- 2026年10月2日 9:00 AM
- 未分類
ここ数日、何人かの保護者の方やママ友に言われたのは、「我が子が将来幸せになれるために、勉強以外で今後必要な力を言語化してくれ」ということでした。ブログを愛読していただいているからこその反応なので、とてもありがたいのですが、「そんな無茶な…」というのが正直なところです。でも、とても重要なことなので、ちょっと頑張ってみようと思います。40年に渡って、教え子たちのその後の動向(幸せそうか、そうでないか)を追い続けている私にしかできないことがあると思いました。実は、このテーマで書籍の出版の話があります(印税や買取条件等)条件が折り合わずにペンディングになっていますが、今後(別の出版社も含めて)再度オファーが来たら前向きに考えたいテーマです。
この昔の教え子の動向について、私が気をつけなくては…と思っているのは、「生存者バイアス」の存在です。(この用語の意味が分かるでしょうか?) 卒業して何十年も経ってから、SNSで連絡をくれたり(私の名前で検索すればすぐにどこで何をしているか分かりますよね…)、会いに来てくれたりする教え子は、どちらかと言うと「今幸せな生活を送っている」ケースが多いはずです。結婚相談所に駆け込んで来るような教え子も(30代前半の女子が多い)、仕事やそれ以外の部分では幸せそうな者が多いです。カウンセリングルームやFPの方に相談に来る教え子は、本当に困っている場合が多いのですが、数としてはとても少ないです。よって、「私の昔の教え子たちはみんな幸せそうに生きている」という印象がありますが、それは「勝者の論理」なのかもしれないということです。仕事や結婚、人間関係のところで行き詰まって(家族との関係で悩んでいる者が多い)、誰にも相談できずに(もちろん私にも)、悶々としている教え子も結構いるのだろうということは想像しなくてはならないと考えています。
そのあたりを踏まえた上で、真剣にまとめてみようと思います。1日1つのテーマのみに絞って書いて行きます。
<子どもたちが将来幸せになるために、今後身に付けるべき力>
①自分で判断して自分で行動を起こすこと
子どもの頃は、親や周りの大人が何でもお膳立てをしてやってくれた訳ですが、(当たり前のことですが)将来社会に出たり、結婚して家庭を持ったりしたら、自分1人で考えて決めて行かなくてはいけません。人生の、岐路の選択もそうですが、毎日の仕事や生活の中でも、決断→行動→分析・反省→次に向けての修正等を日常的にして行くことになります。この時に、自分で決断することから逃げたり、すぐに行動を起こすべきことなのになかなか起こせなかったりしていると、後ににって後悔してしまうケースが多いです。逆に、行動を起こしちゃいけない時に起こしてしまう場合もありますが、これは前者に較べるとまだ救われると思います。とにかく、人生の大事なことに対して、「誰かがどうにかしてくれる」という感覚が染み付いてしまっていて、自分で行動を起こすべき時に起こせないというのが、とてもまずいです。残念ながら、30代・40代になっても、正にこの状態の元教え子たちが少なくないのです。特に結婚・出産・子育てのところでそうなってしまっている者が多いのですが、婚活の過程や、結婚してからのパートナーとの関係を聞いて、唖然としてしまうことがよくあります。「決めるのが怖い」という感じならまだいいのです。その点について背中を押してあげれば、行動を起こすことができるようになるからです。そうではなくて、自分の人生が何か他人事で、「人生がうまく行かないのは誰か(特に親)のせい」、「そのうちきっと白馬の王子様が迎えに来てくれる」「幸せの青い鳥がきっと飛んで来てくれる」というようなことをずっと(真剣に)信じているのです。自分ではそのための行動を何も起こしていないのに…
<結論> 子どもの頃から、大事な局面ほど、子ども自身が自分で考えて決断し、決めたことは自分で責任を持って取り組むように、意識してやらせるようにすること。親が決めたり、やってしまう方が楽なのですが、そのしっぺ返しは、将来必ず来ます。自分で何も決められない、自分の力では何もできないような大人にしてはいけません。
と書いていて、これは難しいだろうなーと感じました。我が子たちのことを考えた時に、このレベルのことをやらせる自信はありません(苦笑)。なので、「決める練習」を一緒にするのがいいと思います。メリット・デメリット等を一緒に整理して考えて、子どもに決めさせるようにする。ただし、重要な決断で間違うとまずい場面では、再度相談して修正する。(間違えても大して影響がない場合はそのまま進める手も…) その際に、決断のポイントはどこなのか、どういう影響があるのか等を一緒に話し合う。これなら(ちょっと時間はかかりますが)我が家でもできそうです。いずれにしても、近い将来、自分で考えて自分で決断し、自分で行動して、結果について自分で責任を取らなくてはならない時が来るんだよということを、しっかり親の言葉で伝える必要があるのだと思います。
(次回に続く…)
- 新しい: 我が子の将来の幸せのために<その4>
- 古い: 受験生は塾の授業がない日に差がつきます!
コメント:0
トラックバック:0
- この記事のトラックバック URL
- https://www.gssk-h.com/blog/wp-trackback.php?p=24658
- トラックバックの送信元リスト
- 我が子の将来の幸せのために<その3> - GS進学教室 より

