- 2014年9月1日 4:20 PM
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夏休みをいただいている間に、入試情報で重要なことが新たに2点判明しています。
〇都立高校入試のマークシート導入について
結局、28日の委員会でほぼ原案通り承認されました。今回、昨年度入試分の答案の点検で、さらに4名の追加合格者が判明したことも公表されました。今から編入を認めるようです。
マークシート方式については、来年度(今の中3)は一部のモデル校で実験的に実施し、その結果を受けて、全校導入の可否を判断するということです。基本的には次々年度(今の中2)からは全校でマークシート導入の前提で進んでいるため、余程のことがない限り、その方向で決まってしまうと思います。とにかく、来年度のモデル実施校を早急に発表するべきです。都教委は10月を目途にしているようです。
来年度入試の合格発表は3月1日になる予定です。今年よりは1日遅くなります。それ以外に、高校での採点の流れについて延々と説明していましたが、これについてはあまり興味が湧きません。極力、ミスのないようにお願いしますとしかいいようがないので。(人間のやることですから、どうやったってミスを0にすることはできません。限りなく0に近い形にすることはできると思います)
私が注目したのは、「完全解答の問題を廃止する」という項目です。原則として、1問の中で複数の答えが合って初めて〇となる問題をなくすということです。記号整序問題で答えを書かせる問題も出題できないことになります。例えば、今まで「イ→エ→ア→ウ」と書かせた問題も、記号が順番に並んだ4つの選択肢の中から1つを選ぶ形に変更となるようです。
受験生に採点済みの答案のコピーを配付する件も、正式に公表されました。これが一番大きな波紋を呼ぶことになるでしょう。当然、塾としては全員分のコピーを回収することになります。不合格となった生徒の点数が増えないか(ミスがないか)どうかを点検することが一番の目的ですが、特に記述問題について、高校ごとの採点基準を集約することになります。
〇大学入試の「達成度テスト」について
こちらについても、中教審で最終的な答申が出ました。まだ正式な決定ではありませんが、今までの経緯を考えると、この方向でほぼ確定となると思います。
あくまでも答申の内容ですが、2021年度に大学に入学する学年(今の小6)から変更となります。センター試験が廃止となり、応用と基礎の「達成度テスト」が高2から年に2回実施されることになります。
達成度テストの内容についてはまだ詳細公表されていませんが、答申の中に盛り込まれている内容では、「短答式ではなく記述式の問題をメインとすること」「今の既存の教科ごとの区分けではなく、教科横断型のテストにすること」の2点が特筆すべきことです。このブログで何度か書いていますが、都立中の適性検査の問題のイメージが近いと思います。私は、都立中の受検者が(テストの形式に慣れているという意味で)多少なりとも有利となるのではないかと睨んでいます。
さらに、大学ごとの2次試験においては、学力試験ではなく、面接や小論文・高校在学中の取り組み等により、人物重視での選考を行うようにという内容も盛り込まれています。
いずれにしても、今の小6生以降、大学入試が大きく変わることは間違いありません。
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