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我が子の将来の幸せのために<その6>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2026年10月5日 10:25 AM
  • 未分類

<子どもたちが将来幸せになるために、今後身に付けるべき力>

④自己肯定感・自己重要感

これはとても大きいです。極論を言えば、これさえしっかり持てていれば、将来どんなことがあっても頑張って行けるような気がします。しかし、学校や塾で子どもたちの様子を見ていると、そこそこ成績が良かったり、スポーツが万能だったり、集団の中で活躍しているような生徒でも、ここがとても弱いように感じる場面が多いです。先進国の中で、日本の子どもたちの自己肯定感はとても低いというデータを目にする機会が多いです。データの取り方や、謙虚な国民性が影響している可能性はあると思いますが、総じて自分に自信がない子どもが多い(増えている?)のは間違いないと思っています。

何でかな?というところを常に考えているのですが、日本は様々な場面で他人との競争・比較を相対評価でされてしまう場合が多く(受験がその最たる例でね…)、どうしても上には上がいるので、他者との比較において自信を持てない場合が多いのだと思います。あとは、親や教師等、周りの大人の接し方にも問題があるのは間違いありません。(これは、親としても塾講師としても、自戒を込めて書いています) 心理学の専門用語を使ってしまいますが、子どもに対する様々なストローク(声かけや態度等)が、条件付きになってしまっていることが多いのです。分かりやすく言うと、「テストで点数を取れたり、何かで成果を出した時は褒めらけるけど、失敗したりやるべきみとをやらなかった時は、人格・存在を否定されたように感じる」というような場面が多いのだと思います。これを、「条件付きのストローク」と言います。褒めるのはプラスのストローク、叱るのはマイナスのストロークです。特に親は、「無条件のプラスストローク」を子どもに与え続けなくてはなりません。「生まれてくれてありがとう」「あなたがいてくれるだけで幸せ」「悪い成績を取ったって、あなたの価値が下がる訳じゃないのよ」というやつです。子どもが非行に走ったり、問題行動を起こしたりする時は、親のここの反応を試しているというのが心理学的な通説です。(別解釈もあります) 気を引きたいという気持ちに加えて、「悪いことをした俺でも親は愛してくれるのかな…?」ということを試しているのです。親の反応としての正解は、問題行動やテストで成績が下がった時に、その行為や勉強不足等の行動については叱ったとしても、その子の存在自体は否定しないということになります。「悪いことをしても、どんなに成績が下がっても、あなたのことは大好きよ」ということです。うーん、これがなかなか難しい…(苦笑)

本来の意味の自己肯定感・自己重要感というのは、「何かができた」とか、「何かの分野でとても優秀だ」とかいうことにより得られるものではありません。まぁ、何か1つでも、「これだけは誰にも負けない!」という才能があれば、それに越したことはない訳ですが、ほとんどの子どもたちが(大人も)なかなかそれを見つけられなくて、試行錯誤をしているのです。本当の意味での自己肯定感というのは、自分の存在についての自己評価です。「自分はこのままの自分でいいんだ」「ありのままの自分でもみんなに愛されてるいる」「生まれて来てよかった(お父さん・お母さんありがとう!)」と心の底から思えているような状態です。ここは、やはり子どもが小さい時からの親の関わり方の影響が大きいのは間違いありません。

<結論> 子どもが思うように育ってくれないと感じた時の親の反応がとても大きいと思います。悪いことをしたり、受験勉強や習い事で思うように頑張れなかったり(結果が出なかったり)した時に、その行為・取り組み等について、叱ることは悪いことではありません。(というか、本気で真剣に叱れるのは親しかいないのです) ただし、子どもの存在自体を否定するような言動には十分に注意してください。どうしても我慢できなくなったら、我が子が生まれた時のことを思い出してください。(私は、4人を初めて抱っこした時の写真をよく見返します笑) 子どもが小さい時から、失敗を恐れずにチャレンジするようにさせたいですよね。そのためには、失敗した時の親の対応がとても重要になります。失敗したことを頭ごなしに叱ってだけいたら、もう子どもはチャレンジしなくなってしまいます。それにより、自己肯定感は下がって行きます。我が子が、今現在はもちろん、将来こういう「自己肯定感」を持って生きていけるかどうか、親が真剣に考えてみる必要があると思います。

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