GS進学教室
塾選びのポイント
- 2014年7月21日 8:43 AM
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時期的に、新規の問い合わせや入塾手続きが毎日のように続いています。
GSは、他塾から転塾の生徒が多いのが特徴です。この数日ご来校いただいた方は、例外なく大手塾に通っている生徒たちでした。当然入塾にあたっては、現在の成績や取り組んでいる内容の詳細を伺うのですが、塾によって、あるいは校舎によって非常に濃淡があることに気づきます。講師の当たりはずれも大きいですね。ノートを見せてもらったりするのですが、受験学年でもほとんど素人同然の講師が担当していて、学習していることのピントがズレまくっていたり、明らかに間違ったことを教えているようなケースも散見します。
中には、距離的にGSには通えない地域にお住まいの方からもご相談を受けることもあります。GSは大変広い地域から生徒たちが集まっています。東は立川・国立、西は上野原・相模湖、北は羽村・秋川、南は町田・橋本あたりからも、結構多くの生徒が通ってくれています。それより遠い地域の生徒だと、さすがに平常時通うのは難しいので、ご相談だけ承って、近隣の塾で紹介できるところがある場合は紹介したりしています。こういう仕事をしていると、様々な機会を通して塾長とのつながりができるので、各地域に紹介できる塾が結構あったりします。
そんな中で、塾選びのポイントがあったら教えて欲しいというご要望が何件かあったので、私が考える「塾選びのポイントのチェックリスト」を添付しておきます。これは、今春「週間ダイヤモンド」の依頼で作成して、受験・塾の特集号に掲載されたものです。(誌面では簡易版が掲載されていましたが、これが大元の詳細版です) 参考までに。
夏の学習計画<その5>
- 2014年7月19日 12:06 PM
- 未分類
そして、最後に重要となるのは、その計画を「明確に形に残しておく」ということです。
GSの生徒たち(小5以上)は、今週「GSシート」の作成週間となっています。今週ブログで書いてきた、「志望校」「数値目標」「自分が克服すべき課題」「それを克服するためにやるべきこと」を明確に記入できるようになっています。生徒たちは、かなり頭を悩ませながらシートに向かっています。
当然、教師の方でも内容を点検しています。あまりにも計画が杜撰なために「その場で」突き返された生徒もいますし、もう少し踏み込んだ計画を作り込みたいので別途時間を取って欲しいと頼まれた生徒もいます。一般的には、成績の良い生徒はきちんと計画を立てられますし、成績が低迷している生徒は自分できちんとした計画を作ることができません。にわとりと卵の話と一緒で、「どちらが先なのか」断言できないのですが、おそらく両方なのだと思います。今までの経験で、この時に親や講師が作ってあげてしまったらまったく意味がないことが分かっています。手間がかかっても、生徒本人にしっかり考えさせてきちんと作らせる必要があるのです。今年の生徒たちの作っている様子を見ていて感じるのは、やはり一番最初の「絶対に成績を上げる」「絶対に志望校に合格する」という意志のところですでに差がついているということです。まだフラフラしている生徒は、あと数日でそこを固めさせないといけません。何度も言いますが、夏期講習に入る前が勝負です。
中学生は、1学期の内申点の結果と2学期の内申点目標を記入してから提出することになっています。ほとんど生徒が昨日終業式で通知表をもらっていますが、一部火曜日になってしまう生徒がいます。
来週火曜日が最終提出(チェックして合格をもらう)期限となっています。まだ完成していない生徒が結構います。この週末、頑張りどころです。
このシート塾で保管しておいて、夏の終わり、そして2学期に成績が確定した時点で、「目標を達成できたのか?」「計画はどのくらいきちんとこなせたのか」という振り返りをします。当たり前のことなのですが、毎年、計画をきちんとこなした生徒は成績が上がっています。
夏の学習計画<その4>
- 2014年7月18日 11:38 AM
- 未分類
算数や数学であれば、単元ごとに苦手なところは明確にできると思います。ただし、「文章題が苦手」とか、「関数が全然ダメ」とか、そんな抽象的なレベルで終わらないでください。文章題で言えば、「割合が絡むと全然ダメ」とか、「速さの問題は登場人物の動きを式に表わせない」とか、もっと手前のレベルで言えば「問題の意味がさっぱりつかめない」とか、様々な状況があるわけです。関数で言えば、「直線の式すら出すことができない」という生徒と、「式や交点・基本的な面積を出すところまではできるけど、面積2等分や等積変形が苦手」「動点で複雑なものになると手が出ない」という生徒では、やるべきことのレベルがまったく違ってくるわけです。
英語や国語も、ただ「長文が苦手」という程度の分析では意味がありません。「たた読むことに慣れていないだけ」なのか、「登場人物の関係や心情を読み取ることができない」のか、「選択肢は得意だけど抜き出しや記述が苦手」なのかによって、状況はまったく違います。
理科・社会は計画が立てやすいと思います。基本となる原理原則をしっかり理解することと、重要語句を暗記することで、ほとんどの問題は解決してしまうからです。特に中3生で理社が苦手と言っている生徒は、「だだやっていないだけ」という場合がほとんどです。この問題をどう解いたらいいか分からないと質問に来る生徒に、その単元の大元となる決まりや公式を聞くと、分からないと答える生徒が(この時期はまだ)結構います。「それはできるわけがないでしょう」という話なのですが、夏が終わった時点ではそんなことは許されなくなります。特に理科・社会は、やりさえすれば必ず成績が上がります。(やり方を間違えなければ、という条件がつきますが…)
都立中志望者も、自分の今のレベルによって、取り組むべきことがまったく異なります。特に作文についてがそうだと思います。それこそ基本的な「てにをは」や主語・述語の対応からやり直さないといけない生徒はいますし(中には字の書き方や原稿用紙の使い方からやらないといけない生徒もいるでしょう)、作文の構成をしっかり固める段階なのか、体験のブラッシュアップの段階なのか、最後の説得力・根拠のレベルアップに入れる段階なのか、生徒の現在のレベルによって、取り組むべき内容はだいぶ変わってきます。
小6・中3の受験生、特に難関校を目指している生徒は、実際の入試問題で点数を取るための訓練の段階に入ります。45分や50分の時間の使い方を意識して取り組んで行く必要があります。時間配分・捨て問の選び方・見直しの仕方等は、ただ漠然と説いているだけではなかなか身につきません。塾の授業中に解く機会が増えてくると思いますが、家でも時間を測って取り組むことになります。テストの解き直し(復習ノート等)も含めて、テストで点数を取るための訓練にも相当時間と意識を使わないとならないのです。
(次回に続く…)
夏の学習計画<その3>
- 2014年7月17日 10:39 AM
- 未分類
目標を決めたら、その数字には徹底的にこだわり抜いてください。達成できない目標であれば、掲げる意味がないのです。何度も言いますが、だからと言って低い目標を設定することはもっと意味がありません。夏の終わりの時点で、少なくとも志望校合格という最終的なゴールが手に届くところまでには到達しないといけないのです。一般的には、志望校の合格基準偏差値の2~3ポイント以内、過去問ではトータルで科目数✕10点以内くらいをイメージしておけばいいと思います。
例えば、都立高校が第一志望の生徒は、自分の内申点から算出される合格最低点が5科目で400点だとすると、夏の終わりに350点は取れるようにしておかないと苦しくなるということです。志望校の1ランク下のレベルの学校の過去問で合格ラインを超えるという目標もいいかもしれません。例えば、早慶高を第一志望としている生徒は中付・中杉の過去問で、都立進学重点校を第一志望としている生徒は国分寺高校の過去問で合格点を取れるようにするということです。夏の終わりに、です。
かなり厳しい目標だと感じる方がいるかもしれませんが、これは私の今までの経験で妥当なラインだと確信しています。具体的に言うと、夏の終わりのり時点で偏差値でトータルで5ポイント以上足りなかったり、1ランク下のレベルの学校の過去問で合格点を取れないようだと、2月までに合格点を取ることが相当苦しくなってしまうということです。当然、途中で志望校変更を余儀なくされてしまった生徒もいました。受験生にとって、夏が最後のチャンスだと言われるのはこういうことなのです。
さて、確固たる目標を確定したら、あとは科目ごとに具体的にやるべきことを落とし込むことになります。ここの計画の質がとても重要です。ここがいい加減だと飛躍的に力をつけることは難しいとさえ思います。塾で授業を受けて、宿題と復習をやって…くらいの計画であれば立てない方がいいくらいです。生徒1人ひとり状況が異なりますし、やるべきことも違うはずです。塾の授業がない期間の過ごし方を明確にしておくことも必要です。
まず、漢字・計算・英単語等の基礎力強化を真っ先に組み込んでください。非受験学年の生徒はここがメインだと言ってもいいかもしれません。短期間でここの力をつけられるのは、夏休みしかありません。どうすればいいかは簡単です。「毎日やる」ということです。1日あたりはそんなに長い時間でなくてもいいと思います。毎日の習慣にしてしまえばいいのです。何を使って、1日にどのくらいの分量をこなしていくかを決めてしまってください。塾で使用している漢字練習帳や英単語帳をやり切るのがいいと思います。
時間を意識して取り組む(ダラダラやらない)こと、(漢字・英単語は)ノートに書いて覚え切るまでやること、計算は間違い直しまですることが重要です。
次に重要なことは、苦手分野の克服です。それぞれの科目で自分の課題を抽出してください。
(次回に続く…)
夏の学習計画<その2>
- 2014年7月16日 1:00 PM
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志望校を決定する際に、偏差値等学校のレベル(自分が入れるかどうか)だけで決めてはいけません。校風が自分に合っているかという部分もありますし(これは学校に足を運んでみないと分からない…)、入学後自分がやりたいことができるかどうか(カリキュラムや部活)という部分や、自分の将来の夢を叶えるために適しているかという視点も必要です。例えば、医者になりたい子供が(医学部のない)早稲田に進学しても意味がないわけです。
小6や中3の時点で、「まだ将来のことはまったく分からない」と言っている生徒(保護者)は、きっと大学4年生になっても同じことを言っています。この何年か就活コースで大学生を預かって、私が一番感じていることです。将来の目的意識をきちんと持って、夢に向かって進んでいる学生は、やはりかなり早い段階からきちんと目的意識を持って進んで来ているのです。子供がその部分がまったくピンと来ていないのであれば、保護者の方がある程度道筋をつけてあげる必要があるでしょう。小6・中3のお子様がいるご家庭で、まだそのあたりがあやふやな場合は、今週末にかけて1度じっくり時間を取って家族会議が必要だと思います。子供に頑張れと言っておいて、保護者の方が手を抜くのはダメだと思います。
ただその際に、どうしてもはっきりとした将来の方向性が見えないという場合は出てくると思います。それはそれで仕方ないと思います。ご家庭の中で、その時の結論を間違えなければいいのです。それは、「はっきり決まっていないのであれば、少しでも上のレベルの学校を目指す」ということです。そうすれば、将来やりたいことが出てきた時に柔軟に対応することが可能ですし、友達関係等の環境1つ取っても、学校の偏差値のレベルとほぼ比例しているという「事実」があるからです。それが、子供の将来の可能性を広げておくことになります。しかし、実際にはそれと逆で、将来の目標が決まっていない→だから勉強もやる気になれない→成績が上がらない→可能性を広げられないという悪循環に陥ってしまうケースが多いことも特筆しておきます。
さて、前置きが長くなりましたが、志望校のところが明確になったら、次に「夏の数値目標」を明確にします。まずは、数字の上で明確な目標を設定する必要があるのです。夏の終わりや9月頭の時点(状況によっては2学期の中間テストまで見据えてもよい)で、「達成できたかどうかが明確になる目標」を設定する必要があります。「力をつける」とか、「苦手科目を克服する」というような抽象的な目標は目標と言いません。そういう意味では、「模試の偏差値」や「内申点」という目標は明確ですし、小6・中3生は「志望校の過去問で〇点以上」という形でもいいと思います。
ただし、偏差値目標や内申目標を記入する時には、真剣に考え抜いてください。例えば、現在自分の偏差値が5科で55だったとします。志望校のレベルを考えて、これを65にすると言うのは簡単ですが、そのためには5科目とも偏差値を10くらい上げないと全体で10は上がらないということをしっかりと認識しておく必要があります。例えば2科目頑張って10くらい上がったとしても、残り3科目が現状維持であれば、5科目トータルでは4ポイント程度しか上がらない計算になります。だからと言って、低い目標を立てろということではありません。最終的なゴールから逆算して、夏の終わりの時点で最低ここまでは到達しておかなくてはならないというラインは存在します。それを下回る目標を設定しても(仮にクリアしたとしても)意味がありません。
(次回に続く…)
夏の学習計画<その1>
- 2014年7月15日 12:14 PM
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来週から夏期講習会がスタートします。学習効果という意味で、1年間で最も重要な時期であることは間違いありません。特に小6・中3の受験生は、この夏にすべてがかかっていると言っても言い過ぎではありません。夏でこけてしまうと、秋以降挽回することはとても難しくなってしまうのです。
夏で成果を出すためには、実は今週1週間がとても重要な期間です。そのことに気づいていない生徒・保護者の方が多いのではないでしょうか? もしかしたら塾の講師ですら、そんな感覚を持てていない者が多くなってきているのかもしれません。具体的に言えば、夏の学習計画をきちんと立案し、やるべきことを明確にすると共に、受験生としての気持ちをしっかりと固めきる必要があるということです。毎年夏期講習会に入ってから、「こんなはずじゃなかった…」というような状況に陥ってしまう生徒が一部に出てしまいますが、例外なく夏の前の目標・計画立案のところで失敗しています。
まず一番重要なことは、何のために夏期講習会で頑張るのかということです。明確な目標設定です。小6・中3生は、「具体的な志望校への思いの強さ」によってまず勝負が決します。(生徒諸君はまだイメージが湧いていないかもしれませんが…)あれだけ大変なことをやっていくのですから、この部分が明確になっていないと、頑張れるわけがありません。ただ口で「〇〇中学・〇〇高校に行きたい」とは全員の生徒が言います。じゃあ聞くけど、「どんなことをしても行きたいのか?合格したいのか?」ということです。「絶対か?それはなぜだ?」と言われた時に、即座に「絶対です。~~だからです」と言い返せるでしょうか? 今の時点では、志望校の合格基準にかなり成績が足りない生徒が多いと思います。意地悪な講師は、「こんなに成績が足りないのに大丈夫なのか?」と聞くかもしれません。そこで言葉に詰まっているようでは、合格したいという思いは所詮そんなものでしかないのです。今から飛躍的に成績を上げて、合格に近づいていくことができるわけがありません。
精神論みたいになってきていますが、毎年生徒たちの様子を見ていて、この部分が実はとても大きいということを、私たちは身をもって感じています。夏の前の「決意の強さ」によって、夏の成果は左右されるのです。
そのためには、志望校のイメージを具体的に頭に思い描く必要があります。そういう意味では、志望校をまだ見に行ったことがないという生徒はその時点で失格です。あの学校に行きたいというのはただの妄想になってしまいます。まだ間に合います。今週末が最後のチャンスです。本当は在校生がいる時の方がいいのですが… 「この学校に通いたい!」「あの制服を着たい!」という強い思いを持って、夏期講習会に向かって行って欲しいと思います。
こういう話をすると、(保護者の方も含めて)こういう反応が返ってくることがあります。「まだ成績が悪いので志望校が決められません」とか、「成績が上がったら志望校の相談をします」とか… 厳しい言い方をさせていただくと、そんなことを言ってるから成績が上がらないのです。何度も言いますが、(特に夏は)明確な目標がないと子供たちは頑張れません。毎年夏の様子を思い出すと、苦しくて辛い時に「私は絶対〇〇中学(高校)に行きたいから諦めたくありません!」と泣きながら勉強しているような生徒が結構います。ボーッとして夏に突入してしまったら勝てるわけがないことはご理解いただけるものと思います。
また補足ですが、志望校は「都立中です」とか、「進学重点校のどこかです」とか、「早慶高」ですというようなレベルでも、私はダメだと思っています。理由は上記の通りです。後で変更になる可能性を残したとしても、今の時点では明確な志望校を1校決定する必要があるのです。
(次回に続く…)
塾の実態が丸裸に!?<その7>
- 2014年7月14日 1:35 PM
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現実的には、講師ごとの合格実績まで公表せよという話にはならないでしょう。年齢や学歴等の個人情報も出せないと思います。一般的な公表の仕方としては、以下のような感じになるのではないでしょぅか?
講師在籍7名
<内訳>
社員4名(経験年数…27年、26年、10年、9年)
社会人講師2名(経験年数…5年・5年 ※1名は個別指導専属)
大学生講師1名(経験年数…2年 ※個別指導専属)
そうです。ご想像の通り、これはGSの講師たちの属性と経歴です。やはりこれだとどんな講師なのかよく分からないですね…
ちなみに年齢は、アラフィフ2名、アラフォー1名、アラサー2名、バリバリの20代2名です。バランスはいいと思います。
GSの生徒たちが、塾を検討している友達によくされる質問は、「若い先生いるの?」「女性の先生はいるの?」「イケメンの先生はいるの?」という3つだそうです。年齢の層は上記の通り。上記のうち女性講師は2名です。イケメン講師は… どう贔屓目に見ても、1名だけですね。残念ですが…
塾の実態が丸裸に!?<その6>
- 2014年7月13日 8:57 AM
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講師の経歴で言うと、あとはその講師の過去の合格実績ということになります。これが講師の力量を測る一番分かりやすい指標であることは異論がないでしょう。
ただし、塾の合格実績のところでも問題になった通り、これについても合格者数だけでなく、合格率(何名中何名)は?という話になってきて、収拾がつかなくなる可能性があります。私は、塾や校舎の合格者数よりは、講師ごとの合格者数の方が信憑性が高いと思います。なぜかと言うと、1人の講師が1年間に担当できる受験生の数には限界があるからです。大学受験の予備校のように、志望大学ごとの冠コースを1クラス数百名で編成していたりすれば別ですが、中学受験や高校受験の場合、1クラスは多くてもせいぜい20~25名程度でしょうし、年間通して担当できるのは1学年ごとに2~3クラスでしょうから、同じレベルの学校を受験する受験生の数は、一定限られてしまうのです。その中で毎年コンスタントに合格者数を積み上げている講師は、やはり優秀な講師なのです。
以前にも書きましたが、配属校舎の当たりはずれが関係するのは、配属や転勤となった1年目だけです。2年目以降の合格実績は、やはり「人」によって変わってきます。特に大手塾では、毎年合格者をたくさん輩出している校長(講師)が転勤となると、合格実績もその校長(講師)の移動に合わせて移動するケースがほとんどです。今まで担当していた校舎は、新たに着任した講師の力量にもよりますが、普通は尻すぼみとなっていきます。合格実績は人に着くと言われる所以です。
今回、このことが話題になって、講師の打ち出し方を考えている中で、私自身が担当してきた生徒の合格者数を整理してみました。モデルケースとしてそれをいくつか公表してみます。
自分が所属していた校舎の本科生で、自分が半年以上継続して担当したクラスに在籍し、入試時期まで在籍して受験(受検)した生徒という条件で指を折ってみました。(講習生や日曜特訓・合宿等の単発講座のみを担当した生徒はカウントしていません) 昔の生徒たちの名簿は存在していないため記憶を紐解いて数えたので、多少の誤差はあると思います。
都立中 → 約100名です。(正確に言うと100名にはまだ届いていません。来春で届くはずですが…)多摩地区で都立中の入試が始まってからまだ7年しか経過していません。南多摩は5年目です。ですから、この7年間での合格者数ということになります。
合格率は、面白いもので(というと不謹慎ですが…)毎年ほとんど40~50%の間に収まっています。トータルで45%くらいになると思います。皆さんからは「すごいこと」だと言われますが、私の中ではあまり満足感は高くありません。もっと行けるはずだと思っているからです。毎年コンスタントに7割の生徒を合格させられるようになったら、多少手応えが出てくると思います。
※もし塾関係者の方で、「自分は(塾の本科生で)今までに都立中に100名以上合格させている」とか、「毎年合格率は50%を下回ったことがない」という方がいらっしゃったら、ぜひご連絡ください。単に「お友達」になりたいというだけですが… そういう次元での情報交換をぜひしたいと考えています。
都立進学重点高校 → 進学重点校が最初に指定されたのは13年前のことですが、この10年間に絞って記憶を遡ってみました。今のような最難関レベルの入試になったのがその頃からだと思いますので…
合格者数は200名程度です。そこから先の細かい数字は自信がありません。私がここについて誇れるのは(自分で言うなよ!)、合格率の高さです。おそらく90%は超えていると思います。何しろGSが開校してからの2年間は1人も落ちていませんし、それ以前についても、1人や2人だけ不合格であとは全員合格という年が多かったと思います。1年だけ苦しい結果だった記憶がありますが、それでも合格者の方が圧倒的に多かったはずです。
都立に関してはある程度勝算がないと受けさせていないということもあると思いますが、内申点や理社の点数をきちんと取らせること、自校作成問題で点数を取るための技術等、トータルで勝たせてあげられているように感じています。(詳細は、2~3週間前にこのブログで連載していた「秘密シリーズ」!?をお読みください)
早慶付属高校 → 今でこそ時代が変わってしまい、都立中高の人気がとても高くなっていますが、10年以上前は都立人気はまだ下火でした。15年前のことを思い出すと、都立中はまだ存在すらしていませんでしたし、都立高校はトップ校(今の進学重点校)ですら、私立難関高校の滑り止めとしての存在でしかなかったのです。立川高校は、定員割れの年も多く、内申オール3くらいで合格者が結構出ていました。西高校ですら定員割れの年があって、私立高校で全滅した生徒が救われた記憶が生々しく残っています。
そんな中で多摩地区の優秀な中学生たちはどこを目指していたかと言うと、早慶の付属高校なのです。進学塾の上位クラスは、早慶高に何名通せるかが1つのステイタスだった時代でした。そんな状況ですから、私の塾講師としての前半戦は、早慶高との戦いだったと言ってもよいでしょう。(最初に小学部ではなく中学部の担当になったこともあります)若かったこともあり、他の講師たちと指導法等で口論になると、「お前は今まで早慶何名受からせたか言うてみぃ!」「わしは何名じゃ!」みたいなバトルをしていたことが、今では良い想い出です。笑
早慶高の場合、1人の生徒が複数の高校を受験して合格することが可能です。2次試験の日程次第でもあるのですが、最大4校の合格が可能だった年もありました。ですので、この合格者数は都立と違って、合格した生徒の頭数とは一致しません。併願パターンの巧拙によっても合格者数は上下します。
で、結論として、合格者数は400名~500名の間のどこかです。昔は1名単位まで正確に覚えていたこともありましたが、何しろ月日が経ち過ぎました…
自分をモデルとして、塾講師個人に帰属する合格実績を公表するとどうなるかという実例を書いてみました。あまり意味がないといううことがよく分かりました…苦笑
塾の実態が丸裸に!?<その5>
- 12:11 AM
- 未分類
〇講師が専任なのかアルバイトなのか?
この部分が一番問われることになるのだと思います。大手塾では、(特に大学生講師には)自分の年齢や素性を生徒・保護者に明かさないように徹底されている場合がほとんどです。
専任と言うと普通は社員として働いている講師を指すのですが、会社ではない個人塾の場合は社員にはなれませんし、社員でなくてもその塾のみで働いていて他の仕事と兼務していない講師を専任と呼ぶ塾もあります。いわゆるアルバイトと呼ばれる講師は、大学生や、他の仕事をメインにしていてその塾での講師の仕事をサブでしている場合を指すのが一般的です。
どこかで区分けするとしたら、社員がどうかという括りが一番分かりやすいと思います。一般的に、社員ではない講師契約の場合は、授業時間に対してのみ給料が支払われているので、授業の直前に校舎に来て、授業が終わったらすぐに帰ってしまったり、(質問や保護者の相談等)時間外の対応が難しいケースが多いからです。今回の答申の内容を見ると、この部分が一番意識されているように思います。アルバイト講師は無責任な者が多いという前提に立っているわけです。塾のチラシ等で、「全員が専任講師です!」とか、「アルバイト講師はいません!」という謳い方をしているのも、同じ理由からです。
ただし授業や生徒対応において、社員より時間講師の方が力量が高い場合もあるので、その身分だけでは講師の質を判断できない部分もあります。大手塾では、経験の浅い社員が校長で、大ベテランの講師が使われているというケースも散見します。生徒の掌握や保護者対応等、実質的には(社員ではない)講師が仕切っているような場合もあります。
〇講師としての経験年数
これも講師のことを知る1つの目安としては分かりやすい指標です。優秀な人物であっても、塾講師としての経験年数が浅ければ、子供たちを良い方向に導くことはなかなか難しいのが現実です。特に中学入試や、難関高校の受験指導に関しては、講師の指導経験(正確に言うと合格させてきた経験)がそのまま成果に直結する場合がほとんどです。
大手塾で新卒入社の社員をたくさん採用しているところもあります。「元気に子供たちと同じ目線で一緒に頑張る」という視点では戦力になっている部分もあるようです。校舎によっては、ベテランと組んでいい味を出していたりします。ただし、「本質的に力をつけて合格させる」という部分では、やはり心もとない場合がほとんどでしょう。
そういう私も、大学を卒業してこの業界に入社したいわゆる新卒入社組です。27年も前の話ですから時代も違うのですが、自分の頃と較べると、今の若い講師たちはあまりにも勉強不足だと思います。自分で過去問を解く量1つ取ってもそうですし、優秀な講師たちの授業を見て回ったり、社外の勉強会に参加したり、自分のスキルアップに使う時間があまりにも少なすぎると思います。私自身のことで言うと、休みを返上したり、出勤前・帰宅後の時間のほとんどをそういうことに充てていた記憶がありますが(そうでなければやっていけなかった…)、時代が違うのでしょうね。今の若い社員たちでそういう話はほとんど聞いたことがありません。もちろん、本人の問題だけではなく、会社としてのバックアップ体制(研修やOJT・配慮)の問題も大きいと思います。
逆に軽減年数だけ無駄に長くて、実は現場では使えないとという講師が一部にいることも事実です。ただし、本当にダメな講師であれば自然淘汰されていく場合が多いので、経験年数が浅い講師と較べると、特に保護者の方は安心感を持てる場合が多いと思います。そういう意味では、今回問題となっている塾の情報公開の際の項目としては、適切な項目なのかもしれません。
一部には、講師の年齢も情報公開するべきという議論もあるようです。一定指導経験年数とリンクするわけですが、私はこれについては懐疑的です。それこそ(特に女性講師については)プライバシーの部分ですし、私のように常に「永遠の28歳」と言っているおじさんにとっても面白くない話です。
(次回に続く…)
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