- 2026年10月4日 1:33 PM
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<子どもたちが将来幸せになるために、今後身に付けるべき力>
➂他人と「普通に」コミュニケーションを取る力
何か当たり前のことを書いていると感じた方が多いと思います。しかし残念ながら、大人になってもこれができない者が結構います。特に、就活や婚活のところの支援をしていて、そのことを感じることが多いです。基本的なところのコミュニケーションが取れないので、就活で何社受けても、婚活で何人とお見合いをしても、なかなか決まりません。お見合いが終わった後に、相手の仲人からお断りの理由を聞いて、私が「あちゃー」と頭を抱えたことは数え切れないくらいあります。
これは、偏見ではなく男子に多いのが特徴です。(お見合いや交際がうまく行かないのは、男性側に問題があるケースがほとんどです。女性側の「理想が高すぎる問題」もありますが…) 非常に分かりやすく言うと、こう言ったら相手がどう思うかとかにまったく鈍感で、延々と1人でしゃべり続けたり、相手の言ったことに対して的確に返しができなかったり、そもそも何のためにそこに行ってるの?ということを理解できていないようなケースすらあります。そんな状況なので、相手に気に入ってもらうとかそういう以前の段階で、検討の土俵にすら乗れないで終わってしまいます。(おそらく就活の採用試験でも同じような状況だと思います)
で、昔のことを思い出してみると、「やはり小学生・中学生の頃からそうだったな…」と言う結論になります。なので、子どもの頃から意識してこの力を伸ばしてあげないと、将来困ってしまうことになるというのが私の中での結論です。受験勉強の過程で、塾で日々子どもたちと様々なやり取りをしている訳ですが、やはりここに難がある生徒は、成績を上げるのがなかなか難しいです。指示や発問に対するリアクションもそうですが、質問や相談に来ても、何を言いたいのか分からなかったり、受験校や将来の夢について話をしても、会話のキャッチボールが成り立たない生徒は結構います。(やはり男子に多いです) それがそのまま、中学校での内申点に直結します。きちんと意思表示やコミュニケーションが取れない生徒は、様々な場面で損をしてしまうことになります。
保護者の方も含めて三者面談をすると、共通項があることに気付きます。きちんとコミュニケーションを取れない生徒は、本人に質問しても自分の言葉で答えようとしません。ほぼ全員に共通するのは、何か聞かれる度に、隣の親の顔を見ることです。その度に、「あなたに聞いているんだから、あなたがあなたの言葉で答えて」と言うようにしていますが、ここの習慣はそう簡単には直りません。おそらく、小さい頃からずっと親の顔色を伺うことが染み付いてしまっているのです。まず、親が意識と行動を変えないとダメだということです。「うちの子は、私がいないと1人では何もできなくて…」と言った(考えた)ことがある方は、要注意です。
コミュニケーションというのは、聞いて答えるという部分になる訳ですが、私が感じているのは、その前の段階に問題がある場合が多いということです。アンテナというか、感性というか、相手がどんな気持ちなのかとか、こうしたらこうなるというような想像力の部分が著しく欠如しているのです。なので、悪気なく問題発言をしてしまったり(いわゆる「間が読めない」というやつです)、相手の気分を害してしまったりすることになります。この部分も、子どものうちから訓練すれば、ある程度は鍛えられます。ただし、高校生・大学生くらいになって、それが体に染み付いてしまったら、なかなか改善は難しいです。婚活の支援をしている30代・40代の教え子(これは男子も女子も)で、コミュニケーションに問題があるのでそれを何とか改善させようと(私が)頑張るのですが、途方に暮れてしまう場合が多いです。何を言われているのか分からなかったり、頭では理解できても同じ行動を繰り返してしまったり… 遅くても中学生(高校受験)くらいまでに、意識してここを変えてあげる必要があると思っています。
私の経験で言えば、社会に出た後は、「他人と初対面で仲良くなれる力」がとても重要だと思います。自慢ではないのですが(と言って自慢していますね笑)、私はここがとても得意だと思っています。塾に初めて来校してくれた保護者の方とお話ししている様子を周りの講師たちが見て、「前からの知り合いだったんですか?」と言われたことが何度もあります。幼稚園や小学校のママ友たちとも、初対面で旧知の仲のように会話をすることができます。まぁ、仕事柄他のママたちと話をすることに慣れているからということはありますが(他のパパたちが初対面でそんな感じで話をしているのは見たことがありません)、性格もあると思いますし、人生経験を積んで怖いものがなくなったと言うか、やはり周りの保護者・ママ友たちが私よりずっと年下になってしまった(そりゃそうだ)ことも大きいだろうと思います。つい初対面の人にタメ口を使ってしまって、妻に叱られたこともあります。「ちょっと馴れ馴れし過ぎるよ!」と…(苦笑) GSでは私の上司はいませんが、学校でも上司にあたる校長・副校長がほとんど年下になってしまっているので、確かに口の利き方が馴れ馴れし過ぎる・失礼過ぎると思い。ちょっと反省しているところです。「おっ、校長! 元気っすか?」とか…(ほんとすみません…) でも、この部分のスキルによって、私(会社)も得をしているし、相手にとっても利益になっていることは多いと感じています。妻と我が子たちやGSの講師たちは、どちらかと言うとシャイで「人見知り」のタイプが多いようです。もったいないなぁと思うことが多いのですが、妻に言わせれば、「それが普通で、あなたがデリカシーがなさ過ぎるの! 何で知らない人に普通に話しかけてるの?」ということだそうです。あれ? 結論はどっちなんだ…?(笑)
<結論> 我が子が、周りの友だち・先生・周囲の大人と、自分の言葉できちんとコミュニケーションを取れるように、まず親がその意識を持つことが重要です。学校や地域の関わりの中で、そういう場面を極力増やすのがいいと思いますが(やはり塾やスポーツクラブが最適です)、親にはその役目はなかなかできません。なので、信頼できる人にお願いして、その力を引き出してもらえるような環境に身を置かせることが必要だと思います。(お金と労力はかかりますが、将来我が子がコミュニケーションに難を抱えて生きて行くことを考えれば、安いものだと思います)
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