- 2013年9月10日 10:54 AM
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今回の招致レースを見ていてもう1つ感じたことは、評価を得る際のマイナス材料・懸念を払拭することの重要性と、戦いにおいては最後の最後まで気を抜いてはいけないということです。
今回は、昨日も書いた通り、チームジャパンの結束・努力が実を結んだことは確かだと思いますが、他の国の失点・失策に助けられた側面が大きかったこともまた事実だと思います。最大のライバルと目されていたマドリードが、大方の予想に反して1回目の投票で落選しました。国内の経済情勢が大変厳しいことの不安視もあったようですが、多くの委員が「直前になって、マドリードを選択肢から外した」という情報があります。1つは、現地に入ってからのロビー活動(個人的な接触)がかなり強引だったこと(これについてはI OCから警告が出される事態となっていました…)と、一番影響があったと言われるのが、投票2日前にスペイン国内の新聞が、「オリンピック招致勝利決定!」の見出しで、マトリードに投票するとみられる委員を顔写真付きで掲載してしまったことです。これに対して、「大変不快感を感じた」というコメントを残した委員が多いのです。最後の最後にきて焦りが出てしまったのだと思いますが、この詰めの甘さによって東京が救われた部分も少なくないのではないでしょうか?
逆に、イスタンブールは意外と健闘したというのが大方の評価だと思います。1回目の投票でマドリードに勝つことを予想していた人は少なかったと思います。
こちらは、国内で反オリンピックも含めた大規模なデモが発生したりしていて、治安の不安もありますが、直前のシリア情勢が完全に足を引っ張ったことも間違いないと思います。トルコの隣国なんですね。多国籍軍が空爆しようとしているようなタイミングですから…
筋金入りの親日国だけに、ちょっと残念な気もします。(イラン・イラク戦争の際の、日本人救出劇を思い出しました…) 投票で負けたことが分かった後も、招致団の皆さんが落ち込んだのは一瞬で、その後すぐに日本の招致団に対して拍手を送っていたのがとても印象的でした。「2024年はぜひトルコで!」と応援したくなってしまいました。
(次回に続く…)
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