- 2013年9月13日 8:29 AM
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では、子どもたちに与える影響はどうなのでしょうか?
まず、小中学生を中心に、自分が選手として参加したいという大きな夢を持つ子供が意外と多いことに驚きます。親のエゴ(失礼!)もあると思いますが、「とりあえず口に出す」というレベルの子供はあちこちで見かけるのではないでしょうか? 体操クラブやスイミングクラブで、今週に入ってから問合せが増えているところが結構あるそうです。実際に叶うかどうかは別にして、このくらいの大きな夢を持ってチャレンジするのはすばらしいことだと思います。
現在強化選手となっているレベルの子供は、モチベーションが一気に上がったと思います。やはり、自国開催のリアリティはかなり強いのでしょう。特にほとんどの集団競技は、予選がなく必ず出場できるので、全日本のメンバーにさえ選ばれれば、オリンピックに出られることになるわけです。
自分が出場するというレベルではなくても、目の前で世界のトップアスリートを見られること、様々な感動を味わえること、外国からの多くの来訪者で溢れかえることへの期待感を感じている子供も少なくないでしょう。今から、絶対に〇〇の競技は見に行くと決めている子供もいると思います。(私はやっぱりバレーボールですね。自国開催なら、弱小の男子も出られるし…) 国内にいながらにして、これだけ短期間に、多くの国の人々と出会えるチャンスはそうはありません。一説には、大会期間中トータルで3000万人(東京の人口の3倍!)の外国人が東京に来ると言われています。会場周辺に行けば、いくらでもその他国の人々と出会えるのです。私ですら、様々な国の人とコミュニケーションを取ってみたいと感じるのですから、東京周辺に住んでいる子供たちには、そのワクワク感を持って欲しいものです。
国内のボランティアもかなりの数募集します。北京やロンドンでは6~7万人規模だったようです。中高生くらいでも携われるものがあるようですし、その頃大学生くらいになっているであろう子供たちにとっては、とても魅力的な「仕事」だと思います。ただし、応募はかなりの倍率になることが予測されるので、外国語がしゃべれたり、大人と対等にきちんとした言葉で話ができたり、飛び抜けて体力があったり等々、何かしら「武器」を身につけておかないと採用されるのは難しいかもしれません。
急に不安になったことは、あれだけコンバクトな地域に、国内外からそんなに多くの人が集まってしまって大丈夫なのだろうか…ということです。ホテルの建設等は粛々と進むのでしょうが、人の流れの作り込みや、テロ対策等も大変だと思います。そういう意味では、もう7年しかないという言い方が正しいのかもしれません。
そこまで具体的なことでなくても、子供たちには、オリンピックが来ることへの期待感や、国民が1つの目標に向かうことの大切さ、そして今回の最終プレゼンのキーワードでもあった「お・も・て・な・し」の心は強く持って欲しいと思います。ホスピタリティの精神は、今の子供たち(大人もだ!)に一番欠けていて、一番必要な部分だと感じています。
特に都立中受検の作文においては、この部分がとても重要なファクターになるのですが、私の中では年々、「無理して作り込まないと、子供たちの中になかなか確立できない」という感覚が強くなってきています。東京オリンピック開催決定にあたり、子供たちがそのあたりのことを主体的に考える契機にしたいと思います。
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