ごとの定員はあるものの、ほとんどの大学はそれを大きく上回る入学者を受け入れるのが当たり前の状態になっていました。もちろん、経営的にプラスになる(苦しい)からという理由が大きかったのです。そうなれば、教育の質がマイナスになることはあってもプラスになることはありませんし、少子化が進んでいる上に、一部の人気大学がたくさん学生を集めてしまうために、不人気大学や地方の大学が経営破綻を起こしているケースも増えて来ました。そこに文科省が切り込んだわけです。
何年か猶予があったようですが、大学の定員厳守については、かなり厳しい指導が入ったようです。結果、この数年でどのくらい合格者数を減らしているのかを調べてみて、愕然としました。
(次回に続く…)

大学入試最新情報<その8>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2018年7月1日 1:17 PM
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2020年の入試(今の高1生の代)から入試制度が大きく変わるわけですが、その影響は今の高2生も受けることになります。わかりやすく言ってしまえば、「絶対に浪人できない戦い」がそこにあるのです。今の高2生までは、現行のセンター試験を経由して大学入試を受験することになりますし、2次試験においても、まだ「人物重視云々」という形にはなりません。
今までの例を参考にすれば、指導要領が大きく変更となった年などは、浪人生向けの問題を別に作成して対応していたこともありました。(内容的に、浪人生に有利すぎるのではないかと言われたこともあったくらいです) しかし、2020年の入試においては、「浪人生に配慮して、別問題を作成したりすることはしない」ということが、先日正式に公表されました。指導要領が変わらないからというのがその理由ですが、あれだけ形式や内容が違ってしまえば、浪人した時点でまた1から受験勉強をやり直さなくてはならないような状況になります。高1・高2のうちから、新しい大学入試の準備をして来た現役生と較べても、不利になることはあっても、有利になることはないでしょう。先日書いた「e-ポートフォリオ」の問題もあります。例年と較べて、浪人生が激減することは間違いないと思います。
逆に言えば、今の高1生の代は、目の上のたんこぶである浪人生が非常に少ない戦いとなります。この部分だけ見れば、国立大学や難関私立大学は、例年より広き門となる可能性も指摘されています。
(次回に続く…)

夏期講習会生徒募集状況

  • 投稿者: gs_staff
  • 2018年6月29日 4:14 PM
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時期的なものもあると思いますが、毎日のように新規お問い合わせをいただき、日々体験授業→三者面談が組まれています。今年度に入ってからで言うと、毎週2~3名ずつ生徒が増えている計算になります。このまま行くと、今年も過去最多数を更新しそうな状況です。ほとんどの生徒が(強い)ご紹介による入塾です。この場をお借りして、再度御礼申し上げます。本当にありがとうございます。

クラスによっては、残席が少なくなって来ました。夏期講習会の受講をお考えの方は、早めにご連絡をお願い致します。

<学年別残席数(6月29日現在)>

小4…あと1名
小5…あと6名(クラス増設済み。今度満席となると、しばらく募集停止となります)
小6…私立中あと2名 都立中あと3名
中1…あと4名
中2…あと6名(クラス増設済み。今度満席となると、しばらく募集停止となります)
中3…あと4名
高1…あと4名
ガウディア幼児~低学年…余裕あり
ガウディア高学年…あと数名(9月以降の希望曜日により残席が異なります)

※現在、体験授業中の方(ご予約済の方、三者面談待ちの方も含む)は、すでに人数にカウントしてありますので、ご安心ください。

大学入試最新情報<その7>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2018年6月28日 5:27 PM
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この「e-ポートフォリオ」には、様々な問題点があります。思いつくままに列挙してみます。

〇生徒本人が入力する部分について、信憑性の担保をどうやって取るのか?(嘘を書けるのではないか?)
〇入試で点数化する際に、公平性が保てるのか? 何によって優劣をつけるのか?
〇すべての高校の教師が、これにきちんと対応できるのか? 担当教師によって、有利・不利が出ないのか?
〇大学側が、文科省の意図通りに利用する(できる)のか?
〇文科省はこれによって「主体性」の力を見ると言っているが、本当にこのシステムで「主体性」が測れるのか?

というところだと思いますが、私が一番問題だと感じているのは、このシステムが「ための仕事」になってしまうことによって、それこそ本来主体的に取り組むべき活動が、逆に義務感や入試でプラスになるからという理由で行うようになってしまうのではないかということです。また、中学生と同じように、教師の顔色を伺いながら学校生活を送らざるを得ないような状況になってしまうことも懸念されます。このシステムが今までの「調査書」に代わるもので、新しい大学入試では今まで以上にこの部分を評価(文科省は「人物評価」という言葉を使っています)するという方針なのですから、そうなってしまう可能性は十分にあるわけです。

私は、一昔前(もう20年くらい前の話になります)、都立高校の入試で内申点の「特記事項」が存在していた頃のことを思い出しました。初めて聞いた方は信じられないと思いますが、生徒会・部活の大会・英検・ボランティア等の課外活動で顕著な実績を残した生徒は、1項目で4点、2項目で6点、3項目で8点も内申点がプラスされたのです。それこそ、(人数は少なかったですが)フルマークをもらえた生徒は、各教科の内申点が1点ずつ上がったのと同じことになるわけですから、どれだけこの部分が優遇されていたのかがご理解いただけると思います。
当時のことを思い出しても、この特記事項のために、生徒会長に何十人も立候補する中学校があったり、(特記事項欲しさに)勉強を犠牲にして部活に打ち込んだり、夏休みに(内申のために嫌々)ボランティアに行く生徒が多かったり、正に本末転倒な状態になっていました。誰が考えたっておかしな制度であることは分かるわけですが、そんなくだらないことをやっていたので、都立高校があそこまで凋落していたということも言えるわけです。
その特記事項がもらえるかどうかは、ほとんど中学校の担任の先生の一存で決まっていました。先生に「お気に入り」になれば、たくさん点数がもらえるし、嫌われたらまったくもらえないというような感じでした。(少なくとも生徒たちはそう思っていました) 教師たちの顔色を伺いながら、中学校生活を送っていた生徒たちの様子が、今でも脳裏に焼き付いています。2学期になると、都立志望の生徒たちは、「特記事項をもらえるのか?」が最大の関心事になっていたりしました。
大学入試がそんな「戦い」となってしまうのは、真っ平御免です。

大学入試最新情報<その6>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2018年6月26日 10:32 AM
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私も「e-ポートフォリオ」のデモページを見てみましたが、これを運用して行くのはなかなか大変だと感じました。
課外活動は、以下の8つの項目に分かれています。

〇探求活動
〇生徒会・委員会
〇学校行事
〇部活動
〇学校以外の活動
〇留学・海外研修
〇表彰・顕彰
〇資格・検定

それぞれについて、活動の記録や成果などの詳細を入力すフォーマットがあり、証明書や研究発表の内容(レポート)をアップロードする仕組みもできています。
これを短期間で入力するのはとても無理なので、高1の最初から少しずつ入力して行くことになるのだと思います。当然、バソコンが使いこなせないと(家に1台はないと)話になりません。そういう意味でも、今年の高1は大変ですね。高校に通っている途中から新しいシステムが立ちあがるものが多いので、不安も大きいでしょうし、労力もかかってしまうことになります。今春の高校入試で、付属高校の人気が爆発した理由がよく分かります。

受験生や保護者の方が不安になるのはよく分かりますが、実は今この件で一番不安になっているのは、高校の先生方かもしれません。先日、お会いした高校の先生がおっしゃっていたのですが、来春の入試(推薦)で、早速「e-ポートフォリオ」の提出を求められている大学がいくつか出て来ているそうです。特に推薦入試は、この部分の評価の割合が大きいので(この内容と面接でほとんど決まってしまいます)、作成について頭を悩ませているというのです。このシステムは、生徒が記入(入力)する部分が多いのですが、中には学校(担任等)が入力する部分もあって、その部分で合否が決まってしまうのではないか…と心配しているということでした。
(次回に続く…)

大学入試最新情報<その5>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2018年6月25日 3:15 PM
  • 未分類

大学受験に向けて、高校生たちが英語の民間試験の件と同じくらい不安になっていることがあります。それは、「e-ポートフォリオ」というものの存在です。皆さん、何のことかお分かりになるでしょうか?
先日このブログでまとめた、大学入試の変更点の6つ目の項目を再掲します。

⑥大学ごとの2次試験では、「面接」「小論文」「高校の調査書」「課外活動」等も評価して、生徒の多面的な力が測れるようにする。(一般入試でも調査書を活用できるようにする)

つまり、大学入試でも高校入試と同じように調査書を活用できるようにするということです。AO入試や推薦入試では、今までも選抜の材料として使用されて来ましたが、新しい大学入試では、生徒たちの多面的な力を測るために、一般入試でも合否判定の材料として使えるように(積極的に使うように)なります。特に、部活や生徒会等の課外活動について、生徒たちの「主体的な」取り組みを評価するようにしたいという方針です。
今までの調査書の形では書式や内容の統一が取れませんし、より詳しい活動を把握できるようにするために、文科省が「大学入学者選抜改革推進委託事業主体性等分野」(名前だけでおどろおどろしいですね…)という部署を設けて、新たなシステムの開発をスタートしました。関西を中心としたいくつかの大学の開発部門に委託しています。その後はやはり民間の会社がシステムを構築して行くようになるようです。すでに、ベネッセやリクルートが運用を開始しています。(この件についても、結局そういうことなのですね…)

簡単に言うと、1人ひとりの生徒がシステム上にマイページを持って、高校での課外活動の成果や、研究発表の内容等をそこに入力・蓄積して行くというものです。最終的には、出願時にそのデータベースを大学に提出するというところまで視野に入れているようですから、調査書の代わりとして使えるイメージです。文科省は、高校側が調査書を作成したり、大学側が出願をとりまとめたりする部分の手間・労力の軽減につながるような形につなげたいと言っています。
このシステム(e-ポートフォリオ)の本格的な運用は、今年の9月からスタートします。来春の入試から使用できるようになるということです。実際、来春の入試の要項を発表している大学の中には、このシステムの提出が必須であることを謳っているところも出て来ました。今のところ、指定校推薦やAO入試が多いですが、今後一般入試にも広がって行くことは間違いないようです。
(次回に続く…)

大学入試最新情報<その4>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2018年6月24日 1:11 PM
  • 未分類

英検について、とてもショックを受ける生徒(保護者の方)が出てしまうことを承知で書きますが、今持っている英検の資格は、大学入試で使うことができません。GSでは、中3卒業時に準2級を持っている生徒が多いですし、高1・高2くらいで2級に合格する生徒も少なくありません。もしかしたら、それらの生徒は、「もうこれで大丈夫」と考えていたかもしれません。すべてリセットされます。
なぜかと言うと、大学入試に使える民間試験は、「1回のテストで」、「読む」「書く」「聞く」「話す」の4技能の能力が測れるものという条件があるからです。今までの英検は、1次→2次と2回に分けて試験が行われているので、この条件に当てはまらず、認められなかった経緯があります。それで、英検側も考えました。今年度から、大学入試で使える新しいタイプの試験をスタートすることにしたのです。今年の8月からパソコン上で受験する形式(当然入力作業が必要になります)が先行して始まり、来年度から面接型と録音提出型の2種類の試験が始まります。共に試験が1日で完結するため、大学入試で使える条件に該当することになります。つまり、今の高1以下の生徒たちで、大学受験を考えている生徒たちは、この新しい英検を受け直さなくてはならないということです。

私はこの話を聞いた時に、1日完結型でないとダメとか、4技能をより正確に測定する必要があるからいうのは方便で、英検についてももう一度全員に受けさせたかった(お金を払わせたかった)というのが根底にあったのだろうと勘ぐりました。(今でもそう思っています) 英検2級をすでに持っている生徒が、大学入試のために英検2級を再度受験する必要があるなどということを、誰が納得するのでしょうか…?
しかし、他の試験に較べると、英検が破格に受けやすいことは間違いのない事実です。新しい形式の試験も、基本的には今までの対策の延長で対応できる(と英検協会は言っている)ようですし、そもそも他の試験は、大都市でないと受けられなかったり、費用が破格に高かったりして、とても受けにくいものが多いのです。英語の講師たちに言わせると、TOEIC・TOEFLなどは、英検と同じレベルの対策ではとてもとても対応できないのだそうです。
1つ心配なのは、点数化(ランク化)されて大学に提出する際に、英検が不利になるのではないかという懸念です。受験資格として英検が認められていれば問題ないのですが、本番の点数と合算したりする際に、英検だと点数があまり高くなくて、他の難関資格の方が優遇されるような感じになると、頑張って他の試験にチャレンジした方がいいということになりかねません。何度も書きますが、そのことが大学入試の直前にならないと分からないことが、大きな問題です。生徒たちが、今何を準備すればいいのかが、まったく分からないのです。
(次回に続く…)

大学入試最新情報<その3>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2018年6月23日 3:12 PM
  • 未分類

2023年度(今の小6の代)の入試からは、英語の「共通テスト」は完全に廃止し、民間試験一本で合否判定を行うことが決定しています。今後大学入試を考える生徒は、この民間試験の対策を避けて通ることはできなくなるわけです。
最大の問題点は、今の高1生は、まだこの時期になっても、何をどうしたらいいか皆目分からないことです。民間試験の問題はどれもレベルが高く、数ヵ月対策をしたくらいではなかなかハイスコアを取ることができません。高3になってから、「実はこの大学を受検(合格)するためには、この試験で〇点(〇級)を取らなければならないんですよ」と言われても、正に「聞いてないよ~」状態になってしまう可能性があるのです。

対象となる民間試験の種類はすべて決定しています。今後多少追加等の可能性はあるようですが… 以下に列挙してみます。

〇英検
〇ケンブリッジ英検
〇TOEIC
〇TOEFL
〇GTEC
〇TEAP
〇IELTS

すべての試験で、「話す」能力をチェックするために、面接か録音による採点が行われることになっています。
これらのテストの中から少なくとも1つは受検して、ある程度のスコアを残さないとならないわけです。とにかく問題が大きいのは、大学ごとに要求されるものが異なり、それが直前にならないと公表されないことです。「共通テスト」等の要項については、来春の時点で公表され、翌年の初めて行われる入試に向けて、詳細説明が行われたり、プレテストが実施されたりという予定になっています。しかし、大学ごとの要項が発表されなければ、自分が受験する予定の大学で何が必要なのかが分かりません。通常大学の入試要項は、残り1年を切ってから判明します。前年の入試が終わってしばらくしてから、ちょうどこの時期くらいにHP等で発表される場合が多いのです。下手をすると、秋になってからのんびり発表する大学もあります。それでは対策の立てようがありません。文科省は、その部分(大学ごとの要項詳細)も早めに受験生に告知させるように考えているようですが、大学側がそれに対応できるかどうかはまた別の問題です。

「じゃあ、とりあえず(この中では受けやすい)英検を取っておけばいいんじゃないの?」とか、「英検2級を持っているので、とりあえず大丈夫かな…?」と考えている方がいらっしゃるかもしれません、実は、そんな簡単な話ではまったくないのです。
(次回に続く…)

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