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ごどもの日に「少子化」について考える

  • 投稿者: gs_staff
  • 2013年5月5日 1:09 PM
  • 未分類

今日は5月5日、こどもの日です。祝日のため正規の授業はありませんが、大学生の就活が佳境を迎えているため、その対応で大忙しです。

こどもの日に合わせて、総務省が様々なデータを発表しました。少子化の状況は、予測されている以上に進行していることが見て取れます。今生まれてくる子どもの数がどのくらい少ないかと言うと、団塊の世代(60代前半)と較べると1/3、第2次ベビーブーム(40代前半)の頃と較べても半分程度なのです。結果、いわゆる子ども(14歳以下)の割合が、13%まで下がってしまいました。50年前には30%、25年前には22%だったので、いかに急激に子どもが減ってきているかお分かりいただけると思います。

今後も、この割合はどんどん下がっていくことが確定的です。ただし、その要因をきちんと分析している記事や書物を目にすることはあまりありません。
もちろん、晩婚化・未婚化や、それに伴う出生率の低下は原因の1つではあります。現在、生涯未婚率は、男性で2割、女性で1割を超えています。女性の平均出産年齢も30歳を上回りました。結果、出生率(1つの家庭で生まれる子どもの数の平均)は1.3程度まで下がっています。(ちなみに、1950年頃は、4.0を超えていました)
ただし、この出生率は、1960年頃にはすでに2.0を切っていたのです。今では信じられないことですが、当時の政府は、(中国ほどではないにしても)少子化を推進していたのです。人工中絶が法的に認められたり、「明るい家族計画」という標語をあちこちで目にしたのもこの頃です。その後ジワジワ下がり続けていますが、ここ数年で出生率が大きく減ったわけではないのです。

では、なぜここまで急に子どもの数が減ったのでしょうか? 理由は簡単です。親の数総体がどんどん減っているからです。今の20歳代後半くらいから急に人数が減ってくるわけですが、この世代が今後結婚して親になっていくわけです。出生率が同じだとすれば、子どもの数はさらに減っていってしまうのです。
政府はここ数年、少子化担当の部署を作って、様々な対策を立てていますが、内容を見るとほとんどが出生率を上げるための施策です。単純な計算ですぐに分かることですが、例えば出生率が1.3から1.5に上がったくらいでは、少子化の波の歯止めにはまったくなりません。2.0を超えてくると多少変わってきますが、それでも人口は減ってしまいます。
30年後のことを考えると、労働力人口の不足、経済の衰退、年金の破綻、介護施設等の不足等、様々なことがもう待ったなしの状況だと思われます。今までに議論されていないレベルのこと(例えば労働力世代の留学生や移民の受け入れ等)を検討していかないとならないはずですが、一向にその気配はありません。

それ以外に総務省が発表しているデーターをいくつか…(50年前→25年前→現在)

1世帯の人数 4.5→3.2→2.6 
少子化と共に、核家族化が進行しています。1人暮らしや夫婦だけの世帯の割合が増えていることも影響しています。

大人の1ヵ月の労働日数 24→22→19
週休2日制の拡大もありますが、非正規雇用の割合が増えていることも影響しています。こういう都合の悪いことは総務省は決して言いません。

小学校の1クラス平均人数 42→33→25
これも、都会に住んでいる方には???な数字でしょう。地方の過疎化により、数人程度のクラスの割合が増えているからです。都市部でも、子どもの数の減少に学校の統廃合が追いついていない地域は減っているところが多いです。

家庭の支出に対する教育費の割合 3%→4%→6%
子どもの数が減っている分、1人の子どもにかける教育費の額は増えているのです。塾としてはありがたい限りです。

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