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2013年9月のアーカイブ
なぜ大手塾は授業料が高いのか?<その1>
- 2013年9月18日 10:28 AM
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大手塾は、相対的に授業料が高いのです。チラシ等では授業料を安く見せている塾も多いですが、騙されないようにしてください。年間にかかるすべての費用で比較しないと、高い・安いの判断はできません。
入学金はもちろん、年間の更新料や維持費、冷暖房費等、よく分からない費用もあります。模試費・教材費についても注意が必要です。塾によっては、形として月の授業料を安く見せておいて、模試費・教材費を年間でかなりの額徴収するところもあります。(GSは、入学金と月の授業料のみ。この中に模試・教材費はすべて含まれています) 最低限の授業に加えて、演習授業等を半強制的に追加させられる塾もあり、しかも入塾後にそのことが判明するような(ちょっと悪意的な)ケースもあったりします。
さらに、本科に較べて、講習会でかなり割高な費用を設定している塾もあります。進学塾では、講習会もカリキュラムが本科と連動している場合がほとんどなので、講習会を欠席するのは実質的に難しい形になっています。それに加えて、前述した合宿や日曜特訓等のオプション授業でかなり高額の費用を取る塾が多いのです。
この年間トータルの費用を計算すれば、(一般的に)大手塾の授業料が高いということに異論を唱える人はいないでしょう。ちなみに、小6・中3の1年間でかかる費用をアバウトに計算してみましたが、大手の主要5塾の年間平均費用は、だいたいGSの1.8倍くらいになります。
今後もこの状況は変わらないでしょう。大手塾にはそうせざるを得ない理由があるからです。
(次回に続く…)
台風一過
- 2013年9月17日 12:28 PM
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あれだけ大きい台風が直撃したのはいつ以来だったでしょうか? 日曜日の夜から月曜日の朝にかけては、なかなか緊張感がありましたね。家が揺れていました… 上陸する直前で進路をやや西側に変えたため、八王子よりはかなり西側を通ったようですが、台風は中心の東側が一番風が強いんですね。(さすが理科の先生!受験生の諸君は理由が分かりますよね?)
日曜日は、八王子地域は夕方5時半~6時くらいから大雨になり、数時間は降るとの予報が出ていたので、日曜特訓の授業を1時間早く切り上げました。(結果としては、少し早く5時前から降り始めてしまい、1時間ほどで一旦止んでしまいましたが…) かなり激しく降りましたが、あの頃東京で大雨が降っていたのは、八王子周辺の本当に狭い範囲のみだったようです。天気予報の精度はなかなかのものだと、改めて感心しました。
昨日の夜の夕焼けはすごかったですね。あんな空も見たのは初めてです。東の空まで赤く染まっていました。最初、隣の家が火事になったのかと思ってしまったくらいでした。
今日も台風一過、すごく気持ち良い天気です。体全体で「秋」を感じます。もう一度「夏」が戻って来るようですが… 今年も、クールビスはしばらく延長です。(笑)
今週も、頑張って仕事します。
<緊急号外>本日の日曜特訓の授業について
- 2013年9月15日 1:57 PM
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台風の接近に伴い、本日の日曜特訓の授業を1時間短縮して行います。
授業終了は17時05分となります。
お迎え等が必要な生徒は、ご自宅に電話をするよう指示しましたが、宜しくお願い致します。
その後、風雨とも強くなるとの予報ですので、くれぐれもご注意ください。
日曜特訓開講!
- 12:31 PM
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本日より、小6・中3の日曜特訓がスタートします。
日曜特訓の目的は2つあります。1つは、日曜日の勉強量を確保することです。毎年受験生たちを見ていて感じるのは、特に秋以降は土日の時間の使い方で差がつくということです。もちろん平日の授業も大切なのですが、生徒たちは朝から夕方まで学校で過ごさなくてはなりませんし、塾で勉強できるのも1日あたりせいぜい3時間くらいですから、どうしてもできることが限られてしまうのです。土日(特に日曜日)は、朝から夜まで受験勉強に勤しむことができます。そこを集中して有意義に使った生徒と、ダラダラと過ごしてしまった生徒では大きな差がつくことは言うまでもないでしょう。小中学生の場合は、「家で頑張る」と言っても限界があります。であるならば、ある時間帯は、全員集めて授業をしてしまうのが一番いいだろうということになるわけです。
もう1つは、入試問題での点数の取り方を徹底して叩き込むことです。平日の普段の授業では、まだまだ単元学習に時間を取らなくてはならないことが多いですし、様々な志望校を持つ生徒たちが一堂に会しているので、なかなか入試問題での点数の取り方に特化した授業に時間を取ることができません。そこで、日曜日にまとめて時間を取って、過去問を中心とした教材を用いて、点数の取り方を徹底的に注入しようということです。
だいたい2週間に1度のペースで、日曜日の午後に4時間ほど授業を組んでいます。土曜日は本科の授業がビッシリ入っていますし、日曜日の残りの半分は、復習や弱点補強等、各自のペースで取り組んでいくことになります。(この時間の確保もとても重要です。ほぼ毎週、長時間の日曜特訓を組んでいる塾がありますが、消化不良を起こさずにきちんと復習等をこなせているのかとても心配です)
ちなみに、GSの日曜特訓は「授業料無料」で実施しています。(1回数百円の教材費実費のみご負担いただいています) 大手塾の日曜特訓の要項・料金を一通り調べましたが、9月~1月分の平均で7~8万円、高いところになると10万円を超える料金を徴収している塾もあります。(もちろん、本科の授業料とは別にです) それで、確固たる実績に裏打ちされた優秀な講師に教えてもらえて成果が出ればまだ救われるのですが、ほとんど素人同然の講師が担当しているような塾もあるので、登録の際には、そのあたりの確認も必要だと思います。
GSは、他の大手塾と較べると、本科の授業料(単位時間あたり)はかなり廉価に設定しています。その上で日曜特訓等のオプション授業では授業料をいただかなくても問題なくやっていけるわけですが、大手の塾(特に規模を拡大している塾)はそうではないのです。
(次回に続く…)
都立高校入試要項発表
- 2013年9月14日 12:31 PM
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来春の都立高校の入試要項が正式に発表になりました。併せて、高校ごとの配点等詳細も公表されています。
日程は以下の通りです。
推薦入試 / 出願…1月22日 入試…1月26日・27日 合格発表…1月31日
一般入試 / 出願…2月6日・7日 入試…2月24日 合格発表…2月28日
あえてそうしているのだと思いますが、推薦入試の出願日を1月22日にしていることにとても違和感を感じます。この日は私立高校の推薦入試が行われる日なのです。当然、都内の高校では両方の併願はできないわけですが、埼玉県の高校を受けに行く生徒もいたりするので、保護者の方が願書を出しに行く等の混乱が生じます。
昨年から大きく変更となった推薦入試の方式には、変更はありません。学校ごとの配点もほとんど昨年のものを踏襲しています。1000点満点のうち、内申が500点、面接・集団討論が200~300点、小論文が200点~300点という感じで、学校ごとに配点詳細が発表になっています。
今春の結果を分析すると、内申点の(45点中)2~3点の差は、当日の出来次第で簡単にひっくり返っています。特に集団討論と小論文の点数の差が合否を分けています。事前の対策が絶対に必要です。
一般入試では、自校作成校のグループ化が大きな変更点です。以下のグループごとに、原則同じ問題となります。やはり一番影響があるのは、Aグループだと思います。特に、八王子東・立川・青山あたりの受験者は、昨年までと同じ勉強をしていたら、本番で面食らうことになるのではないでしょうか?
Aグループ…日比谷・西・国立・立川・八王子東・戸山・青山
Bグループ…国分寺・新宿・隅田川
Cグループ…武蔵・富士・大泉・白鴎・両国
東京オリンピック招致に思う<その5>
- 2013年9月13日 8:29 AM
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では、子どもたちに与える影響はどうなのでしょうか?
まず、小中学生を中心に、自分が選手として参加したいという大きな夢を持つ子供が意外と多いことに驚きます。親のエゴ(失礼!)もあると思いますが、「とりあえず口に出す」というレベルの子供はあちこちで見かけるのではないでしょうか? 体操クラブやスイミングクラブで、今週に入ってから問合せが増えているところが結構あるそうです。実際に叶うかどうかは別にして、このくらいの大きな夢を持ってチャレンジするのはすばらしいことだと思います。
現在強化選手となっているレベルの子供は、モチベーションが一気に上がったと思います。やはり、自国開催のリアリティはかなり強いのでしょう。特にほとんどの集団競技は、予選がなく必ず出場できるので、全日本のメンバーにさえ選ばれれば、オリンピックに出られることになるわけです。
自分が出場するというレベルではなくても、目の前で世界のトップアスリートを見られること、様々な感動を味わえること、外国からの多くの来訪者で溢れかえることへの期待感を感じている子供も少なくないでしょう。今から、絶対に〇〇の競技は見に行くと決めている子供もいると思います。(私はやっぱりバレーボールですね。自国開催なら、弱小の男子も出られるし…) 国内にいながらにして、これだけ短期間に、多くの国の人々と出会えるチャンスはそうはありません。一説には、大会期間中トータルで3000万人(東京の人口の3倍!)の外国人が東京に来ると言われています。会場周辺に行けば、いくらでもその他国の人々と出会えるのです。私ですら、様々な国の人とコミュニケーションを取ってみたいと感じるのですから、東京周辺に住んでいる子供たちには、そのワクワク感を持って欲しいものです。
国内のボランティアもかなりの数募集します。北京やロンドンでは6~7万人規模だったようです。中高生くらいでも携われるものがあるようですし、その頃大学生くらいになっているであろう子供たちにとっては、とても魅力的な「仕事」だと思います。ただし、応募はかなりの倍率になることが予測されるので、外国語がしゃべれたり、大人と対等にきちんとした言葉で話ができたり、飛び抜けて体力があったり等々、何かしら「武器」を身につけておかないと採用されるのは難しいかもしれません。
急に不安になったことは、あれだけコンバクトな地域に、国内外からそんなに多くの人が集まってしまって大丈夫なのだろうか…ということです。ホテルの建設等は粛々と進むのでしょうが、人の流れの作り込みや、テロ対策等も大変だと思います。そういう意味では、もう7年しかないという言い方が正しいのかもしれません。
そこまで具体的なことでなくても、子供たちには、オリンピックが来ることへの期待感や、国民が1つの目標に向かうことの大切さ、そして今回の最終プレゼンのキーワードでもあった「お・も・て・な・し」の心は強く持って欲しいと思います。ホスピタリティの精神は、今の子供たち(大人もだ!)に一番欠けていて、一番必要な部分だと感じています。
特に都立中受検の作文においては、この部分がとても重要なファクターになるのですが、私の中では年々、「無理して作り込まないと、子供たちの中になかなか確立できない」という感覚が強くなってきています。東京オリンピック開催決定にあたり、子供たちがそのあたりのことを主体的に考える契機にしたいと思います。
東京オリンピック招致に思う<その4>
- 2013年9月12日 11:06 AM
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7年後の東京オリンピック開催が決まったことによって、経済面・社会面で私たちの暮らしに与える影響や、子供たちの教育に対する影響等を考察してみたいと思います。
オリンピックによる経済効果は3兆円とも10兆円とも言われていますが、早くも「五輪特需」の兆しを感じる動きがあります。この3日間で、大手ゼネコンや観光業界を中心に、早くも株価が急騰しています。(業界平均で5%程度上がっているのですから、すごいことです) 晴海地域等の臨海部では、マンションの問合せ数が急に増えているそうです。この機に都心部に引っ越したり、新しく新築やマンション購入を検討する家庭が増えるのでしょうね。不動産業界も(一時的には)潤うと思います。
前回の東京オリンピックの時は、日本はまだ経済面で発展途上にあったこともあり、新幹線や高速道路等の交通網の整備が一気に進みました。競技施設・商業施設はもちろん、その周辺の建物等の様相も大きく変わりました。私は前回の東京オリンピックの記憶はないので(当たり前だ!)、リアルなイメージは持てていないのですが、父や母から聞かされた話を思い出すと、ちょっとワクワクします。
長野オリンピックの時のイメージはとてもリアルです。その前後数年間、私は毎年夏に志賀高原に出掛けていました(仕事ですよ)。新幹線で行ったことも、車で行ったこともあるのですが、オリンピックの年を挟んで、街並みが大きく変わったことと、所要時間が大幅に短縮されたことを鮮明に覚えています。車での所要時間は、半分近くに短縮されました。「あぁ、これがオリンピックの影響なんだなぁ」ということを肌で感じていた記憶があります。
今回は、交通網を含めたインフラ整備という側面では、ここまで大きな変化は期待できないと思いますが、街にどんな変化が起こるか楽しみはあります。多摩地区(特に八王子あたり)にはあまり恩恵はないのかな?
当然、会社が儲かれば社員の給料も上がるでしょうし、新たな雇用が数万人必要となるという試算もあるので、若者を中心とした失業対策にもなります。(一時的・あるいは微々たるものなのかもしれませんが、このご時世の中では大きいですよね)
もう1つ、前回の東京オリンピックの前後のデータを見ていて気付いたのは、オリンピックを機に結婚・出産の数が増えていることです。直後の丙午の年(昭和41年・迷信により出産を控えた)を除けば、出生数がどんどん増えて、その後の第2次ベビーブームにつながっています。もちろん、オリンピックだけが理由ではないと思いますが、今回もオリンピック開催決定の報を受けて、ツィッター等で個人的な思い発信している人の中では、「それまでには結婚したい」「子供と一緒にオリンピックを見に行きたい」という内容のものがとても多くなっているようです。これから結婚・出産して、子供と一緒に感動を分かち合うという観点で言うと、時間的にもうギリギリのところにきていると思いますが、オリンピックによって未婚・晩婚・少子化の流れが少しでも解消するのであれば、こんなにいいことはありません。
この3日間の経済の専門家の話をまとめると、オリンピックによって、今のデフレの状況は間違いなく良い方向に向かうということです。その要因として一番に挙げられているのは、国民・都民の「心のデフレ」が取り払われるからだと言われています。将来の生活に不安があり、お金を使わない→貯め込む→新しい行動を起こさないという悪循環が(一時的にせよ)改善され、気持ちの高揚により新たな行動・消費につながると言うのです。これはとてもよく分かる気がします。前述した結婚・出産についてもそうですし、値段が高い大型テレビを購入したり、地方の人が東京に観戦も兼ねて旅行に来たりという現実的な側面もあるでしょう。それと共に、何だか分からないけど日本や東京が元気になって、景気も良くなるに違いないという「思い込み」により、経済面・生活面の不安が一時的に麻痺してしまうことは十分に考えられます。それによりみんながお金を使えば、市場が活性化し、景気回復につながるのです。
ちなみに、公式スポンサー以外では、オリンピックに関する「便乗商法」は禁止されています。「祝・東京オリンピックセール」とか、「おめでとう東京オリンピック! 〇%オフ」のような表現はOUTなんです。五輪とかけて、100,000円(0が5つ!)の福袋とか、五輪真弓さんのCD(「恋人よ~♪」)の特売とかやっているのを見かけたけど、これは許されるのかな!?
(次回に続く…)
東京オリンピック招致に思う<その3>
- 2013年9月11日 11:40 AM
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さて、7年後に目を向けてみましょう。
政府は早速、スホーツ省を設置することと、金メダル30個を目標とすることを発表しました。(ちなみにロンドンでは7個でした) 今の中学生・高校生あたりに、かなり有望な選手たちが多いようなので楽しみですね。
若い選手だけでなく、ベテラン組もモチベーションが上がったようです。レスリングの吉田選手が「東京に決まればそこまでは頑張りたい」ということは以前から言っていましたが、サッカーの澤選手が「自分もそこを見据えてやっていきたい」みたいなことを言っていて、ちょっと驚きました。2020年は41歳になるのですが… 自分も負けていられないぞと感じました。2020年までは現役で頑張るぞ!(何を?)
しかし、あの競技日程(時期)は何とかならないもんでしょうかね? JOCから出ている案では、開催日程が7月22日~8月9日となっています。何で一番暑い時期にやるのでしょう? 屋内の競技場はほとんど冷房完備のようですが、陸上競技(特にマラソンや競歩)を外で実施しているイメージが湧きません。今年みたいに暑くなったら、選手はもちろん、役員や観客もバタバタと倒れるのではないでしょうか? 学校の夏休みに実施する必要があるのかな? 昔の東京オリンピックは、10月でしたよね… まだ案の段階のようなので、ここだけは修正して欲しいものです。 (決して、夏期講習中だと見に行けないから…というような不純な動機ではありません)
あっ、見に行くと言えば、多摩国体が間もなく始まりますね。八王子でもいくつかの競技が開催されます。高校野球は、我が家から目と鼻の先の八王子市民球場で行われます。競技は午前中が多いようなので、見に行ってみようと考えています。国体が地元に来るのも、一生に一度のことです。
おっと、私が7年後に向けてこの場でお伝えしたかったことは、まったく別の観点のことでした…
(次回に続く…)
東京オリンピック招致に思う<その2>
- 2013年9月10日 10:54 AM
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今回の招致レースを見ていてもう1つ感じたことは、評価を得る際のマイナス材料・懸念を払拭することの重要性と、戦いにおいては最後の最後まで気を抜いてはいけないということです。
今回は、昨日も書いた通り、チームジャパンの結束・努力が実を結んだことは確かだと思いますが、他の国の失点・失策に助けられた側面が大きかったこともまた事実だと思います。最大のライバルと目されていたマドリードが、大方の予想に反して1回目の投票で落選しました。国内の経済情勢が大変厳しいことの不安視もあったようですが、多くの委員が「直前になって、マドリードを選択肢から外した」という情報があります。1つは、現地に入ってからのロビー活動(個人的な接触)がかなり強引だったこと(これについてはI OCから警告が出される事態となっていました…)と、一番影響があったと言われるのが、投票2日前にスペイン国内の新聞が、「オリンピック招致勝利決定!」の見出しで、マトリードに投票するとみられる委員を顔写真付きで掲載してしまったことです。これに対して、「大変不快感を感じた」というコメントを残した委員が多いのです。最後の最後にきて焦りが出てしまったのだと思いますが、この詰めの甘さによって東京が救われた部分も少なくないのではないでしょうか?
逆に、イスタンブールは意外と健闘したというのが大方の評価だと思います。1回目の投票でマドリードに勝つことを予想していた人は少なかったと思います。
こちらは、国内で反オリンピックも含めた大規模なデモが発生したりしていて、治安の不安もありますが、直前のシリア情勢が完全に足を引っ張ったことも間違いないと思います。トルコの隣国なんですね。多国籍軍が空爆しようとしているようなタイミングですから…
筋金入りの親日国だけに、ちょっと残念な気もします。(イラン・イラク戦争の際の、日本人救出劇を思い出しました…) 投票で負けたことが分かった後も、招致団の皆さんが落ち込んだのは一瞬で、その後すぐに日本の招致団に対して拍手を送っていたのがとても印象的でした。「2024年はぜひトルコで!」と応援したくなってしまいました。
(次回に続く…)
東京オリンピック招致に思う<その1>
- 2013年9月9日 12:35 PM
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2020年の東京オリンピックが決まりました。今回はかなり早い段階から最有力と言われながら、直前の幹部たちの失言や、福島原発の汚染水の問題で、予断を許さない状況となっていただけに、喜びもひとしおだと思います。
最終プレゼンも3ヵ国分すべて見ましたが、(贔屓目を除いたとしても)やはり日本のプレゼンが一番よかったと思います。コンパクトな運営と安心・安全を前面に打ち出したこと、汚染水の問題を安倍総理が力強く「自分の責任で解決する」と言い切ったこと(今後の取り組みで嘘つきにならないことを願います)等もありますが、やはり一番の勝因は、委員の「情」に訴えたことと、会場・そして世界に「熱」を伝えたことだと思います。正に「情熱」ですね。
東日本大震災の復興という大きなテーマが今回の招致活動の柱にありましたが、公式PRの映像の中でも被災地の様子を紹介したり、プレゼンで被災したパラリンピアンを起用したり、「オリンピックは日本が元気になれるチャンスなので、我々にそのチャンスを与えて欲しい」というメッセージは、確実に委員に届いていたように思います。
また、前回と較べても、チームジャパンの結束を感じました。アスリートたちが自分たちのこととして関わったことも大きかったでしょうし、皇室の協力も含めて、国を挙げて何としてもオリンピックを招致するという思いでまとまっていたように思います。石原さんの後を継いで招致の陣頭指揮を執った、猪瀬都知事の執念も感じました。直前に奥様を亡くされて、とてもつらい中での活動だったと思いますが、今までのご努力が実って本当によかったと思います。
(次回に続く…)
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