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2014年9月のアーカイブ

都立高校入試要項確定!

  • 投稿者: gs_staff
  • 2014年9月11日 9:19 PM
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本日都教委から、来年度の都立高校入試の要項が正式に発表になりました。

<推薦入試> 出願…1月21日  入試…1月26・27日 合格発表…2月2日
<一般入試> 出願…2月5・6日 入試…2月24日    合格発表…3月2日

懸案となっていた一般入試の合格発表日ですが、委員会では今までよりも「1日遅らせる」という申し合わせになっていましたが、結果2日遅らせて3月2日となりました。単純に1日遅らせると日曜日になってしまうので、それを避けたということのようです。(さすが公務員のやることです。私立高校では考えられません。ミッション系の学校は別ですが…) いくら採点を慎重にすると言っても、これはちょっと間延びし過ぎです。受験生や保護者はつらいでしょうね。

日曜日に仕事をしないという意味では、願書の差し替えの日程を特筆すべきかもしれません。取り下げは従来通り13日ですが、再提出が16日と2日遅れになります。(中に土日を挟むからです) 難関高を受験する生徒たちにとっては、これはとても大きなニュースなのです。なぜかと言うと… ここから先は書くとちょっと波紋が大きそうなので止めときます。

併せて、高校ごとの要項も発表されましたも。サッと目を通した限り、大きな変更は目に留まりませんでしたが、推薦入試で小論文と面接(集団討論)の配点比重が変更になった高校が多少あることと、一般入試で面接を実施する高校が少し増えたことが特筆すべきことです。一般入試では、1000点満点にプラスして200~300点が面接点なので、影響は非常に大きいと思います。
高校ごとの詳細は、都教委のHPでご確認ください。
http://www.kyoiku.metro.tokyo.jp/press/2014/pr140911b/pdf02.pdf

来春の入試からマークシートが(試験的に)導入されますが、来年度は20校程度で実施となるようです。実施する高校については、10月中旬に発表されるとのことです。マークシートの様式も公表されました。今までの解答用紙の中に、マークシートの問題を埋め込む形です。最悪、解答用紙が2枚になって生徒が混乱することを心配していたので、これについてはホッとしています。

全国学力・学習状況調査の結果から<その4>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2014年9月10日 1:34 PM
  • 未分類

今の子供たちが弱いと指摘されている、「資料や図表の読み取り」「記述形式の問題」「根拠を示して説明すること」等についても、その通りだと感じています。一昔前(10年・20年前)の子供たちと較べると、このあたりの力は明らかに落ちていると思います。私はここについては、携帯・スマホやゲームが蔓延した影響が大きいのではないかと分析しています。受け身でも、顔を突き合わせて会話をしなくても、コミュニケーションを取れてしまう(取る必要がない)環境に身を置いていれば、そのあたりの力は身につかなくて当然でしょう。
正確に言うと、ここについても子供たちの中での差が非常に大きくなっていて、訓練を積んでいて問題なくこなせる子供たちが一定の割合でいるのです。しかし、ほとんど歯が立たないレベルの子供たちの割合がかなり増えているということです。

これらの力は、中学入試で都立中を受験したり、就職の採用試験において最も問われる部分の力なのですが、現場で指導していてとても苦労する部分です。
小6で都立中受検を考えていて入塾してくる生徒たちは、小学校でかなり優秀な成績を取っている生徒でも、この3つの力を鍛えるのにかなり時間がかかります。書いてあること(文章にしても図表にしても)を読み取って書くことは押しなべて苦手ですし、作文(実際は小論文ですね)がある程度の形になるまでかなり時間を要します。この時期がちょうどそういう時期なのですが、その段階から理由・根拠をきちんと示して結論をまとめられるようになるまでに、さらにかなり苦しみます。都立中の作文で(本番の採点基準で)半分くらい点数を取れるようになった生徒が、60点・70点を取れるようになるまで大きな壁があるということです。

さらに、このことを強く実感するのは、就活塾で大学生の指導をする場面です。いわゆる一流大学で(成績が)優秀な学生でも、面接や小論文は一から鍛えていかないとどこも内定が取れないような状況になっている場合が多いです。SPI等の学力試験ではまったく問題なく点数を取れるのに… 私の周りの学生たちがたまたまそういう傾向が強いのかもしれませんが、一般的な傾向としても、女子学生に較べて男子学生の方がその部分が厳しいケースが多いです。小学生の頃までは、精神年齢が女子の方が高いことはよく知られていますが(都立中は女子の方が合格最低点が高いケースがほとんどです)、最近はその傾向が大学生まで(あるいはその後も)続いてしまっているような気もします。そう言えば、ある大企業の人事部長が、普通に(優秀な順に)採用すると女子ばかりになってしまうので、男子枠を一定数設けているとおっしゃていました。
(次回に続く…)

全国学力・学習状況調査の結果から<その3>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2014年9月8日 12:28 PM
  • 未分類

一方で、子供たちの学力の得意・不得意の傾向については、ほとんどが現場の実感と一致しているように感じました。

(それなりに訓練を積んでいる生徒は)計算や漢字を覚えるというような機械的な作業はよくできると思います。私の感覚だと、10年前・20年前の子供たちと較べても遜色ありません。幼児期や小学校の低学年の頃から、公文式やベネッセの通信教育のような形で、ドリル形式の取り組みをしている子供たちの割合が増えていることも要因になっていると思います。ただし、(GSのような進学塾に通っている層の子供たちを見ているとあまり感じないのですが、)学校では、計算・漢字がまったく何もできない(確認テストで毎回0点近くを取ってしまう)レベルの子供が一定の割合でいるようです。
小学校一年生の担任の先生にそのあたりの話を聞いたことがありますが、入学して間もない時期に、しっかりできる子供とほとんど何もできない子供とくっきり二極分化してしまうそうです。幼児期の勉強の習慣や、集中力の差がとんでもなく大きいと言っていました。40分間じっと座っていられない子供もかなりの割合でいるそうです。それだと計算や漢字ができるようになるわけがありません。
最近は、幼稚園(保育園)や小学校の低学年で、この部分について学校にクレームを入れてくる親が少なくないそうです。「うちの子が授業中に集中できないのは先生の指導のせいだ。どうしてくれるんだ…」と。私は、(特に幼児や低学年の)この部分については100%親の責任だと考えています。最低限のしつけや学習習慣・集中力は、家庭で確立するべきものです。
(次回に続く…)

全国学力・学習状況調査の結果から<その2>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2014年9月6日 1:02 PM
  • 未分類

全国学力調査について、私は都道府県別や学校別の平均点についてはあまり興味がありません。生徒たちから聞くところによると、学校や先生によっては、明らかにこのテストを意識した対策授業を行っていたり、テスト中に生徒の質問に答えてヒントになるようなことを言ってしまったりというケースがあるようなので、平均点で1点・2点の上下にはあまり意味があると感じられないからです。そうえいう意味では、大阪や静岡で問題になっている、学校別の平均点を公表するしないという問題についてもあまり意義を感じません。クラスや学校ごとに切磋琢磨して意識が高まるのはいいことですが、その結果を以って勝った・負けたという結果を重視したり、現場の教師たちを戦犯扱いしたりしても、何のプラスにもならないと感じます。
ただ、秋田や福井等の雪国の子供たちの成績が毎年安定していいことについては、とても興味があります。その点についての調査結果が公表されているので、じっくり読んでみようと思っています。

そんなわけで、どちらかというと、子供たちの得意・不得意の傾向や、普段の学習状況・生活面との相関関係のデータの方を注視しています。私は、こういう教育に関する相関関係の調査を見る度に、「原因と結果が逆になっていないかな…」とか、「因果関係の取り違いをしていないかな…」という視点で見る癖がついてしまっています。(性格が悪いとよく言われます(´・ω・`) )
例えば、今回文科省が発表している中では、「自尊感情が高いほど成績が良い」という項目はその典型だと思います。「成績が良いから、そしてそのことを褒めてもらう機会が多い(多かった)から、自尊感情が高くなった」ということです。もちろん、そのサイクルに入れば、勉強も楽しくなって自ら取り組むようになるので、成績もさらに好結果につながることが多いでしょう。私は、テレビや携帯電話・スマホ・ゲームの利用時間と成績との関係についても、同じようなことを感じています。勉強をしない生徒たちは、他にやることがないので、そういう娯楽に時間を使うしかなくなっている構図があるのです。

しばらく前のことですが、「幼児(3歳児だったかな?)の体格と学習能力には正の相関関係がある」というデータを見て愕然としたことがあります。細かい部分は忘れてしまったのですが、簡単に言うと、「身長が高いほど、体重が重いほど、学習能力も高い」というデータでした。早くもお気付きになった方も多いと思いますが、その時期の子供たちは、同じ学年であっても、4月・5月生まれと早生まれでは身長・体重はもちろん、学習能力にも大きな差があるのは当然なのです。発達段階とそれぞれの項目には相関関係がありますが、絶対に「体格が良いほど成績が良い」という結論にはなりません。

こういう調査を読む時には、このあたりのことを頭に入れた上で読む必要があるということです。
(次回に続く…)

全国学力・学習状況調査の結果から<その1>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2014年9月3日 3:32 PM
  • 未分類

今年度の「全国学力・学習状況調査」の結果が公表されました。この調査は、毎年4月に小6・中3生を対象として算数・数学と国語のテストを行い、平均点や問題ごとの正答率を基に分析しているものです。最近は、子供たちの生活習慣や学習への取り組みに関するアンケート調査を併せて行い、成績との相関関係も公表しています。
今年の結果で特筆すべきことをまとめてみます。

〇都道府県別の平均点の序列は例年と大きな変化なし。秋田・福井等雪国の県が軒並みトップレベルを占める。
〇都道府県別の上位と下位の差が縮まってきている。特に小6で下位3県の成績上昇が目覚ましい。(特に沖縄県)
〇四則計算の順序や、文の書き換え等、機械的な作業の部分は全体的に改善がみられる。
〇図や資料の読み取り、ダイヤグラムの問題などの正答率が下がってきている。
〇根拠を示して説明する問題の正答率が著しく低い。
〇特に中学生において、証明等記述問題の正答率が低い。
〇学習規律(授業中に私語をしない等)が徹底されている学校ほど平均点が高い。
〇分からないことを本やインターネットで調べる習慣がある生徒たちの点数が高い。
〇学校の教職員の教科研修に対する取り組みか熱心な学校ほど平均点が高い。
〇読書が好きで図書室・図書館に行く頻度が高い生徒ほど成績が良い。
〇早寝・早起きをして、朝食をしっかりの食べる生徒ほど成績が良い。
〇携帯やスマホの使用時間が長いほど成績が悪い。
〇保護者が学校の授業参観や運動会等の行事にまめに参加している生徒ほど成績が良い。
〇規範意識が高い生徒ほど成績が良い。
〇自尊感情が高い生徒ほど成績が良い。

(次回に続く…)

最新入試情報

  • 投稿者: gs_staff
  • 2014年9月1日 4:20 PM
  • 未分類

夏休みをいただいている間に、入試情報で重要なことが新たに2点判明しています。

〇都立高校入試のマークシート導入について
結局、28日の委員会でほぼ原案通り承認されました。今回、昨年度入試分の答案の点検で、さらに4名の追加合格者が判明したことも公表されました。今から編入を認めるようです。
マークシート方式については、来年度(今の中3)は一部のモデル校で実験的に実施し、その結果を受けて、全校導入の可否を判断するということです。基本的には次々年度(今の中2)からは全校でマークシート導入の前提で進んでいるため、余程のことがない限り、その方向で決まってしまうと思います。とにかく、来年度のモデル実施校を早急に発表するべきです。都教委は10月を目途にしているようです。
来年度入試の合格発表は3月1日になる予定です。今年よりは1日遅くなります。それ以外に、高校での採点の流れについて延々と説明していましたが、これについてはあまり興味が湧きません。極力、ミスのないようにお願いしますとしかいいようがないので。(人間のやることですから、どうやったってミスを0にすることはできません。限りなく0に近い形にすることはできると思います)
私が注目したのは、「完全解答の問題を廃止する」という項目です。原則として、1問の中で複数の答えが合って初めて〇となる問題をなくすということです。記号整序問題で答えを書かせる問題も出題できないことになります。例えば、今まで「イ→エ→ア→ウ」と書かせた問題も、記号が順番に並んだ4つの選択肢の中から1つを選ぶ形に変更となるようです。
受験生に採点済みの答案のコピーを配付する件も、正式に公表されました。これが一番大きな波紋を呼ぶことになるでしょう。当然、塾としては全員分のコピーを回収することになります。不合格となった生徒の点数が増えないか(ミスがないか)どうかを点検することが一番の目的ですが、特に記述問題について、高校ごとの採点基準を集約することになります。

〇大学入試の「達成度テスト」について
こちらについても、中教審で最終的な答申が出ました。まだ正式な決定ではありませんが、今までの経緯を考えると、この方向でほぼ確定となると思います。
あくまでも答申の内容ですが、2021年度に大学に入学する学年(今の小6)から変更となります。センター試験が廃止となり、応用と基礎の「達成度テスト」が高2から年に2回実施されることになります。
達成度テストの内容についてはまだ詳細公表されていませんが、答申の中に盛り込まれている内容では、「短答式ではなく記述式の問題をメインとすること」「今の既存の教科ごとの区分けではなく、教科横断型のテストにすること」の2点が特筆すべきことです。このブログで何度か書いていますが、都立中の適性検査の問題のイメージが近いと思います。私は、都立中の受検者が(テストの形式に慣れているという意味で)多少なりとも有利となるのではないかと睨んでいます。
さらに、大学ごとの2次試験においては、学力試験ではなく、面接や小論文・高校在学中の取り組み等により、人物重視での選考を行うようにという内容も盛り込まれています。
いずれにしても、今の小6生以降、大学入試が大きく変わることは間違いありません。

夏休みをいただきました

少し遅い夏休みをいただきました。今年は箱根の温泉宿に3日間籠ってきました。
夏期講習会が終了すると、こういう体のオーバーホールをしないと疲れが抜けないようになってきました。若い頃は全然平気だったのに…(´・ω・`)
箱根の名所と言われるところをひと通り見て回ってきました。
天気があまりよくなかったのですが、なぜか歩いている時はたまたま雨が止んでいることが多く助かりました。
海の幸も山の幸も共に絶品でした。露天風呂が最高でした。1日に3回も入ってしまいました。
1点心残りは、毎年お願いしているバキバキのマッサージが、今年はタイミングが合わず受けられなかったことです。残念…

だいぶ英気を養わせてもらいましたので、気合いを入れ直して、また全力で指導にあたります。
本日より、全学年GSテスト(偏差値テスト)が行われます。夏の成果が問われる、とても重要なテストです。

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