- 2018年7月2日 3:39 PM
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大学入試の制度が変更となるのは2020年(今の高1の代)からですが、まったく別の理由により、ここ数年で特に難関私立大学の入試に大きな変化が起こっています。全体的に合格ラインが上がって、難化しているのです。なぜかと言うと、文科省が大学の定員厳守の方針を打ち出し、違反している大学には補助金カット等の厳しい対応を始めたからです。地方創生のために、東京一極集中を避けるための手段だということを理由に挙げているようですが、本当の理由は別にあるような気もします。
GSの卒業生たちが、大学受験が終わった後に報告に来てくれるのですが、特にここ2年間で、早慶やMARCHに入るのが難しくなったという実感がありました。高校の先生方に伺っても、ほとんどの方が同じことを感じていることがわかります。都立高校からの合格者数を見ても、日比谷・西・国立あたりはあまり影響を感じませんが、立川・八王子東・武蔵あたりのレベルの高校は、早慶難化の影響をかなり受けているような様子が見て取れます。その次の(国分寺や学区2番手)レベルの高校は、MARCH難化の影響が大きいです。分かりやすく言うと、「3年前くらいまでだったら合格しているはずの生徒が、ボロボロ落ちている」という感じになっているのです。
今までは、一応学部ごとの定員はあるものの、ほとんどの大学はそれを大きく上回る入学者を受け入れるのが当たり前の状態になっていました。もちろん、経営的にプラスになる(苦しい)からという理由が大きかったのです。そうなれば、教育の質がマイナスになることはあってもプラスになることはありませんし、少子化が進んでいる上に、一部の人気大学がたくさん学生を集めてしまうために、不人気大学や地方の大学が経営破綻を起こしているケースも増えて来ました。そこに文科省が切り込んだわけです。
何年か猶予があったようですが、大学の定員厳守については、かなり厳しい指導が入ったようです。結果、この数年でどのくらい合格者数を減らしているのかを調べてみて、愕然としました。
(次回に続く…)
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