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2013年5月のアーカイブ
公立高校の授業料無料はどうなる?<その2>
- 2013年5月11日 10:50 AM
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なぜ政府は、公立高校の完全授業料無料を廃止して、所得制限を設けようとしているか分かりますか? 私は、現在の国の財政難の状況を少しでも緩和するためだと思っていました。(今日本は、毎年数十兆円の赤字が続いています)
しかし、それがまったく違うのです。下村文科大臣の会見を聞いていて愕然としました。この施策によって浮いた費用を、他の教育目的に有効に使うというのです。問題はその他の項目の内容ですが、一番は「優秀な」高校生や大学生に対しての奨学金です。しかも、貸与ではなく給付だと言うのです。文科省が挙げている例をいくつか書いてみます。
〇大学の9月入学開始に伴い、高校卒業後の半年間で「海外に留学して頑張りたい」という学生に給付型(返済しなくてよい)の奨学金を支給する
〇「成績優秀な」高校生が様々な学習機会を得られるように奨学金を給付する
〇家計が苦しいけど「私立に通わせたい」という家庭に補助金を出す
皆さんこれを読んで、どんなことを感じましたか?
政府は、いったい何のために公立高校の完全授業料無料を廃止するのでしょう?
この政策を見る限り、家庭は貧しいけど優秀な子どもや意欲のある子どもを優遇しようということです。海外留学をそこまでして奨励するのは、TOEFL必修化と同じ発想です。
私には、「裕福な家庭のアホな子どものは知らないよ。どんどん金を使って、優秀な他の子どもに還元してあげてね」と読めてしまうのですが、性格が悪すぎるでしょうか?
公立高校の授業料無料はどうなる?<その1>
- 2013年5月10日 12:45 PM
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公立高校の授業料無料施策の決定が最終段階を迎えています。夏の参院選において、政府自民党が公約に盛り込むことを決めているからです。来年度からは、今までのような無条件での無料ではなく、所得制限がかけられることがすでに決まっています。一定の年収以下の家庭のみ、授業料が無料となるのです。
問題は、その基準となる年収の額なのです。今までは、700万円の線で検討されていました。しかし、それだとおよそ半分の家庭が有料となってしまうことが判明したため、今朝の段階では、800万円~900万円の線で最終調整に入っているとのことでした。仮に900万円だとすると、全体の1/4くらいの家庭が有料となるそうです。
意外と平均年収が高いと感じた方も多いと思います。現在の全国の平均年収は、400万円~500万円というデータを目にすることも多いはずです。この違和感はどこから来るのかと言うと、子どもが高校生になる家庭(親の年齢40代~50代)の年収のみを平均しているからです。この層のお父さんたちの年収が全体の中では一番高いことと、共働きでお母さんが働いている割合も高いことによります。
私は個人的には、この所得制限には大反対です。憲法の保障する教育の機会均等・平等の理念に反するからです。同じクラスの中で、授業料を払っている生徒と払っていない生徒が混在している状況は、やっぱり変です。
ただし、ここについては様々な意見があると思うので、その点は置いておくとしましょう。実は、この政策にはもっと大きな問題点があるのです。
(次回に続く…)
わり算の問題です
- 2013年5月9日 10:22 AM
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唐突ですが、小4レベルの文章題を1問解いてみてください。
正解を見る前に、必ず自分なりの答えを出してから次を読んでください。
問題 「子どもが27人います。5人がけのベンチに座らせていくと、ベンチは何脚必要ですか?」
いかがでしょうか?
小4で余りが出るわり算を勉強した後にこの問題を解かせると、例外なく次のように答えます。
27÷5=5…2 A.5脚必要で2人余る
もしかすると、大人の方でもそう答えた方がいるのではないでしょうか?
そんなわけないですよね…
全員座りきるためには、当然ベンチは6脚必要です。実際にこういう場面があったとすると、最後のベンチに2人ということはなく、5・5・5・4・4・4という形で座らせることになるのではないでしょうか? 最初に来る人数が分かっていない時はそうならないでしょうが、この問題では27人という合計人数が提示されているのです。
何をお伝えしたいのかというと、頭を使わないで機械的な勉強をさせることの怖さについてです。漢字や計算・英単語等、ある部分機械的に取り組ませる必要がある場合もあるのは事実です。しかし、上の問題で、「2人余る」という答えをおかしいと感じないで、機械的な処理を進めて行くのは絶対にダメだと思います。
社会に出た時に、こういう場面が実体験としてあるかもしれません。その時に、サッと6脚目のベンチを用意できる人と、2人立っていても何も気づかずに自分は座っている人と、2通りに分かれます。「感覚が麻痺している」、「リアリティがない」という意味では、先ほどの文章題の問題と根っこが同じところにあるのではないかと私は感じるのです。
就職戦線(大手は)最終段階へ!
- 2013年5月8日 10:28 AM
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GWは就活塾絡みの仕事で忙しくなりました。実は、大手の企業の選考はもう最終段階を迎えているのです。4月1日から選考がスタートしましたが(2年後からはこれが8月に繰り下げになります)、 筆記・小論文・面接・集団討論等を経て、GW明けに最終面接を控えている学生が多いのです。原則としては、正式に内定を出していいのは10月1日からですが、そんなルールを守っている企業はほとんどありません。(10月1日に内定式に呼ばれ、通知書をもらうという儀式があるだけです)
今私が関わっている中では、銀行・生保・損保・電機メーカー・広告代理店等を志望している学生が多いのですが、軒並み勝負どころを迎えています。GW明け初日の昨日に最終面接を受けてきたり、内定をもらえた学生もいます。その面接等の最終チェックをして欲しいというケースが増えているのです。
昔の教え子が多いのですが、(当たり前ですが)中学生の頃とはまったく変わってしまっていて、大人になったなぁと感じます。特に女子生徒は外見も含めて大きく変わってしまっている場合が多いです。(化粧は怖い…) この子はこんなにしっかり話をできたっけ?と感じることもあります。そういう学生は、本当に面接のポイントだけ確認してあげればいいので、あまり手がかかりません。
この間とても強く感じるのですが、高校受験や大学受験で本当に頑張って、達成感や自信を持つことができた生徒は、その後も成長しているように思います。6~7年ぶりに私をわざわざ訪ねて来るのですから、意識が高い学生が多いということもあるでしょうが…
バイトやサークル等で真剣に社会に関わった学生は、そうでない学生に較べてやはりしっかりしています。サークルと言っても、大学の中で完結しているものではなく、社会に出て大人・社会人・企業家等と関わる経験を積んでいる方がいいですね。面接の練習をしていると、そういう部分の強さは自然と見えてきます。最悪なのは、マニュアルで読んだ抽象論等をそのまま使っている学生です。自分の言葉になっていないのは、すぐに見透かされてしまいます。
本日も、1名予約が入っています。
我が家に家族が増えました!
- 2013年5月7日 10:09 AM
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僭越ながら、本日5月7日は私の〇〇回目のバースデイです。生徒たちに聞かれたら、必ず「28回目だよ」と答えるようにしているのですが、低学年の生徒とかは信じてしまったりするので、注意が必要です。昨年そういう話をしたら、ある生徒が「ボクのお母さんも、毎年〇〇歳だって言ってるよ」と暴露していました。笑
まぁ、正直この歳(だから秘密です)になると、誕生日はあまり嬉しくないのですが、やはりプレゼントをもらうのは嬉しいものです。高価なものよりも、心がこもっているものをいただいた時の方が嬉しいですね。
ということで、以下の写真は誕生日プレゼントでいだたいたものです。急に家族が増えてしまいました。先日、テッドの映画を見たというブログを書いたためだと思われますが、目鼻立ちやお腹周り?が私に似ているのだそうです。
ちなみに、こいつしゃべるんです。最初そのことを知らずにいて、急にしゃべった時は腰を抜かしそうになりました。でも、英語なので、私には何を言っているのか分かりません。(^_^;)
あっ、そうそう。誕生日プレゼントは、一年中受け付けていますので…
ごどもの日に「少子化」について考える
- 2013年5月5日 1:09 PM
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今日は5月5日、こどもの日です。祝日のため正規の授業はありませんが、大学生の就活が佳境を迎えているため、その対応で大忙しです。
こどもの日に合わせて、総務省が様々なデータを発表しました。少子化の状況は、予測されている以上に進行していることが見て取れます。今生まれてくる子どもの数がどのくらい少ないかと言うと、団塊の世代(60代前半)と較べると1/3、第2次ベビーブーム(40代前半)の頃と較べても半分程度なのです。結果、いわゆる子ども(14歳以下)の割合が、13%まで下がってしまいました。50年前には30%、25年前には22%だったので、いかに急激に子どもが減ってきているかお分かりいただけると思います。
今後も、この割合はどんどん下がっていくことが確定的です。ただし、その要因をきちんと分析している記事や書物を目にすることはあまりありません。
もちろん、晩婚化・未婚化や、それに伴う出生率の低下は原因の1つではあります。現在、生涯未婚率は、男性で2割、女性で1割を超えています。女性の平均出産年齢も30歳を上回りました。結果、出生率(1つの家庭で生まれる子どもの数の平均)は1.3程度まで下がっています。(ちなみに、1950年頃は、4.0を超えていました)
ただし、この出生率は、1960年頃にはすでに2.0を切っていたのです。今では信じられないことですが、当時の政府は、(中国ほどではないにしても)少子化を推進していたのです。人工中絶が法的に認められたり、「明るい家族計画」という標語をあちこちで目にしたのもこの頃です。その後ジワジワ下がり続けていますが、ここ数年で出生率が大きく減ったわけではないのです。
では、なぜここまで急に子どもの数が減ったのでしょうか? 理由は簡単です。親の数総体がどんどん減っているからです。今の20歳代後半くらいから急に人数が減ってくるわけですが、この世代が今後結婚して親になっていくわけです。出生率が同じだとすれば、子どもの数はさらに減っていってしまうのです。
政府はここ数年、少子化担当の部署を作って、様々な対策を立てていますが、内容を見るとほとんどが出生率を上げるための施策です。単純な計算ですぐに分かることですが、例えば出生率が1.3から1.5に上がったくらいでは、少子化の波の歯止めにはまったくなりません。2.0を超えてくると多少変わってきますが、それでも人口は減ってしまいます。
30年後のことを考えると、労働力人口の不足、経済の衰退、年金の破綻、介護施設等の不足等、様々なことがもう待ったなしの状況だと思われます。今までに議論されていないレベルのこと(例えば労働力世代の留学生や移民の受け入れ等)を検討していかないとならないはずですが、一向にその気配はありません。
それ以外に総務省が発表しているデーターをいくつか…(50年前→25年前→現在)
1世帯の人数 4.5→3.2→2.6
少子化と共に、核家族化が進行しています。1人暮らしや夫婦だけの世帯の割合が増えていることも影響しています。
大人の1ヵ月の労働日数 24→22→19
週休2日制の拡大もありますが、非正規雇用の割合が増えていることも影響しています。こういう都合の悪いことは総務省は決して言いません。
小学校の1クラス平均人数 42→33→25
これも、都会に住んでいる方には???な数字でしょう。地方の過疎化により、数人程度のクラスの割合が増えているからです。都市部でも、子どもの数の減少に学校の統廃合が追いついていない地域は減っているところが多いです。
家庭の支出に対する教育費の割合 3%→4%→6%
子どもの数が減っている分、1人の子どもにかける教育費の額は増えているのです。塾としてはありがたい限りです。
成績を上げるってこういうこと
- 2013年5月4日 3:37 PM
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小6・中3の受験生は、入試が始まるまで、残り8ヵ月余りとなりました。ついこの前、生徒たちに「あと1年切ったぞ!」とか言っていたのに、月日が経つのは本当に早いです。
生徒たちはだいぶ受験生らしくなってきましたが、まだまだもの足りないのです。特に、目標とする志望校に対して成績が大幅に足りない生徒は、今のままではダメだということです。偏差値は(受験生の中での)相対評価ですから、みんなと同じことをやっていたのでは成績は上がりません。現状維持がいいところでしょう。逆に言えば、成績が横ばいで推移している生徒は、それなりには頑張っているということになります。
ましてや、1年間で偏差値を10も20も上げるためには、並大抵のことをしていたのでは間に合いません。私の今までの経験でも、1年間で偏差値で20~30くらい上がって、1年前では夢だったレベルの学校に奇跡の合格を果たした生徒は結構います。その生徒たちの顔や1年間の取り組みを思い出すと、いくつかの共通項があることに気づきます。
まず1つには、どんなに成績が足りなくても、点数を取れなくても、絶対に諦めなかったこと。〇〇中学・〇〇高校に絶対に合格したいという思いが強く、そのことを口に出したり、復習ノートに書いたりして、公言していることが特徴です。成績が悪いから恥ずかしくて志望校を口に出せないというようなレベルでは、その学校を受けられるレベルまでには成績は上がらないのです。
中には、志望校の過去問に初めて取り組んだ時に、1桁(中には0点も!)や10点台の点数を取ってしまった生徒もいました。その時に、「本当に悔しい!」、「どうしても点数を取れるようになりたい!」という思いを強く持てるかどうかがポイントのような気がします。その場でボロボロ涙を流したり、一晩中泣き明かしたような生徒もいました。でも、次の日には、「絶対に合格したいので諦めたくない!」と言って、頑張り出すのです。点数を取れなかった時に、冷めているようでは成績は上がりません。
2つ目は、やはり勉強の量で他の生徒たちを凌駕している生徒が多いです。とても素直で、こちらがやれと言ったことはすべてパーフェクトにこなす(少なくともこなそうとする)ことも特徴です。とにかく勉強量(時間ではない!)が半端ではないため、秋以降は私が勉強をセーブさせていたような生徒もいます。ほっとくと、寝ないで朝まで勉強を続けてしまったりするのです。保護者の方から、「何日もほとんど寝ていなくて心配なので何とかしてください」と頼まれて本人と話をすると、「だって、私は〇〇に合格したいんですよ。何で勉強を止めなきゃいけないんですか!?」と、逆に私がすごまれてしまった生徒もいました。
それだけの勉強を続けていると、受験に行く時に、「1年間自分ほど頑張った生徒は他にいない」というような自信を持てるようになります。その自信は、本番で大きな力につながるのです。
1年間でびっくりするくらい成績を上げるって、こういうことなのです。簡単に言うと、どんなに成績が足りなくても、志望校に絶対に合格すると決めて、やるべきことはすべてやりきるということです。このレベルの戦いをしていかないと、1年間で偏差値が20も30も上がることは絶対にありません。
以下のサイトは、他の塾での大学受験の例ですが、そのあたりのことがとてもよく伝わると思うので、シェアさせていただきます。興味がある方はぜひ読んでみてください。
「学年でビリだったギャルが、1年で偏差値を40あげて日本でトップの私立大学、慶應大学に現役で合格した話」
http://storys.jp/story/2096
たまには映画でも…<その2>
- 2013年5月2日 12:48 PM
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昨日は完全にオフだったので、買い物ついでに映画館に足を運びました。最近は仕事が一段落ついて少し時間に余裕がある時は、なるべく観に行くようにしています。家でテレビやDVDを見ることもありますが、話題となっている映画はリアルタイムで見たいですし、何と言っても臨場感が違うので、私はやっぱり劇場で観るのが好きです。
昨日は月初日でしたが、ファーストデイと言ってすべての映画が1000円で鑑賞できる日なのです。この日を逃す手はありません。みんな同じことを考えているのか、(GWとは言っても)平日の昼間なのに結構混雑していました。
何を観るかは、ほとんどフィーリングです。あまり脈略がありません。話題となっているものはなるべく観るようにしていますが、幅が広いです。どちらかと言うと、洋画の方が多いです。
最近観た2本をご紹介します。
「テッド」
子どもの時いじめられっ子だった少年が、クリスマスプレゼントに両親からもらったクマのぬいぐるみ(テディベア・通称テッド)に魂が宿り、一緒に生活をするようになるというお話です。ここだけ読むとファンタジーだと思う方もいると思いますが、実は全然違います。
クマも主人公と共に歳をとってしまうんです。これだけでも、ちょっと不気味ですが、大人となったクマは超問題児(?)。様々な場面で問題を起こし、主人公に迷惑をかけます。しかし、主人公はどうしてもテッドと縁を切れず…
ドタバタのコメディで、とにかく笑えるので、気分が落ち込んでいる時や退屈な時にお勧めの映画です。しかし、友情や人生についてもしっかり描かれていて、最後にテッドが誘拐されて主人公が助けに行く場面は、感動的ですらあります。(泣いている人もいました…)
しまった、大事なことを忘れていた… この映画R15指定で、小中学生は観ることができないのだった! 自由奔放な大人になったテッドは、ちょっと過激なことをあっちこっちでやっちゃうのです。最後には、テッドの身にもちょっと残酷なことが起こるし… しかし、テディベアの物語なのに、子どもが観られないのって、ちょっと変じゃないですか?
「図書館戦争」
有川浩さん原作の同名の小説を映像化したものです。アニメもありましたが、やはりこれは実写がいいですね。
簡単に言うと、本を読む自由についての壮絶な戦いです。有害図書や国にとって不都合な本や文書を始末したい国の手先機関と、本を読む自由を守るために結成された「図書隊」との間で、バトルが続きます。バトルって、本当に武装してドンパチやっちゃうんです。図書隊は普段から自衛隊のような訓練を積んでいるのです。
そんな非現実的な…と感じる方もいるかもしれませんが、我が国や世界の歴史を紐解いてみると、これに近いことはたくさんあったのです。禁書を読んだり書いたりするために、命をかけた人々がいたおかげで、今私たちが自由に本を読むことができるのかもしれません。本の虫の私にとっては、いろいろ考えさせられるテーマでした。
まあ、しかし、あんなに戦闘場面を描く必要があるのか?という疑問は私も持ちました。知らない人が一部だけ見たら、戦争映画だと思うかもしれません。
V6の岡田くんと榮倉奈々さんが好演。この2人の好演によって、アクションシーンだけでない人間模様が深く描かれています。榮倉さんは、私の中ではまだ「黒の女教師」のイメージのままなのですけど。この映画の中でも、「愚か者!」が炸裂する場面がありました…
昨日リフレッシュしたので、今日はバリバリ仕事しています。
午前中は、銀行に行ったり、事務的な仕事を片づけました。この後も、保護者面談2件、補習もありますし、コンサルの仕事も入っています。夜は飲み会もあり、なかなかハードな1日です。頑張るぞ!
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